こんにちは、東です。遅ればせながら、Apple発表会の感想戦に参戦しました!
事前の噂通りでちょっぴり拍子抜けしたこの発表会。時間もアッサリ1時間程度で終わりましたね。iPhoneもiPadも、現行スペックのまま小さくリサイズして価格を下げた、というのが全体の印象でした。Apple Watchも299ドルと、ずいぶん安くなったので、それなら買ってみようかな、と思われた方も多いのではないのでしょうか。
なぜか日本では割高なiPhone SE。製品によって為替レートがバラバラ!
さて、期待されていた4インチモデルのiPhone SE。5/5sに近いモデルが出てくると噂には聞いていましたが、発表を見て「そのまんまやないか!」と思ったとともに、iPhoneケースの在庫を抱えていたアクセサリメーカーの歓声が(脳に)響きました。
実際、メーカーの中の人達に聞くと、「やった、在庫出せる!」という喜びの声、「うわあぁ、まとめて処分してしまったあっ!」という嘆きの声など、悲喜こもごものようです。
私にとってサイズ感は6/6sがベターではありますが、デザインはやっぱり5/5sの方が好きでした。エッジのダイヤモンドカットのきらめきも美しいし、なにより、カメラのでっぱりがない。裏面のもっさりしたプラスチックのラインもない。
改めて見ると、非常に完成されたデザインだなぁと、うっとりします。3D Touchがないとはいえ、スペック爆上がりで、SIMフリー版が399ドルから! かなり魅力的ですよね。
ただ、気になったのが日本での割高感。5万2800円〜となると、399ドルのリーズナブルな印象からずいぶん離れます。試しに為替レートとして逆算すると、1ドル132円換算。ちなみに、iPad Pro 9.7インチが112円/ドル、299ドルのApple Watichが123円/ドルと、製品によってレートがバラバラで、iPhone SEだけ妙に割高です。
iPhone SE の購入を検討されている方は、海外出張の折などに購入する手もありますね。
暖色というよりは、ノスタルジックな画面に。 iOS 9.3の「Night Shift」機能を試してみた。
全体的に大人しい印象だった発表会の中で、個人的に気になったのが、iOS 9.3で実装された「Night Shift」でした。夜間に画面を暖色に変えて、ブルーライトを低減してくれる目に優しい新機能です。
就寝時のディスプレイのライトが睡眠に良い影響を与えないことくらい百も承知で、寝落ち直前までスマホを触り続ける身としては、かなり気になるこの機能。普段iOSのアップデートには腰の重いわたしですが、リリースされた日の深夜、早速インストールしてみました。
「設定」の「画面表示と明るさ」の「Night Shift」をタップ。自動で切り替える時間帯指定と、色温度(暖色化のレベル)を調整できます。一度設定すると、下かスワイプで表示されるメニューで、オンオフ切り替えができます。色温度を「暖かく」MAXにすると、かなり強いオレンジ色に。
夜明け前の暗い部屋で試してみたのですが、輝度を限界まで下げて、Night Shiftをオンにしてみると、目に刺すような白っぽい眩しさは確かに軽減されます。とはいえ、画面から出る光の質そのものが変わるわけではないので、やっぱりどうにも眩しい。
そして、暖色、というより画面全体がセピア色に染まるので、風景写真が、妙にノスタルジックな印象になるのが面白い(笑)
今のところ、同じ眩しさなら違和感のない白い画面の方が見やすいかなぁ...というのが正直な感想ですが、安眠にきくということで、しばらく就寝時に使用してみます。