Phone Arenaは7日(現地時間)、台湾HTCが公開した最新のティザー映像の中で、「HTC 10」に「Ultra Pixel」センサーや4K動画撮影機能などの実装が示唆されたことを伝えています。
いよいよ正式発表が目前に迫りつつある次世代フラッグシップスマートフォンの登場を目前にして、HTCは新たなティザー映像を公開。映像の中では、スマートフォンにおけるカメラ性能の高さの重要性を同社が深く理解しており、スマートフォン史上最高の静止画および動画撮影能力を実現させることに、いかに注力しているかを強調しています。
そして動画が開始してから29秒付近において、HTC 10のメインカメラはUltraPixelセンサーで、光学式手ぶれ補正機構(OIS)と4K動画撮影機能が実装されていることを示唆する情報が確認されました。
UltraPixelセンサーと言えば、2013年に登場した「HTC One M7」において初めて採用されたHTC独自のイメージセンサーであり、画素数をわずか400万画素にまで抑えることで、画素1つあたりの受光面積を最大化させている点を最大の特徴としています。
動画の29秒付近のスクリーンショット。右上の赤丸内に注目
なお、直近の情報によると、HTC 10には「Nexus 5X」および「Nexus 6P」にも採用されたソニー製の約1200万画素CMOSセンサー「IMX377」、またはその兄弟製品「IMX378」が搭載されるとのこと。
初代UltraPixelセンサーには敵わないものの、両センサーともに1.55μmという広い画素ピッチを実現させており、2代目UltraPixelセンサーを “襲名” し得るだけの条件を満たしているようにも思われます。
OISについては、メインカメラのみならずフロントカメラにも搭載される可能性が指摘されていますが、残念ながら現時点で、それを証明する決定的な情報などは伝えられていません。
HTC 10の発表まで残り数日。4月12日の正式発表に要注目です。
[YouTube via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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