「手で語る」クリストファー・ノーラン監督、作中の「手アップ」シーンをまとめてみました(動画あり)
同じ監督による映画をいくつか見ていると、監督が毎回こだわっているポイントが見えてきますよね。中にはこだわっているというよりは、執着のように感じるくらい強烈なものを感じることもあります。
「ザ・フライ」や「ヒストリー・オブ・バイオレンス」を作ったデヴィッド・クローネンバーグ監督は変形した身体、爆発する頭といった人間の身体にまつわるホラーを描くことで知られています。
クエンティン・タランティーノ監督の足フェチ、スタンリー・キューブリック監督の作品で描かれるキャラクターの視線も有名ですね。
「ダークナイト」「インセプション」と大作をいくつも手がけてきたクリストファー・ノーラン監督はどうでしょう。それは「手」なんだそうです。そんなノーラン作品で描かれる「手」の描写をコンピレーションで紹介しているのがこちらのビデオ。
このビデオを見ると人の手がどれくらい雄弁か気付かされます。今こうやってタイプしていても自分のタイピングに性格が出てるなーなんて思っちゃいます。皆さんもちょっとこの記事から顔を上げて周りの人の手を見てみて下さい。その人物の性格、年齢から場合によっては感情まで色んなことを伝えてくれると思いませんか。
source: Hands of Nolan via Vimeo
Bryan Menegus - Gizmodo SPLOID[原文]
(塚本 紺)