92126522014年3月から行方不明になっていた埼玉県朝霞市の中学生の女子生徒(15)を27日、都内で無事保護した。



女子中学生は2014年3月10日、中学校を出たあと学習塾に姿を見せず、帰宅した母親が自宅の郵便受けに「家も学校もちょっと休みたいです。探さないでください」などと書かれたメモがあるのを見つけた。
3月19日には「元気で過ごしている。迷惑をかけてごめんなさい」と書かれた手紙が自宅に届き、事件に巻き込まれた疑いもあるとみて調べていた。

ジャージ姿で保護 母親の問いかけに「そう」と


女子生徒は27日正午過ぎ、JR東中野駅駅の公衆電話から泣きながら「助けてほしい」と110番通報してきた。保護された際、ケガなどはなかった。本人が自分の名前を名乗り、学生証も持っていたので警察は本人と確認したという。

女子生徒は行方が分からなくなったときは長髪だったが発見された時は短髪で、ジャージー姿でサンダルを履いていたという。
保護された際、警察に対し「男に監禁されていた。今日は長時間、男がいなくなりそうだったから隙を見て逃げ出してきた。ずっと監視されていた。車に無理やり乗せられた」と話したという。

発見時には学生証を・・・「逃げてきた」女子生徒を保護


女子生徒は「今日、男が夕方まで出かけるというので逃げてきた」「男は秋葉原に出かけると言っていた」と話しているという。

この男は中野区に住む23歳の男とみられ、男は女子中学生と一緒に住み、女子中学生は家から出られないようになっていたとみられている。
この男は現在、行方が分からなくなっているという。女子中学生から詳しい話を聞き、行方不明になっていた2年間に何があったのかを調べている。



関連リンク:
保護された少女「男に監禁されていた」
2年前不明の15歳少女保護、「男は“秋葉原に出かける”」

斎藤杏花さん 行方不明直前の防犯カメラが捕らえた映像


「知らない男に連れてこられた」少女は2年間どこに