痔(じ)の手術で死亡した事故に対し、賠償が命じられました。
画像:【痔】
http://www.qmedicine.co.in/top health topics/A/Anal Fissure.html
2010年、60代の女性が四街道徳洲会病院(四街道市)で日帰りの痔の手術を受けた4日後、
下半身に激しい痛みを覚え、同病院に再び駆け込み、人工肛門を取り付ける緊急手術を受け
ましたが、その翌日に「敗血症」で死亡した医療事故。
25日、千葉地裁は同病院を運営する沖縄徳洲会と担当医2人に、計約4600万円を支払うよう
命じました。
原告側は
「手術時に医師が痔を適切に取り除かず、術後に痛みを訴えた際も血液検査を怠り、
敗血症に気づかず死亡した」
と主張。
裁判長は手術に過失はなかったと判断しつつも
「縫合不全を含む重篤な疾患の可能性を検討するためにも血液検査はすべきだった」
と判決しました。
判決を受け、病院側は
「司法の判断を厳粛に受け止め、ご遺族の負担を考え、全額支払います」
とコメントしています。
重い痔の場合、人工肛門になる場合もあるようですが、死亡は怖いですね・・