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『スタジオパルプ』が完全に『かってに改蔵』で最高だった件
コメント(3)
2016年03月20日
『スタジオパルプ』Act4
扉絵から卍解状態!
あまにもネタが豊富である。知らなきゃ分からないオブジェの数々。例えば「さのすけ」人形。元々はさよなら絶望放送で日塔奈美のCV新谷良子さんが『るろうに剣心』の相楽左之助の抱き枕が欲しいと発言したことがきっかけで作られた人形。原作『さよなら絶望先生』155話でポロロッカを果たし義務化。他の漫画に次々と登場し、ブームを巻き起こしました(一部で)。現在は新谷さんが引き取っています。
一見さんが見ればまったく意味不明のオブジェの数々。
さすがです(褒めてます)。まあ『スタジオパルプ』自体が、久米田先生のファンがさらに楽しめる作りの作品ですしね。まさに扉絵から卍解状態ともいえる。でも一番卍解してるのは役者丸ひろ子の胸元です!むむむ。今まで気付かなかったけど立派なものをお持ちで。
さて、本編を見て行きましょう。
前回「口喧嘩最強」→「キッス」→「同棲」という芸術的な流れで一緒に住むようになったひろ子と高橋(勝改蔵)。どうやらその続きのようです。激しい口ケンカの末に友情が芽生えた2人は一緒に住んでるけどただの友達。それを嫉妬の炎で見つめる小林(名取羽美)であった。
ぜったいに破局させてやる
さすが羽美ちゃん…じゃなくて小林だぜ!
あくまでも役を演じる売れない役者という設定だけど、高橋(改蔵)への愛は『かってに改蔵』と同じだね。アイスホッケー漫画が下ネタギャグ漫画になるなど、久米田作品は初期設定から変化の違いも味わいあるんですが、羽美ちゃんは久米田作品キャラで最も化けただけあります。
余談ですが、高橋が読んでる新聞は月マガ連載中の『かくしごと』3話のヘラクレスオオカブトがもし姫ちゃんが発見したらってやつですね。
高橋が読んでる新聞 / かくしごと3話
ふむ。他作品とのリンクもファンにはたまらないですな。
まあ実際に姫ちゃんが発見したら大変なことになるという想像上の新聞でしたけど。
話が逸れた。破局させたい小林は週刊誌(分春)に一緒に暮らす2人の写真をスキャンダルとして垂れ流します。でもひろ子と高橋は売れない役者。「誰だこいつ」と相手にしてくれません。そこへマスクメガネ越しでも恐ろしい表情で脅します。さすが小林!「小林(羽美ちゃん)威圧感○」である。まあ、小林帰った後に結局写真捨てられてしまいましたけど。
そんなことは知らない小林はウキウキ気分で週刊誌をチェックします。
どこにも載っておらず、揉み消されたと勘違いするのでした。
スキャンダルがもみ消された?
そのまま、ひろ子に恐ろしいバックが付いていると勘違いして暴走をはじめます。小林…彼女は一体何と戦っているんだ?そんなやるせなさすらあります。でも、これが羽美ちゃんクオリティーである。
昨今流行ってるぼっち系作品よりも遥かに前から孤高の「ぼっち」として活躍してきたのが羽美ちゃんなのだ。元祖・ぼっちである。数々の武勇伝を持つ美羽ちゃんですけど、とりわけ青春という見えない敵との死闘は涙無しでは見れませんでしたしね。
そんなこんなで、「ひろ子に強大なバックがいる」→「土下座」→「ひろ子はなんでこの人謝ってるの」→「謝るような泣かせるような事をしたんだろ」→「全米が泣いた」…という見事すぎる流れで話が転がっていくのでした。
全米が泣いたの真相は「全米」さんというおっさんが泣いたからなのでした。
わお!イッツミラクルです。しょーもないけどくだらなくて笑っちゃう展開だぞ。
全米さん
「全米が泣いた」が泣いたとは全米ひろし(43)を泣かせることだったんだよ!全米さんひとりを泣かせればCMで使えるってわけです。まったくね、本当にね、くだらないけど笑ってします。今回の『スタジオパルプ』は神回といってもいいね。すっげぇ笑える。これさテンポもノリもまんま『かってに改蔵』ですよ。
んで、猟奇的な小林登場である。
もう「あっ…(察し)」ですよ。この後の展開が!そして案の定の展開で、全米さんが自分を消そうとしてる闇の実力者と思いこみ、消される前に消しにかかります。「全米が全治5ヵ月」ですよ!
全米が全治5ヵ月
こんなん草生えるわ。
地丹が登場するオチまで含めて完璧です。いやーこれは『かってに改蔵』ですわ。主な登場人物が改蔵、羽美ちゃん、地丹の3人ですからね。その3人が集まればそりゃ『かってに改蔵』になりますわ。懐かしくもあり、切れ味もあり、文句なしに面白かった。
そういえば『スタジオパルプ』4話目ですね。
『楽園Le Paradis』は季刊誌ですから。つ・ま・り!『スタジオパルプ』は1周年なんです。おめでとうございます。
さすがです(褒めてます)。まあ『スタジオパルプ』自体が、久米田先生のファンがさらに楽しめる作りの作品ですしね。まさに扉絵から卍解状態ともいえる。でも一番卍解してるのは役者丸ひろ子の胸元です!むむむ。今まで気付かなかったけど立派なものをお持ちで。
さて、本編を見て行きましょう。
前回「口喧嘩最強」→「キッス」→「同棲」という芸術的な流れで一緒に住むようになったひろ子と高橋(勝改蔵)。どうやらその続きのようです。激しい口ケンカの末に友情が芽生えた2人は一緒に住んでるけどただの友達。それを嫉妬の炎で見つめる小林(名取羽美)であった。
ぜったいに破局させてやる
さすが羽美ちゃん…じゃなくて小林だぜ!
あくまでも役を演じる売れない役者という設定だけど、高橋(改蔵)への愛は『かってに改蔵』と同じだね。アイスホッケー漫画が下ネタギャグ漫画になるなど、久米田作品は初期設定から変化の違いも味わいあるんですが、羽美ちゃんは久米田作品キャラで最も化けただけあります。
余談ですが、高橋が読んでる新聞は月マガ連載中の『かくしごと』3話のヘラクレスオオカブトがもし姫ちゃんが発見したらってやつですね。
高橋が読んでる新聞 / かくしごと3話
ふむ。他作品とのリンクもファンにはたまらないですな。
まあ実際に姫ちゃんが発見したら大変なことになるという想像上の新聞でしたけど。
話が逸れた。破局させたい小林は週刊誌(分春)に一緒に暮らす2人の写真をスキャンダルとして垂れ流します。でもひろ子と高橋は売れない役者。「誰だこいつ」と相手にしてくれません。そこへマスクメガネ越しでも恐ろしい表情で脅します。さすが小林!「小林(羽美ちゃん)威圧感○」である。まあ、小林帰った後に結局写真捨てられてしまいましたけど。
そんなことは知らない小林はウキウキ気分で週刊誌をチェックします。
どこにも載っておらず、揉み消されたと勘違いするのでした。
スキャンダルがもみ消された?
そのまま、ひろ子に恐ろしいバックが付いていると勘違いして暴走をはじめます。小林…彼女は一体何と戦っているんだ?そんなやるせなさすらあります。でも、これが羽美ちゃんクオリティーである。
昨今流行ってるぼっち系作品よりも遥かに前から孤高の「ぼっち」として活躍してきたのが羽美ちゃんなのだ。元祖・ぼっちである。数々の武勇伝を持つ美羽ちゃんですけど、とりわけ青春という見えない敵との死闘は涙無しでは見れませんでしたしね。
そんなこんなで、「ひろ子に強大なバックがいる」→「土下座」→「ひろ子はなんでこの人謝ってるの」→「謝るような泣かせるような事をしたんだろ」→「全米が泣いた」…という見事すぎる流れで話が転がっていくのでした。
全米が泣いたの真相は「全米」さんというおっさんが泣いたからなのでした。
わお!イッツミラクルです。しょーもないけどくだらなくて笑っちゃう展開だぞ。
全米さん
「全米が泣いた」が泣いたとは全米ひろし(43)を泣かせることだったんだよ!全米さんひとりを泣かせればCMで使えるってわけです。まったくね、本当にね、くだらないけど笑ってします。今回の『スタジオパルプ』は神回といってもいいね。すっげぇ笑える。これさテンポもノリもまんま『かってに改蔵』ですよ。
んで、猟奇的な小林登場である。
もう「あっ…(察し)」ですよ。この後の展開が!そして案の定の展開で、全米さんが自分を消そうとしてる闇の実力者と思いこみ、消される前に消しにかかります。「全米が全治5ヵ月」ですよ!
全米が全治5ヵ月
こんなん草生えるわ。
地丹が登場するオチまで含めて完璧です。いやーこれは『かってに改蔵』ですわ。主な登場人物が改蔵、羽美ちゃん、地丹の3人ですからね。その3人が集まればそりゃ『かってに改蔵』になりますわ。懐かしくもあり、切れ味もあり、文句なしに面白かった。
そういえば『スタジオパルプ』4話目ですね。
『楽園Le Paradis』は季刊誌ですから。つ・ま・り!『スタジオパルプ』は1周年なんです。おめでとうございます。
楽園 Le Paradis 第20号
【kindle】楽園Le Paradis 中村明日美子・蒼樹うめ・久米田康治・木尾士目・シギサワカヤ・沙村広明・水谷フーカ・かずまこを・黒咲練導・鶴田謙二・ハルミチヒロ・位置原光Z・panpanyaなど豪華執筆陣に今号より迂闊も参戦! |