任天堂の採用情報に掲載されている
「仕事を読み解くキーワード」。新しいキーワードが掲載され、
今度はスプラトゥーンの楽曲などの話が掲載されています。
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新しく公開されたのは、No.19から24までのキーワード。
スマブラでのネットワーク構築に携わった方の話しである
「先回りして準備する」や、マリオメーカーの製作に関する話などが
掲載されていますが、
スプラトゥーンに関連する話題が3つも用意されています。
そのうちのひとつは、あの世界を彩る楽曲に関して。
「イカ世界のアイドル曲を作ってほしいと」いわれ、
当初は民謡色を前面に出した楽曲にしたものの、
和の色が出すぎてしまったそうで、
あからさまに民謡っぽさが出るフレーズや伴奏を、
なんとなく民謡風に聴こえるようなニュアンスに調整、
さらにうねうねとした音色を取り入れることで、
架空のイカ世界が連想されるような音楽にしていったとのこと。
また、もう一つの主役と言える「インク」のエフェクトを担当した方の話も掲載。
インクのらしさを出すために、2つの弾道計算にすることで
「液体らしい弾道」を作り出したこと。
壁に向ってインクを撒いたときの垂れ具合に関しても試行錯誤があったそうで、
壁を上れる仕様になった際、塗ったインクが垂れるようにしてほしい
という要望があがってきものの、そのまま60fpsのアニメーションで実装すると
処理が重くなることから、思い切って垂れる部分のみ20~15fpsに
落すことで実装できたそうです。
製作中はインクのことだけを考えていたそうで、
インクのような粘性が表現できるのか通勤中も考えていただけでなく、
風呂場でバシャバシャ水を叩いて動きを観察したことも語られています。
スプラトゥーンにある「試射場」にあるゴールポスト。
あれにスプラッシュボムを投げ込むと、ゴールがゆれるだけでなく
イカ語が飛び出す小ネタ、所謂「イースターエッグ」が仕込まれていますが、
コレに関してもスタッフの方の話が掲載。
実は上に相談せずにこっそり実装したものだったそうですが、
後日プロデューサーが「ネットが揺れるのを見たときに、
細かな部分にも魂が吹き込まれて、この世界の納得感が
グッと高まったのを感じた」と、いってもらえたとか。
任天堂の仕事を読み解くキーワードは、
ちょっとした開発裏話のようになってて面白いので、
興味がある人はチェックしてみよう。
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