また病院が狙われた…。米の病院がハッキング被害、患者データベースなどがダウン
これは本当に悪質ですよね…。
アメリカ・メリーランド州のボルチモアや、ワシントンを中心に展開している、MedStar Healthという病院にて、コンピューターがウィルス被害に遭うという事件が発生しました。これにより、患者のデータベースやメールシステムがダウン。被害はグループ全体に及ぶとのこと。
すでにFBIが捜査を始めていますが、ウィルスの種類や原因などについて、いまだ有力な手がかりはありません。
病院に対するハッキング攻撃は増加の一途を辿っており、「今、ハッカーが狙っているのは病院」とまで言われています。
その理由として挙げられるのが、病院の情報セキュリティレベルがそれほど高くないこと。ITやセキュリティの専門家がいるわけではないので致し方ないかもしれませんが、扱っている情報の機密性が極めて高い病院という場所ですから、やはり心配にもなります。
さらには、ハッカーがその気になれば、病院内の各種機器も操作できることがわかっています。今後普及が予測される電子カルテなどの取り扱いも考えると、憂慮すべき問題ですよね。今年2月には、ハッカーの要求に屈して約188万円を支払ってしまう事例も発生しました。
MedStar Healthは現在、患者の記録や通信用のポケットベルを利用できなくした「緊急体制」で運用中。
原因解明が待たれますが、本当に迷惑な話ですよね。
Networks temporarily shut down to prevent virus spread. We have no evidence of compromised information. All facilities remain open.
— MedStar Health (@MedStarHealth) 2016年3月28日
source: ABC News
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)
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