The Vergeは30日(現地時間)、現在米国にて開催中のBuild 2016において、米マイクロソフト幹部のテリー・マイヤーソン氏が、2016年の同社における「Windows Phone」の優先度はあまり高くないことを明言したと報じています。
The Vergeによると、マイヤーソン氏は今回、同社がWindows Phoneのの重要性をきちんと認識しており、さらに将来的には魅力的な計画が存在していることを示唆しつつも、今年について言えばその重要度が低いことをThe Vergeに明かしたとのことです。
また同氏は、「多くの企業から端末が提供されることを望むのならば、Windows Phoneは選択肢として適切ではない」という旨の発言を見せており、Windows Phoneプラットフォームが今後も一部の限られた企業によって構築される見通しが示唆されました。
残念ながら今回、マイクロソフトが再びWindows Phoneに注力する時期についての明言は避けられたものの、少なくともモバイル事業を見限ったという訳ではないようです。
なお、2016年内には「Surface Phone」が登場するとも噂されていますが(過去記事[1]、[2])、現地時間で明日4月1日まで開催されるBuild 2016を通じて、何らかの情報が発表されることに期待したいところです。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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