転載元:のび太「ドラえもん!お願いだよ!」
ドラえもん「諦めな、そんな道具ないね」
のび太「彼女が欲しいんだよ!僕だって青春したいんだ」
ドラえもん「しずかちゃんはどうしたのさ?」
のび太「…記憶から消した」
ドラえもん「またドタキャンされたのか」
のび太「僕の事、嫌ってるよ。」
ドラえもん「そりゃ気の毒に」
のび太「最近まったく道具を出してくれないじゃないか!これが最後のお願いだから!頼むよ!」
ドラえもん「その最後ってセリフ何回目だよ」
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ドラえもん「もうすぐ六年生になるんだろ?そんな事ばかり言ってないで、少しは真面目に勉強でもしたらどうだい?」
のび太「勉強すればモテるのかい?」
ドラえもん「そりゃそうさ。例えイケメンでも学歴がなかったら女は寄ってこない。それが現実だ」
のび太「…現実はくだらないな」
ドラえもん「6年になるんだから生徒会長でも目指せばいい、今ならまだ5時間目の授業に間に合うよ?」
のび太「生徒会長ね…」
−学校−
先生「まもなく春休み、春休みが終わればみんなは6年生だ。是非このクラスから一人、生徒会長に立候補してもらいたい」
トンガリ「やっぱ立候補できるのは出木杉君しかいないでしょう」
しずか「わたしもそう思うわ」
キテレツ「……。」
先生「意見は一致しているようだな。出木杉、どうだね?」
出木杉「みんなの期待に答えられるように頑張りたいと思います。」
先生「出木杉、例の物を皆に」
出木杉「はい」
しずか「それは?ボールペン?」
出木杉「オートマチック消しゴム、手を動かさなくても自動で文字を消してくれる」
トンガリ「すげえや!試しに使ってみてもいいかい?」
出木杉「もちろん、まだ試作品ですが、さらに改良を重ね小型化の予定です。特許も出願中だ」
ウィーン
トンガリ「こいつはいいや!」
出木杉「僕が生徒会長になれば、このような便利な道具を経費で生産し、全校生徒に配布します。より勉強に力が入るでしょう」
先生「ふむ」
ウィィィ……
トンガリ「あれ?と、止まらないぞ」
ガガガガガ…
しずか「…なんか焦げ臭くない?」
ボンッ!
しずか「きゃあああ!」
トンガリ「うぎゃああ!!僕の指が…指がふっ飛んだあああ!」
生徒「救急車だー!火をけせー!」
出木杉「……」
先生「……」
先生「…出木杉、君には失望した。」
出木杉「…たいした事じゃありません、ちょっとしたミスです。すぐに改良します」
先生「たいした事じゃないだと!?」
生徒「出血が酷いな…」
トンガリ「あああぁ…」
先生「生徒会長が決まるのは2ヶ月後だ、今から改良していてはとても発表に間に合わん」
出木杉「…間に合わせてみせますよ」
先生「お前に目をかけていた私の立場はどうなる?」
出木杉「……」
先生「私の顔に泥をぬりおって!」
キテレツ「先生!生徒会長の立候補、このキテレツにお任せいただけないでしょうか!」
先生「キテレツ君、君は発明家になるのが夢だそうだな?」
キテレツ「すでに特許を取った発明品も存在します、一度ご覧になっていただけませんか?」
出木杉「君が生徒会長に?悪い事は言わない、やめとけ、荷が重い。この程度の失敗は僕の想定内さ。」
先生「出木杉は黙ってろ!」
出木杉「!」
先生「…キテレツ君、前から君の才能には一目置いていたんだよ、10分後に職員室まで来てくれ」
キテレツ「わかりました!」
出木杉「……」
−繁華街−
のび太「僕が生徒会長?なれるわけないじゃないか、うちのクラスには生徒会長候補の出木杉とキテレツがいるんだ、きっと今頃、どちらかに決まってるさ」
低学年「うぎゃああ!ゆ、許してくださいー!」
スネ夫「このバカタレが!」
ドガッ!
のび太「な、なんだ?ひでえ!スネ夫が低学年にヤキ入れてるぞ?」
低学年「ゴホッゴホッ!塾に遅刻しそうで急いでたんです…!わざとスネ夫さんの靴に泥を跳ねさせようとしたわけじゃ…!」
スネ夫「やかましい!」
ボコッ!
スネ夫wwwwwwwww
のび太「は、歯が抜けてる…!酷い事を…!」
スネ夫「この靴はな、イタリア製で日本じゃ手に入らねーんだ!慰謝料含めて5万!明日までにきっちり用意しろ」
低学年「ま、待ってもらえるなら、お、お金なら…、だからもう殴らないでください…!うぅ…」
スネ夫「金払えば済む話じゃねーだろ?俺の心の傷、オマエの歯の一、二本じゃすまねーぞ?」
のび太「……!」
スネ夫「この石を口の中につめな」
低学年「おごご…!」
スネ夫「総入れ歯で勘弁してやるぜ!」
のび太「やめろー!!!」
スネ夫「あん?」
のび太「マジかよスネ夫!そこまでやる事ないだろ!?」
スネ夫「のび太あ!誰に説教こいてんだテメエ!」
のび太「う…!」
スネ夫「最近お前、学校に顔出さねーな?もうすぐドラえもんが未来に帰っちまうんで、ショックで引きこもりかよ?」
のび太「な…?」
スネ夫「うちの親が言ってたぜ?オマエの母親から聞いたってな。もう四次元ポケットも不能らしいじゃねーか?」
のび太「で、でたらめ言うな!」
スネ夫「だ、誰の胸ぐら掴んでんだよテメー!ぐわっ!」
ドカッ!
のび太「エイプリルフールにはまだ早いぞ?スネ夫」
バキッ!
スネ夫「ゲホッ!ほ、本当だよ!お前何も聞いてないのか!?」
のび太(まさか…だからドラえもん最近道具を出してくれないんじゃ…)
のび太「オマエのようなハイエナの言うことが信じられるかー!」
スネ夫「やめろ!もう殴らないで〜!!」
ジャイアン「ほーう、だったら俺はライオンかよ?」
のび太「!!」
ボゴォ…!!!
のび太「ぐぅぅおぉ…!」
ドサッ…
スネ夫「ジャ、ジャイアン!」
ジャイアン「情けねーぞスネ夫!何をのび太相手に飲まれてんだ!」
スネ夫「ご、ごめんジャイアン…!ドラえもんの事になったらこいつ急に突っかかってきやがってさ…!ちょっと油断しちまっただけだよ…!」
ジャイアン「…」
スネ夫「タ、タバコは勘弁して…!」
ジャイアン「今回の落とし前は腕じゃすまねーな」
ジューッ!
スネ夫「あぢゃぢゃー!ま、眉毛がー…!」
のび太(ぐぐ…!一発くらっただけなのに…立ち上がれない…!!)
ジャイアン「どうした、のび太ぁ?ドラえもん無しじゃ、起きる事もできねーかよ?」
グリグリ(のび太の頭を踏みつけるジャイアン)
のび太「……!」
ジャイアン「ドラえもんの話、俺も聞いてるぜ?オマエ知らなかったのか?そんな大事な話を隠すなんてよ、あいつも冷てーよなあ?」
のび太「ドラえもん…!」
ドカッ!
のび太「ふぎぃ!」
ジャイアン「さあ!呼べよ!ドラえもんに「助けて」って叫んでみな!」
ゴスッ!バキッ!
ジャイアン「うはは!とっくに見捨てられてんだテメーは!」
ドカッ!ドカッ!
のび太「ぐうう…!」
ジャイアン「へっ!どーしたよ?かかって来ねーのか?」
ジャイアン「オメーは俺の犬だ!俺から自由になりたきゃ、俺を殺るしかねえ!」
のび太「…クズ野郎…」
ジャイアン「へっ!おうスネ夫!」
スネ夫「あいよ」
ジャイアン「オメーにもうさばらしさせてやるよ」
スネ夫「待ってましたあー!」
のび太「う…」
スネ夫「オラ!オラ!ムカつくんだよテメーは!」
ドスッ!ドス!
スネ夫「ハハハハハ!ジャイアン、こいつ、涙流してるよ」
のび太「………」
スネ夫「さっきのガキ逃げやがった、よお、のび太!財布出せよ」
のび太「……」
スネ夫「あいつの慰謝料代わりに払ってもらうぜ」
ジャイアン「2千だあ?これっぽっちかよ(笑)」
のび太「……(涙)」
ジャイアン「のび太ぁ!オマエはそうやって地面にへばりついてんのがお似合いだぜ!行くぞスネ夫」
スネ夫「ハハハ!お休みのびちゃん(笑)」
のび太「…。。。」
−校門−
コロ助「いよいよキテレツの時代なりね!」
キテレツ「フフフ…出木杉はやらかした、もうお終いだよ」
コロ助「でも気を付けるなりよ、出木杉は裏じゃそーとーヤバイ事やってるって噂なり」
キテレツ「あの秀才野郎が?」
出木杉「随分と楽しそうな話をしているじゃないか」
コロ助「!!!」
キテレツ「!!!」
出木杉「おめでとうキテレツ君。生徒会長に立候補するんだって?」
キテレツ「あ、ああ…」
出木杉「…まさか僕に勝ったなんて思ってないよな?」
キテレツ「……」
出木杉「あんなミスは時間さえあれば、どうにでも揉み消せたんだ!!」
キテレツ「…トンガリが重傷を負ったんだぞ?」
出木杉「彼は実に運が悪かった。そしてオマエも本当に運がない」
キテレツ「……」
出木杉「なぜだかわかるか?…オマエはとんでもない相手を怒らせちまったんだ」
コロ助「キ、キテレツから手を離せ!許さないなりよ…!」
キテレツ「…本性現しやがったな」
出木杉「覚えておけ、僕は君を絶対に許しはしない…絶対にだ」
キテレツ「あんたはもう終わったんだ…!諦めな…これからは俺の時代さ」
出木杉「フ…せいぜいわずかな時を楽しむんだな…」
キテレツ「…どうかしてるよあんた…手を離してくれ…」
出木杉「……」
キテレツ「…行こう、コロ助」
出木杉「………」ギリギリギリ
登場人物ほとんどクズばかりじゃねーか
しずか「出木杉さん…」
出木杉「!」
しずか「残念だったわね…生徒会長。元気だしてね」
出木杉「やあ、しずか君」ニコッ
出木杉「僕は平気だよ、生徒会長にはなれなくても…今までどうり生徒会で頑張っていくつもりさ」
しずか「応援してるわ」
出木杉「そうだ、これから図書館に寄るつもりなんだけど一緒にどう?」
しずか「ごめんなさい、これからのび太さんの家に行く予定なの」
出木杉「のび太君の?」
しずか「彼、もう2週間も学校に来てないのよ、さすがに心配で…」
出木杉「そっか…」
しずか「たけしさんやスネ夫さんも…みんな変わってしまって…」
出木杉「……」
しずか「昔みたいに、みんな仲良しだった頃に戻れたら良いのにって…最近、よく思うの」
出木杉「…人は変わるものだね」
出木杉「君は…のび太君の事を…」
しずか「……また明日ね」
出木杉「………」
出木杉「…邪魔だな…どいつもこいつも」
‐のび太家‐
ドラえもん「ええ?今日のび太君、学校に行ってないの?」
しずか「ええ…」
ドラえもん「5時間目の授業には間に合うって言ってたのに…どこほっつき歩いてるんだ」
しずか「…ドラちゃん、本当に未来に帰っちゃうの?」
ドラえもん「…!」
しずか「人伝に聞いたの」
ドラえもん「そっか…ママに話すんじゃなかった…なんでも不用意なタイムトラベルは未来に悪影響を及ぼすとか…」
しずか「…」
ドラえもん「一週間後には強制的にオサラバだよ」
しずか「その様子だと、のび太さんにも言ってないのね?」
ドラえもん「…じきに伝えるつもりだよ…もう少し黙ってて」
しずか「…わかったわ、それじゃあ」
ドラえもん「君が来た事のび太くんに伝えるよ。きっと喜ぶ」
しずか「…いいの、何も言わないで。…変に期待させちゃ悪いから」
ドラえもん「……」
しずか「じゃあねドラちゃん、…さみしくなるわ」
パタン…
ドラえもん(…のび太くん…僕がいなくなったら、君は本当に一人ぼっちだ…)
ドラえもん…
僕…君がいないと…
駄目なんだよ…。。。
ドラえもん「のび太!!!」
のび太「…!!!」
ドラえもん「良かった…!気がついた!!」
のび太「ここは…僕の部屋…」
ドラえもん「繁華街でボロボロになって倒れてた君を、キテレツ君とコロ助君が見つけて運んでくれたんだ」
キテレツ「大丈夫かい?一体誰にやられたの?」
のび太「そ、そうか…僕はジャイアン達にリンチされて……」
ドラえもん「やっぱりあいつらの仕業か!」
キテレツ「あいつら鬼畜は、まさに腐ったミカンだよ。僕が生徒会長になったら野放しにはしない」
のび太「君が生徒会長に立候補するの…?出木杉は…?」
コロ助「あいつは失脚なり」
キテレツ「そういう事で僕は選挙活動で色々忙しいんだ、失礼するよ、お大事に」
のび太「…二人ともありがとう」
‐路地‐
コロ助「なんであんな奴をわざわざ家まで運んでやったなりか?」
キテレツ「演出さ、選挙にはあいつの一票も無駄にできないからね。イメージアップにもなった」
コロ助「あの駄目人間、しずかちゃんに告白してフラれたらしいなりよ(笑)」
キテレツ「ハッまさに腐ったミカンだな(笑)、僕が生徒会長になったら真っ先に潰す予定さ。これからが本番だぞコロ助、忙しくなりそうだ」
コロ助「キテレツの時代なりー!」
−のび家−
のび太「どこに行くんだい?」
ドラえもん「…どら焼きでも買ってこようと思ってね」
のび太「そんな恐ろしい顔してかい?」
ドラえもん「…!」
のび太「ジャイアン達の所へ行く気か…」
のび太「やめといた方がいい…奴らイカれてる」
ドラえもん「……」
のび太「マジで殺されるぞ」
ドラえもん「…僕には四次元ポケットがある」
のび太「もう…それはただのポケットなんだろ…?」
ドラえもん「!」
のび太「どこにも行くなよ…ドラえもん…。」
ドラえもん(…もう君は知っているのか…)
クズ一覧
出来過ぎ
ジャイアン
スネオ
キテレツ
コロスケ
先生
‐しずか家‐
しずか「…いろんな事が変わってゆく…」
過去の写真を眺める
しずか「変わらないでよ…みんな、この写真の頃のままでいてほしかった…」
しずか「……のび太さん、どうして告白なんか…」
しずか「……。」
‐のび太家‐
ドラえもん「僕はジャイアン達の所になんか行くつもりはないよ」
のび太「……」
ドラえもん(…僕がいなくなったら…君はこんな世界で、一人で強く生きていかなければならない…甘やかしちゃ駄目だ…!)
のび太「ドラえもん…」
ドラえもん「本当の事を言うよ。どら焼を買いにいくだけだ」
のび太「…」
ドラえもん「さらに一週間後には未来にオサラバさ!二度と会うこともない、これも本当さ」
のび太「……」
ドラえもん「君の言う通りだ!このポケットはもうただのポケット!未来の道具はもう何ひとつ入ってない!」
ドラえもん「僕が君の為にジャイアン達をどうにかするとでも思ったのかい?仕返しをしたかったら自分でするんだね」
パタン!
のび太「……」
のび太「……」
その夜
−キテレツ家−
キテレツ「あ、もしもし?僕だけど、生徒会長の選挙ポスターなんだけどさ、写真部の君にお願いしようかと思ってさー」
ピンポーン
ピンポーン
キテレツ「おいおい〜生徒会長って呼ぶのはやめてくれよ〜、まだ決まったわけじゃないんだからさ〜」
ピンポーン
ピンポーン
キテレツ「ちっ、うるせえな…。おーい!コロ助ー!客だぞ!出てくれー!」
ピンポーン
ピンポーン
キテレツ「そうか…あいつコンビニ行くとか言って出てったきり帰ってきてないな…悪い、誰か来たみたいだ、また後でかけるよ」
ピッ
ピンポーン
ピンポーン
キテレツ「あー、うっせえな、今行くっての!」
ガチャッ
キテレツ「なんの用ですかー?こんな夜遅くに…」
キテレツ「うっ…!!」
ジャイアン「お邪魔するぜ!」
キテレツ「何のようだ…!ぐふっ!」
ドカッ!!
ドサーッ
ジャイアン「……」
キテレツ「な、な、何のつもりだ…!?ぐわっ!」
バキッ!!
キテレツ「う…僕を誰だと思ってる…!生徒会が黙ってないぞ…!」
ジャイアン「……」
ナイフを取り出すジャイアン
キテレツ「ちょ……」
キテレツ「や、やめろぉーー!やめてください!欲しいものは何でもやるから!た…助けて…!」
出木杉「やあ、気分はどうだい?」
キテレツ「で、出木杉…!!!」
出木杉「非常に残念だよキテレツ君、ガッカリだなあ。君とは良き友になれたかもしれない、心が痛む」
キテレツ「お、お前らいったい…?これはなんの真似だ…?!」
出木杉「…来年建設予定の第二体育館の敷地が裏山にある」
キテレツ「…な…なんだって?」
出木杉「これからはそこが君の寝床だ、安心したまえ誰にも起こされることはない。ゆっくり休んでくれ」
キテレツ「な…な…」
出木杉「束の間の優越感、楽しめたかい?」
キテレツ「世の中クズばかりだがクソッたれもいる!出木杉!お前は最低のクソだ!!」
出木杉「遺言はそれだけかな?」
キテレツ「…!!」
出木杉「剛田君、後は頼むよ」
ジャイアン「おう」
出木杉「お別れだキテレツ、次の人生を楽しみたまえ」
キテレツ「うわああああああああああ!!!!!!!」
……。。。
‐翌日‐
のび太「…もうこんな時間か…ドラえもん。」
のび太「…いないのか。」
−空き地−
スネ夫「おいおい?これっぽっちかぁ?これじゃ今時タバコ一箱だって買えやしねえ」
他校生「…ど、どうしても、今月はそれ以上は…」
スネ夫「わかってるのかオマエ?俺はコンビニで万引きしてたお前を見逃してやった恩人だぜ?」
他校生「ううっ…」
スネ夫「親や学校にばらされてーのか!!毎月1万つったろーが!」
ドカッ!
スネ夫「金が払えねーなら、その手癖の悪い腕を切り落としてやろーか?オラァ!腕出せ!」
他校生「わあああ!勘弁してください!!」
ドラえもん「…ここに来れば会えると思ったよ」
スネ夫「…!お前は!」
スネ夫「何しにきやがった?さっさと未来に帰りやがれ!」
ドラえもん「やり残した事があってね」
スネ夫「あ?」
ドラえもん「ジャイアン、スネ夫…お前ら二人はこの先、必ずのび太君に害をなす。」
スネ夫「…フン!だからなんだってんだよ?」
ドラえもん(…のび太君。帰る前に2人を始末していくよ…これが君にしてあげられる精一杯の事だ)
‐のび太家‐
‐台所‐
メモ【お昼は昨日の残りを温めて食べてください。ママ】
のび太「……僕はどれくらい眠っていたんだろう」
のび太「あれからドラえもんの姿は見ていない、昨日から帰っていないのか…一度帰ってきてまた出掛けたのか…」
僕はジャイアン達の所になんか行くつもりはないよ
僕が君の為にジャイアン達をどうにかするとでも思ったのかい?仕返しをしたかったら自分でするんだね
のび太「……」
のび太「…僕はもう外に出るのが怖いよ。仕返し?…はは、そんなこと考えもしなかったな。」
のび太「ドラえもん、君はジャイアン達の所へ行ったんだろ…?わかってる…あいかわらず嘘が下手だな」
のび太「…でも僕は、飛び出して君の後を追う事ができない臆病者。そんな度胸、僕にはないんだ…。」
のび太「………」
‐空き地‐
スネ夫「だから何なんだって聞いてんだよ!」
ドラえもん「僕らはもう昔みたいには戻れない、そうだろ?スネ夫」
スネ夫「ハッ(笑)スクラップにしてのび太の家に送ってやるよ!」
ドカッ!バキッ!ゴッ!
ドラえもん「……」
スネ夫「ハアハア…。」
ドラえもん「それだけか?」
スネ夫「!?」
ドラえもん「僕をなめるなあ!!」
ゴスッ!!!
スネ夫「あぎゃー!」
ドサッ!グキッ
スネ夫「うぐ…!う、腕が…!腕が折れちゃったよー!あああ!」
ドラえもん「ジャイアンはどこだ」
スネ夫「ああっ…!ちきしょう!このポンコツ野郎!(泣)」
ガシッ、
ドラえもん「ジャイアンはどこだ?」
スネ夫「う…!」
ドラえもん「もう一本腕いくかい?」
スネ夫「ま、まて!!!」
−体育館倉庫−
ブタゴリラ「よぉ剛田、その札束は何だよ?ずいぶん豪勢だな?」
ジャイアン「…何の用だ?」
ブタゴリラ「オマエの噂わ聞いてるぜ?窃盗、恐喝、何人もリンチしまくり、街じゃでかいツラして暴れまわってるって?」
ジャイアン「…」
ブタゴリラ「俺のツレが迷惑してるぜ?」
ブタゴリラ「なんでも強力な後ろ楯がついてるらしいじゃねーか?だからといって、いつまでも好き勝手やれると思うなよ?」
ジャイアン「…言いたい事はそれだけか?」
ブタゴリラ「あ?」
グシャッ!!
ブタゴリラ「うごぉ!!」
ジャイアン「オレが気に入らねーならなあ!御託並べてねーでかかってこいや!」
グシャッ!グシャッ!
ブタゴリラ「ぶふっ!ぶっ!」
ドカッ!ボスッ!
ブタゴリラ「 」
ジャイアン「へっ!鼻の骨潰れて、オマエのアダ名ピッタリのツラになったじゃねーか?」
ブタゴリラ「 」
ジャイアン「文句がある奴は、いつでもかかってこいやあ!」
ドラえもん「そうさせてもらうぞ!ジャイアン!」
ドラえもん「えええい!!」
ゴキッ!
ジャイアン「!」
スネ夫「キ、キタネーぞ!ハンマーなんか使いやがって!」
ドラえもん「こんな化け物と素手でやりあえるかあ!!」
ゴキッ!ゴン!ゴキッ!
スネ夫「あぁ…ジャ、ジャイアン…!」
ドラえもん「ハアッハアッ…」
ドラえもん(時間を掛けるのはマズイ…!このまま一気に頭カチ割ってやる…!)
ガシッ!
ドラえもん「うわあ!!は、離せ!」
ジャイアン「よお、随分と興奮してるじゃねーか?…まあ、そう熱くなるな」
ポタポタ…
メリメリメリメリ…!
ドラえもん「ぎゃあああああ!!」
ジャイアン「腕引きちぎってやるよ」
メリメリバキバキ…!
スネ夫「ハハハハ!バラバラにしてやろうぜ!」
ドラえもん「ああああああ!!」
ドラえもん(…の、のび太…くん…。)
‐のび太家‐
のび太「ーー…!?」
のび太(…ど、ドラえもん…?)
‐のび太家‐
のび太(この胸騒ぎは…まさか…)
のび太(…これで良いのか…逃げてばかり、いつもそうだった…)
パパ「のび太、いるのか?」
のび太「……おかえりなさい」
パパ「どうしたんだ?その傷は、喧嘩でもしたのか」
のび太「…最近いつも帰りが早いんだね、まだ4時だよ」
パパ「…まあ、色々とな…ママは…?」
のび太「さあ…パート先のチーフとでも仲良くやってるんじゃないの…」
パパ「……」
のび太「それで?…何か用?」
パパ「学校は…行ってないのか?」
のび太「……」
パパ「…パパが最後に勇気を振り絞ったのは、いつになるかな…もうずいぶん昔になるな」
パパ「大切なのは一歩を踏み出す勇気…パパは逃げる事ばかり考えてる…」
のび太「……」
パパ「パパなあ…、会社から必要ないって言われてしまったよ……今、無職なんだ」
のび太「…知ってたよ…パパ」
パパ「…みんなで一緒に死ぬか…?(笑)」
のび太「……」
のび太「遠慮しとくよ、僕はこれから一歩を踏み出すんだ」
パパ「……」
のび太(ドラえもん…!!)
パパァ…
‐路地‐
のび太「ドラえもーん!!」
しずか「のび太さん!」
のび太「…!し、しずかちゃん…!」
しずか「どうしたの?その傷…?大丈夫…?」
のび太「…僕に優しい言葉をかけるのはやめてくれ…」
しずか「……!」
のび太「…こんな時間に何やってるの?まだ学校のはずだろ…?」
しずか「…あんな所…居るのがツライわ…」
のび太「……」
しずか「どうしてみんな変わってしまったの!?私…もうみんなが傷付け合ったり、いがみ合ったりするのを見たくない…!」
のび太「…しずかちゃん…」
しずか「グスッ…(涙)」
のび太「…僕は何も変わっちゃいないよ。」
しずか「……」
のび太「いや…変われない、って言った方が正しいな…」
しずか「…もうこれ以上変わらないで…」
のび太「…変わってしまうのは寂しい…変わっちゃいけない事も、もちろんある」
のび太「だけど、変わらなくちゃいけない時もあるんだよ…!」
しずか「…!」
のび太「ごめん、しずかちゃん…もう行かなきゃ」
しずか「どこへ行くつもりなの…?」
のび太「……」
のび太「…ダメな自分にケリをつけに行く」
やったれのび太!!
‐体育倉庫‐
スネ夫「ハハハハー!もう少しで腕が取れそうだ!やっちゃえジャイアンー!」
ジャイアン「オマエさんから仕掛けて来たんだ、こりゃ正当防衛だよな?」
バキッバキッ!バチッッ
ドラえもん「うあぁぁ…!」
出木杉「そこまでだよ、剛田くん」
ここで出木杉が……?
スネ夫「で、出木杉さん!」
ジャイアン「……」
出木杉「職員室で先生達が騒ぎ出してる、誰かが告げ口したんだ。すぐに場所を移せ」
ドラえもん「……な…」
ブタゴリラ「 」
出木杉「校内であんまり派手にやられちゃ困るなあ」
ドラえもん「出木杉君…!き、君はいったい、こいつらと…どういう関係なんだ…?」
出木杉「ちょっとしたビジネスの関係…とでも言っておこうか?」
ジャイアン「もういいだろ出木杉!ここで解体しちまおうぜ!」
出木杉「バカか。ここじゃマズイ、警察を呼ばれるぞ?さすがの僕でも現行犯の犯行は隠蔽できない。裏山に連れていって、そこで殺れ。キテレツと一緒に埋めてしまえばいい」
ドラえもん「キ、キテレツ君を殺したのか…!!?」
出木杉「彼は実に運がなかった。」
ドラえもん「な、な、なんという事を…!出木杉…!それでも人間かよ!」
出木杉「そうだよ?僕は優秀な人間さ、新学期には生徒会長だ」
ドラえもん「く…くそう!」
ダダッ!
スネ夫「に、逃げた!ジャイアン!追わないの!?ねえ!」
ジャイアン「………」
出木杉「慌てるな。理由は知らないが、彼は君達を殺す気だったようだね?」
スネ夫「あ、ああ…」
出木杉「お互い様だ、警察には行くまい。さあ剛田君、さっさと彼の始末を頼むよ」
ジャイアン「始末ねえ…。」
出木杉「ついでにのび太も殺せ!昔から気に入らない奴だった。」
ジャイアン「気持ちが冷めちまったよ、俺は今殺りたかったんだ」
出木杉「なんだと?」
‐路地‐
のび太「ドラえもん…!今どこにいるんだ…!」
ドラえもん「あ…!」
のび太「!」
ドラえもん「……」
のび太「………」
のび太「……」
のび太「……よお!」
ドラえもん「……」
ドラえもん「…(笑)」
のび太「どら焼き買いに行って、随分と酷くやられたみたいだね?」
ドラえもん「そういう事」
のび太「…大丈夫なのかい?…その腕…」
ドラえもん「修理すれば直る、大丈夫さ」
のび太「……」
のび太「で?これからどうする?」
ドラえもん「…君は急いで家に戻り隠れているんだ、絶対に外に出てはいけないよ…いいね?」
のび太「…どういう事だよ?」
ドラえもん「…じきにジャイアンとスネ夫が僕を狙ってやって来るはずだ…!君を巻き込む訳にはいかないんだよ…!」
のび太「……」
ドラえもん「おまけに奴らには黒幕がいる…!出木杉さ!奴はキテレツ君を殺した…!」
のび太「なんだって…!」
ドラえもん「…そういう事だよ。僕は3人に追われてる…君は早く逃げるんだ!」
のび太「…!君はどうする気だよ?」
ドラえもん「あんな奴らを…野放しにしておく訳にはいかない…!」
のび太「……」
のび太「…なあドラえもん…僕らは親友だよな?」
ドラえもん「……」
ドラえもん「そう思ってる。」
のび太「…決まりだな。」
ドラえもん「?」
のび太「最後まで付き合うぜ」
ドラえもん「…のび太君」
のび太「このまま負け犬で終わってたまるかよ!空き地で奴らが来るのを待つんだ、来たら撃退してやろうぜ!」
ドラえもん「…!」
のび太「…そのあと、ちゃんと君を見送るよ。」
ドラえもん(…強くなったな、のび太君…僕は嬉しいよ。)
‐体育倉庫‐
出木杉「僕が殺せと言ったら殺せ!奴ら2人ともだ!」
ジャイアン「へっ!そのうちな、俺はやりたい時にやる。じゃあなー」
スネ夫「ジ、ジャイアン…!」
出木杉「…君は実に運のない男だなあ。」
ジャイアン「あ?」
出木杉「新学期が始まれば300人近い新入生がこの学校にやって来る。麻薬に売春…これからが稼ぎ時だったのに、それを手放すとはねえ」
ジャイアン「……」
出木杉「君にすべて任せようと思っていたのに…残念だよ」
ジャイアン「……あんたとは上手く付き合っといた方が良さそうだな?生徒会長さんよぉ?」
出木杉「フンッ!そういう事だ…さっさと行ってこい!」
そして最終決戦へ…
‐空き地‐
のび太「…思い出すなあ、ドラえもん」
ドラえもん「ん?」
のび太「昔…よくここでキャッチボールをやったな」
ドラえもん「…ああ、飽きもせずに、夕方までよくやったもんだ」
のび太「君と一緒じゃなかったら、あんなに楽しいとは思えなかっただろうよ」
ドラえもん「……」
ドラえもん「…すまないと思ってる…」
のび太「…」
ドラえもん「僕が…」
のび太「何も言うな」
ドラえもん「…」
のび太「君が何を言いたいのかは、聞かなくてもわかってる。大丈夫だ、気にしちゃいない」
ドラえもん「…そりゃ良かったよ」
ドドドドド……
のび太「…来やがったな」
ドドドドド…(バイクの音)
ウォンウォン!キキィ!
スネ夫「見なよ!ジャイアン!的が2匹もそろってやがるぜ!」
ジャイアン「のび太ぁ!その様子だと、これから自分がどうなるか…もうわかってるみてぇだな?」
のび太「……」
ジャイアン「覚悟はいいか?てめぇら」
ジャキッ
ドラえもん「…!奴らボーガンを所持してる…!あれをまともにくらったらアウトだ…!」
のび太「……」
のび太「……ドラえもん、僕一人にやらせてくれないか?」
ドラえもん「…なんだって!?」
のび太「証明してやる…僕は変わるんだ…!一人で倒してみせる…だから見ててくれ…!」
ドラえもん「バカ言え!何カッコつけてるんだ!」
のび太「頼むよ…!ドラえもん!わがままだった僕の…本当に最後のお願いだ…!!」
ドラえもん「……!」
ジャイアン「……。」
スネ夫「おもしれぇ〜!(笑)ジャイアン!俺にやらせてよ!いいだろ?」
ジャイアン「好きにしな」
のび太「……」
スネ夫「おう!のび太!俺はそこのポンコツロボットに腕を折られてるんだ!楽には殺さねぇからな!」
ドラえもん「…!」
スネ夫「ヒヒヒヒ!出木杉さんに貸してもらったこのボーガンで目玉串刺しにした後、指を一本ずつ切ってやる!」
のび太「…ザコに用はないんだよ」
スネ夫「なにぃ!?」
のび太「どいてろ!スネ夫!」
ブスッ!
ドラえもん「…う!」
スネ夫「うわああああああ!!?目があああああああ!?」
ジャイアン「…!鉛筆を突き刺しやがった…」
スネ夫「ぎゃああああ!痛いよぉぉ!ママァ〜!!!」
ドラえもん「……!」
のび太「ジャイアン!こいよ!!」
のび太頑張れ!
ドラえもん「のび太君…!」
スネ夫「 」
ジャイアン「フン!負け犬が!俺様に噛み付くつもりか?」
のび太「もう僕は自分から逃げたりしない!」
ジャイアン「ああ?どういうこった?」
のび太(…本当の敵は自分の中にある弱い心…僕はそいつに打ち勝って、ジャイアンを倒す…!!)
のび太「僕は強くなるんだ!!!」
ジャイアン「……」
ジャイアン「…ほお」
ジャイアン(…のび太の野郎…良い顔をしてやがるじゃねえか…)
のび太「うああああ!!」
バキッ!!
ジャイアン「ぐふっ!」
ドサッ!
ドラえもん「…!ジャ、ジャイアンが倒れた…!」
のび太「立て!!」
ジャイアン「…ペッ!それで殴ったつもりかよ?」
のび太「…!」
ジャイアン「殴るってのはなぁ、こうやるんだ!!!」
ゴスッッ!
のび太「うごぉ…!!」
ドサーッ!
のび太「うっ…ゴホッ!ゴボッ」
ジャイアン「オラァ!どうしたあ!」
ドガッッ!!
のび太「ぎゃあああ!」
ドラえもん「の、のび太あ!!」
のび太「く、来るな…!ドラえもん…!」
ドラえもん「!」
のび太「こ、こいつは…!僕が倒す…!」
ジャイアン「へっ…!認めてやるよ…!意地の強さだけは俺のより上だぜ!」
ジャイアン「オラオラオラァ!!」
ドゴォッ!バギッ!グシャッ!
のび太「あぐっ!ぶふっ!」
ジャイアン「うりゃあああああ!!!」
ボゴォッ…!!
のび太「……っ…!!」
…ドサッ…。。
のび太「……ぁ……」
ジャイアン「ゼェ…ゼェ…」
ドラえもん「の…のび太…」
のび太「…。」
ジャイアン「…どうした、立てよ。」
のび太「…。」
ジャイアン「…これで終わりなのか?」
ドラえもん「……!(涙)」
ジャイアン「俺をガッカリさせんなぁ!!のび太ぁぁぁ!!!!」
のび太「……うあああああああああああ!!!」
ドスッ…。
ジャイアン「ーー!」
ドラえもん「!!」
ジャイアン「………」
ポタッ…ポタッ…
ドラえもん「ス、スネ夫の落としたボーガンの矢で…ジャイアンの心臓を…」
のび太「…じ、地獄で会おうぜ…!ジャイアン…!」
ジャイアン「……くっ、くくく…!」
のび太「…!?」
ジャイアン「くくく…!のび太ぁ…こ、こんなもんで…俺を殺れると…思ったのか…?」
ドラえもん「な、なに!?」
のび太「……!」
ジャイアン「お、俺様を誰だと…お、思ってやがる…?」
ジャイアン「俺は!!!!ジャイアンだぞおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
ドラえもん「や、殺られる!!」
のび太「……!!」
ジャイアン「ーー…。」
ドサッ……。
ジャイアン「 」
ドラえもん「…か…勝っ…た…」
のび太「…うぅ…」ガクッ
ドラえもん「のび太!!」
ドラえもん「しっかりするんだ…!おい!!」
のび太「く…首の骨が…お、お、折れてる…僕は…助からない…」
ドラえもん「…!」
のび太「…ぼ…僕は…強くなんか…なれなかった…これでよくわかったよ…」
ドラえもん「……」
のび太「…素手の…ジャイアンに…武器を使った…ひ、卑怯者さ…」
ドラえもん「…何を言ってるんだ!君はスゴいよ!!よく頑張った…!(涙)」
のび太「…ド…ドラえもん…僕もう…すべての事に…疲れちゃったんだ…」
ドラえもん「……」
のび太「…本当に…疲れた………。」
のび太「 」
ドラえもん「…のび…太…君…。」
…………。。。
‐学校‐
‐生徒会室‐
先生「…キテレツはまだ家に戻っていないらしい…」
ミヨ「…なにか事件に巻き込まれたのでしょうか…?」
出木杉「おおかた、生徒会長に立候補するのが急に怖くなり、逃げ出したんじゃないんですか?」
先生「…何をバカな!」
出木杉「いいですか?もう時間がないんですよ?早くこのクラスから一人立候補者を出さないと、選挙に間に合いません」
先生「む……」
写真部「出木杉さん、選挙のポスター写真です。どうですか?」
出木杉「うむ、良い感じに撮れてるじゃないか」
先生「おい!何を勝手な事を…!私はまだ君を立候補させるとは言っとらんぞ!」
ガラッ!!
出木杉「!」
ドラえもん「出木杉…」
出木杉「…キ、キサマは…!」
ミヨ「ドラちゃん!」
ドラえもん「探したよ…」
先生「なんだ君は?ここは関係者以外、立ち入り禁止だ。すぐに出ていきなさい」
ドラえもん「……」
ジャキッ
ミヨ「きゃ!」
写真部「こ…こいつ!ボーガン持ってるぞ!」
出木杉「……そ、そのボーガンは…!!」
ドラえもん「出木杉!こいつをオマエに返しにきた!!」
出木杉「…!」
先生「お…おい君…」
出木杉「い、いやだ…!」
出木杉「やめてくれえ〜〜〜〜!」
ドラえもん「受けとれ!!!」
ドスッ…
出木杉「…ぁ…ぅ…。」
ドサ…
出木杉「 」
ドラえもん「……」
ミヨ「きゃあああああ!!」
写真部「誰かああ!警察をー!!」
先生「…な…なぜだ!?なぜこんな事を…!?」
ドラえもん「…のび太くん。終わったよ…なにもかも」
ドラえもん「……僕も疲れたよ。」
キャスト
のび太
ドラえもん
出木杉
スネ夫
キテレツ
ブタゴリラ
しずか
コロ助
トンガリ
ミヨ
低学年
他校生
生徒
写真部
パパ
先生
ジャイアン
監督・脚本 おーぷんびっぷ住人
乙
支援、コメントをしてくださった方、読んでくださった方々
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
乙でち
おつ
・ ニュー速VIP@おーぷん2ちゃんねる に投稿されたスレッドの紹介でした
のび太「ドラえもん!お願いだよ!」
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1: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)15:09:50 ID:if2
ドラえもん「諦めな、そんな道具ないね」
のび太「彼女が欲しいんだよ!僕だって青春したいんだ」
ドラえもん「しずかちゃんはどうしたのさ?」
のび太「…記憶から消した」
ドラえもん「またドタキャンされたのか」
のび太「僕の事、嫌ってるよ。」
ドラえもん「そりゃ気の毒に」
のび太「最近まったく道具を出してくれないじゃないか!これが最後のお願いだから!頼むよ!」
ドラえもん「その最後ってセリフ何回目だよ」
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2: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)15:17:27 ID:if2
ドラえもん「もうすぐ六年生になるんだろ?そんな事ばかり言ってないで、少しは真面目に勉強でもしたらどうだい?」
のび太「勉強すればモテるのかい?」
ドラえもん「そりゃそうさ。例えイケメンでも学歴がなかったら女は寄ってこない。それが現実だ」
のび太「…現実はくだらないな」
ドラえもん「6年になるんだから生徒会長でも目指せばいい、今ならまだ5時間目の授業に間に合うよ?」
のび太「生徒会長ね…」
3: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)15:25:41 ID:if2
−学校−
先生「まもなく春休み、春休みが終わればみんなは6年生だ。是非このクラスから一人、生徒会長に立候補してもらいたい」
トンガリ「やっぱ立候補できるのは出木杉君しかいないでしょう」
しずか「わたしもそう思うわ」
キテレツ「……。」
先生「意見は一致しているようだな。出木杉、どうだね?」
出木杉「みんなの期待に答えられるように頑張りたいと思います。」
5: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)15:42:26 ID:if2
先生「出木杉、例の物を皆に」
出木杉「はい」
しずか「それは?ボールペン?」
出木杉「オートマチック消しゴム、手を動かさなくても自動で文字を消してくれる」
トンガリ「すげえや!試しに使ってみてもいいかい?」
出木杉「もちろん、まだ試作品ですが、さらに改良を重ね小型化の予定です。特許も出願中だ」
ウィーン
トンガリ「こいつはいいや!」
出木杉「僕が生徒会長になれば、このような便利な道具を経費で生産し、全校生徒に配布します。より勉強に力が入るでしょう」
先生「ふむ」
ウィィィ……
トンガリ「あれ?と、止まらないぞ」
ガガガガガ…
しずか「…なんか焦げ臭くない?」
6: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)15:53:26 ID:if2
ボンッ!
しずか「きゃあああ!」
トンガリ「うぎゃああ!!僕の指が…指がふっ飛んだあああ!」
生徒「救急車だー!火をけせー!」
出木杉「……」
先生「……」
7: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)16:00:39 ID:if2
先生「…出木杉、君には失望した。」
出木杉「…たいした事じゃありません、ちょっとしたミスです。すぐに改良します」
先生「たいした事じゃないだと!?」
生徒「出血が酷いな…」
トンガリ「あああぁ…」
先生「生徒会長が決まるのは2ヶ月後だ、今から改良していてはとても発表に間に合わん」
出木杉「…間に合わせてみせますよ」
先生「お前に目をかけていた私の立場はどうなる?」
出木杉「……」
先生「私の顔に泥をぬりおって!」
9: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)16:22:54 ID:if2
キテレツ「先生!生徒会長の立候補、このキテレツにお任せいただけないでしょうか!」
先生「キテレツ君、君は発明家になるのが夢だそうだな?」
キテレツ「すでに特許を取った発明品も存在します、一度ご覧になっていただけませんか?」
出木杉「君が生徒会長に?悪い事は言わない、やめとけ、荷が重い。この程度の失敗は僕の想定内さ。」
先生「出木杉は黙ってろ!」
出木杉「!」
先生「…キテレツ君、前から君の才能には一目置いていたんだよ、10分後に職員室まで来てくれ」
キテレツ「わかりました!」
出木杉「……」
10: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)16:34:46 ID:if2
−繁華街−
のび太「僕が生徒会長?なれるわけないじゃないか、うちのクラスには生徒会長候補の出木杉とキテレツがいるんだ、きっと今頃、どちらかに決まってるさ」
低学年「うぎゃああ!ゆ、許してくださいー!」
スネ夫「このバカタレが!」
ドガッ!
のび太「な、なんだ?ひでえ!スネ夫が低学年にヤキ入れてるぞ?」
低学年「ゴホッゴホッ!塾に遅刻しそうで急いでたんです…!わざとスネ夫さんの靴に泥を跳ねさせようとしたわけじゃ…!」
スネ夫「やかましい!」
ボコッ!
11: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)16:35:03 ID:ePM
スネ夫wwwwwwwww
13: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)16:43:58 ID:if2
のび太「は、歯が抜けてる…!酷い事を…!」
スネ夫「この靴はな、イタリア製で日本じゃ手に入らねーんだ!慰謝料含めて5万!明日までにきっちり用意しろ」
低学年「ま、待ってもらえるなら、お、お金なら…、だからもう殴らないでください…!うぅ…」
スネ夫「金払えば済む話じゃねーだろ?俺の心の傷、オマエの歯の一、二本じゃすまねーぞ?」
のび太「……!」
スネ夫「この石を口の中につめな」
低学年「おごご…!」
スネ夫「総入れ歯で勘弁してやるぜ!」
15: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)16:59:50 ID:if2
のび太「やめろー!!!」
スネ夫「あん?」
のび太「マジかよスネ夫!そこまでやる事ないだろ!?」
スネ夫「のび太あ!誰に説教こいてんだテメエ!」
のび太「う…!」
スネ夫「最近お前、学校に顔出さねーな?もうすぐドラえもんが未来に帰っちまうんで、ショックで引きこもりかよ?」
のび太「な…?」
スネ夫「うちの親が言ってたぜ?オマエの母親から聞いたってな。もう四次元ポケットも不能らしいじゃねーか?」
のび太「で、でたらめ言うな!」
16: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)17:04:55 ID:if2
スネ夫「だ、誰の胸ぐら掴んでんだよテメー!ぐわっ!」
ドカッ!
のび太「エイプリルフールにはまだ早いぞ?スネ夫」
バキッ!
スネ夫「ゲホッ!ほ、本当だよ!お前何も聞いてないのか!?」
のび太(まさか…だからドラえもん最近道具を出してくれないんじゃ…)
のび太「オマエのようなハイエナの言うことが信じられるかー!」
スネ夫「やめろ!もう殴らないで〜!!」
17: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)17:08:25 ID:if2
ジャイアン「ほーう、だったら俺はライオンかよ?」
のび太「!!」
ボゴォ…!!!
のび太「ぐぅぅおぉ…!」
ドサッ…
スネ夫「ジャ、ジャイアン!」
ジャイアン「情けねーぞスネ夫!何をのび太相手に飲まれてんだ!」
18: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)17:14:42 ID:if2
スネ夫「ご、ごめんジャイアン…!ドラえもんの事になったらこいつ急に突っかかってきやがってさ…!ちょっと油断しちまっただけだよ…!」
ジャイアン「…」
スネ夫「タ、タバコは勘弁して…!」
ジャイアン「今回の落とし前は腕じゃすまねーな」
ジューッ!
スネ夫「あぢゃぢゃー!ま、眉毛がー…!」
20: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)17:21:03 ID:if2
のび太(ぐぐ…!一発くらっただけなのに…立ち上がれない…!!)
ジャイアン「どうした、のび太ぁ?ドラえもん無しじゃ、起きる事もできねーかよ?」
グリグリ(のび太の頭を踏みつけるジャイアン)
のび太「……!」
ジャイアン「ドラえもんの話、俺も聞いてるぜ?オマエ知らなかったのか?そんな大事な話を隠すなんてよ、あいつも冷てーよなあ?」
のび太「ドラえもん…!」
22: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)18:19:41 ID:if2
ドカッ!
のび太「ふぎぃ!」
ジャイアン「さあ!呼べよ!ドラえもんに「助けて」って叫んでみな!」
ゴスッ!バキッ!
ジャイアン「うはは!とっくに見捨てられてんだテメーは!」
ドカッ!ドカッ!
のび太「ぐうう…!」
ジャイアン「へっ!どーしたよ?かかって来ねーのか?」
23: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)18:21:46 ID:if2
ジャイアン「オメーは俺の犬だ!俺から自由になりたきゃ、俺を殺るしかねえ!」
のび太「…クズ野郎…」
ジャイアン「へっ!おうスネ夫!」
スネ夫「あいよ」
24: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)20:40:30 ID:if2
ジャイアン「オメーにもうさばらしさせてやるよ」
スネ夫「待ってましたあー!」
のび太「う…」
スネ夫「オラ!オラ!ムカつくんだよテメーは!」
ドスッ!ドス!
スネ夫「ハハハハハ!ジャイアン、こいつ、涙流してるよ」
のび太「………」
26: 名無しさん@おーぷん 2016/03/23(水)20:50:13 ID:if2
スネ夫「さっきのガキ逃げやがった、よお、のび太!財布出せよ」
のび太「……」
スネ夫「あいつの慰謝料代わりに払ってもらうぜ」
ジャイアン「2千だあ?これっぽっちかよ(笑)」
のび太「……(涙)」
ジャイアン「のび太ぁ!オマエはそうやって地面にへばりついてんのがお似合いだぜ!行くぞスネ夫」
スネ夫「ハハハ!お休みのびちゃん(笑)」
のび太「…。。。」
27: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)10:59:56 ID:X6s
−校門−
コロ助「いよいよキテレツの時代なりね!」
キテレツ「フフフ…出木杉はやらかした、もうお終いだよ」
コロ助「でも気を付けるなりよ、出木杉は裏じゃそーとーヤバイ事やってるって噂なり」
キテレツ「あの秀才野郎が?」
出木杉「随分と楽しそうな話をしているじゃないか」
コロ助「!!!」
キテレツ「!!!」
28: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)11:01:54 ID:X6s
出木杉「おめでとうキテレツ君。生徒会長に立候補するんだって?」
キテレツ「あ、ああ…」
出木杉「…まさか僕に勝ったなんて思ってないよな?」
キテレツ「……」
出木杉「あんなミスは時間さえあれば、どうにでも揉み消せたんだ!!」
29: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)11:09:54 ID:X6s
キテレツ「…トンガリが重傷を負ったんだぞ?」
出木杉「彼は実に運が悪かった。そしてオマエも本当に運がない」
キテレツ「……」
出木杉「なぜだかわかるか?…オマエはとんでもない相手を怒らせちまったんだ」
コロ助「キ、キテレツから手を離せ!許さないなりよ…!」
キテレツ「…本性現しやがったな」
30: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)11:21:38 ID:X6s
出木杉「覚えておけ、僕は君を絶対に許しはしない…絶対にだ」
キテレツ「あんたはもう終わったんだ…!諦めな…これからは俺の時代さ」
出木杉「フ…せいぜいわずかな時を楽しむんだな…」
キテレツ「…どうかしてるよあんた…手を離してくれ…」
出木杉「……」
キテレツ「…行こう、コロ助」
出木杉「………」ギリギリギリ
32: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)14:31:54 ID:yE2
登場人物ほとんどクズばかりじゃねーか
33: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)16:39:00 ID:X6s
しずか「出木杉さん…」
出木杉「!」
しずか「残念だったわね…生徒会長。元気だしてね」
出木杉「やあ、しずか君」ニコッ
34: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)16:43:58 ID:X6s
出木杉「僕は平気だよ、生徒会長にはなれなくても…今までどうり生徒会で頑張っていくつもりさ」
しずか「応援してるわ」
出木杉「そうだ、これから図書館に寄るつもりなんだけど一緒にどう?」
しずか「ごめんなさい、これからのび太さんの家に行く予定なの」
出木杉「のび太君の?」
36: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)16:50:51 ID:X6s
しずか「彼、もう2週間も学校に来てないのよ、さすがに心配で…」
出木杉「そっか…」
しずか「たけしさんやスネ夫さんも…みんな変わってしまって…」
出木杉「……」
しずか「昔みたいに、みんな仲良しだった頃に戻れたら良いのにって…最近、よく思うの」
出木杉「…人は変わるものだね」
37: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)16:57:22 ID:X6s
出木杉「君は…のび太君の事を…」
しずか「……また明日ね」
出木杉「………」
出木杉「…邪魔だな…どいつもこいつも」
38: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)19:12:32 ID:X6s
‐のび太家‐
ドラえもん「ええ?今日のび太君、学校に行ってないの?」
しずか「ええ…」
ドラえもん「5時間目の授業には間に合うって言ってたのに…どこほっつき歩いてるんだ」
しずか「…ドラちゃん、本当に未来に帰っちゃうの?」
39: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)19:22:06 ID:X6s
ドラえもん「…!」
しずか「人伝に聞いたの」
ドラえもん「そっか…ママに話すんじゃなかった…なんでも不用意なタイムトラベルは未来に悪影響を及ぼすとか…」
しずか「…」
ドラえもん「一週間後には強制的にオサラバだよ」
しずか「その様子だと、のび太さんにも言ってないのね?」
ドラえもん「…じきに伝えるつもりだよ…もう少し黙ってて」
しずか「…わかったわ、それじゃあ」
40: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)19:25:59 ID:X6s
ドラえもん「君が来た事のび太くんに伝えるよ。きっと喜ぶ」
しずか「…いいの、何も言わないで。…変に期待させちゃ悪いから」
ドラえもん「……」
しずか「じゃあねドラちゃん、…さみしくなるわ」
パタン…
ドラえもん(…のび太くん…僕がいなくなったら、君は本当に一人ぼっちだ…)
42: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)22:11:07 ID:X6s
ドラえもん…
僕…君がいないと…
駄目なんだよ…。。。
ドラえもん「のび太!!!」
43: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)22:15:03 ID:X6s
のび太「…!!!」
ドラえもん「良かった…!気がついた!!」
のび太「ここは…僕の部屋…」
44: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)22:17:18 ID:X6s
ドラえもん「繁華街でボロボロになって倒れてた君を、キテレツ君とコロ助君が見つけて運んでくれたんだ」
キテレツ「大丈夫かい?一体誰にやられたの?」
のび太「そ、そうか…僕はジャイアン達にリンチされて……」
ドラえもん「やっぱりあいつらの仕業か!」
46: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)22:21:02 ID:X6s
キテレツ「あいつら鬼畜は、まさに腐ったミカンだよ。僕が生徒会長になったら野放しにはしない」
のび太「君が生徒会長に立候補するの…?出木杉は…?」
コロ助「あいつは失脚なり」
キテレツ「そういう事で僕は選挙活動で色々忙しいんだ、失礼するよ、お大事に」
のび太「…二人ともありがとう」
49: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)22:28:33 ID:X6s
‐路地‐
コロ助「なんであんな奴をわざわざ家まで運んでやったなりか?」
キテレツ「演出さ、選挙にはあいつの一票も無駄にできないからね。イメージアップにもなった」
コロ助「あの駄目人間、しずかちゃんに告白してフラれたらしいなりよ(笑)」
キテレツ「ハッまさに腐ったミカンだな(笑)、僕が生徒会長になったら真っ先に潰す予定さ。これからが本番だぞコロ助、忙しくなりそうだ」
コロ助「キテレツの時代なりー!」
52: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)22:35:07 ID:X6s
−のび家−
のび太「どこに行くんだい?」
ドラえもん「…どら焼きでも買ってこようと思ってね」
のび太「そんな恐ろしい顔してかい?」
ドラえもん「…!」
のび太「ジャイアン達の所へ行く気か…」
53: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)22:39:55 ID:X6s
のび太「やめといた方がいい…奴らイカれてる」
ドラえもん「……」
のび太「マジで殺されるぞ」
ドラえもん「…僕には四次元ポケットがある」
のび太「もう…それはただのポケットなんだろ…?」
ドラえもん「!」
のび太「どこにも行くなよ…ドラえもん…。」
ドラえもん(…もう君は知っているのか…)
55: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)22:43:29 ID:yE2
クズ一覧
出来過ぎ
ジャイアン
スネオ
キテレツ
コロスケ
先生
56: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)23:01:03 ID:X6s
‐しずか家‐
しずか「…いろんな事が変わってゆく…」
過去の写真を眺める
しずか「変わらないでよ…みんな、この写真の頃のままでいてほしかった…」
しずか「……のび太さん、どうして告白なんか…」
しずか「……。」
59: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)23:09:11 ID:X6s
‐のび太家‐
ドラえもん「僕はジャイアン達の所になんか行くつもりはないよ」
のび太「……」
ドラえもん(…僕がいなくなったら…君はこんな世界で、一人で強く生きていかなければならない…甘やかしちゃ駄目だ…!)
のび太「ドラえもん…」
ドラえもん「本当の事を言うよ。どら焼を買いにいくだけだ」
のび太「…」
ドラえもん「さらに一週間後には未来にオサラバさ!二度と会うこともない、これも本当さ」
61: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)23:16:46 ID:X6s
のび太「……」
ドラえもん「君の言う通りだ!このポケットはもうただのポケット!未来の道具はもう何ひとつ入ってない!」
ドラえもん「僕が君の為にジャイアン達をどうにかするとでも思ったのかい?仕返しをしたかったら自分でするんだね」
パタン!
のび太「……」
のび太「……」
62: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)23:26:21 ID:X6s
その夜
−キテレツ家−
キテレツ「あ、もしもし?僕だけど、生徒会長の選挙ポスターなんだけどさ、写真部の君にお願いしようかと思ってさー」
ピンポーン
ピンポーン
キテレツ「おいおい〜生徒会長って呼ぶのはやめてくれよ〜、まだ決まったわけじゃないんだからさ〜」
ピンポーン
ピンポーン
キテレツ「ちっ、うるせえな…。おーい!コロ助ー!客だぞ!出てくれー!」
63: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)23:29:48 ID:X6s
ピンポーン
ピンポーン
キテレツ「そうか…あいつコンビニ行くとか言って出てったきり帰ってきてないな…悪い、誰か来たみたいだ、また後でかけるよ」
ピッ
ピンポーン
ピンポーン
キテレツ「あー、うっせえな、今行くっての!」
64: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)23:31:11 ID:X6s
ガチャッ
キテレツ「なんの用ですかー?こんな夜遅くに…」
キテレツ「うっ…!!」
ジャイアン「お邪魔するぜ!」
65: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)23:32:47 ID:X6s
キテレツ「何のようだ…!ぐふっ!」
ドカッ!!
ドサーッ
ジャイアン「……」
キテレツ「な、な、何のつもりだ…!?ぐわっ!」
バキッ!!
66: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)23:34:44 ID:X6s
キテレツ「う…僕を誰だと思ってる…!生徒会が黙ってないぞ…!」
ジャイアン「……」
ナイフを取り出すジャイアン
キテレツ「ちょ……」
68: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)23:41:43 ID:X6s
キテレツ「や、やめろぉーー!やめてください!欲しいものは何でもやるから!た…助けて…!」
出木杉「やあ、気分はどうだい?」
キテレツ「で、出木杉…!!!」
70: 名無しさん@おーぷん 2016/03/24(木)23:55:32 ID:X6s
出木杉「非常に残念だよキテレツ君、ガッカリだなあ。君とは良き友になれたかもしれない、心が痛む」
キテレツ「お、お前らいったい…?これはなんの真似だ…?!」
出木杉「…来年建設予定の第二体育館の敷地が裏山にある」
キテレツ「…な…なんだって?」
出木杉「これからはそこが君の寝床だ、安心したまえ誰にも起こされることはない。ゆっくり休んでくれ」
キテレツ「な…な…」
出木杉「束の間の優越感、楽しめたかい?」
71: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)00:01:37 ID:ybq
キテレツ「世の中クズばかりだがクソッたれもいる!出木杉!お前は最低のクソだ!!」
出木杉「遺言はそれだけかな?」
キテレツ「…!!」
出木杉「剛田君、後は頼むよ」
ジャイアン「おう」
72: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)00:03:18 ID:ybq
出木杉「お別れだキテレツ、次の人生を楽しみたまえ」
キテレツ「うわああああああああああ!!!!!!!」
……。。。
80: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)11:57:40 ID:ybq
‐翌日‐
のび太「…もうこんな時間か…ドラえもん。」
のび太「…いないのか。」
81: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)12:03:29 ID:ybq
−空き地−
スネ夫「おいおい?これっぽっちかぁ?これじゃ今時タバコ一箱だって買えやしねえ」
他校生「…ど、どうしても、今月はそれ以上は…」
スネ夫「わかってるのかオマエ?俺はコンビニで万引きしてたお前を見逃してやった恩人だぜ?」
他校生「ううっ…」
スネ夫「親や学校にばらされてーのか!!毎月1万つったろーが!」
ドカッ!
82: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)12:05:37 ID:ybq
スネ夫「金が払えねーなら、その手癖の悪い腕を切り落としてやろーか?オラァ!腕出せ!」
他校生「わあああ!勘弁してください!!」
ドラえもん「…ここに来れば会えると思ったよ」
スネ夫「…!お前は!」
84: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)12:30:41 ID:ybq
スネ夫「何しにきやがった?さっさと未来に帰りやがれ!」
ドラえもん「やり残した事があってね」
スネ夫「あ?」
ドラえもん「ジャイアン、スネ夫…お前ら二人はこの先、必ずのび太君に害をなす。」
スネ夫「…フン!だからなんだってんだよ?」
ドラえもん(…のび太君。帰る前に2人を始末していくよ…これが君にしてあげられる精一杯の事だ)
87: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)13:15:45 ID:ybq
‐のび太家‐
‐台所‐
メモ【お昼は昨日の残りを温めて食べてください。ママ】
のび太「……僕はどれくらい眠っていたんだろう」
のび太「あれからドラえもんの姿は見ていない、昨日から帰っていないのか…一度帰ってきてまた出掛けたのか…」
僕はジャイアン達の所になんか行くつもりはないよ
僕が君の為にジャイアン達をどうにかするとでも思ったのかい?仕返しをしたかったら自分でするんだね
のび太「……」
88: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)13:17:57 ID:ybq
のび太「…僕はもう外に出るのが怖いよ。仕返し?…はは、そんなこと考えもしなかったな。」
のび太「ドラえもん、君はジャイアン達の所へ行ったんだろ…?わかってる…あいかわらず嘘が下手だな」
のび太「…でも僕は、飛び出して君の後を追う事ができない臆病者。そんな度胸、僕にはないんだ…。」
のび太「………」
90: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)13:42:58 ID:ybq
‐空き地‐
スネ夫「だから何なんだって聞いてんだよ!」
ドラえもん「僕らはもう昔みたいには戻れない、そうだろ?スネ夫」
スネ夫「ハッ(笑)スクラップにしてのび太の家に送ってやるよ!」
ドカッ!バキッ!ゴッ!
ドラえもん「……」
スネ夫「ハアハア…。」
ドラえもん「それだけか?」
スネ夫「!?」
91: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)13:44:28 ID:ybq
ドラえもん「僕をなめるなあ!!」
ゴスッ!!!
スネ夫「あぎゃー!」
ドサッ!グキッ
スネ夫「うぐ…!う、腕が…!腕が折れちゃったよー!あああ!」
ドラえもん「ジャイアンはどこだ」
92: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)13:47:57 ID:ybq
スネ夫「ああっ…!ちきしょう!このポンコツ野郎!(泣)」
ガシッ、
ドラえもん「ジャイアンはどこだ?」
スネ夫「う…!」
ドラえもん「もう一本腕いくかい?」
スネ夫「ま、まて!!!」
96: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)14:04:39 ID:ybq
−体育館倉庫−
ブタゴリラ「よぉ剛田、その札束は何だよ?ずいぶん豪勢だな?」
ジャイアン「…何の用だ?」
ブタゴリラ「オマエの噂わ聞いてるぜ?窃盗、恐喝、何人もリンチしまくり、街じゃでかいツラして暴れまわってるって?」
ジャイアン「…」
ブタゴリラ「俺のツレが迷惑してるぜ?」
97: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)14:11:24 ID:ybq
ブタゴリラ「なんでも強力な後ろ楯がついてるらしいじゃねーか?だからといって、いつまでも好き勝手やれると思うなよ?」
ジャイアン「…言いたい事はそれだけか?」
ブタゴリラ「あ?」
グシャッ!!
ブタゴリラ「うごぉ!!」
98: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)14:14:42 ID:ybq
ジャイアン「オレが気に入らねーならなあ!御託並べてねーでかかってこいや!」
グシャッ!グシャッ!
ブタゴリラ「ぶふっ!ぶっ!」
ドカッ!ボスッ!
ブタゴリラ「 」
99: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)14:16:56 ID:ybq
ジャイアン「へっ!鼻の骨潰れて、オマエのアダ名ピッタリのツラになったじゃねーか?」
ブタゴリラ「 」
ジャイアン「文句がある奴は、いつでもかかってこいやあ!」
ドラえもん「そうさせてもらうぞ!ジャイアン!」
101: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)14:56:32 ID:ybq
ドラえもん「えええい!!」
ゴキッ!
ジャイアン「!」
スネ夫「キ、キタネーぞ!ハンマーなんか使いやがって!」
ドラえもん「こんな化け物と素手でやりあえるかあ!!」
ゴキッ!ゴン!ゴキッ!
スネ夫「あぁ…ジャ、ジャイアン…!」
102: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)15:02:07 ID:ybq
ドラえもん「ハアッハアッ…」
ドラえもん(時間を掛けるのはマズイ…!このまま一気に頭カチ割ってやる…!)
ガシッ!
ドラえもん「うわあ!!は、離せ!」
ジャイアン「よお、随分と興奮してるじゃねーか?…まあ、そう熱くなるな」
ポタポタ…
103: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)15:07:53 ID:ybq
メリメリメリメリ…!
ドラえもん「ぎゃあああああ!!」
ジャイアン「腕引きちぎってやるよ」
メリメリバキバキ…!
スネ夫「ハハハハ!バラバラにしてやろうぜ!」
ドラえもん「ああああああ!!」
ドラえもん(…の、のび太…くん…。)
104: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)15:10:08 ID:ybq
‐のび太家‐
のび太「ーー…!?」
のび太(…ど、ドラえもん…?)
106: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)15:28:11 ID:ybq
‐のび太家‐
のび太(この胸騒ぎは…まさか…)
のび太(…これで良いのか…逃げてばかり、いつもそうだった…)
パパ「のび太、いるのか?」
のび太「……おかえりなさい」
パパ「どうしたんだ?その傷は、喧嘩でもしたのか」
のび太「…最近いつも帰りが早いんだね、まだ4時だよ」
パパ「…まあ、色々とな…ママは…?」
のび太「さあ…パート先のチーフとでも仲良くやってるんじゃないの…」
パパ「……」
107: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)15:30:59 ID:ybq
のび太「それで?…何か用?」
パパ「学校は…行ってないのか?」
のび太「……」
パパ「…パパが最後に勇気を振り絞ったのは、いつになるかな…もうずいぶん昔になるな」
パパ「大切なのは一歩を踏み出す勇気…パパは逃げる事ばかり考えてる…」
のび太「……」
108: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)15:32:56 ID:ybq
パパ「パパなあ…、会社から必要ないって言われてしまったよ……今、無職なんだ」
のび太「…知ってたよ…パパ」
パパ「…みんなで一緒に死ぬか…?(笑)」
のび太「……」
のび太「遠慮しとくよ、僕はこれから一歩を踏み出すんだ」
パパ「……」
のび太(ドラえもん…!!)
110: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)15:44:11 ID:8qR
パパァ…
112: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)16:19:16 ID:ybq
‐路地‐
のび太「ドラえもーん!!」
しずか「のび太さん!」
のび太「…!し、しずかちゃん…!」
しずか「どうしたの?その傷…?大丈夫…?」
のび太「…僕に優しい言葉をかけるのはやめてくれ…」
しずか「……!」
113: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)16:22:30 ID:ybq
のび太「…こんな時間に何やってるの?まだ学校のはずだろ…?」
しずか「…あんな所…居るのがツライわ…」
のび太「……」
しずか「どうしてみんな変わってしまったの!?私…もうみんなが傷付け合ったり、いがみ合ったりするのを見たくない…!」
のび太「…しずかちゃん…」
しずか「グスッ…(涙)」
115: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)16:25:27 ID:ybq
のび太「…僕は何も変わっちゃいないよ。」
しずか「……」
のび太「いや…変われない、って言った方が正しいな…」
しずか「…もうこれ以上変わらないで…」
のび太「…変わってしまうのは寂しい…変わっちゃいけない事も、もちろんある」
のび太「だけど、変わらなくちゃいけない時もあるんだよ…!」
しずか「…!」
116: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)16:27:44 ID:ybq
のび太「ごめん、しずかちゃん…もう行かなきゃ」
しずか「どこへ行くつもりなの…?」
のび太「……」
のび太「…ダメな自分にケリをつけに行く」
117: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)17:26:38 ID:fDM
やったれのび太!!
119: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)19:14:36 ID:ybq
‐体育倉庫‐
スネ夫「ハハハハー!もう少しで腕が取れそうだ!やっちゃえジャイアンー!」
ジャイアン「オマエさんから仕掛けて来たんだ、こりゃ正当防衛だよな?」
バキッバキッ!バチッッ
ドラえもん「うあぁぁ…!」
出木杉「そこまでだよ、剛田くん」
120: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)19:15:55 ID:fDM
ここで出木杉が……?
121: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)19:16:51 ID:ybq
スネ夫「で、出木杉さん!」
ジャイアン「……」
出木杉「職員室で先生達が騒ぎ出してる、誰かが告げ口したんだ。すぐに場所を移せ」
ドラえもん「……な…」
ブタゴリラ「 」
出木杉「校内であんまり派手にやられちゃ困るなあ」
122: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)19:19:00 ID:ybq
ドラえもん「出木杉君…!き、君はいったい、こいつらと…どういう関係なんだ…?」
出木杉「ちょっとしたビジネスの関係…とでも言っておこうか?」
ジャイアン「もういいだろ出木杉!ここで解体しちまおうぜ!」
出木杉「バカか。ここじゃマズイ、警察を呼ばれるぞ?さすがの僕でも現行犯の犯行は隠蔽できない。裏山に連れていって、そこで殺れ。キテレツと一緒に埋めてしまえばいい」
ドラえもん「キ、キテレツ君を殺したのか…!!?」
出木杉「彼は実に運がなかった。」
123: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)19:21:49 ID:ybq
ドラえもん「な、な、なんという事を…!出木杉…!それでも人間かよ!」
出木杉「そうだよ?僕は優秀な人間さ、新学期には生徒会長だ」
ドラえもん「く…くそう!」
ダダッ!
スネ夫「に、逃げた!ジャイアン!追わないの!?ねえ!」
ジャイアン「………」
124: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)19:25:07 ID:ybq
出木杉「慌てるな。理由は知らないが、彼は君達を殺す気だったようだね?」
スネ夫「あ、ああ…」
出木杉「お互い様だ、警察には行くまい。さあ剛田君、さっさと彼の始末を頼むよ」
ジャイアン「始末ねえ…。」
出木杉「ついでにのび太も殺せ!昔から気に入らない奴だった。」
ジャイアン「気持ちが冷めちまったよ、俺は今殺りたかったんだ」
出木杉「なんだと?」
126: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)22:38:37 ID:ybq
‐路地‐
のび太「ドラえもん…!今どこにいるんだ…!」
ドラえもん「あ…!」
のび太「!」
ドラえもん「……」
のび太「………」
128: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)22:39:56 ID:ybq
のび太「……」
のび太「……よお!」
ドラえもん「……」
ドラえもん「…(笑)」
のび太「どら焼き買いに行って、随分と酷くやられたみたいだね?」
ドラえもん「そういう事」
129: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)22:42:32 ID:ybq
のび太「…大丈夫なのかい?…その腕…」
ドラえもん「修理すれば直る、大丈夫さ」
のび太「……」
のび太「で?これからどうする?」
ドラえもん「…君は急いで家に戻り隠れているんだ、絶対に外に出てはいけないよ…いいね?」
のび太「…どういう事だよ?」
130: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)22:45:28 ID:ybq
ドラえもん「…じきにジャイアンとスネ夫が僕を狙ってやって来るはずだ…!君を巻き込む訳にはいかないんだよ…!」
のび太「……」
ドラえもん「おまけに奴らには黒幕がいる…!出木杉さ!奴はキテレツ君を殺した…!」
のび太「なんだって…!」
131: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)22:48:18 ID:ybq
ドラえもん「…そういう事だよ。僕は3人に追われてる…君は早く逃げるんだ!」
のび太「…!君はどうする気だよ?」
ドラえもん「あんな奴らを…野放しにしておく訳にはいかない…!」
132: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)22:49:59 ID:ybq
のび太「……」
のび太「…なあドラえもん…僕らは親友だよな?」
ドラえもん「……」
ドラえもん「そう思ってる。」
のび太「…決まりだな。」
ドラえもん「?」
136: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)22:56:35 ID:ybq
のび太「最後まで付き合うぜ」
ドラえもん「…のび太君」
のび太「このまま負け犬で終わってたまるかよ!空き地で奴らが来るのを待つんだ、来たら撃退してやろうぜ!」
ドラえもん「…!」
のび太「…そのあと、ちゃんと君を見送るよ。」
ドラえもん(…強くなったな、のび太君…僕は嬉しいよ。)
138: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)22:58:49 ID:ybq
‐体育倉庫‐
出木杉「僕が殺せと言ったら殺せ!奴ら2人ともだ!」
ジャイアン「へっ!そのうちな、俺はやりたい時にやる。じゃあなー」
スネ夫「ジ、ジャイアン…!」
出木杉「…君は実に運のない男だなあ。」
ジャイアン「あ?」
139: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)23:03:43 ID:ybq
出木杉「新学期が始まれば300人近い新入生がこの学校にやって来る。麻薬に売春…これからが稼ぎ時だったのに、それを手放すとはねえ」
ジャイアン「……」
出木杉「君にすべて任せようと思っていたのに…残念だよ」
ジャイアン「……あんたとは上手く付き合っといた方が良さそうだな?生徒会長さんよぉ?」
出木杉「フンッ!そういう事だ…さっさと行ってこい!」
140: 名無しさん@おーぷん 2016/03/25(金)23:04:25 ID:ybq
そして最終決戦へ…
165: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)16:11:20 ID:Kej
‐空き地‐
のび太「…思い出すなあ、ドラえもん」
ドラえもん「ん?」
のび太「昔…よくここでキャッチボールをやったな」
ドラえもん「…ああ、飽きもせずに、夕方までよくやったもんだ」
のび太「君と一緒じゃなかったら、あんなに楽しいとは思えなかっただろうよ」
ドラえもん「……」
ドラえもん「…すまないと思ってる…」
166: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)16:15:17 ID:Kej
のび太「…」
ドラえもん「僕が…」
のび太「何も言うな」
ドラえもん「…」
のび太「君が何を言いたいのかは、聞かなくてもわかってる。大丈夫だ、気にしちゃいない」
ドラえもん「…そりゃ良かったよ」
ドドドドド……
のび太「…来やがったな」
168: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)16:17:29 ID:Kej
ドドドドド…(バイクの音)
ウォンウォン!キキィ!
スネ夫「見なよ!ジャイアン!的が2匹もそろってやがるぜ!」
ジャイアン「のび太ぁ!その様子だと、これから自分がどうなるか…もうわかってるみてぇだな?」
のび太「……」
169: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)16:20:08 ID:Kej
ジャイアン「覚悟はいいか?てめぇら」
ジャキッ
ドラえもん「…!奴らボーガンを所持してる…!あれをまともにくらったらアウトだ…!」
のび太「……」
のび太「……ドラえもん、僕一人にやらせてくれないか?」
ドラえもん「…なんだって!?」
170: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)16:21:39 ID:Kej
のび太「証明してやる…僕は変わるんだ…!一人で倒してみせる…だから見ててくれ…!」
ドラえもん「バカ言え!何カッコつけてるんだ!」
のび太「頼むよ…!ドラえもん!わがままだった僕の…本当に最後のお願いだ…!!」
ドラえもん「……!」
171: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)16:23:50 ID:Kej
ジャイアン「……。」
スネ夫「おもしれぇ〜!(笑)ジャイアン!俺にやらせてよ!いいだろ?」
ジャイアン「好きにしな」
のび太「……」
スネ夫「おう!のび太!俺はそこのポンコツロボットに腕を折られてるんだ!楽には殺さねぇからな!」
ドラえもん「…!」
172: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)16:26:04 ID:Kej
スネ夫「ヒヒヒヒ!出木杉さんに貸してもらったこのボーガンで目玉串刺しにした後、指を一本ずつ切ってやる!」
のび太「…ザコに用はないんだよ」
スネ夫「なにぃ!?」
のび太「どいてろ!スネ夫!」
173: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)16:29:07 ID:Kej
ブスッ!
ドラえもん「…う!」
スネ夫「うわああああああ!!?目があああああああ!?」
ジャイアン「…!鉛筆を突き刺しやがった…」
スネ夫「ぎゃああああ!痛いよぉぉ!ママァ〜!!!」
ドラえもん「……!」
のび太「ジャイアン!こいよ!!」
174: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)16:32:48 ID:abN
のび太頑張れ!
175: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)16:37:54 ID:Kej
ドラえもん「のび太君…!」
スネ夫「 」
ジャイアン「フン!負け犬が!俺様に噛み付くつもりか?」
のび太「もう僕は自分から逃げたりしない!」
ジャイアン「ああ?どういうこった?」
176: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)16:42:15 ID:Kej
のび太(…本当の敵は自分の中にある弱い心…僕はそいつに打ち勝って、ジャイアンを倒す…!!)
のび太「僕は強くなるんだ!!!」
ジャイアン「……」
ジャイアン「…ほお」
ジャイアン(…のび太の野郎…良い顔をしてやがるじゃねえか…)
178: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)16:45:42 ID:Kej
のび太「うああああ!!」
バキッ!!
ジャイアン「ぐふっ!」
ドサッ!
ドラえもん「…!ジャ、ジャイアンが倒れた…!」
のび太「立て!!」
ジャイアン「…ペッ!それで殴ったつもりかよ?」
のび太「…!」
179: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)17:02:34 ID:Kej
ジャイアン「殴るってのはなぁ、こうやるんだ!!!」
ゴスッッ!
のび太「うごぉ…!!」
ドサーッ!
のび太「うっ…ゴホッ!ゴボッ」
ジャイアン「オラァ!どうしたあ!」
ドガッッ!!
のび太「ぎゃあああ!」
180: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)17:06:29 ID:Kej
ドラえもん「の、のび太あ!!」
のび太「く、来るな…!ドラえもん…!」
ドラえもん「!」
のび太「こ、こいつは…!僕が倒す…!」
ジャイアン「へっ…!認めてやるよ…!意地の強さだけは俺のより上だぜ!」
182: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)17:09:28 ID:Kej
ジャイアン「オラオラオラァ!!」
ドゴォッ!バギッ!グシャッ!
のび太「あぐっ!ぶふっ!」
ジャイアン「うりゃあああああ!!!」
ボゴォッ…!!
のび太「……っ…!!」
…ドサッ…。。
のび太「……ぁ……」
184: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)17:11:26 ID:Kej
ジャイアン「ゼェ…ゼェ…」
ドラえもん「の…のび太…」
のび太「…。」
185: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)17:14:46 ID:Kej
ジャイアン「…どうした、立てよ。」
のび太「…。」
ジャイアン「…これで終わりなのか?」
ドラえもん「……!(涙)」
ジャイアン「俺をガッカリさせんなぁ!!のび太ぁぁぁ!!!!」
187: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)18:47:54 ID:Kej
のび太「……うあああああああああああ!!!」
ドスッ…。
ジャイアン「ーー!」
ドラえもん「!!」
188: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)18:50:15 ID:Kej
ジャイアン「………」
ポタッ…ポタッ…
ドラえもん「ス、スネ夫の落としたボーガンの矢で…ジャイアンの心臓を…」
のび太「…じ、地獄で会おうぜ…!ジャイアン…!」
ジャイアン「……くっ、くくく…!」
189: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)18:51:52 ID:Kej
のび太「…!?」
ジャイアン「くくく…!のび太ぁ…こ、こんなもんで…俺を殺れると…思ったのか…?」
ドラえもん「な、なに!?」
のび太「……!」
ジャイアン「お、俺様を誰だと…お、思ってやがる…?」
190: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)18:53:19 ID:Kej
ジャイアン「俺は!!!!ジャイアンだぞおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
ドラえもん「や、殺られる!!」
のび太「……!!」
191: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)18:56:20 ID:Kej
ジャイアン「ーー…。」
ドサッ……。
ジャイアン「 」
ドラえもん「…か…勝っ…た…」
193: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)18:59:29 ID:Kej
のび太「…うぅ…」ガクッ
ドラえもん「のび太!!」
ドラえもん「しっかりするんだ…!おい!!」
のび太「く…首の骨が…お、お、折れてる…僕は…助からない…」
ドラえもん「…!」
194: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:01:52 ID:Kej
のび太「…ぼ…僕は…強くなんか…なれなかった…これでよくわかったよ…」
ドラえもん「……」
のび太「…素手の…ジャイアンに…武器を使った…ひ、卑怯者さ…」
ドラえもん「…何を言ってるんだ!君はスゴいよ!!よく頑張った…!(涙)」
195: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:04:27 ID:Kej
のび太「…ド…ドラえもん…僕もう…すべての事に…疲れちゃったんだ…」
ドラえもん「……」
のび太「…本当に…疲れた………。」
のび太「 」
ドラえもん「…のび…太…君…。」
…………。。。
196: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:07:14 ID:Kej
‐学校‐
‐生徒会室‐
先生「…キテレツはまだ家に戻っていないらしい…」
ミヨ「…なにか事件に巻き込まれたのでしょうか…?」
出木杉「おおかた、生徒会長に立候補するのが急に怖くなり、逃げ出したんじゃないんですか?」
先生「…何をバカな!」
出木杉「いいですか?もう時間がないんですよ?早くこのクラスから一人立候補者を出さないと、選挙に間に合いません」
198: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:16:21 ID:Kej
先生「む……」
写真部「出木杉さん、選挙のポスター写真です。どうですか?」
出木杉「うむ、良い感じに撮れてるじゃないか」
先生「おい!何を勝手な事を…!私はまだ君を立候補させるとは言っとらんぞ!」
ガラッ!!
出木杉「!」
ドラえもん「出木杉…」
199: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:17:50 ID:Kej
出木杉「…キ、キサマは…!」
ミヨ「ドラちゃん!」
ドラえもん「探したよ…」
先生「なんだ君は?ここは関係者以外、立ち入り禁止だ。すぐに出ていきなさい」
200: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:20:55 ID:Kej
ドラえもん「……」
ジャキッ
ミヨ「きゃ!」
写真部「こ…こいつ!ボーガン持ってるぞ!」
出木杉「……そ、そのボーガンは…!!」
ドラえもん「出木杉!こいつをオマエに返しにきた!!」
出木杉「…!」
201: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:23:53 ID:Kej
先生「お…おい君…」
出木杉「い、いやだ…!」
出木杉「やめてくれえ〜〜〜〜!」
ドラえもん「受けとれ!!!」
ドスッ…
202: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:25:43 ID:Kej
出木杉「…ぁ…ぅ…。」
ドサ…
出木杉「 」
ドラえもん「……」
ミヨ「きゃあああああ!!」
写真部「誰かああ!警察をー!!」
203: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:28:00 ID:Kej
先生「…な…なぜだ!?なぜこんな事を…!?」
ドラえもん「…のび太くん。終わったよ…なにもかも」
ドラえもん「……僕も疲れたよ。」
204: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:28:48 ID:Kej
キャスト
のび太
ドラえもん
出木杉
スネ夫
キテレツ
ブタゴリラ
しずか
コロ助
トンガリ
ミヨ
低学年
他校生
生徒
写真部
パパ
先生
ジャイアン
監督・脚本 おーぷんびっぷ住人
205: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:29:24 ID:Ugc
乙
206: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:29:32 ID:Kej
支援、コメントをしてくださった方、読んでくださった方々
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
207: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:34:28 ID:TrY
乙でち
209: 名無しさん@おーぷん 2016/03/26(土)19:40:41 ID:1dK
おつ
・ ニュー速VIP@おーぷん2ちゃんねる に投稿されたスレッドの紹介でした
のび太「ドラえもん!お願いだよ!」
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