iPhone SE vs iPhone 5s、メモリ倍増はどう影響する?
使えばわかる、その違い。
とうとう3月31日から発売が開始された「iPhone SE」。小さなボディに最新プロセッサを搭載し、最強の小型スマホとの呼び名も高い同モデルですが、やはり気になるのは「同サイズのiPhone 5sからどれくらい高速化したのか」ということ。
なおiPhone SEとiPhone 5sの違いをおさらいしておくと、iPhone SEは最新のA9プロセッサに2GBのメモリを搭載。一方iPhone 5sはA7プロセッサに1GBのメモリを搭載しています。メモリの倍増がどれくらいの違いを生むのか、気になりますね!
テストではまず、さまざまなウェブサイトをSafariで開きます。確かにiPhone SEのほうが早い…。でも圧倒的な差ってわけでもなさそうです。
しかし、多数のタブを開いた後に最初のタブを閲覧しようとすると、「iPhone SEではリロードせず、iPhone 5sではリロードが開始される」という違いが! これはiPhone SEが大容量のメモリを搭載しているため、Safariのタブをリロードする必要がなかったのでしょう。ウェブサーフィンでこのリロードは意外とストレスになるので、iPhone SEは日常利用でも快適さが向上していることがわかります。
もちろんメモリが2GBになったからといって、全てのタブがリロードされなくなるわけではありません。しかし、より多くのタブをリロードせずに快適に閲覧できるのも確か。iPhone SEは販売価格も安めですし、なかなか楽しみな新型スマホに仕上がっていますよ!
source: 9to5mac
(塚本直樹)
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