オランダのスタートアップ企業Manusは、VRコンテンツ向けコントロールグローブ「Manus VR」の開発者向けキットを発表しました。
対応するVRコンテンツに対して、能動的に操作を行えるVR手袋。プラットフォームとの接続はUSBドングルもしくはBluetooth。遅延はUSBが最大5ミリ秒、Bluetoothが最大12ミリ秒。
オープンソースのSDKが利用できるほか、Unity、Unreal、Android、C#、3DsMax、Maya向けのプラグインを用意しています。
なおManusのロードマップでは、第1四半期中にDK1の発表とOSVRでの位置トラッキングの成功を掲げ、第2四半期にはHTC Viveが採用している位置トラッキング方式『Lighthouse』への対応を謳っています。
Manus VR DK1は、2016年第2四半期に250ドルで発売し、第3四半期に出荷される見込みです。Manusは現在、目標としている800万ドルの資金調達を達成すべく、現在米国で開催中のゲーム開発者向けカンファレンス『GDC 2016』に出展中。デモ用プログラムとして、ファンタジックな世界で短いミッションをこなす『Pillow's Willow』を準備しています。