親から虐待を受けていた児童が、児童相談所に助けを求めていましたが、得られずに
自殺しました。
画像:【相模原市児童相談所】
NNN
22日に報じられた内容。
神奈川県相模原市の公立中学に通っていた男子児童(14才)は、小学6年生のときに、親からひどい
暴力などを振るわれているとして、市の児童相談所から、「虐待案件」として認定されていました。
JNN
児童相談所は、男子児童が2013年11月の中学2年生時にも親から虐待を受けていることを把握。
さらに2014年5月にも、男子児童が親の対応に耐え切れず、深夜のコンビニエンスストアに助けを
求めて駆け込み、警察官に保護されたことから、児童相談所は両親と一緒に同所に通うよう指導。
その後、親子関係の改善はみられたものの、2014年10月に両親が体調不良を理由に通うのを止め
てしまったとのこと。
このとき、男子児童は
「ボクを保護して欲しい。親と離れたい」
と児童相談所側に訴えていましたが、親の同意が得られなかったとして、児童相談所は
「緊急性はない」
と判断。
職権での保護は見送り、放置していました。
同年11月、男子児童はついに思い余って、首吊り自殺を図り、意識不明の状態で病院に運ばれ、
長らく入院していましたが、状態は回復せず、今年2月、死亡しました。
22日、児童相談所は会見を開き、
「尊い命が失われたことについては大変重く深く受け止めている。
児童への対応につとめてきた。対応は間違っていなかった。
対応と自殺の因果関係はわからない。このようなことが2度と起きないようにしたい」
NNN
と釈明しました。
果たして、児童相談所の対応に問題はなかったのでしょうか・・?
第三者などの外部組織による評価が必要と思われます。
人権とかあるからな 難しい問題だ。