ソフトバンクは16日、加入から3年目以降であれば契約解除料が発生しない料金プランを、2016年6月1日から新設すると発表しました。同時に、2016年3月末以降に契約期間が満了する利用者に対して、2年契約の料金プランを解約する際の解約料金が発生しない月(以下解約月)を、1ヶ月から2ヶ月へ拡大するとのことです。
新設された契約解除料が発生しない料金プランは以下のとおりです。
料金プラン | 月額料金 (新しい2年契約プラン適用時) | |
基本プラン | ||
スマ放題 | 通話し放題プラン | 3,000円 |
通話し放題プラン(ケータイ) | 2,500円 | |
スマ放題ライト | 通話し放題ライトプラン | 2,000円 |
新設された料金プランは、通話し放題プランが対象となっていますが、既に通話し放題プランに加入中の方が利用する際には、新設されたプランへ切り替えが必要となります。この場合、加入から3年目以降(25カ月目以降)に契約解除料が発生しなくなる点に注意が必要です。
また、解約月を1ヶ月から2ヶ月に拡大したプランは以下のとおりです。
SoftBank | ホワイトプラン、通話し放題プラン、通話し放題ライトプランなど |
Y!mobile | スマホプラン、ケータイプランSS、ケータイプランなど |
解約月を拡大したプランの料金は従来と変わらず、7日にNTTドコモが発表した(過去記事)解約月の拡大に横並びした内容となっています。
契約解除料が発生しない料金プランは、一見すると利用者の声に答えたとも見て取れますが、通常の料金プランに比べ割高であるため、契約解除料の一部を毎月積み立てているとも見て取れます。
利用者からも賛否を呼ぶことが予想される今回の発表ですが、他社の動きを含め利用者や兼ねてより携帯電話料金について指摘をしてきた総務省の動向も注目されます。
[ソフトバンク]
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