で、でっけー...大型ハドロン衝突型加速器の内部が360度ビデオで探索できます
時計や傘、写真集と様々なグッズも生み出し、子どもまでとりこにしている大型ハドロン衝突型加速器(LHC)です。
世界最大級の衝突型円形加速器として、ヒッグス粒子の発見など様々な科学の発展に貢献している施設。もちろん精密な機械ですので誰でも簡単に見学できるような場所ではありません。だからこそ数年前にGoogleストリートビューで見られるようになった時に話題になったんですね。
そんな大型ハドロン衝突型加速器を見学できる360度ビデオを、欧州原子核研究機構(CERN)が公開してくれました!実際に働いている人も写っているので、その規模の大きさがよく分かります。
ただ360度ビデオが施設内を歩きまわるだけでなく、テロップやナレーションと組み合わせて分かりやすく施設について説明してくれています。
パッと見た感じは普通の工場のように見えますが、見上げるとそこに
ドーンとそびえ立つ機械。
テロップの見せ方も360度ビデオを活かした見せ方をしていて、例えば「この施設はフランスとスイスの国境、地下100メートルに建設されました」というテロップ、地下ということでカメラを動かして見下ろしたところに表示されるよいうになっていたり。
そして当然、「こんなところ別に見せたくないだろうな」というところまで360度ビデオなら見られるわけです。
例えば撮影を担当したこちらの男性。慎重な表情でカメラを支えています。
宇宙に関して最先端の発見が生み出されているこのこの施設、是非こちらのビデオで探索してみてください。
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(塚本 紺)