桜田のり、深く反省する。
- § 主な登場人形紹介(スマホでAAがずれている場合ここをタップすると直るかもです)
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|: : /|: : ∧: : ',: : i 【第3ドール 翠星石】 スマホでのAAのズレを気にする乙女の鑑ですぅ!
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|. i ! i ! i i ',:::::〈 【第5ドール 真紅】 非の打ち所の無い究極の少女アリス。非の打ち所が無い。
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|.i { } ! ! i 【第6ドール 雛苺】 桜田家の最終秘密兵器。いつまでも秘密のままなのです。
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【第1ドール 水銀燈】 週一で真紅にお腹を殴られるのが仕事の最凶逆十字。
【第2ドール 金糸雀】 純金積立に興味がある。
【第4ドール 蒼星石】 自室の冷蔵庫には軟水か炭酸水しか常備されていない意識高い系ポエマー庭師。
【第7ドール 雪華綺晶】 ゆるふわ愛され系グロテスク。右目から白薔薇が生えてるとか人形だから許される。
【第8ドール 珪孔雀】 男の子同士がなんやかんやするアレに興味がある。
【槐ドール 薔薇水晶】 『ジュン×鳥海』か『鳥海×ジュン』かで珪孔雀と半日ほど議論した。
- § ある朝の桜田家のリビングにて桜田姉弟だけの内緒話
のり「お姉ちゃんもよく考えた結果…、真紅ちゃん達は本当に可哀想だと思うけどジュン君…」ヒソヒソ
ジュン「そうだよな。このままずっと家に置いとくわけにも。僕にも限度ってものがあるし…」ヒソヒソ
のり「でも、いきなり全員っていうのもねぇ」
ジュン「うん、まずは一人目…誰からイかせるか」
- § リビングの扉の外側で盗み聞きしていた三馬鹿薔薇乙女
雛苺「あ、あわわわわわ…」ガクガクブルブル
翠星石「こ、これは…? この会話はまさか?」
真紅「何という事。これは間違いなく、私達を捨てる相談!」
雛苺「ひ、ヒナ嫌なのー! 捨てられたくないなのー!」
真紅「落ち着きなさい雛苺!」
翠星石「そ、そうですよ! まだ本当に捨てられると決まったわけではないですぅ!」
真紅「取りあえず私の部屋に戻りましょう。この場所で騒ぐのはまずいわ」
雛苺「あややややや…」
- § 真紅が自分の部屋だと主張し続けるジュンの部屋
. な 捨 ヒ な 捨
. い て ナ い . て
な ら <⌒¨¨¨¨'ー一'¨¨¨¨¨¨⌒> : の ら
の れ /了 /⌒\ }\ : } れ
. } た / \ {___// } \____厂 \ .{ た
{ く / |/ { { ノノ} \厂 ̄ \ : く
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翠星石「ええい! いつまでも泣いてないで、しっかりしろですチビ苺」
真紅「人はいつかお人形遊びを卒業して大人になっていくものよ。
ただし一部の人間は、大人のお人形遊びへと発展する可能性が無きにしも非ずだけど」
翠星石「いずれ来るべき日が、ついに来た…。それだけですぅ」
雛苺「そ、そんな! 翠星石達は平気なの!? ジュンに捨てられちゃうかもしれないのにぃ!」
翠星石「平気ではないです! ですが…」
真紅「私だって胸が張り裂けそうよ! でも…」
雛苺「…でも?」
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| 捨てられるのは、この中の一人だけですし~ ...| 常識的に考えて、捨てられるのは……
\___________________ | 不人気かつ役立たずで穀潰しの雛苺っしょ
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|: : : :.i 「 、_,、_, ハ `|八 (_人_) .| |iV´l i
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|: : : :.| |:::{{ 〈_,小〉}二ニ}: ! 」_l./´f人_ >、:::_.ノ_| | |
l: : : :.L.」::::ヾ__/_」_l,リ::::::ノ: :! 〉=L_::ニ∠.\:::::::,〉=r':〉 l l
雛苺「みょわわっ! 二人の悪意が見えるようなのーっ!」
翠星石「そ、そんな事ないですよ~」
真紅「ええ、ただ可能性として一番ありえそうな事を考えていただけ。なんてったって雛苺が一番厄介で迷惑だもの」
雛苺「ジュンに迷惑かけているのはヒナだけじゃあないはずなの!
真紅なんて、いっつもジュンに暴力振るったり、熱々の紅茶をぶっかけてるのよ!」
真紅「私のは下僕に対する愛の鞭よ。痛みや苦しみを分け与える事こそが愛なのだわ」
翠星石「うーん、サディズム全開ですね真紅」
真紅「翠星石こそ、事ある毎にジュンに攻撃しているじゃあないの。
アミバみたいに『新しい秘孔を見つけたから試させろ』ってジュンのツボを滅茶苦茶に押したり」
翠星石「いやいや、翠星石のはツンデレで許される範疇ですよ。それに比べたらチビ苺ときたら
ジュン登りに何度も失敗して、チビ人間の首にアメフト選手並みの負担をかけまくりです」
雛苺「ひ、ひどいの! ヒナ、そんなに失敗なんかしてないのよ、多分…」
翠星石「まあ、チビ苺は捨てられてもケンドー柏葉の家に居候すればいいじゃあねーですか」
真紅「今ならオディールも来日してホームステイしているわよ、あそこに」
雛苺「そういう問題じゃあないの! ジュンに捨てられたという事実は消せないのよ!」
翠星石「ぬうう、食い下がるですねチビ苺」
真紅「今のジュンはお父様代理みたいなものだからね。捨てられた際の雛苺の精神的ダメージは確かに計り知れない」
翠星石「ですが、蒼星石なんて桜田家の負担を考慮して元マスターのおじじのとこに住んでいるんですよ」
雛苺「蒼星石はただ単にお屋敷でのブルジョワ生活が好きなだけなの!」
翠星石「うぐっ、見抜いていたですか」
真紅「巻かなかった世界の大ジュンの所へ行ったらどう? 雛苺」
雛苺「大きいジュンの部屋には雪華綺晶がいるの…。ヒナ食べられちゃうかもしれないの」
翠星石「このワガママ苺めが、ですぅ! そんな事だからテメェは捨てられるんです!」
雛苺「うゆゆっ! ひ、ひどいの! さっきからヒナだけが捨てられると決め付けて!」
ジュン「何をギャーギャー騒いでいるんだ? お腹でも減ったのか」ガチャッ
真紅「ジュン!?」
翠星石「聞き分けの無いチビ苺が騒いでいるんですぅよ」
ジュン「雛苺が?」
雛苺「ッ!? ち、違うのよジュン! ヒナはただ…っ!」
ジュン「しょうがないなぁ、ほら、オヤツにはちょっと早いけど苺大福食べるか?」スッ
雛苺「えっ?」
ジュン「冷蔵庫に一つだけ余っていたから、持ってきたんだよ」
翠星石「えー? チビ苺だけにオヤツですかチビ人間?」
ジュン「いいだろ、雛苺は妹なんだからさ」
雛苺「ヒナだけに…、うにゅーを…?」
ジュン「そうそう、遠慮なんかしなくていいぞ」
雛苺(こ、これは何かおかしいの! ジュンが優しすぎるの。まさか…捨てる前に最後の良い思い出をヒナに!?)
ジュン「どうした雛苺? 難しい顔して? 好きだろ? 苺大福」
雛苺「え、えっとヒナ、今ちょっとお腹の調子が…」
ジュン「そうか、珍しいこともあるも
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- たまに昔のss読むと、ここに繋がる物語では絶対にないと確信できる。
どこかでスタンド攻撃を受けて時空が歪んだに違いない。