米国の市場調査会社Slice Intelligenceは28日(現地時間)、発売後初週末における「iPhone SE」のオンライン販売台数について、最新の調査結果を公開しました。
かつて「iPhone 6s」が記録した販売台数は、「iPhone 6」比で54%となる模様
調査報告によると、発売後初となる週末に米国市場内のオンラインストアを通じて販売されたiPhone SEの台数は、同条件下で「iPhone 6」が記録した販売台数と比較してわずか3%にとどまったとのことです。
また、調査期間内にiPhone SEを購入した人の35%が過去2年以内にiPhoneシリーズの端末を購入している一方で、iPhone 6s購入者の49%はiPhone 6の所有者であったことも明らかにされました。
そのほか、発売初週におけるiPhone 6s購入者のおよそ10%がAndroidスマートフォンからの “乗り換え” ユーザーであったのに対し、iPhone SEにおいてはその数字がおよそ16%にまで上昇したことも指摘されています。
なお、中国市場においては既に先行予約の受付件数が340万件を突破していることも報じられていますが(過去記事)、あくまでも今回の調査は米国内のオンライン販売に関するものであるほか、実際にApple Storeや各小売店のデータは含まれていません。
とは言うものの、今回の調査結果を見る限りでは、少なくとも米国市場においてはiPhone SEの需要はあまり大きなものではなさそうです。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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