転載元：北野「北野誠一郎です」三橋「ギャワーーーーーーーッ！！」
モブ1「おい、知ってっかよ。昨日から転校してきた1年そーとーヤベーらしーぜ」
モブ2「あぁ、なんでも顔がちょーオッカネーらしーな」
モブ1「何でも噂じゃヤクやってるだとか、人殺したことがあるだとか…」
モブ2「マ、マジかよ。大丈夫かな俺ら…」
雄一「よォーなんだか穏やかじゃネーなおめーらよぉ」
モブ2「あ、ゆ、雄一くん…いや、昨日の転校生の話をしてたんだけど…」
・【流出画像】奥菜恵（34）フルヌード＆フ●ラ画像の高画質で公開！⇒これが押尾学のリベンジポルノ…
・【gif】突然スカートめくりされたJCの反応ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ（※画像あり）
・【※GIFあり※】 地上波でJKが生ケツを披露してしまうという放送事故ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ...
・【エ□GIF】騎乗位を連想させる、もの凄い腰振りダンスの動くエ□画像
・【エ□GIF】挿入部分がよく見える騎乗位GIFがエ□抜ける15枚
・【GIF画像】身内のセッ●スに感化されてオナ●ーしちゃう女たちｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ（19枚）
・マ●コもア●ルも同時責め！？GIF画像にしたら想像以上のエ□さだったｗｗｗ
・男が悶絶するほどの腰使いでいかせてくる騎乗位GIF
・ドジな女の子たちの「痛い」GIFが笑える(25枚)
・彼女にいろんな場所でフ●ラさせた時の話
・【画像あり】加護亜依（28）「こんなオバサンでいいの…？」
・確信犯!?桐谷美玲のポロリ癖に撮影現場の男性スタッフはキツリツもの!?
・【悲報】なーにゃ 逆ライザップ 披露・・・・・・・・・・
・女性器見えそう…。ビーチに「とんでもない水着」を着てる女性がいると話題に
・【画像】 マ ジ か よ ……っ て な る 画 像 gif く だ さ い【65枚】他
雄一「聞いてたよ。なんだぁー？ヤク中だの人殺しだの…随分と大げさな噂立ってるみたいだけどよ…」
モブ1「とんでもねぇよ。実際あんなツラ目にしたらとても大げさとは思えなくなるぞ」
北野（うーむ。毎度の事だと思って慣れたつもりだったけど、転校したてでまだ友達が一人もいない状況はつらいなー僕は人一倍友達を作るのに苦労するのに）
モブ1「ひっ…あ、アイツだ」
雄一「あーん？」（ケッ、どんだけイカツいツラしてんのか知んねーけど少しばかりツラが怖いからっつって…）
北野（あっおっかなそーな人達だな。やっぱりどの学校にもいるんだなぁ。でも人を見かけで判断しちゃいけないよね。）
雄一（………・ッッッ！！！？？？）ﾋﾞｸｰﾝ
ｵｯｶﾈｰ ｺﾜｰｲ ｷｬｰ ザワザワ
雄一（なっなんなんだコイツは。ツラがイカツいとか怖いとかそういうレベルじゃねー。悪魔そのものじゃねーか。何であんなヤツが人間界に？）
北野（前の学校だって見た目は不良でも根はいい人ばっかりだったしね。僕も明るいキャラでどんどん皆と親しくなるぞ）
雄一（ヤベーよ…今回ばっかりは三橋さん達も太刀打ちできるレベルじゃねーかもしれん）
ーー屋上ーー
三橋「金が無いっ！」
伊藤「何だよテメーはウルセーな。んな事知ってるよ」ﾑｸﾞﾑｸﾞ
三橋「おい伊藤！仮にも、いや仮じゃないが世界一強く世界一偉いこのミツハーシー様が一文無しとはどういうことだ！」
伊藤「ンナ事言われてもねー」ﾑｸﾞﾑｸﾞ
三橋「いいか伊藤良く考えろ。まずはこの音を聞け」
伊藤「音？何の？」
三橋「…」ｸﾞｰｷｭﾙﾙﾙﾙﾙ
伊藤「…品のねぇー音だな」ﾑｸﾞﾑｸﾞ
ドゴッ
伊藤「ブギャッ…何すっだ！この野郎！！」
三橋「心底テメーには呆れ果てた！なんちゅー気の利かなねェーヤツなんだオメーは！」
伊藤「あぁー俺のパンがーどーしてくれんのよー」
三橋「どーしてくれんのよーじゃねぇこのボケスガッパ！目の前に一文無しの空腹男がいりゃー自分のモンを分け与えるってのが人情てなもんだろーが！」
伊藤「じゃーオメー逆の立場だったら俺にくれんのかよ」
三橋「アホかオマエは」
伊藤「…テメー」
ｺﾉﾔﾛｰ ﾔﾝﾉｶｺﾗｰ
雄一「三橋サン、伊藤サン大変です！」
三橋「おーゆういちくぅーん！さすがだ。主の危機を察して駆けつけてくれたのか！ほめてつかわす」
雄一「え、いや…なんスかその手は」
三橋「金」
雄一「…えっ」
三橋「金」
雄一「…え、」
三橋「金っつってんだろ！さっさとよこさんかい！」バコン
伊藤「オォなんという…さすが相変わらずの暴君っぷりだのぅ」
伊藤「よォー何が大変なんだよ」
雄一「え、いや実はですね…昨日転校してきた1年がそーとーヤバくて…」
三橋「1年だぁ！？何でんなションベンコゾーの相手を俺達がせにゃならん！」
伊藤「そーだぜ。それを3年の俺らに頼むのはチョット違くねーか」
三橋「1年くらいお前が仕切ってみせんかい」
雄一「違うんス、ホントにヤバいヤツなんスよ！…こんなこと言っていいのかどうかわからねーけど…」
雄一「今回のヤツだけはいくら三橋サン達でも…」
三橋（……）ｽﾞﾓﾓﾓﾓﾓ
雄一「い、いやそんなつもりじゃなくてですね…そのなんつーか…」
三橋「いいから。言ってみろ…三橋サン達でも…なんだって？」
ーー1年廊下ーー
ｺｿｺｿ
三橋「っきしょー雄一のヤロウ抜かしやがって」
伊藤「見りゃ解る程の悪人て…そんなにゴツいヤツなんかな」
三橋「しかしゆるせねーよな。この俺様を差し置いて廊下をズンズン歩くなんてよ」
伊藤「オマエね。まだ高校生なりたての1年坊にムキになっちゃイカンよ」
三橋「んじゃー何でオマエまでついて来てんだ。このボゲ！」
伊藤「ち、ちがうよ。俺は純粋な好奇心だよ」
三橋「お、周りの奴ら青ざめた顔して廊下のハジに寄り始めやがった」
伊藤「そろそろか」
三橋「どれ軽くシメたろう…か…」
北野（………）ｽﾀｽﾀ
伊藤「………」
三橋「ギャワーーーーーー！！！！！」
伊藤「あ、バッ…」
北野（？）ｸﾙｯ
三橋「悪魔じゃ、い、いやデビルじゃ…こんなところに異形のモノがおった」
伊藤「ヤベーよぉ三橋ィーこのままじゃ頭どころかこの地球丸ごと取られちまうぜー」
三橋「エイ」ﾄﾞﾝ
伊藤「キャッ」ｸﾞﾗｯ
北野「うわっ」ﾄﾞﾝ
三橋「スマンイトー!オマエの事は当分忘れないぞーサラバだー」ｽﾀｺﾗ
北野（う、何かすごい怖そうな人だな。髪型も凄いし…僕も結構ちょっかい出されるタイプだからなぁ）
伊藤「はわわわわわわ」
北野（あ、でも普段から滅多に人が寄ることなんて無い僕には友達を作るチャンスかもしれないな）
今日俺とエンジェル伝説SSとか
伊藤「うわーうわーたすけてくれーころさないでー」
足が竦んで身動きが取れない伊藤
北野（よし、まずは警戒心を解くことから始めないと…そうだ、精一杯爽やかな笑顔を見せれば…）
その時自分なりの爽やかな笑顔を見せた北野の顔面にはかつて竹久斬り付けられた傷が浮かび上がっていた
伊藤「……キュウ」ﾊﾞﾀﾑ
北野「え、あの…だ、大丈夫ですか」
モブ1「おわーあの伊藤さんが気迫だけで失神したーなんてことだー」
北野（な、なんてことだ。怖がられるならまだしも失神までしちゃうなんて）
モブ2「お、おい伊藤サンが殺されちまうぞ」
まさかVIPで北野誠一郎の名前を見るとは
雄一「待てやコラー！てめー誰を手にかけたのかわかってんのか」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞﾀ
モブ1「ウオォーすげぇぜ雄一くん」
モブ2「お、おい流石にムボーすぎやしねーかな」
北野「あ、ご、ごめん」
雄一「きっと後悔するぞー！伊藤サンがやられたとなりゃ三橋サンが黙ってねーんだからなー！」ﾋﾟｭｰ
北野「あれ、ちょ、待って…」
一方その頃
三橋「うわー理子ーたっけてくれー」
理子「ちょ、ちょっと何よどうしたのよさんちゃん」
三橋「ア、アクマだこの学校にアクマがやってきおった」
理子「もしかして1年の転校生のこと？」
三橋「そ、そーだまさしくその通りだ。そしてヤツはとんでもないヤツだ」
理子「もー早速ケンカふっかけてきたのねェー手の早いこと」
三橋「いや、さすがのオレもよ。後悔したぜ…くっ伊藤という犠牲も払ってしまった」
理子「まーたイトーちゃんを見捨ててきたのー」
三橋「な、何をいうか！アイツは運悪くアクマのターゲットになってしまっただけじゃ…」
理子「………」ｻｰｯ
三橋「な、なんだオイ。何をいきなり青ざめておるんじゃ」
「あ、あの…」
三橋「ウルッセーな！今それどこじゃねぇーんだ！」
北野「あ、えっと…三橋さん、ですよね」
三橋「アワワワワーなんでこんなとこにいるんだー」
北野「いや三橋さん、伊藤さんの友達だと聞いたもので…すいませんでした」
三橋「うわー違う！俺は三橋じゃない。三橋はそいつ！僕田中！剣道部の田中！」ﾋﾟｭｰｯ
北野（な、何て足の速い人なんだ。ひょっとしたら僕より早いかも…いやいやそんな事言ってる場合じゃないぞ）
北野（何か僕のせいでまた校内が混乱し始めちゃってるみたいだし…早いところ誤解を解かなきゃ…！）ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
三橋「タ、タタリー！タタリータタリー！！！」
根本「あ、や、やぁ三橋くん…」
三橋「ウォー助けてクレーお前アクマとかそういうの得意だろ！」
根本「え、何、一体何がどうしたんだい…」
三橋「いいか。落ち着いて聞けよ。…この学校にアクマがやってきおったのだ！」
根本「…え、アクマってアクマみたいに強いの？」
三橋「ちっげーよ！本物のアクマなんだってばよ！ホラ、お前の呪いパワーで追っ払ってくれよ」
根本「よ、よし、なんか良くわかんないけど僕に任せてくれ！」
三橋「オー神様タタリ様ー」
根本（あ、あの三橋くんにここまで頼りにされるとは…上手くいけば周りの見る目も変わってくるかもしれない。よーし、こ
こは命に代えても…）
北野「…あ、いた」ﾆﾔﾘ
根本「」
三橋「ウラァバッケヤロー！！オメーなんかもう怖くねーぞこのタコ！今からこのタタリ君がなぁ…」
根本「」
三橋「…おい、タタリ君…もうアクマが君の目の前に迫ってきているぞ。…オイ、オイ」
三橋「テメー何立ったまま気絶してやがんだこのボゲー！！」
北野「きえええええええええええええええええええええええええ！！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
三橋「わーーーーーーー！！」
北野「ごきええええええええ！！！きじゃらきええええええ！！！」（訳:誤解ですよーー伊藤君を気絶させたのは僕じゃあり
ませーーーん）
伊藤を気絶させたのは紛れもなく北野本人である
三橋（ダメだー追いつかれる！あぁ…この栄光に満ちたミツハーシー様の生涯はこんなところで幕を閉じてしまうのか…）
一方そのころ
黒田「ついに来たぞ未踏の地。いやーテンションが上がりますなーガハハハ」
竹久「ケッ勝手に浮かれてろよ」
黒田「うるせーーーていうか何でお前まで付いてきてんだこの馬鹿！」
竹久「うるせーな北野さんに会いに行くってなったら俺がいかねー訳にはいかねーだろ」
黒田「なんだそりゃー！自意識過剰もいいとこだぞお前」
竹久「あーてめーにだきゃ言われたかねーよ！」
良子「ていうか何で学校サボってまでこんなところまで来なきゃならないのよ。明日休みなんだから明日でもいいじゃない」
いくの「じゃあ来なけりゃいいだろ。所詮誠一郎に対するお前の愛などその程度だったということだ」
良子「な、何を…」ぐぬぬ
黒田「ぬあーもう許さんぞこの野郎！」
竹久「上等だよぶっ潰してやるぜ」
良子「あーもうあんたらも騒いでないでんじゃないわよ！こんなところで目立ったら後々面倒でしょ！！」
竹久「よく言うぜ。どこの学校かもわからん男数人ノシといてよ」
良子「うるさいわねうるさいわね！！あれは正当防衛でしょ！！」
竹久「おっ」ﾄﾞﾝ
谷川「ってーなコラ。気を付けろ」
竹久「お、わりーなチビくん」
谷川「てめーなんつったコラ。てめーもそー変わらねーじゃねーか」
竹久「なんつったって言いながらしっかり聞こえてんだな」
いくの「こりゃまた血気盛んな少年だな」
谷川「オラーテメーラこのお方をご存知ねーとは言わせねーぞダラァー！」
竹久「しらねーよ俺らよそモンだし。まぁそこのチビよか手応えはありそーだな」ﾎﾟｷﾎﾟｷ
谷川「フッ後悔してもしらねーぞ」
今井「フッ」（こいつはまーた余計にケチつけやがって。何でこいつのタメにオレがやりたくもないケンカやらにゃならんのだ）
竹久「ん？」ﾁﾗｯ
黒田「？」
竹久「…」ﾁﾗｯ
今井「？」
谷川「何よそ見してんだ。なんだ怖気づいたのか？」
竹久（なんかこのデカイ奴…黒田と同じ人種のような気がしてならねぇな…何も根拠はないんだが…）
良子「あ、あの…ちょっと落ち着いて…ぶつかったのは謝るから…私達ちょっと探してる人がいて…」
今井（！！）ﾄﾞｷｰﾝ
谷岡「フッわりーなねーちゃん。舎弟であるこのオレを怒らしちゃあこの人が黙ってられねーんだ」
今井「…いい」ﾎﾟｯ
谷川「はっ？」
今井「オーなんと可憐なお嬢さんだ。こりゃ理子さんにも劣らねーかも…」
谷川「なっ、また何言ってんスか！今井さーん！」
今井「ハッ…今俺は何て言った？」
竹久（やっぱこいつ黒田みてーだな）
良子（なんかこの人黒田くんみたい）
いくの（背格好といい頭の足りないところといい黒田にそっくりだな）
郁子（なんかこの人黒田くんに似てるかも…）
五郎、次郎（なんかこの人も黒田さんと同じタイプな気がする…）
一方その頃保健室
伊藤「ウームムニャムニャ」
伊藤「はわー！！」ｶﾞﾊﾞｯ
理子「あらーズイブンうなされてたみたいネー」
伊藤「り、理子ちゃん！！お、オレなんかされてない？どこもどうもなってない！？」
理子「…ハッ…い、伊藤ちゃん…」ｶﾞｸｶﾞｸ
伊藤「え、ナニナニ…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
理子「あ、頭が…」
伊藤「はわわー頭に何かシドいことされたのかー」
理子「すっごくツンツンしてる」
伊藤「…理子ちゃーん。からかわないでよー」ぐすん
理子「気絶したイトーちゃんを保健室に運んでくれたのはその北野くんらしいわよ」
伊藤「え、」
理子「そりゃ私も初めて見たときはビックリしちゃったけど、とても悪い人には見えなかったけどなぁー」
伊藤「でもよーあのツラだぜーあれで善人なんて話があるかねー」
理子「なによーイトーちゃんって人を見た目で判断するよーな人だったのー？」
伊藤「うっ」ｸﾞｻｸﾞｻ
理子「それになんか僕のせいでこんなことになって申し訳ないって謝ってたわよー」
伊藤「……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
竹久「で？アンタはやんのかやんねーのかどっちなんだよ」
今井「ま、まぁボクも頭張ってる身としてはここで引くわけには…」
良子「もー！なんでアンタはそんなにケンカ腰なのよ！！」
竹久「何言ってんだケンカ腰なのは向こうの方だろうが！」
良子「だからってねー」
郁子「ん…良子。なんか…北野くんの声がしない？」
良子「え？」
いくの「私にも聞こえたぞ。なんだお前には聞こえないのか…その程度で私の誠一郎にすり寄ろうなど」
三橋「だーっ！！なんてしつけーヤローなんだ！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
三橋「い、今井ーたっけてくれー！！」
今井「うわ、な、なんだテメーいきなり…」
三橋「あのヤローが俺をどこまでも追っかけてくんだよ！！」
今井「あーテメーどうせ伊藤のアホにでも金をせびって…」
北野「きえええええええええええええええ！！！！」
今井「」
谷川「」
三橋、今井、谷川「どわーーーーーーー！！」ﾋﾟｭｰ
良子「あ、北野くーん！！」
北野「え？え、あれ…みんな…？なんでこんなところに…？」
黒田「北野さーーん！！我々が授業時間を割いてまで北野さんに会いに来たんですよ！」
北野「み、みんな授業抜け出してきたの…？それはちょっとマズいんじゃ…」
竹久「お久しぶりです北野さん。どうですかここでの生活は」
北野「あ、うんなんというか…相変わらずって感じかな…まだ友達らしい友達が一人もできてなくて」
いくの「今もそこの生徒を恐怖に追いやっていた真っ最中だったのか」
北野「う」ぐさっ
良子「ま、またアンタはそういうこと！！」
北野「ま、まぁでも事実だと思うし…ごめんねみんな。せっかく来てもらって申し訳ないんだけど、今はちょっとあの人の誤解とかなきゃ」ﾀﾞｯ
良子「あ、待って北野くん！」
北野「え？」
良子「あ、いやその…ほら、今追っかけても見つかるかわかんないしそれはまた日を改めた方がいいんじゃないかな…って」
いくの「回りくどいぞ。ストレートに顔のせいで追っかけても逃げられるだけだって言えばいいじゃないか」
良子「アンタ本当に北野くんのこと好きなの？」
伊藤「ハァー」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ
北野「あ」
伊藤「う」ｷﾞｸｯ
黒田「ほほーすげー頭してんな。竹久なんか目じゃねーぜ」
北野「きええええええええええ！！！！」
いくの「すごいな誠一郎は。ものすごいペースで大概の人間を恐怖に陥れている」
良子「そこ感心するとこじゃないでしょ！」
伊藤「うわわわわ」（い、いや！！耐えろ伊藤真司！！こいつはきっといいヤツなんだ！！）
北野「きえええええええええええ」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
伊藤のしんぞー「どっくんどっくん」
北野「きえええええええええええええ」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
伊藤のしんぞー「どっくんどっくんどっくんどっくん」はれつするー
ｶﾞｼｯ
北野「大丈夫ですか大丈夫ですか！どこかお怪我は！！？」
伊藤「ホヘーでぇじょぶッスでぇじょぶッスよー」（また気ィ失いかけた…）
北野「本当にすいませんでした…あの…できれば三橋サンにもよろしくお伝えください」ﾍﾟｺﾘ
伊藤「…」
伊藤「…あぁ、こっちこそ悪かったな」
伊藤「……」
ーーーーーー伊藤の回想ーーーーーー
三橋「エイ」ﾄﾞﾝ
伊藤「キャッ」ｸﾞﾗｯ
北野「うわっ」ﾄﾞﾝ
三橋「スマンイトー!オマエの事は当分忘れないぞーサラバだー」ｽﾀｺﾗ
北野（う、何かすごい怖そうな人だな。髪型も凄いし…僕も結構ちょっかい出されるタイプだからなぁ）
伊藤「はわわわわわわ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
伊藤「…ところでさー…その三橋くんどこに行ったか知らなーい？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞﾎﾟｷﾎﾟｷ
竹久（おぉなんかしんねーけどこいつはつよそーだぜ）
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ﾊｧﾊｧ ｾﾞｪｾﾞｪ
三橋「なんかしんねーけど急に追っかけてこなくなりやがったなアイツ」ｾﾞｪｾﾞｪ
今井「つーか何で俺まで一緒に追われなきゃなんねーんだ！！俺なんもしてねーのによー」
谷川「また、三橋サン何をしでかしたんですか…まったく…」ﾊｧﾊｧ
三橋「バッカ俺だって何もしてねーのによーあのアクマがいきなりだぜー」
伊藤「おやおやミツハーシー君じゃなーい」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
今井（ウオオなんと言う殺気だ。何があったか知らんが相当にキレてるなこいつ）
三橋「オーイトーちゃーん無事だったのねーいやぁ俺は信じてたぞよー」
伊藤「ウガーーーーー！！！！」バキィ
伊藤「テメーこのやろー！！このスットコドッコイ！俺がどれだけ恐怖体験したのかわかってんのかコラー！！」ｹﾞｼｹﾞｼ
三橋「何すんだよー助かったんだからいいだろー」ｽﾀｺﾗ
伊藤「ホラ、行くぞ」ｸﾞｲ
三橋「へ、行くってどこにだよ」
伊藤「北野くんとこだよ。まだ近くにいるはずだ」
ポキャ
伊藤「グヘッ…テメーは何なんだコラー！」
三橋「そりゃこっちのセリフだボケスがぁー！あのアクマんとこ行ってどうするつもりだよ！」
伊藤「…ト、トモダチに…なんだよ」
三橋「」
三橋「オメーもしかしてアレか。洗脳みてーなもんされたってのか。目を覚ませイトー」ペシペシ
伊藤「ちげーってよ。確かにはツラは怖ぇけどよ。俺らが北野くんに何かされたって訳でもねーだろ」
三橋「やっぱり洗脳されてんじゃねーか！オメーヤツにされたこと忘れたのか？あれだけ恐怖に突き落とされた挙句失神まで追い込まれちまってよー」
伊藤「そりゃテメーだろが！！」
理子「さんちゃーん。何してんのー」
三橋「理子か。伊藤はもうダメだ…アクマの手の中に落ちちまった」
伊藤「いや、ちょっと北野くんのところにいこーカナって思って」
理子「あたしもいくー」
今井「だ、ダメだーーーーー！！」ｶﾞｼｨﾀﾞｷｼﾒｰ
理子「きゃっ…ちょ、ちょっと今井く…」
今井「いくら理子さんが強くてもあんな男と関わってはいけない！！ヤツは紛れもなくアク」
三橋「フンガー！！！」
ドゴォー
今井「テ、テメー何すっだミツハ…」
三橋「ウルセーボケーコラーなんかムカつくんだよテメー！！」ドカドカポカポカ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
北野「はぁー転校して一週間も経ってないのにこんな騒ぎになっちゃうなんて」
良子「だ、大丈夫だよ。時間はかかるかもしれないけど…」
伊藤「や、ヤァ」
三橋「ｺﾜｲﾖｰｺﾜｲﾖｰ」ｺｿｺｿ
竹久「こりゃまた皆さんおそろいで」
伊藤「北野くん…トットモダチになろーよ」
北野「…え？」
理子「さんちゃんもイトーちゃんも気にしてないって」
伊藤「こっちこそ悪かったよ。人を見た目だけでアクマだなんてさ」
北野「……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｸﾞｽｯ
良子「…ほら、北野くん」
北野「あ、うん…それじゃあよろしくね。みんな」
三橋「俺はだまされねーぞー！！アクマの手の先なんかなんねーからなー！！」ｺｿｺｿ
理子「エイッ」ﾄﾞﾝ
三橋「フギャ」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ
理子「全く…キャッ！？」ﾋﾞｸｯ
良子「えっ！？」ﾋﾞｸｯ
黒田「なんと可愛らしいお嬢さんだ。」
今井「何か困ったことがあればいつでも僕に」
良子「そーゆー話は…」ｸﾞｲｯ
理子「間に合ってますっ！」ﾄﾞｼﾝ
黒田「ぶへっ」
今井「ブギャッ」
一同（やっぱりこの二人似てるどころか瓜二つだな）
三橋「オー今井二号じゃ」
おわり
・ニュース速報(VIP)＠２ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介でした
北野「北野誠一郎です」三橋「ギャワーーーーーーーッ！！」
・管理人 のオススメSS(2015/07/04追加)
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1: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:07:48.498 ID:+LTUPiQP0.net
モブ1「おい、知ってっかよ。昨日から転校してきた1年そーとーヤベーらしーぜ」
モブ2「あぁ、なんでも顔がちょーオッカネーらしーな」
モブ1「何でも噂じゃヤクやってるだとか、人殺したことがあるだとか…」
モブ2「マ、マジかよ。大丈夫かな俺ら…」
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2: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:09:52.331 ID:+LTUPiQP0.net
雄一「聞いてたよ。なんだぁー？ヤク中だの人殺しだの…随分と大げさな噂立ってるみたいだけどよ…」
モブ1「とんでもねぇよ。実際あんなツラ目にしたらとても大げさとは思えなくなるぞ」
北野（うーむ。毎度の事だと思って慣れたつもりだったけど、転校したてでまだ友達が一人もいない状況はつらいなー僕は人一倍友達を作るのに苦労するのに）
モブ1「ひっ…あ、アイツだ」
雄一「あーん？」（ケッ、どんだけイカツいツラしてんのか知んねーけど少しばかりツラが怖いからっつって…）
北野（あっおっかなそーな人達だな。やっぱりどの学校にもいるんだなぁ。でも人を見かけで判断しちゃいけないよね。）
雄一（………・ッッッ！！！？？？）ﾋﾞｸｰﾝ
ｵｯｶﾈｰ ｺﾜｰｲ ｷｬｰ ザワザワ
3: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:13:11.168 ID:+LTUPiQP0.net
雄一（なっなんなんだコイツは。ツラがイカツいとか怖いとかそういうレベルじゃねー。悪魔そのものじゃねーか。何であんなヤツが人間界に？）
北野（前の学校だって見た目は不良でも根はいい人ばっかりだったしね。僕も明るいキャラでどんどん皆と親しくなるぞ）
雄一（ヤベーよ…今回ばっかりは三橋さん達も太刀打ちできるレベルじゃねーかもしれん）
ーー屋上ーー
三橋「金が無いっ！」
伊藤「何だよテメーはウルセーな。んな事知ってるよ」ﾑｸﾞﾑｸﾞ
三橋「おい伊藤！仮にも、いや仮じゃないが世界一強く世界一偉いこのミツハーシー様が一文無しとはどういうことだ！」
伊藤「ンナ事言われてもねー」ﾑｸﾞﾑｸﾞ
4: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:17:12.244 ID:+LTUPiQP0.net
三橋「いいか伊藤良く考えろ。まずはこの音を聞け」
伊藤「音？何の？」
三橋「…」ｸﾞｰｷｭﾙﾙﾙﾙﾙ
伊藤「…品のねぇー音だな」ﾑｸﾞﾑｸﾞ
ドゴッ
伊藤「ブギャッ…何すっだ！この野郎！！」
三橋「心底テメーには呆れ果てた！なんちゅー気の利かなねェーヤツなんだオメーは！」
5: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:20:36.820 ID:+LTUPiQP0.net
伊藤「あぁー俺のパンがーどーしてくれんのよー」
三橋「どーしてくれんのよーじゃねぇこのボケスガッパ！目の前に一文無しの空腹男がいりゃー自分のモンを分け与えるってのが人情てなもんだろーが！」
伊藤「じゃーオメー逆の立場だったら俺にくれんのかよ」
三橋「アホかオマエは」
伊藤「…テメー」
ｺﾉﾔﾛｰ ﾔﾝﾉｶｺﾗｰ
雄一「三橋サン、伊藤サン大変です！」
6: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:24:40.783 ID:+LTUPiQP0.net
三橋「おーゆういちくぅーん！さすがだ。主の危機を察して駆けつけてくれたのか！ほめてつかわす」
雄一「え、いや…なんスかその手は」
三橋「金」
雄一「…えっ」
三橋「金」
雄一「…え、」
三橋「金っつってんだろ！さっさとよこさんかい！」バコン
伊藤「オォなんという…さすが相変わらずの暴君っぷりだのぅ」
伊藤「よォー何が大変なんだよ」
7: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:28:33.406 ID:+LTUPiQP0.net
雄一「え、いや実はですね…昨日転校してきた1年がそーとーヤバくて…」
三橋「1年だぁ！？何でんなションベンコゾーの相手を俺達がせにゃならん！」
伊藤「そーだぜ。それを3年の俺らに頼むのはチョット違くねーか」
三橋「1年くらいお前が仕切ってみせんかい」
雄一「違うんス、ホントにヤバいヤツなんスよ！…こんなこと言っていいのかどうかわからねーけど…」
雄一「今回のヤツだけはいくら三橋サン達でも…」
三橋（……）ｽﾞﾓﾓﾓﾓﾓ
雄一「い、いやそんなつもりじゃなくてですね…そのなんつーか…」
三橋「いいから。言ってみろ…三橋サン達でも…なんだって？」
8: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:33:34.344 ID:+LTUPiQP0.net
ーー1年廊下ーー
ｺｿｺｿ
三橋「っきしょー雄一のヤロウ抜かしやがって」
伊藤「見りゃ解る程の悪人て…そんなにゴツいヤツなんかな」
三橋「しかしゆるせねーよな。この俺様を差し置いて廊下をズンズン歩くなんてよ」
伊藤「オマエね。まだ高校生なりたての1年坊にムキになっちゃイカンよ」
三橋「んじゃー何でオマエまでついて来てんだ。このボゲ！」
伊藤「ち、ちがうよ。俺は純粋な好奇心だよ」
三橋「お、周りの奴ら青ざめた顔して廊下のハジに寄り始めやがった」
9: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:36:24.929 ID:+LTUPiQP0.net
伊藤「そろそろか」
三橋「どれ軽くシメたろう…か…」
北野（………）ｽﾀｽﾀ
伊藤「………」
三橋「ギャワーーーーーー！！！！！」
伊藤「あ、バッ…」
北野（？）ｸﾙｯ
三橋「悪魔じゃ、い、いやデビルじゃ…こんなところに異形のモノがおった」
伊藤「ヤベーよぉ三橋ィーこのままじゃ頭どころかこの地球丸ごと取られちまうぜー」
10: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:40:39.097 ID:+LTUPiQP0.net
三橋「エイ」ﾄﾞﾝ
伊藤「キャッ」ｸﾞﾗｯ
北野「うわっ」ﾄﾞﾝ
三橋「スマンイトー!オマエの事は当分忘れないぞーサラバだー」ｽﾀｺﾗ
北野（う、何かすごい怖そうな人だな。髪型も凄いし…僕も結構ちょっかい出されるタイプだからなぁ）
伊藤「はわわわわわわ」
北野（あ、でも普段から滅多に人が寄ることなんて無い僕には友達を作るチャンスかもしれないな）
11: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:43:01.440 ID:x17RFM/c0.net
今日俺とエンジェル伝説SSとか
12: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:44:13.556 ID:+LTUPiQP0.net
伊藤「うわーうわーたすけてくれーころさないでー」
足が竦んで身動きが取れない伊藤
北野（よし、まずは警戒心を解くことから始めないと…そうだ、精一杯爽やかな笑顔を見せれば…）
その時自分なりの爽やかな笑顔を見せた北野の顔面にはかつて竹久斬り付けられた傷が浮かび上がっていた
伊藤「……キュウ」ﾊﾞﾀﾑ
北野「え、あの…だ、大丈夫ですか」
モブ1「おわーあの伊藤さんが気迫だけで失神したーなんてことだー」
北野（な、なんてことだ。怖がられるならまだしも失神までしちゃうなんて）
モブ2「お、おい伊藤サンが殺されちまうぞ」
13: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:45:22.864 ID:nKBh2X/La.net
まさかVIPで北野誠一郎の名前を見るとは
14: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:47:14.808 ID:+LTUPiQP0.net
雄一「待てやコラー！てめー誰を手にかけたのかわかってんのか」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞﾀ
モブ1「ウオォーすげぇぜ雄一くん」
モブ2「お、おい流石にムボーすぎやしねーかな」
北野「あ、ご、ごめん」
雄一「きっと後悔するぞー！伊藤サンがやられたとなりゃ三橋サンが黙ってねーんだからなー！」ﾋﾟｭｰ
北野「あれ、ちょ、待って…」
16: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:51:52.151 ID:+LTUPiQP0.net
一方その頃
三橋「うわー理子ーたっけてくれー」
理子「ちょ、ちょっと何よどうしたのよさんちゃん」
三橋「ア、アクマだこの学校にアクマがやってきおった」
理子「もしかして1年の転校生のこと？」
三橋「そ、そーだまさしくその通りだ。そしてヤツはとんでもないヤツだ」
理子「もー早速ケンカふっかけてきたのねェー手の早いこと」
三橋「いや、さすがのオレもよ。後悔したぜ…くっ伊藤という犠牲も払ってしまった」
理子「まーたイトーちゃんを見捨ててきたのー」
17: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 19:56:37.177 ID:+LTUPiQP0.net
三橋「な、何をいうか！アイツは運悪くアクマのターゲットになってしまっただけじゃ…」
理子「………」ｻｰｯ
三橋「な、なんだオイ。何をいきなり青ざめておるんじゃ」
「あ、あの…」
三橋「ウルッセーな！今それどこじゃねぇーんだ！」
北野「あ、えっと…三橋さん、ですよね」
三橋「アワワワワーなんでこんなとこにいるんだー」
北野「いや三橋さん、伊藤さんの友達だと聞いたもので…すいませんでした」
三橋「うわー違う！俺は三橋じゃない。三橋はそいつ！僕田中！剣道部の田中！」ﾋﾟｭｰｯ
北野（な、何て足の速い人なんだ。ひょっとしたら僕より早いかも…いやいやそんな事言ってる場合じゃないぞ）
北野（何か僕のせいでまた校内が混乱し始めちゃってるみたいだし…早いところ誤解を解かなきゃ…！）ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
19: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:00:20.505 ID:+LTUPiQP0.net
三橋「タ、タタリー！タタリータタリー！！！」
根本「あ、や、やぁ三橋くん…」
三橋「ウォー助けてクレーお前アクマとかそういうの得意だろ！」
根本「え、何、一体何がどうしたんだい…」
三橋「いいか。落ち着いて聞けよ。…この学校にアクマがやってきおったのだ！」
根本「…え、アクマってアクマみたいに強いの？」
三橋「ちっげーよ！本物のアクマなんだってばよ！ホラ、お前の呪いパワーで追っ払ってくれよ」
20: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:04:14.498 ID:+LTUPiQP0.net
根本「よ、よし、なんか良くわかんないけど僕に任せてくれ！」
三橋「オー神様タタリ様ー」
根本（あ、あの三橋くんにここまで頼りにされるとは…上手くいけば周りの見る目も変わってくるかもしれない。よーし、こ
こは命に代えても…）
北野「…あ、いた」ﾆﾔﾘ
根本「」
三橋「ウラァバッケヤロー！！オメーなんかもう怖くねーぞこのタコ！今からこのタタリ君がなぁ…」
根本「」
三橋「…おい、タタリ君…もうアクマが君の目の前に迫ってきているぞ。…オイ、オイ」
三橋「テメー何立ったまま気絶してやがんだこのボゲー！！」
21: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:07:16.856 ID:+LTUPiQP0.net
北野「きえええええええええええええええええええええええええ！！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
三橋「わーーーーーーー！！」
北野「ごきええええええええ！！！きじゃらきええええええ！！！」（訳:誤解ですよーー伊藤君を気絶させたのは僕じゃあり
ませーーーん）
伊藤を気絶させたのは紛れもなく北野本人である
三橋（ダメだー追いつかれる！あぁ…この栄光に満ちたミツハーシー様の生涯はこんなところで幕を閉じてしまうのか…）
22: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:10:44.134 ID:+LTUPiQP0.net
一方そのころ
黒田「ついに来たぞ未踏の地。いやーテンションが上がりますなーガハハハ」
竹久「ケッ勝手に浮かれてろよ」
黒田「うるせーーーていうか何でお前まで付いてきてんだこの馬鹿！」
竹久「うるせーな北野さんに会いに行くってなったら俺がいかねー訳にはいかねーだろ」
黒田「なんだそりゃー！自意識過剰もいいとこだぞお前」
竹久「あーてめーにだきゃ言われたかねーよ！」
良子「ていうか何で学校サボってまでこんなところまで来なきゃならないのよ。明日休みなんだから明日でもいいじゃない」
いくの「じゃあ来なけりゃいいだろ。所詮誠一郎に対するお前の愛などその程度だったということだ」
良子「な、何を…」ぐぬぬ
23: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:14:55.716 ID:+LTUPiQP0.net
黒田「ぬあーもう許さんぞこの野郎！」
竹久「上等だよぶっ潰してやるぜ」
良子「あーもうあんたらも騒いでないでんじゃないわよ！こんなところで目立ったら後々面倒でしょ！！」
竹久「よく言うぜ。どこの学校かもわからん男数人ノシといてよ」
良子「うるさいわねうるさいわね！！あれは正当防衛でしょ！！」
竹久「おっ」ﾄﾞﾝ
谷川「ってーなコラ。気を付けろ」
24: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:18:45.399 ID:+LTUPiQP0.net
竹久「お、わりーなチビくん」
谷川「てめーなんつったコラ。てめーもそー変わらねーじゃねーか」
竹久「なんつったって言いながらしっかり聞こえてんだな」
いくの「こりゃまた血気盛んな少年だな」
谷川「オラーテメーラこのお方をご存知ねーとは言わせねーぞダラァー！」
竹久「しらねーよ俺らよそモンだし。まぁそこのチビよか手応えはありそーだな」ﾎﾟｷﾎﾟｷ
谷川「フッ後悔してもしらねーぞ」
今井「フッ」（こいつはまーた余計にケチつけやがって。何でこいつのタメにオレがやりたくもないケンカやらにゃならんのだ）
竹久「ん？」ﾁﾗｯ
黒田「？」
竹久「…」ﾁﾗｯ
今井「？」
25: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:23:36.058 ID:+LTUPiQP0.net
谷川「何よそ見してんだ。なんだ怖気づいたのか？」
竹久（なんかこのデカイ奴…黒田と同じ人種のような気がしてならねぇな…何も根拠はないんだが…）
良子「あ、あの…ちょっと落ち着いて…ぶつかったのは謝るから…私達ちょっと探してる人がいて…」
今井（！！）ﾄﾞｷｰﾝ
谷岡「フッわりーなねーちゃん。舎弟であるこのオレを怒らしちゃあこの人が黙ってられねーんだ」
今井「…いい」ﾎﾟｯ
谷川「はっ？」
26: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:27:42.346 ID:+LTUPiQP0.net
今井「オーなんと可憐なお嬢さんだ。こりゃ理子さんにも劣らねーかも…」
谷川「なっ、また何言ってんスか！今井さーん！」
今井「ハッ…今俺は何て言った？」
竹久（やっぱこいつ黒田みてーだな）
良子（なんかこの人黒田くんみたい）
いくの（背格好といい頭の足りないところといい黒田にそっくりだな）
郁子（なんかこの人黒田くんに似てるかも…）
五郎、次郎（なんかこの人も黒田さんと同じタイプな気がする…）
27: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:32:46.779 ID:+LTUPiQP0.net
一方その頃保健室
伊藤「ウームムニャムニャ」
伊藤「はわー！！」ｶﾞﾊﾞｯ
理子「あらーズイブンうなされてたみたいネー」
伊藤「り、理子ちゃん！！お、オレなんかされてない？どこもどうもなってない！？」
理子「…ハッ…い、伊藤ちゃん…」ｶﾞｸｶﾞｸ
伊藤「え、ナニナニ…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
理子「あ、頭が…」
伊藤「はわわー頭に何かシドいことされたのかー」
28: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:36:34.772 ID:+LTUPiQP0.net
理子「すっごくツンツンしてる」
伊藤「…理子ちゃーん。からかわないでよー」ぐすん
理子「気絶したイトーちゃんを保健室に運んでくれたのはその北野くんらしいわよ」
伊藤「え、」
理子「そりゃ私も初めて見たときはビックリしちゃったけど、とても悪い人には見えなかったけどなぁー」
伊藤「でもよーあのツラだぜーあれで善人なんて話があるかねー」
理子「なによーイトーちゃんって人を見た目で判断するよーな人だったのー？」
伊藤「うっ」ｸﾞｻｸﾞｻ
理子「それになんか僕のせいでこんなことになって申し訳ないって謝ってたわよー」
伊藤「……」
29: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:40:51.836 ID:+LTUPiQP0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
竹久「で？アンタはやんのかやんねーのかどっちなんだよ」
今井「ま、まぁボクも頭張ってる身としてはここで引くわけには…」
良子「もー！なんでアンタはそんなにケンカ腰なのよ！！」
竹久「何言ってんだケンカ腰なのは向こうの方だろうが！」
良子「だからってねー」
郁子「ん…良子。なんか…北野くんの声がしない？」
良子「え？」
いくの「私にも聞こえたぞ。なんだお前には聞こえないのか…その程度で私の誠一郎にすり寄ろうなど」
三橋「だーっ！！なんてしつけーヤローなんだ！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
30: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:46:34.797 ID:+LTUPiQP0.net
三橋「い、今井ーたっけてくれー！！」
今井「うわ、な、なんだテメーいきなり…」
三橋「あのヤローが俺をどこまでも追っかけてくんだよ！！」
今井「あーテメーどうせ伊藤のアホにでも金をせびって…」
北野「きえええええええええええええええ！！！！」
今井「」
谷川「」
三橋、今井、谷川「どわーーーーーーー！！」ﾋﾟｭｰ
31: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:50:10.585 ID:+LTUPiQP0.net
良子「あ、北野くーん！！」
北野「え？え、あれ…みんな…？なんでこんなところに…？」
黒田「北野さーーん！！我々が授業時間を割いてまで北野さんに会いに来たんですよ！」
北野「み、みんな授業抜け出してきたの…？それはちょっとマズいんじゃ…」
竹久「お久しぶりです北野さん。どうですかここでの生活は」
北野「あ、うんなんというか…相変わらずって感じかな…まだ友達らしい友達が一人もできてなくて」
いくの「今もそこの生徒を恐怖に追いやっていた真っ最中だったのか」
北野「う」ぐさっ
良子「ま、またアンタはそういうこと！！」
32: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:53:14.133 ID:+LTUPiQP0.net
北野「ま、まぁでも事実だと思うし…ごめんねみんな。せっかく来てもらって申し訳ないんだけど、今はちょっとあの人の誤解とかなきゃ」ﾀﾞｯ
良子「あ、待って北野くん！」
北野「え？」
良子「あ、いやその…ほら、今追っかけても見つかるかわかんないしそれはまた日を改めた方がいいんじゃないかな…って」
いくの「回りくどいぞ。ストレートに顔のせいで追っかけても逃げられるだけだって言えばいいじゃないか」
良子「アンタ本当に北野くんのこと好きなの？」
伊藤「ハァー」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ
北野「あ」
伊藤「う」ｷﾞｸｯ
33: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 20:57:49.259 ID:+LTUPiQP0.net
黒田「ほほーすげー頭してんな。竹久なんか目じゃねーぜ」
北野「きええええええええええ！！！！」
いくの「すごいな誠一郎は。ものすごいペースで大概の人間を恐怖に陥れている」
良子「そこ感心するとこじゃないでしょ！」
伊藤「うわわわわ」（い、いや！！耐えろ伊藤真司！！こいつはきっといいヤツなんだ！！）
北野「きえええええええええええ」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
伊藤のしんぞー「どっくんどっくん」
北野「きえええええええええええええ」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
伊藤のしんぞー「どっくんどっくんどっくんどっくん」はれつするー
34: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 21:01:11.514 ID:+LTUPiQP0.net
ｶﾞｼｯ
北野「大丈夫ですか大丈夫ですか！どこかお怪我は！！？」
伊藤「ホヘーでぇじょぶッスでぇじょぶッスよー」（また気ィ失いかけた…）
北野「本当にすいませんでした…あの…できれば三橋サンにもよろしくお伝えください」ﾍﾟｺﾘ
伊藤「…」
伊藤「…あぁ、こっちこそ悪かったな」
35: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 21:06:36.679 ID:+LTUPiQP0.net
伊藤「……」
ーーーーーー伊藤の回想ーーーーーー
三橋「エイ」ﾄﾞﾝ
伊藤「キャッ」ｸﾞﾗｯ
北野「うわっ」ﾄﾞﾝ
三橋「スマンイトー!オマエの事は当分忘れないぞーサラバだー」ｽﾀｺﾗ
北野（う、何かすごい怖そうな人だな。髪型も凄いし…僕も結構ちょっかい出されるタイプだからなぁ）
伊藤「はわわわわわわ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
伊藤「…ところでさー…その三橋くんどこに行ったか知らなーい？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞﾎﾟｷﾎﾟｷ
竹久（おぉなんかしんねーけどこいつはつよそーだぜ）
36: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 21:09:39.325 ID:+LTUPiQP0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ﾊｧﾊｧ ｾﾞｪｾﾞｪ
三橋「なんかしんねーけど急に追っかけてこなくなりやがったなアイツ」ｾﾞｪｾﾞｪ
今井「つーか何で俺まで一緒に追われなきゃなんねーんだ！！俺なんもしてねーのによー」
谷川「また、三橋サン何をしでかしたんですか…まったく…」ﾊｧﾊｧ
三橋「バッカ俺だって何もしてねーのによーあのアクマがいきなりだぜー」
伊藤「おやおやミツハーシー君じゃなーい」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
今井（ウオオなんと言う殺気だ。何があったか知らんが相当にキレてるなこいつ）
37: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 21:14:17.030 ID:+LTUPiQP0.net
三橋「オーイトーちゃーん無事だったのねーいやぁ俺は信じてたぞよー」
伊藤「ウガーーーーー！！！！」バキィ
伊藤「テメーこのやろー！！このスットコドッコイ！俺がどれだけ恐怖体験したのかわかってんのかコラー！！」ｹﾞｼｹﾞｼ
三橋「何すんだよー助かったんだからいいだろー」ｽﾀｺﾗ
伊藤「ホラ、行くぞ」ｸﾞｲ
三橋「へ、行くってどこにだよ」
伊藤「北野くんとこだよ。まだ近くにいるはずだ」
ポキャ
伊藤「グヘッ…テメーは何なんだコラー！」
三橋「そりゃこっちのセリフだボケスがぁー！あのアクマんとこ行ってどうするつもりだよ！」
伊藤「…ト、トモダチに…なんだよ」
三橋「」
38: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 21:18:19.984 ID:+LTUPiQP0.net
三橋「オメーもしかしてアレか。洗脳みてーなもんされたってのか。目を覚ませイトー」ペシペシ
伊藤「ちげーってよ。確かにはツラは怖ぇけどよ。俺らが北野くんに何かされたって訳でもねーだろ」
三橋「やっぱり洗脳されてんじゃねーか！オメーヤツにされたこと忘れたのか？あれだけ恐怖に突き落とされた挙句失神まで追い込まれちまってよー」
伊藤「そりゃテメーだろが！！」
理子「さんちゃーん。何してんのー」
三橋「理子か。伊藤はもうダメだ…アクマの手の中に落ちちまった」
伊藤「いや、ちょっと北野くんのところにいこーカナって思って」
39: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 21:21:33.905 ID:+LTUPiQP0.net
理子「あたしもいくー」
今井「だ、ダメだーーーーー！！」ｶﾞｼｨﾀﾞｷｼﾒｰ
理子「きゃっ…ちょ、ちょっと今井く…」
今井「いくら理子さんが強くてもあんな男と関わってはいけない！！ヤツは紛れもなくアク」
三橋「フンガー！！！」
ドゴォー
今井「テ、テメー何すっだミツハ…」
三橋「ウルセーボケーコラーなんかムカつくんだよテメー！！」ドカドカポカポカ
40: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 21:25:16.008 ID:+LTUPiQP0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
北野「はぁー転校して一週間も経ってないのにこんな騒ぎになっちゃうなんて」
良子「だ、大丈夫だよ。時間はかかるかもしれないけど…」
伊藤「や、ヤァ」
三橋「ｺﾜｲﾖｰｺﾜｲﾖｰ」ｺｿｺｿ
竹久「こりゃまた皆さんおそろいで」
伊藤「北野くん…トットモダチになろーよ」
北野「…え？」
理子「さんちゃんもイトーちゃんも気にしてないって」
41: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 21:29:32.440 ID:+LTUPiQP0.net
伊藤「こっちこそ悪かったよ。人を見た目だけでアクマだなんてさ」
北野「……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｸﾞｽｯ
良子「…ほら、北野くん」
北野「あ、うん…それじゃあよろしくね。みんな」
三橋「俺はだまされねーぞー！！アクマの手の先なんかなんねーからなー！！」ｺｿｺｿ
理子「エイッ」ﾄﾞﾝ
三橋「フギャ」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ
理子「全く…キャッ！？」ﾋﾞｸｯ
良子「えっ！？」ﾋﾞｸｯ
黒田「なんと可愛らしいお嬢さんだ。」
今井「何か困ったことがあればいつでも僕に」
42: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2016/04/05(火) 21:33:41.970 ID:+LTUPiQP0.net
良子「そーゆー話は…」ｸﾞｲｯ
理子「間に合ってますっ！」ﾄﾞｼﾝ
黒田「ぶへっ」
今井「ブギャッ」
一同（やっぱりこの二人似てるどころか瓜二つだな）
三橋「オー今井二号じゃ」
おわり
・ニュース速報(VIP)＠２ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介でした
北野「北野誠一郎です」三橋「ギャワーーーーーーーッ！！」
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三橋は嫌な野郎ではあるけどカツアゲ紛いのことしたり、目立つ1年だから締め上げるってクズ野郎では無いだろう
完全に別人にしか見えなくなったから2ページ目でギブアップ