4.Giant Owl Butterfly ジャイアント・オウル・バタフライ
暗闇にひっそりと生息する魅惑的な「フクロウ蝶」 羽根のスポットや柄がまるでフクロウのよう。
同種はおよそ20ほどありメキシコや中央・南アメリカの森林に生息しています。
飛行能力は低く、一回のフライトで2,3mが限度。羽根を広げると20㎝程になります。
太陽が沈むと、敵である鳥類が食べ物を探しに飛び回る、それを避けるようにこのフクロウ蝶は
大きな羽根を広げ始めます。
5.Queen Alexanda's Birdwing Butterfly クイーン・アレキサンドラ・バードウィング・バタフライ
世界で最も大きな蝶で、その美しい羽根を広げると30㎝にもなります。北パプアニューギニアの熱帯雨林地方に生息をし、幼虫の時は毒性のある葉を食べて育ち、成虫になってからは「毒蝶」として生活をします。これは敵から身を守る為の手段で、万が一、鳥などがこの蝶を食べた場合は体に異変をきたしますので、ちょっと怖いですね。
6.Emerald Swallowtail Butterfly エメラルド・スワローテイル・バタフライ
別名Papilo Palinurusと言い、東南アジア一帯に生息しています。
アゲハ蝶としては大変珍しいエメラルドグリーン色が特徴。また羽根に煌びやかに広がる柄が孔雀のようにも見えることから孔雀蝶とも呼ばれています。生息地はインドネシア、ボルネオ地方、フィリピン全域。
7.Zebra Longwing Butterfly ゼブラ・ロングウィング・バタフライ
優雅に空中を舞う姿に、すぐさま目を奪われそう。
黄色と黒のコンビネーションが輝かしいシマウマのような柄の蝶。(正式名 Heliconius Charitonius) アメリカはフロリダ地方の自然公園などでよくみかけ、1996年にフロリダ州によって公式に認められました。
8.White Morpho Butterfly ホワイト・モルフォ・バタフライ
正式名をMorpho Polyphemusと言い、メキシコ地方で生息するトロピカル蝶として有名です。
一見地味に見えますが、羽根に注目すると茶色い目のような模様が並んで点在しているのがわかります。敵の攻撃をかわす、賢いマーキングですね。
9.Peacock Pansy Butterfly ピーコック・パンジー・バタフライ
正式名をJunionia Almanaと言い、紫に縁取られた羽根には大小の目のような柄が並んでいます。
10.Wood White Butterfly
白色というよりはクリーム色に近い柔らかい印象の蝶。
上羽根にグレーの組織線がくっきり浮かんでいるのがわかります。可憐な繊細な印象とは違ってとてもタフで強い蝶の一種です。
11.Great Mormon Butterfly グレート・モルモン・バタフライ
アゲハ蝶の仲間であるグレート・モルモン・バタフライは正式名をPapilio Memnonと言います。
多様な形の遺伝子「多型対立遺伝子」を持ち、この種で13の亜種が確認されています。生息地は東南アジア。
12.Strange Butterfly ストレンジ・バタフライ
北ブラジル地方で確認された、その名も「奇妙な蝶」 カタチとよい色合いとよい、確かに変わった形相の蝶と言えますね。
蝶を始め、昆虫の擬態化については本当に興味深いものがあります。プロ意識満点の誰もが目を疑うような擬態ぶりには驚かされますよね。