「組み体操」による死亡事故件数初めて明らかになりました。

画像:【組み体操】
組み体操

25日、スポーツ庁は体育祭で行われる「組み体操」について、死亡事故を含む件数を初めて発表。

小中高で年間8000件を超える事故が起きていますが、1969年以降、組み体操で死亡した生徒は

9人、後遺症の障害が残ったのが92人と明らかにされました。

また組体操以外の、数人で組む倒立や肩車でも2014年度調査で年間400人以上が骨折している

とのこと。

同庁は組体操を行う際、

〈1〉狙いを明確にして全教職員で理解を図る
〈2〉児童生徒の習熟状況を把握し、事故後は速やかに原因を究明する
〈3〉安全にできない場合は実施しない
〈4〉児童の体格差の大きい小学校は技を慎重に選ぶ
〈5〉事故事例などを現場の教員に徹底する

との基準を各学校へ通知しながらも

「どの状況でも事故は起きる。各学校の責任で創意工夫することが大切。
国が規制するのは難しい」

などと説明しました。

なお、24日には東京都が組み体操を原則禁止する方針を決定しています。

大ケガをした生徒が結構いるのは聞いていましたが、結構死者もいますね・・ Rolling Eyes

国が規制するのは難しいという判断もよくわかりません。

最悪の場合、死亡することもある危険な行為をわざわざやらせる必要性があるのでしょうか?