1: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)20:55:32 ID:CUO
怖い話しようや
コピペでも創作でも体験談でも大歓迎やで
転載元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1460030132/
巨頭オとかいうクッソ不気味な話wwwwwwww
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4995347.html

伊勢神トンネル02


3: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)20:59:00 ID:CUO
ワイが怖いと思ったのはこれやな

6 :本当にあった怖い名無し:2009/11/17(火) 01:04:57 ID:JK7oSput0
私の実家は東北地方の小さい村にあります。
家は田舎ならではというか結構大きく敷地内には倉まであって今思えばかなり裕福な家庭だったのかもしれません
その倉なんですが、小学生の頃よく親に隠れて中で友達と遊んでたりしました

ある日、2人で中の骨董品をいじっていた時に変な物を見つけてしまったのです。
大きさは大人のコブシぐらいで、黒い毛糸が絡まったボールのような物で何であるかはよく分かりませんでした。
汚らしく、興味も無い私は元のソレを場所に戻そうとした時友達の一人が何故か興味示したみたいでソレを私から取り上げ投げて遊びだしたのです。
その瞬間世界が暗転しました

気がつけば私は病院のベッドで寝ていました。
後日、親に状況を聞くとどうやら友達2人と川遊びをしていて流されて溺れたみたいで一緒に居た友達の一人は亡くなっていたみたいです
その時はさっき見ていたのは夢だと思っていました。

退院して、親に付き添われて亡くなった友達の家に行った時仏壇を見て驚きました
お供え物の横に一つだけ明らかに異様な物があ死んで詫びろったです
それは、夢で見たあの黒い毛糸の塊で友達の両親いわく、亡くなった時にポケットに大事そうにしまっていたそうです
私は急に怖くなって親の顔を見ると、何故か親のかも険しくなっていました

帰路につく途中親が突然、私に問いただして来ます
倉を中の物に触ってないかとか色々と聞いてきました
私は正直に夢で倉で遊んでいた事話しました
親は険しそうな顔をしていましたが、その場はそれ以上何も聞いてきませんでした

それから20年近くたった最近になってあれは何だったのかを聞いてみた所昔、この地方は水害が酷くそれを治める為に
人柱を使って増水を治めるという事していたみたいでその時、犠牲になった人の毛髪を使ってお守りを作っていたらしいです
それが、あの毛糸塊だったそうです



5: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:01:40 ID:wCo
あ死んで詫びろったです

どうしたんや



9: ■忍法帖【Lv=7,おおありくい,jlT】 2016/04/07(木)21:04:43 ID:7x9
一人だけ見てる動画違う奴と誰も見たこともないアニメの話が怖かった
【閲覧注意】2chで一番怖かったスレって…
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4599385.html



15: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:13:31 ID:j1F

19: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:16:06 ID:7x9
>>15
そうそうこれこれ



22: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:17:03 ID:38V
>>19
サムネからしてみるの怖いんやが
どういう動画なんや?



25: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:18:45 ID:9Kg
>>22そのサムネの女がぐねぐね動く、黒いモザイクがランダムに動く
音声は乱数放送



11: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:07:02 ID:CUO
有名やけどかなり怖い

俺が住んでいた町に廃墟があった。
2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートでできていた。
ガラスがほとんど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、
地元の人間でも、あまりこの場所に近づくことはなかったらしい。
ある日俺は、友人と肝試しをすることになって、この廃墟に行くことにした。
まだ昼ぐらいだったから、建物の2階まで上がって建物を探索した。
そしたら並んでいる扉のひとつに、文字が書いてあるものがあった。
友人と近づいて確認してみると、扉の前に
「わたしは このさきの へやに いるよ」
と書いてあった。
俺と友人は扉を開けて中に入り、先に進むことにした。
歩いて行くと分かれ道に突き当たって 、壁に
「わたしは ひだり に いるよ」
と書いてあった。
少し怖くなったけれど、俺と友人はそのまま左に進むことにした。
すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に
「あたまは ひだり からだは みぎ」
と書いてあった。
友人はこれを見た瞬間に、半狂乱になって逃げだした。
でも俺はその場所にとどまって、勇気を出して右の部屋に行くことにした。
部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に
「わたしの からだは このしたにいるよ」
と書いてあった。下を見ると
「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」
俺は急いで、その部屋の窓から飛び降りて逃げた。
それからはもう、その場所には近づいていない。



12: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:11:16 ID:38V
103 名前:本当にあった怖い名無し:04/08/13 07:10 ID:4S1TRAjN
ある蒸し暑い夏の夕暮れ時、俺は2階で昼寝をしていた。

「ピンポ~ン、ピンポ~ン」

誰か来たようだ。俺以外家には誰もいないし面倒くさいので無視して寝ていた。

「ピンポ~ン、ピンポ~ン」「ピンポ~ン、ピンポ~ン」

それからしばらく一定のリズムをつけつつ、なり続けるチャイム。
なんだよ、しつこいなあ。一体誰が来たんだ?
2階の俺の部屋から玄関をそっと見ると、白っぽい服を着た40歳位のおばさんが
麦藁帽子をかぶった、お揃いの白い服を着た女の子を連れて
チャイムを押しているようだ。
最近流行りの子連れ宗教勧誘か?
全く面倒くさいなあ、とりあえず出てやるかと思い、
下に下りて玄関を開けると誰もいない。
なんだよ、もう行ったのか。せっかく出てやったのに。もう1回寝ようと再び2階の
自分の部屋で横になった。すると、



104 名前:本当にあった怖い名無し:04/08/13 07:12 ID:4S1TRAjN
「ピンポ~ン、ピンポ~ン」

また鳴った。窓から見るとまたあの親子だ。なんなんだ一体!
俺は半分キレぎみで下へ駆け下りた。
その間もず~と一定のリズムで鳴り続けるチャイム。
玄関のドアをバ―ンと開けて、怒鳴りつけようとして・・・・
誰もいない。ドアを開ける直前まで確かに鳴っていたのに。
隠れる場所なんてどこにもないし、
どんなに足が速くても一本道の突き当たりにある家から見えなくなるはずがない。
しばらくポカ~ンとその場で立っていると・・・

「ピンポ~ン、ピンポ~ン」

目の前のインターホンに誰もいないのにチャイムが鳴り響いた・・・
俺はダッシュで家に入り鍵を閉め、部屋のカーテンをして
布団に入って震えつづけた。
それからしばらくチャイムは鳴り続けた。
もう1回窓から玄関を見下ろすことはどうしても出来なかった。

105 名前:本当にあった怖い名無し:04/08/13 07:14 ID:4S1TRAjN
次の日の朝、親にたたき起こされた。
「あんたに手紙。女の人からみたいよ」
にやにやしている。新聞を取りにいって見つけたらしい。
白い封筒に名前は書いていない。なんでこれで女だって分かるんだよ!
とりあえず開けて見ると綺麗な文字で
「なにかがあなたの家へ入ろうとしています」
とだけ書いてあった



35: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:22:18 ID:CUO
>>12怖スギィ!



46: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:29:15 ID:38V
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/13(金) 04:00:57.08 ID:AapBRwuQ0
前に偶然視聴した深夜アニメで今思い出してもぞっとするほどのシーンがあったんだが
ネットのオタク系の知り合いの誰に訊いてもそんなアニメ知らないって返事しか返ってこない
「けいおん」が流行りだすかどうかって頃の事

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/13(金) 04:02:20.74 ID:ptF3x7t8i
どんなアニメだよ

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/13(金) 04:16:52.84 ID:AapBRwuQ0
>>35
青っぽい制服だったから学園もの? なのかな。
男女それぞれ数名いたように記憶してる。
一人、凄く変なキャラクターがいたんだよ。
そいつの目が特徴的で、黒い髪の下についてる目が

 ・ ●

こんな感じに左右で大きさが全然違ってた。
左がやたらでかく右は胡麻粒ほど。
そいつの顔が突然どアップになって、そこそこ長い時間
次のシーンに切り替わらないまま画面にへばりついてた。
しばらくボーっと眺めたんだけど、不意に恐ろしくなってテレビの電源落とした。


でまあ、それを数人に聞いたんだが誰もそんなの知らないよって話ね



47: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:29:58 ID:k2R
>>46
これをまってた



38: ■忍法帖【Lv=9,ホイミスライム,i5r】 2016/04/07(木)21:24:05 ID:xZQ
これすこ


582: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:27:40 ID:ZJ9
>>575
なる短で書くで

ワイと友達(小四)はそん時小さな神社の社の下潜ってアリジゴクほじっていっつも遊んでた
ふと友達につつかれて前見ると社の外に若い女の膝から下が見える 汚いサンダル履きやった
田舎のもんは分かるやろけどその地区自体が一つの一族みたいなもんやからそこら一帯に住んどる人全員を知ってるけどここらに該当するくらいのに若い女の子はおらん筈や



584: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:36:10 ID:ZJ9
>>582
続き

誰やろ思ってたら床下から見える縁側(?)の上側から髪の毛の先がゆっくり降りてきた
その女の子が床下覗こうとしてる
でも普通低い所見ようとしたらしゃがんでのぞくもんやけど見えてる膝から下は立ったまま、
その横から髪の毛がゆっくり降りてくる
そしたら友達が猛ダッシュで反対側に這ってってワイもあわてて追いかけて
神社までの石階段やなくて山の斜面無理やり降りて走って近くのワイの家まで帰った
幽霊なんかどっか別の地区から遠い散歩しに来たただの女の子なんかは今でもわからん



42: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:26:05 ID:9Kg
知らない番号から電話が来て、おばさんの声で『鈴木さん(仮名)?』って聞かれた。でも自分は田中(仮名)。
「いいえ違います」って答えたら、『じゃあ誰?』って言われて、
びっくりしたし少しイラッときたから、
「誰って言いませんよ。しかもいきなり失礼じゃないですか」って言ったら電話切れた。
なんだろうと思ってたら、数日後にまた知らない番号(多分↑の時と同じ番号)から電話。
出てみたら、また同じおばさんが『鈴木さん?』って聞いてくるから、
「違いますよ」って言って切って、その番号拒否した。

そして一週間くらい経ってから、今度は別の知らない番号から電話。
最近変なの多いなと思いながら、とりあえず無言で出たらあいつ。
『鈴木さん?鈴木さんでしょ?』って、謎に嬉しそうに言ってきた。
もう気持ち悪いし無言で切る。
そしたら、今度はすぐにかかってきた。
驚いたけど、いい加減腹が立ったので、注意しようと思って出た。
『あっ鈴木さん?鈴木さんだね?』
また謎に嬉しそうな声。
「ちゃんと見てかけて下さい。違いますって。何回もしつこいですよ」って怒りながら言ったら、
そのおばさんが男みたいな低い声で、
『うん、だって田中だもんね』って言ってきて電話切れた。

すごく怖くて、その後しばらく電話来るたびにビクッてした。

これすこ



45: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:28:34 ID:CUO
>>42鈴木さんって結局誰やったんや…
謎過ぎてこわe



48: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:30:48 ID:CUO
中学のころの話なんだが
夜中、肝試しに行こうということになった。

場所は近くの中学校。

まあ山奥なんで、
セコムさんとか付いてない学校なのさ。

いってみたら、建物に足場とか組まれてて、
夏休み中に校舎を改築するとかで、
工事中の看板が立ってた。

んで3人で侵入したら、
ピアノの音が聞こえてくんのよ。

音楽室にピアノがあったから、
そこかなって思い、侵入。

音楽室も改築らしく、
なにやら工事道具とか置かれてる。

恐る恐る入ってみると、誰かがピアノ弾いてた。




53: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:32:17 ID:CUO
「おい、あれ原田じゃね?」

となりの柏木が言った。

転校生の原田っていう、女の子だった。

吹奏楽部に所属してたんだが、背は小さくて
あんまり存在感がない奴だったんだが、
ピアノが上手くて、休み時間には音楽室でよく弾いてた。
>>48の続き

なんか他の女子からイジメられてるとか噂があった。

ピアノを弾きながら、原田は首をこっちに向けた。

何かブツブツ言ってたんだが、
よくみるとピアノの蓋が閉まってる。

原田の手は、その蓋に食い込むように挟まってた。

その間中、ずっとピアノの音は鳴ってるのよ。

んで蓋が曲に合わせて小刻みに上下してる。

けっこう重いんだよね、あれ。

おれら、そのまま動けずに見てたら、原田が

「最後まで聞いてね。そしたら死んであげる」

笑顔だった。

即効で逃げた。

夏休み始まった始業式の日、
原田は学校来なくなった。

先生は転校と言ってたが、
ほんとはどうだか分かんない。

ほんとに転校だったのか・・・

音楽室は1ヶ月使えなかったが、
また改装工事が行われて使えるようになった。

新しいピアノには蓋がなかったけど。

なんだったんだろう。



51: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:31:35 ID:n06
1 名前: かしまし ◆nJVaXTZo 投稿日: 02/04/02 04:05 ID:RIYlzIsA
たとえばそれは台所にあるとします
私がそれを取ろうとすると浮かんでいたはずのものも沈みますね?
だから最初から消えていたと理解して撮ろうとしてもやはりそれは存在しないといえます
次にわたしが言うことは「消えた」ということ
消えたのなら最初はそこにあったはずです
なのにそれ(例えですが)は浮かんでいるのですから掴める訳ありません
もし掴もうとしてもやけどしたりしますからそこまでのリスクを伴ってまで(経済的負担は除きます
消えるのを防がなくてもいいと思います

友達に言ったのですが相手にされなかったので、皆さんの意見を聞きたいです



691: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:06:11 ID:bNg
>>51
確かこれスレ主が急に正気に戻ったんだか人格入れ替わったんだかして終わったんだよな



693: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:06:59 ID:S3Z
>>691
マ?



707: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:21:04 ID:8RP

57: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:33:09 ID:TLu
うちの爺さんは若い頃、当時では珍しいバイク乗りだった。
金持ちだった爺さん両親からの何不自由ない援助のおかげで 燃費の悪い輸入物のバイクを暇さえあれば乗り回していたそうな。

ある時、爺さんはいつものように愛車を駆って 山へキャンプへ出かけたのだそうな。
ようやく電気の灯りが普及し始めた当時、夜の山ともなればそれこそ漆黒の闇に包まれる。
そんな中で爺さんはテントを張り、火をおこしキャンプを始めた。
持ってきた酒を飲み、ほどよく酔いが回ってきた頃に
何者かが近づいてくる気配を感じた爺さん。
「ツーリングキャンプ」なんて言葉もなかった時代。
夜遅くの山で出くわす者と言えば、獣か猟師か物の怪か。
爺さんは腰に差した鉈を抜いて、やってくる者に備えたそうだ。



61: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:35:07 ID:TLu
やがて藪を掻き分ける音と共に、「なにか」が目の前に現れたのだそうな。
この「なにか」というのが、他のなににも例えることが出来ないものだったので 「なにか」と言うしかない、とは爺さんの談である。
それはとても奇妙な外見をしていたそうだ。
縦は周囲の木よりも高く、逆に横幅はさほどでもなく、爺さんの体の半分ほどしかない。
なんだか解らないが「ユラユラと揺れる太く長い棒」みたいのが現れたそうだ。
爺さんはその異様に圧倒され、声もなくそいつを凝視しつづけた。
そいつはしばらく目の前でユラユラ揺れていたと思うと、唐突に口をきいたのだそうな。

「すりゃあぬしんんまけ?」

一瞬なにを言われたのかわからなかったそうな。
酷い訛りと発音のお陰で、辛うじて語尾から疑問系だと知れた程度だったという。
爺さんが何も答えないでいると、そいつは長い体をぐ~っと曲げて 頭と思われる部分を爺さんのバイクに近づけると、再び尋ねてきた。

「くりゃあぬしんんまけ?」

そこでようやく爺さんは「これはオマエの馬か?」と聞かれてると理解できた。
黙っているとなにをされるか、そう思った爺さんは勇気を出して 「そうだ」とおびえを押し殺して答えたそうだ。



67: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:39:03 ID:TLu
そいつはしばらくバイクを眺めていたが しばらくするとまた口を聞いた。

「ぺかぺかしちゅうのぉ。ほすぅのう。」

その時、爺さんはようやくソイツが口をきく度に猛烈な血の臭いがすることに気が付いた。
人か獣か知らんが、とにかくコイツは肉を喰らう。
下手に答えると命が無いと直感した爺さんは、バイクと引き替えに助かるならと 「欲しければ持って行け」と答えた。
それを聞いソイツは、しばし考え込み また口をきいた。

「こいはなんくうが?」

「ガソリンをたらふく喰らう」 爺さんは正直に答えた。

「かいばでゃあいかんが?」

「飼い葉は食わん。その馬には口がない」 バイクを指し示す爺さん。

「あ~くちんねぇ くちんねぇ たしかにたしかに。」 

納得するソイツ。
そこまで会話を続けた時点で、爺さんはいつの間にか
ソイツに対する恐怖が無くなっていることに気が付いたという。



73: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:42:39 ID:TLu
ソイツはしばらくバイクの上でユラユラと体を揺らしていたが 、その内に溜息のような呻き声を漏らすと

「ほすぅがのう ものかねんでゃなぁ」

そう呟くように語ると、不機嫌そうに体を揺らしたという。
怒らせては不味いと思った爺さんは、「代わりにコレを持って行け」 と持ってきた菓子類を袋に詰めて投げてやったという。
袋はソイツの体に吸い込まれるように見えなくなった。
するとソイツは一言

「ありがでぇ」

と呟いて山の闇へ消えていったという。
その姿が完全に見えなくなるまで残念そうな呻きが響いていたという。
爺さんは、気が付くといつの間にか失禁していたという。
その夜はテントの中で震えながら過ごし、朝日が昇ると一目散に山を下りたそうだ。
家に帰ってこの話をしても、当然誰も信じてはくれなかったが、曾々爺さんが
「山の物の怪っちゅうのは珍しいもんが好きでな、おまえのバイクは 山に入った時から目を付けられていたんだろう」
「諦めさせたのは良かったな。意固地になって断っておったら おまえは喰われていただろう」 と語ってくれたのだそうな。
以来、爺さんは二度とバイクで山に行くことはなかったそうだ。
ちなみに、件のバイクは今なお実家の倉に眠っている。



65: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:38:34 ID:38V
私は13才の中学生
三つ上のお姉ちゃんとは部屋を共用していてとても仲良し
一つしかないベッドを私に譲ってくれるとても優しいお姉ちゃん

今日もいつものように寝る前に二人で仲良くトランプしたあと二人同時に就寝
私はベッド、お姉ちゃんは床にひいた布団

わたしは30分も経たないうちに眠りについた。
何時間経ったあとのことだったのだろうか

「ねぇ、起きて」

寝ぼけ半分で目をあけるとおねえちゃんが小声で囁いている。
どうやら寝付けないらしく、一緒に散歩に行かないかと言っている。

私は眠かったのもあり「一人で行ってきなよ」と冷たく押し返したが、やけにしつこいお姉ちゃん。
終いには乗り気でない私に郷を煮やしたのか私の手を掴み靴も履かず外に引っ張り出された。

「イタイ!」

私の叫びも耳に入らないのか私の手を強く掴んだまま何も言わずただ引っ張る。

「ねぇ!どうしたの?!」

お姉ちゃんは黙っている。
よく見ると手は小刻みに震えていた。

家からしばらく離れたところでお姉ちゃんも少し落ち着いてきたのか、掴んだ手が少し緩んだのを感じもう一度問いただしてみた。「何があったの??」
お姉ちゃんは唇を震わせ言った。

「やっぱりあんた気づいてなかったのね…」

これは要するにあれやろ?ベッドの下の男って都市伝説のパクリやろ?



69: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:41:04 ID:k2R
>>65
こわE



91: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:50:25 ID:dgs
>>65
これなんや??



93: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:51:07 ID:38V

72: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:42:32 ID:j1F
ウィンチェスター・ミステリー・ハウスも中々に怖いンゴ……
何が怖いって実物があることが怖いンゴ……



74: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:42:48 ID:38V
風呂上がり、わたしはくつろぎながら髪を乾かそうと思い、ドライヤーを部屋に持って行き、ソファーに座り、スイッチをいれてテレビをつけた。
するとちょうど怖い番組でもやっていたのか、血だらけの女の人が映った。

その瞬間、部屋は真っ暗になり停電になった。
私はテレビの光をたよりにブレーカーを直しに行った。



82: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:47:55 ID:cX2
友人の話やが
引っ越して荷物整理しているとき壁にお札みたいなのを見つけて何にも考えずに剥ぎ取る。
それから物音や人の気配を感じるようになるけど気にせず暮らしたという。
ある日、風呂掃除しようと元栓を抜こうとすると後から力強く水に押し付けられた。
必死にもがいて逃げ出すことに成功して裸足で友人宅まで逃げた。

なんで部屋探しのときに気づかなかったというツッコミはあると思うが



99: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:52:35 ID:n06
子供の頃、隣の家に住んでいた友達が登っていた柿の木の枝が
裂けて落ち、運悪く片方の金玉を刺しぬいて摘出の手術の為
入院した事があった。

近所の子達でお見舞いに行ったら、その子のおじさんがいて、
「○のお見舞いに来てくれて、ありがとう。
 そういえば、おじさんの子供の頃におじさんの友達が
 ゾウリで竹薮で遊んでいて、竹を刈った跡の切り株を
 間違えて踏み抜いた事があったんだ。
 慌ててその子の足を竹から抜くのを手伝って、ふと竹を見ると
 竹の形に丸く くり抜かれた 肉が 竹の節に詰まっていた。
 
 だから、竹薮に行く時は靴を履くように気を付けてね。」
と、笑顔で言われた。



103: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:55:11 ID:OFr
400 名前:本当にあった怖い名無し:2006/05/18(木) 17:34:07 ID:gfOvuDs40
鏡とじゃんけんして一回だけ勝ったことがある



106: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:55:50 ID:38V
>>103
無頼伝涯かな



110: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)21:56:18 ID:CUO
>>106ミラーワールドでしょ



120: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:02:32 ID:YeK
因みに、こういう話してると寄ってくるから皆んな後ろに気をつけてな



145: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:14:22 ID:to7
>>120

no title




146: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:16:44 ID:38V
>>145
上やぞ
no title




180: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:32:00 ID:0rh
>>146
下やぞ
no title




130: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:05:47 ID:TLu
うちのバッバが体験した話なんだが

ある夜、バッバは夢を見た
お寺かどこかの仏間で寝ている夢で、天井付近の模様が印象的だったらしい
そのまま寝ていると、腕を凄い力で掴まれて引っ張られ始めた
バッバは直感的にこれはマズいと思い、必死に抵抗した
そうこうしていると、電話のベルで目が覚めた
電話を取ると、親戚の訃報だった

後日、葬式の為にとあるお寺に行ったバッバはフッと天井を見上げた
そこには夢で見た天井付近の模様があった




147: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:17:01 ID:CUO
あんまりしつこく電話(固定電話)のベルが鳴るので取った。
何の事は無い、友人からの電話だった。

雨だけど遊びに行かへん?ってお誘いの電話。
あんまり気乗りがしないんでやめとくと言うつれない返事をして電話を切った。

それから携帯を取り出すと今話した友人に電話を。
「今電話した?」
「したじゃないか、たった今。さっき寝ぼけていたのか?」
「いや、ちょっと確かめただけ。じゃ今日は悪いけど家にいるよ。」
などとたわいもない会話をして携帯を切った。

さて、明日にでもNTTに電話しないと。
電話線どころかコンセントにも繋いでない固定電話がなぜ繋がるのか聞かないとな。



150: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:20:11 ID:38V
ワイは不安の種みたいに脅威の正体とか目的をはっきりさせない終わり方がすこ



153: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:20:36 ID:9Kg
>>150っぽいのあるやで



157: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:20:58 ID:38V
>>153
ハラディ



154: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:20:45 ID:YeK
これは友達が体験した話なんやけどな…

ある日仕事が長引いて帰りが夜中になってしまったらしいんや
友達が住んどるのは8階建てのマンションでエレベーターがついとるんや
7階に住んどる友達は当然エレベーターを使うわけや
その日もいつもと同じようにエレベーターに乗ったんや
途中2階で見かけない女の人が乗り込んできたらしいんや
真っ赤な服を着てたのが印象的だったんやて
んでな、その友達霊感強くてな「あ、こいつ人じゃないな」って気がついてしもたんやて
勿論声には出さずにな
せやから7階につくまでずっと頭の中で「南無阿弥陀南無阿弥陀…」って唱えてたらしいんやそしたらな、突然女がグワッと詰め寄ってきて

「そんなものきかないわよ」

って言って6階で降りて行ってしまったらしいんや…
それがなんだったのか、未だによくわからないらしい



158: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:21:43 ID:CUO
聞いた話しだが、男2人が夜中に六甲山を走っていたら女の子が道の真ん中に突っ立っていた。
「あれって、噂の六甲おろしでもされたんか!?」
って、車のスピードを落として可哀想な女の子をピックアップしてやろうと思った。すると助手席の男が
「あれは違う幽霊だ。そのまま突っ切れ」
と言うもんだからドライバーは動転した。
確かに近づくと女の子は体が半透明だったが、幽霊でも跳ね飛ばして行くのは躊躇する。
スピードを緩めて女の子をかわそうとすると助手席の男は怒鳴った。
「あの女はオトリだ。バックミラーを見ろ!」
バックミラーにはどう見ても死んでる女が今にも車に飛びつこうとしている姿が映っていた。



518: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)01:00:22 ID:EQ0
>>158
神戸民ワイ怖e



526: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)01:02:17 ID:QLZ
>>518
925 :名無しさん:2009/02/04(水) 08:52:44 ID:oKOysTpy0
神戸市北区の一軒家いらないか?
ただ三つ条件があって
1 必ず受け取る
2 三日以上家を空けない
3 死ぬまで住んでくれる

この3点守れる方なら土地ごと渡します


927 :名無しさん:2009/02/04(水) 09:36:33 ID:9nxs32dV0
>>925
タダですか?
ガレージはありますか?


930 :名無しさん:2009/02/04(水) 10:46:17 ID:WJyJIS9g0
>>925
超怖いなその条件・・・・
一体どういう物件だよ


936 :925:2009/02/04(水) 15:22:20 ID:oKOysTpy0
家は20年前にリフォームされてあるけど、
祖父母から頼まれてて、裏庭の林に井戸があるんだが、その井戸は一応ウチの祖父母のものだから
触らないで欲しい (一応柵がある)
とにかく死ぬまで住めて、旅行とかしない人ならすぐにでも渡せるから、
本当に条件満たせる人だけ名乗り出てもらえればたすかります 
場所はあまり書くとばれるので、谷上から奥まったところです
神戸市のタダであげます一軒家って
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4659829.html



159: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:22:04 ID:9Kg
っぽいの
うちのマンションにはエレベーターが2基ある
一定時間使用が無いと電気が消えてエレベーターホールにあるモニターが真っ黒になるんだけど
ボタンを押すと電気がついてモニターが映る

深夜自宅に戻ってきた時のこと
その時両方とも1階で止まっていた
モニターはどっちも真っ暗だった
片方のエレベーターを押したらモニターがついてドアが開いた

その時上の階で誰かが呼んだのか
隣のエレベーターも動き出して上がっていった

でも何気なく隣のモニターを見たら
帽子をかぶってうつむいた男が乗ってたんだよ
今まで止まってて真っ暗だったはずのエレベーターに。

泥棒か不審者かもしれないけど
一定時間真っ暗なエレベーターの中にずっと居た?って気づいて心底ぞっとした
あまりに怖くてエレベーターに乗れず
食い入るようにモニター見てたら
最上階まで行ってドアが開いたのにその男はエレベーターを降りなかった
そのまま、またその階で止まったままになった
止まったエレベーターに男がじっと立っている
恐ろしくてたまらず、足音を消して自宅の階まで階段で必死で帰った

自宅に戻って鍵をかけ、しばらく耳をすませていたけど
その後もエレベーターが動く気配はなかった
あの男は一体何をしてたんだろう?



160: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:23:20 ID:38V
>>159
ええやん



161: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:23:51 ID:aPe
エレベーターでの話ってなんでこんなに怖いんやろか



167: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:26:15 ID:9Kg
マンション済みのワイからするとエレベーター乗ってる時より降りた跡のドアが並んでる廊下が怖い



170: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:27:18 ID:38V
>>167
どっから出ても不思議じゃないしな



172: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:28:17 ID:dgs
1人で泊まったホテルの鏡が怖いンゴ。
裏返すンゴ



187: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:34:31 ID:DoD
怖い話ではないけどワイのマッマの知り合いに身体に卍が見える時があるって人がおったわ
腕に卍が見えた時は腕を骨折するとか分かったらしい…
便利な力やねぇ



189: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:34:53 ID:to7
>>187
卍解~



217: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:43:29 ID:ORf
153 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/01/29(金) 00:10:35.68 ID:VhlM9lrv0.net
俺の隣の家には、奥さんに先立たれた一人暮らしの爺さんが住んでる。
何時からなのかは忘れたが、
毎晩22時を少し過ぎたくらいにカチャッとその隣の家の玄関の鍵の開く音と、ガラガラと扉を開く音が聞こえる。
隣の家は俺の家と同じタイプの扉だから、やたらと耳に入るんだ。
それで、すぐには扉が閉まる音は聞こえずに、しばらく経ってから閉まる音が聞こえる。
普段は音が聞こえても、散歩に出かけてるのかなぐらいにしか思わなかったが、
よく思い出してみると、扉の開く音と閉まる音が聞こえた後、歩く音が聞こえない。
俺の家は、少し離れた所から歩いてくる音が聞こえるくらい壁が薄いので、扉の音以外が聞こえてもおかしくない筈なんだ。

それで、少し興味を持った俺は22時少し前から、爺さんが何をしてるのか覗き見をしてみる事にしたんだ。
爺さんは、奥さんの遺した玄関前のガーデニングを大切にしていて、俺の家側に花棚がそこそこ高く積まれている。
そこなら暗いし角度的に玄関から見える事は無いだろうと思った俺は、その花棚の奥に隠れた。
まあ、何も無いにしろ疑問が解決してスッキリ眠れるからいいかと、その時は考えていたんだ。



218: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:43:43 ID:ORf
154 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/01/29(金) 00:11:36.36 ID:VhlM9lrv0.net
22時17分、スマホの明るさを最小にして、ゲームをしながら待っていると、カチャッと鍵が開く音が聞こえた。
俺は慌ててスマホを消した。
いつも通り、ガラガラガラと扉が開いた。
出てきた爺さんの異様な光景に俺は息を飲んだ。
爺さんは、扉に手を添えて顔だけを玄関の外に、ぬっと出していた。
それだけなら、防犯の為に外を見てるのかなと思うだけだろうが、表情が明らかにおかしい。
恐怖を覚えるほど、満面の笑顔なのだ。
表情筋疲れないの?ってくらいに口の両端がつり上がっている。
妙に冷静になって、爺さんついにボケたのかと思っていたら、ベタンッという音が響いた。
周りを見てもそんな音を出す様なモノは見た当たらない。
でも、ベタンッベタンッベタンッと音は俺の前を過ぎて、隣の家の中に入っていった。
信じられない音を聞いてしまい、息をするのも忘れて固まっていると、
爺さんの目がカッと見開いたかと思うと、俺の隠れている花棚の方に首をグリンと向けた。
玄関のライトに照らされた不気味な表情に見つめられて、俺は一瞬軽く意識が飛びそうになった。
『バレた?いや、あの位置からこっちは見えないはず!でも俺を見てる!』とパニックになりつつ、
頭を下げて出来るだけ小さくなって隠れた。
すると、玄関からこっちに歩いてくる音が近づき花棚の近くで止まった。
必死に息を潜めたが、それより心臓の音が爺さんに聞こえてるんじゃないかと思う程うるさく鳴っていた。
しばらくすると、花棚の前から玄関へと戻って行く音がし、ガラガラガラと玄関が閉まる音をカチャリと鍵をかける音がした。
だが、俺は、爺さんが見張っているような気がして、その場から動けなかった。
それから、ある程度落ち着いた俺は身を小さくしつつ、家に逃げ帰った。

爺さんが何を家に招き入れたかよりも、バレたんじゃないかという事が怖くて仕方が無い。



223: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:45:46 ID:ORf
560 :本当にあった怖い名無し:2012/11/07(水) 23:45:07.91 ID:WalviA1l0
今まで書こうか迷ってたけど書くわ。

結構昔の話。
俺の父方の祖母は三階建ての日本家屋に祖父と二人で住んでて、盆とか正月には家族で帰省してた。
そんで、五年前の盆に帰省した時に、祖父が俺の親父になんか縁側で話してるのを俺が偶然聞いたんだよ。
祖父は親父に真面目な相談してたみたいだったんだけど、その時は詳しく聞き取れなかった。

結局その帰省中と、暫く(四ヶ月くらいかな)は何にも無かったんだけど、
急に祖母から電話が掛かってきて、『祖父が死んだ』と知らされた。
その時の状況がまた妙で、三階にある五畳ぐらいの部屋のど真ん中で、まんま土下座のような体制で死んでたらしい。
死因は心筋梗塞だったんだけど、祖父も祖母も生活に使ってるのは一階と二階だけだったんだよね。
「何で三階の部屋のど真ん中にいたんだ」って皆不思議がってた。

ただその後、葬式の通夜の時に、祖母に親父が何かをこそこそ話してるのを俺がまた見つけたんだ。
その瞬間に『あー、前の盆にじいちゃんが親父になんか相談してたな、関係あるんだろうな』と直感して、
深く考えずに祖母に「ねえ何話してたの」って聞いたんだ。
そしたら祖母が「何でもない、知らんでいい知らんでいい」って、明らかに何か隠してるような答え方をした。
『ばあちゃんが教えてくんなかったんだから、親父も無理かな』と思ってその場は諦めた。



224: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:46:10 ID:ORf
561 :本当にあった怖い名無し:2012/11/07(水) 23:46:39.98 ID:WalviA1l0
でも、その二ヵ月後に祖母も死んでしまった。祖父と全く同じ場所で土下座の体勢で脳溢血。
流石に親戚も何かおかしいと思ったらしく、長男だった俺の親父に「何か知らんか」って聞いたりしてた。
親父はその時は知らんと言ってたんだけど、
祖母の葬式が終わった後に、俺も含めて親戚の男を全員集めて話し始めた。
その話によると、祖父母には親父の前に一人、娘を生んでいたらしい。
ただ、娘が七歳の時に高所から落ちて頭を打って死んでしまった。
祖父母は「娘が死んだのはお前らの過失だ」とか親戚に言われまくって、
逃げる様に引っ越して、くだんの日本家屋に入居したそうだ。
それからは長年時に何も無かったが、丁度俺が親父と祖父が話してるのを見た盆の頃から、
祖父母は三階に上がると「とうちゃん、かあちゃん、高いとこ怖い。一緒にいて」って声が聞こえてたらしい。
(祖父が親父に相談してたのはその話だった)
その話を聞いた親戚の男の人たちは、皆「声が聞こえた三階で土下座って…」みたいな空気だった。

それから親父の取り仕切りで坊さん連れてきて、三階で供養?みたいな儀式をして、家は売った。
それ以来親戚や俺にも変な出来事は無し。
ただ、三階で供養してた真っ最中に、部屋の外の階段で足音がしたのは皆聞いてビビってた。



227: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:47:54 ID:0rh
中やぞ
no title




245: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:53:36 ID:aPe
>>227
今布団の中におるから怖すぎてわけわからん感情になって満面の笑みでしっこちびりそうになったわ



228: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:48:11 ID:to7

no title




235: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:50:20 ID:0rh
>>228
居スギィ!



232: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:48:47 ID:ORf
東京23区の心霊スポットを教えてクレメンス



233: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:50:09 ID:n06
>>232
千駄ヶ谷トンネルとか



238: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:51:40 ID:n06
青山霊園とか環状7号線とか東京タワーも心霊スポットて紹介されとるで



241: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:52:14 ID:CUO
友達が借りた部屋の話なんだが、
掃除してたらベッドの下から大量の指が出てきた。
誰が忍び込んでやってったのか知らないけど、40本ほどあった。

それも、生身ならまだしも手触りとか本物そっくりに作った
ゴムみたいな材質のやつで、丁寧にマニキュアとか塗ってあった。
しかも何度鍵を変えてもやられるとかで、俺が見た時は
やられたの3回目だって言ってた。

友達はそれでその部屋怖くなっちゃって他の友達の家に泊まるようになったんだけど、
この前は泊まりに行った先でやられたらしい。正直自作自演かとも
思ったんだが、初めて行く友達の家のベッドの下に事前に指置いとくとか
無理だよなぁ…



244: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:53:26 ID:n06
てか東京めちゃくちゃな曰く付きのとこあるやん



251: 名無し 2016/04/07(木)22:55:41 ID:Me4
そういや秋葉原の歩行者天国はオカルト話聴かんな



254: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)22:56:55 ID:CUO
昔のメル友の実話。
彼はちょいメンへラ気味の彼女と同棲をしていた。
猛暑の厳しい中、いつもの様に出張から戻るとドアの前から猛烈な匂い。

開けて入ると彼女がベッドの上で腐っていた。
皮膚の色もドス黒く変化していて、グズグズになってた。
警察をすぐに呼び、司法解剖。死後三日。出張直後に睡眠薬自殺、
のち停電でクーラーが切れたまま腐っていったそうだ。

今もトラウマだそうだ。
その部屋は改装されて、誰かが住んでるそうだが、その部屋っておまえ様のかもよ?



259: 名無し 2016/04/07(木)22:57:57 ID:Me4
>>254
悲しい話やね



274: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:07:12 ID:9PM
体験談って言うか、何故か怖くなる物ってあらへんか?
そういうのを見ると、ホラー画像とかとはまた違った何か背筋がゾクゾクするような感覚を覚えるんやが



277: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:08:22 ID:TLu
>>274
学校の薄暗い廊下
向こうの暗闇から何かが迫ってきそうな気がしてならない



282: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:10:23 ID:n06
>>277
no title




278: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:08:48 ID:CUO
>>274ワイはちょっとだけ開いた扉怖い



279: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:09:00 ID:aPe
>>274
ワイはテレビのカラーバーが苦手や



275: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:07:26 ID:CUO
勉強もできず、人とのコミュニケーションも下手。
こんな僕は、誰にも必要とされていないんだろう。
家では父のサンドバッグ。暴力はエスカレートしていく。
とても悲しかった。

「逃げられると思ったのか」
家出をしても、すぐに見つかった。いつもの倍殴られた。
とろい僕が悪いんだ。
妊娠している母は、姉と楽しそうに話しながら夕食を作っていた。

こんな辛い生活も、今日で最後だ。
意識が徐々に薄くなっていく。
こうすることを、望んでいたんだろう。みんなが、僕が…
ああ、死んでやるさ。お望みどおりな!


数ヵ月後

「元気な男の子です!」
おじさんっぽい声がそう言った。
僕は悲しくもないのに、大声で泣いている。
ゆっくり目を開けると、男と女が僕を見つめていた。
どこか懐かしい人達。
男は優しい声で言った。

「逃げられると思ったのか」



287: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:12:32 ID:9Kg
さっきのマッマの話文字に起こしたからみせたろか?



289: 名無し 2016/04/07(木)23:13:15 ID:Me4
>>287
「見せて!」



290: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:13:28 ID:9Kg
>>289ええで



291: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:13:34 ID:9Kg
数十年前にワイの母親が体験したって言う話や、
夜の8時頃、山口県の関門海峡沿いにある御裳裾川公園の前の道路を歩いとったんやと。
その道路から公園側を見ると所謂白装束を着た人が何人か集まってて、
まぁそれだけなら驚くほど異様ってわけでもないから
奇妙に思いながらも変わらず歩いてたら垣根で視界が遮られて、
その垣根を抜けてまた見えるようになったときには誰もいなかったんやと、
驚いて辺りを見回してもそれらしき集団はおらんかったらしい

んで、母が言うには
「関門海峡は所謂壇ノ浦なわけだし、もしかすると平家の霊だったのかもしれない」ってな話や



295: 名無し 2016/04/07(木)23:14:47 ID:Me4
>>291
おお… こういう話好きやわ サンガツ



297: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:15:20 ID:0rh
痛った・・・足切ってもた・・・って何やこれ
no title




302: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:16:59 ID:CUO
A君と仲間が、幽霊が出るという噂のスポットへ行った。
そこは山道で、いくつかのトンネルを抜けたところにある橋だった。

みんな興味半分で行ったものの、目的地が近づくにつれて会話も無くなり
妙に怖い雰囲気になってきた。

そして、心霊スポットの直前にあるトンネルを抜けようとしたとき、
車のボンネットに、血まみれの女が「ドスン」と手を置いてきた。

「ギャアアアアアア!!!!!」
全員が悲鳴をあげ、A君は急ブレーキを踏んだ。
ふと気づくと、A君の車はトンネルを抜けた所にある急カーブで
ガケの下に落ちる直前の所で停まっていた。

「もしかしたら、あの女の人が守ってくれたかもしれないな。」
そう言うと、みんなでガケの方に向かって手を合わせた。

助かった安堵感から、再び車内に会話が戻った。
そのときA君の携帯が鳴り、A君が電話に出てみると、女の声がした。

「…死ねば良かったのに」



305: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:17:51 ID:to7

no title




308: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:18:39 ID:CUO
>>305



310: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:19:10 ID:TLu
>>305
創価やんけ!



312: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:19:24 ID:DoD
ワイが小さい頃に見た夢の話や
それは葬式の夢やったんや
目の前には大きな遺影があったやで
それはどうやら近所のおっちゃんみたいやった
その夢は見渡す限りモノクロやったんやけど、遺影の前の花だけには色がつい取ったんや

そんな夢を見たショターンなワイはマッマに夢の事を話したんや
そしたらマッマは「おっちゃんは元気なんやから縁起でも無いこと言うな」と。
ワイは分かったと言いつつもずっと気になっとったんや。

その夜、おっちゃんは交通事故で死んだやで。



318: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:20:54 ID:TLu
>>312
虫の知らせ、ってやつやな



321: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:21:42 ID:CUO
>>312花にだけ色がついるってゆうのが気になるンゴねぇ…



314: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:20:13 ID:ORf
6 :本当にあった怖い名無し:2012/10/14(日) 20:52:41.40 ID:uGF/4LuPP
小さな田舎町での話。たぶんつまんない話だと思うけど。

20台前半くらいだったと思うが、少し頭の弱い(知能障害)町の名物お兄さんみたいな人が居ました。
時に奇声を上げながら自転車を乗り回しているみたいな人でしたが、
何かしらユーモアがあって、当時小学生の俺らにとっては格好のからかい相手でした。
頭の上で両手を合わせ、手放し運転で自転車に乗るのが得意技でした。
ある時、俺が彼の前でからかい半分、頭上で両手を合わせて手放し運転すると、
彼は「真似をするなぁー」と怒って追いかけてきました。

ある日、町はずれの堤防裏の空き地で遊んでいると、彼は辺りを気にしながら自転車を押し、歩いて近づいてきました。
この時の彼は真顔で、むしろ少し賢そうに見えるくらいでしたが、
俺らはいつもと違う雰囲気に完全に呑まれていたかも知れません。
これはその時、彼の話した内容です。
「おまえら俺を馬鹿だと思ってるだろ、でもそんなことはどうでもいい。
 いいか、これから大切な事を話すから良く聞くんだぞ。
 明後日、この町でとんでもない事が起こる。
 遠い星の人が来て、子供を連れていくんだ。
 この辺りの場所がとても危険だから、絶対にここに近づくな。
 この事を知っているのは俺とおまえ達だけだ。絶対人に言うなよ」
そんなような事を言って、また辺りを気にしながら去って行った。
俺らは三人だったけど、「何だよアイツ」くらいであまりその事には触れずに、なんとなくその日は家に帰った。
明後日というのは日曜日で、その日は大雨だったので家で俺はテレビを見ていた。

次の日学校へ行ったが、少し先生達の様子がいつもと違っていたのを覚えている。
友達二人はいつもと変わらなかった。
あとで親から聞いたんだけど、「**さんちの子供が行方不明なんだって」という事だった。
俺たちはそんなに仲が良かったわけでもなかったので、その事についての話はあまりしなかったが、
その日を境にあの名物お兄さんを見る事は二度となかった。

俺の家は転勤族で翌年引っ越した。
行方不明の子がどうなったも、お兄さんがどうなったかも知らないが、お兄さんだけは時々思い出す。



330: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:24:34 ID:ORf
484 :1/5:2008/06/01(日) 10:49:58 ID:9qy47WcX0
これからの書き込みは、怪談を紹介するというよりは、
当時の当事者の目に触れて欲しい、という意味で書き込みします。
だから相当具体的に場所や時期に触れますが、
とにかく、そこでその時に起きた出来事を改めて確認したい、して欲しい、そういう気持ちでの書き込みです。

1984年の話です。
大阪千里丘の○○第二小学校に通ってたんだけど、
そこでは他の学校とかでは聞いたことない、怪談?というか存在の話があった。
『SOSやめてください』という話。
学校の中にSOSという存在(おばけというノリではなかったと記憶してる)が潜んでいて、
体育館裏の小さなドア、もしくは旧校舎二階の奥、旧家庭科室に行くと、SOSと遭遇してしまう。
と子供たちがいつも騒いでいた。



331: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:24:44 ID:ORf
485 :2/5:2008/06/01(日) 10:59:55 ID:9qy47WcX0
ある朝、登校すると学校中が大騒ぎになっていた。
「SOSの足跡が天井に!」
旧校舎傍に、倉庫?のようなトタン屋根の建物があったんだけど、その天井にSOSの足跡が現れた。
天井は吹き抜けで二階くらいの高さがあって、その真中あたりに唐突に2つ3つの足跡が現れていた。

ところで、俺は去年の七月(2007年)、嫁と子供と三人で万博公園に遊びに出かけ、その帰りに、
自分が子供の頃に住んでいた千里丘の町並みと、第二小学校の様子を眺めたいと、散歩がてらに立ち寄った。
学校は変わることなくそこにあった。
「そういえば、SOSの足跡っていうのがあったな」と、
俺は冗談半分の気持ちで旧校舎倉庫に向かい、天井を眺めた。
気味が悪いのは、子供の頃の記憶だけ、という話ではなく、この時、改めてそこで足跡をはっきりと見た事。
大人になった俺の目で見てもそれは足跡で、はっきりそこに存在していたし、今もまだそこにある。

そこで俺は、1984年のあの出来事を改めて思い出す。
記憶がクリアに思い出されて、心底気味が悪く恐ろしくなる



332: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:24:55 ID:ORf
486 :3/5:2008/06/01(日) 11:07:19 ID:9qy47WcX0
ある日の授業中、どこか廊下から大勢の生徒がワーッワーッと騒ぐ声が聞こえてきた。
教室も騒然となったが、授業中だから先生に諌められた。

その後の休み時間、どこかのクラスの生徒が興奮した様子で教室に飛び込んできた。
「SOSが出た!!!まだいる!!!皆見てる!!!」
教室中、いや、学校中が大騒ぎになった。
「どこや!」「二階の廊下や!」「廊下の窓から旧校舎を見ると、旧校舎の二階にSOSがいる!!」
皆、ワーッと廊下に飛び出し走り出す。
何人もの先生が、大声で生徒たちを注意したり叱ったりしているが、
その時のあのちょっと説明のしようがない異常な興奮状態は、先生たちでは止めようがなかった。
俺も流れに押し流されるように、やがて二階の長い廊下にたどり着いた。
「あそこや!!SOSや!!!」「SOSや!!!!」



333: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:25:12 ID:ORf
487 :4/5:2008/06/01(日) 11:14:55 ID:9qy47WcX0
旧家庭科の窓の向こう、薄暗いもののはっきり見える窓の向こう、SOSがいた。
大きな茶色い顔で、角張った肩。
不思議そうなキョロキョロとした黒い目で、SOSはこちらを見ていた。
泣き出す生徒、叫びをあげる生徒、
興奮して「くそう!おれがころしにいったる!!」と、旧校舎に向かって駆け出す生徒。
しばらくして、皆は口々に叫び始めた。
「SOSやめてください!!SOSやめてください!!」

SOS怪談にはあるルールがあり、
「SOSと出会ったら『SOSやめてください』と叫びつづけないと、SOSに殺される」
というものだ。
皆は半ば恐慌状態で、SOSに向かって「SOSやめて下さい!!」と叫びつづける。俺も大声で叫びつづける。
SOSは茶色い大きな大きな顔をガラスに貼り付けるようにして、こちらを眺めていた。
後にも先にも、俺はああいう生き物を他でみたことがないし、何かのみ間違えだったとは全く思わない。
先ほど駆け出した生徒たちが、旧校舎の入り口のドアを叩いているのが見えた。
「SOSでてこいや!!おれがころしたる!!でてこいや!!」



334: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:25:29 ID:ORf
488 :5/5:2008/06/01(日) 11:27:03 ID:9qy47WcX0
2008年の今、俺は切実な思いでこの話をここに書き込みたい。
1984年、大阪千里丘○○第二小学校であの時期、あの日、
SOSを見たあの生徒たちの誰かが、この書き込みを見てくれる事を真剣に願う。
あれは一体何だったと思う?あの日、あの後どうなった?あれ以来SOSはまた現れたりしたのかな?

子供特有の思い込みや見間違いなんかじゃない記憶と事実を、俺は切実な思いでここに書き込む。
今も残るあの天井の足跡、あのガラスの向こうの大きな茶色い顔、
俺たちを興味深そうに眺めていたあの物静かな黒い目。
あいつは一体なんなのか、まだそこにいるのか、
夏に近くなる暑い日曜日の朝になるといつも、思い立ってあそこに行きたくなる衝動を未だに感じる。
あの日駆け出した生徒たちの様に、あそこに走っていって扉を開け、あいつを捕まえて、
「SOSを捕まえた!!本当にいた!!」と叫びたい衝動に強く強く駆られます。

1984年のあの場所にいた俺と同じ、当時の子供にこの書き込みを伝えたい。
もしそういう人がいたら、この言葉を俺が紛れもなく、俺があそこにいたという証拠として送る。
『○○○○のタイヤ』

物語めいた言い回しや最後の謎かけめいた書き込み、ウザかったらすいません。
でも、俺が体験した出来事です。



335: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:25:43 ID:ORf
529 :本当にあった怖い名無し:2008/06/01(日) 22:26:21 ID:43iNMt6r0
>>484-488
まさにその小学校、通っていたことがあるよ。驚いた…!
小学校5年生の2学期と3学期。
自分は1965年生まれだから、1976年か1977年くらいか?(早生まれではない)
少なくとも当時は、そんな怪談はなかった。
まあ半年しか在籍しなかったから、聞き逃したのかもしれないが、
当時から自分は怖い話が好きだったから、耳にしなかった可能性は低いと思う。
だからその怪談は、それ以降に生まれたのだと思う。参考までに。


547 :484:2008/06/02(月) 04:11:58 ID:b8gBSjfV0
>>529
レスありがとう、真剣にうれしい…
新校舎と旧校舎は分かるよね?

俺が在校していた時は、『SOSやめてください』の前には、
「体育館が火事になって、花子さんという子が犠牲になった。
 だから、『二階の保健室の向かいのトイレには花子さんがいる』という話が根強くあったらしい」
と聞いた事があるから、
>>529の時期には、そっちなら聞いた事あるかも?

『うさ○や』が横にある学校だよね?


586 :本当にあった怖い名無し:2008/06/03(火) 01:41:55 ID:PABcmJZGO
>>547
同級生に直接聞けば?



336: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:25:59 ID:ORf
600 :547:2008/06/03(火) 04:52:47 ID:QYwsEhJf0
>>586
すごい聞きたいんだけど、途中で引っ越したから、当時の同級生の連絡先が全然わかんないんだよ~。
探偵ナイトスクープにも何回も何回も葉書出したんだけど、内容が電波過ぎるのか、何の音沙汰もないんだよ~。

でも、全部本当に体験したことなんだよ。
集団ヒステリーとか先生のいたずらとか何でもいい。どんな事でもいい。
あの時あの場にいた別の人間から、一言でも良いからあの出来事は何だったのか知りたい。
これは微かにでも答えが出るまで、一生引きずっていく事って気がする。


705 :本当にあった怖い名無し:2008/06/04(水) 01:00:09 ID:RhdNJbub0
>>600
具体的に絵に描いて。もしくは似てるもの教えて


707 :本当にあった怖い名無し:2008/06/04(水) 05:17:49 ID:IVPm/udZ0
>>705 絵心なくてすまん、
http://i-bbs.sijex.net/imageDisp.jsp?id=ups1&file=1212524082561o.jpg(リンク切れ)
こんな感じなんだけど…。
横の白い四角は、向こう側の窓ね。
こんな感じで、窓際からこっちをキョロキョロ見てた。

mixiとか同窓会で探せって言ってくれてた人も、
なんかいきなり『山田第二小学校の人、SOSを知りませんか』って、普通の場所でそういう事言うのって、
すごく変な気がして躊躇しちゃうんだよね…。
でもほんとにほんとの話なんだよー。



337: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:26:15 ID:ORf
710 :本当にあった怖い名無し:2008/06/04(水) 08:00:43 ID:8lNznScU0
>>707
URLの絵が見られないので何とも言えないけど。
SOSが何者なのかというのは私も知らない。
天井の足跡の真相も解らない。

ひとつだけ言えるのは、
生徒達が廊下走り回って「SOSだー」って大騒ぎになって、
中には本当にパニックになって泣き喚いたり、もどしちゃったりしてた子もいたみたいだけど・・・。
あの時みんなが見たあれは、SOSという存在ではない。
もちろん幽霊でもなければ宇宙人でもない。
先生の悪戯でもない。
みんながSOSの噂で盛り上がりすぎていたために、冷静に見れなかったのだと思う。
みんなが驚き怖がっていたけど、旧校舎のあの場所で、みんな以上に驚いて怖がっていた子がいたんだよ。
すごく悲しい話。


712 :本当にあった怖い名無し:2008/06/04(水) 09:33:07 ID:yQwraHnYO
>>707
その絵を見て真っ先に思い浮かんだのはモナリザだな~
書き込みから察するに、旧校舎は入れないようになってたようだが、
立ち入れない薄暗いところに、モナリザの複製画が飾ってあったとか。
SOSのでた窓は、大人になってから見学しにいかなかったの?

ちなみに、天井や壁の高いところに足跡がついてるのってよくある。
遊んで靴投げてついちゃったり、建設中に資材踏んでそれがそのまま使われたり。

ところで、SOSの由来ってどんなだったの?
幽霊自体がSOSって名前ってことは、その幽霊は助けを求めてたんだよね?


713 :本当にあった怖い名無し:2008/06/04(水) 09:33:44 ID:dFo4KVWd0
SOSってハンセン病(ライ病ともいふ)の感染者じゃないのか?
もしそーであれば、子供だから無知だからでは済まされん不謹慎な差別にあたるぞ。
戦国武将の大谷吉継もライ病感染で、映画エレファントマンみたいに布で頭部を覆ってて、
よくしらんが顔が崩れるらしい。



338: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:26:26 ID:ORf
715 :707:2008/06/04(水) 10:06:52 ID:IVPm/udZ0
見たのが体に障害のある人物、というのはまず間違いなく違うと思う。
というのも、当時から割と特殊学級の生徒たちと普通学級の生徒たちが、
オープンに触れ合う形での教育がされてた記憶があって、
児童保育教室(鍵っ子とかが時間を潰せる様に、放課後に工作や遊びをする教室)で、
そういう子たちと混じって遊んでいたから、
どういう子がいるか、という認識はしっかりあった。

あと、この絵に描いたSOSが顔を出した部屋は、基本的には生徒たちが足を踏み入れたりしちゃいけないとこで、
そういう児童が一人でここにいるっていうのは、当時通っていた人間からするとちょっと考えられないと思う。
(あと俺の年齢からして、治療方法が確立したライ病の方を隔離している、っていうのは時代的に絶対あり得ない)

絵画っていうのはある意味すごくニュアンスが近いんだけど、
首がキョロキョロ動いていたんだよな~!これは絶対。
足跡に関しては、上で挙げてくれた説明で納得します!


716 :707:2008/06/04(水) 10:13:53 ID:IVPm/udZ0
あと>>712
名前の由来は分からない。
俺が転向で途中編入した時に、「おい、SOSの話教えたるわ!」っていきなり言われたから、
もうすでにだいぶ前から浸透してたんだよね。
あと、旧校舎の件の窓は、コの字型に回り込んで校舎の中に入らなきゃいけないから、
流石に子供連れと言えども、このご時世で勝手に踏み込むのは問題かと思って入れなかったんだ。
すごく見たかったんだけど。

SOSっていう名前が浸透してるって、自分で書いて気味が悪く感じるのが、
何故そんな特殊な怪談がすでに浸透してたか考えると、
俺たちの世代が見たのが、”一回目”じゃないのかもしれんね。前回があったのかも。



372: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:47:08 ID:9Kg
所謂見える人の話、
夜の九時ごろ、その人は外出からの帰りで地下鉄に乗っていた。
普通に乗っていたけどある駅でお婆さんが乗ってきた。
明らかに異様な雰囲気で、この世のものでは無いと察し、
関わら無いほうがいいと思って無視して家から最寄りの駅で降りようとすると、
そのおばあさんも一緒に降りてきた。
うわぁ、と思いつつとりあえず自分の家へと帰ることにしたものの、
やはり付いてくる。
自分が立ち止まるとお婆さんも立ち止まる。
間違いない、狙われている、そう確信し怯えながらもそのまま歩いているとT字路にでた。
左に行けば自分の住むアパート、右に行けば繁華街。
流石におばあさんを連れて自分の家へ帰るのは嫌だと思い、右へ行こうとしたその時、
「そっちじゃ無いでしょ?」
驚いて振り返るとお婆さんは消えており、その場から逃げるように道を右に曲がり、飲み屋で一夜を明かした。



374: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:48:16 ID:CUO
ある日、夢を見ました。
その夢というのが、とても奇妙なものでした。
ポストに喪中はがきが届いていました。
誰かも分からない人物からでした。
一応、届いたなら行っておいたほうが良いだろうと葬式会場に出向くと、
長蛇の列をなす参列者がいました。
よく見ると、入口に改札があり、横に女の人が立っている様子でした。
ずっと並んで待っていると、遂に自分の番が来て、
改札に喪中ハガキを通すと、ピンポーンと鳴りました。
改札がしまった様子です。
戸惑いを隠せないでいると、立っていた女性がガシッと腕に掴みかかり、
もの凄い形相で睨み付けてきて一言を発しました。
「やっとみつけた・・・。」
ここで目が覚め、夢と言うことに気が付きました。
これを家に遊びに来た友達に話し、このままでは面白くないと言う事で、
「で、飛び起きたらその女が目の前に立ってたんだよ~!」と、怖がらすように言いました。
すると友達は全く怖がる素振りを見せず、一言言いました。

「分かってるよ。今もそいつ、あそこでお前の事みてるもんな。」



377: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:48:54 ID:uq8
夫と妻、二人暮らしの夫婦がいた。
夫は1ヶ月くらい前から毎日毎日、
夢かどうかもわからない、毎日同じ、
おかしな夢ばかり見ると言う。
“真夜中、ふと目が覚める。
すると天井に自分と全く同じ姿の人間がしがみついて、
首だけ自分の方に向けて
『お前はもう十分生きただろ、変わってくれよ』と言ってくる”
と言うものだった。
だから夫は、まるで朝の挨拶みたいに、
また今日も見ちゃったよ…と毎日毎日妻に相談していたから、
妻も心配していた。
でもある日さ、その夫、起きてもおはよう、しか言わないの。
妻があれ?っと思って、あの変な夢、見なかったの?
って聞いたら、夫はさ、

な ん の こ と ?



379: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:50:06 ID:CUO
>>377グッバイ、オット



382: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:51:12 ID:ORf
302 :放送室・みるとおかしくなる1:2011/05/06(金) 22:35:56.34 ID:TYByVdbX0
どこの学校にも怖い話は幾つかあるものだけど、
俺の母校の小学校は、なぜか怖い話が放送室にばかり集中している。
数えきれない噂があるんだけど、中には実際に起きている出来事もあったりする。
クラスメイトが体験したのをきっかけに俺は興味を持って、
機会があれば地元の近所の人からさりげなく、小学校の放送室について話を聞いてみたりしていた。
その中から幾つか選んで、下手だけどまとめてみた。
ややこしいけど、事件ごとの↑(矢印)以下は出来事に関する補足と、噂のまとめ。
事件は全部同じ小学校の出来事。上から古い順。



390: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:53:33 ID:ORf
途中で書き込んでしまった

俺が小学校に入学するだいぶ前に起きた事件。
真っ先に駆けつけた3年生の担任のA先生は、その事件の日から、
体調不良を理由に仕事を休むようになっている。
他の先生たちで代替の授業を行ってA先生の復帰を待ったけど、A先生は結局3週間ほどで退職。
3年生の生徒が手紙を書いたり連絡を取ろうとするも、連絡はつかなかった。
さらに、A先生は精神病で病院に入院しているという噂が流れる。

件の流れた謎の放送、『・・・さい。・・・なります』はボソボソとした口調だった為、
生徒の間で、こう聞こえたー、いやいやこうだー、と様々な意見が流れたが、一番多かった意見が、
『見ないでください。おかしくなります』



391: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:53:50 ID:ORf
304 :放送室・みるとおかしくなる3:2011/05/06(金) 22:39:23.39 ID:TYByVdbX0
【窓ガラス破壊事件】
当時小学校5年、放送係のB君が放課後、1階放送室の校庭側に面した窓に体当たりして、
外れた窓枠と一緒に放送室に面していた校庭に落下した。
落下と同時に窓ガラスが割れてB君は切り傷を負い、入院が必要な位の大怪我。


俺が実際に小学校の生徒だった頃にあった事件。B君はクラスメイト。
入院しているB君に、俺とクラスの数人とで一緒にお見舞いに行って話を聞くと、
放課後、放送室で係の仕事をしていたら、急に放送室に女の人が現れたらしい。
髪は長め。後ろ向きで部屋の隅に立っていて、全く動かない。
B君は驚いて、放送室から逃げようとしてドアの方を振り返ったら、
今度はそのドアの前で、ドアを塞ぐように後ろ向きのままで立っていた。
意味無くここに居る訳じゃない。自分を狙っている。
と危機感を感じたB君は、今度はドアと反対方向の窓に向かってダッシュ。
窓のカギ開けた所で、窓に女の顔の輪郭が映ったのを確認する。
つまり、さっきまでと同じ後ろ向きじゃない、こちらを向いている。
ここでB君半分パニック状態になる。
もう窓を開ける時間さえ惜しい。B君は窓にそのまま体当たり。何とか放送室から抜け出せた。
というのが一連の流れだったらしい。

どんな顔だったの?という俺らの問いには、
「ガラスに映ったのを見ただけだから良く分らない」とB君。
服は?と聞くと、
「ボロい古い柄の布を何重にも重ねたようなもの」
俺たちはそれを学級新聞にしようとしたが、流石に先生に怒られた。
B君は閉所恐怖症になってしまったけど、怪我が治ると転校して他の学校に復帰。
俺が放送室の女の噂集めるようになった、きっかけになった出来事。



393: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:54:04 ID:ORf
305 :放送室・みるとおかしくなる4:2011/05/06(金) 22:41:17.50 ID:TYByVdbX0
【自殺】
教頭であるC先生が夜に学校に忍び込み、放送室の直ぐ向かいにある上り階段で、
すずらんテープを束ねたものを階段の手すりに結び付けて、首を吊って自殺。
学校で契約していた警備会社の社員が発見。

【消えた魚事件】
2か月ほど、学校中の水槽から観賞魚が1匹づつ消えていった出来事。
後に放送室の資料を保存する部屋の引き出しから、大量の干からびた魚が発見される。
町内の有志の人が、事件が落ち着いた後に魚を寄贈してくれている。


近年起きた出来事。この話は俺の姉(子供がそこの小学生)から聞いた。
学校中の水槽の魚が日々どんどん消えていき、ほとんど魚が居ない状態にまでなったらしい。
先生たちの間で調べて、ある一人の生徒の仕業だと判明して、その子に話を聞いたら、
放送室の隣の放送準備室(資材置き場的な部屋)に隠してあるって白状した。
その子が抜き取ったのか、それとも腐ってしまったのか、発見された干からびた魚には目が無かった。
先生たちは、特に犯人について生徒に発表しなかった為、どの子の仕業かはっきりとは分からないが、
ちょうどその時期に、不自然に急に転校した子供がいて、その子では?と噂されている。

さらに、どうしてこんな事をしたのか、という先生の問いにその子は、
「あれの顔をみても、こうすれば助かる」と、錯乱気味に答えたとの噂もある。



394: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:54:19 ID:ORf
306 :放送室・みるとおかしくなる5:2011/05/06(金) 22:43:13.61 ID:TYByVdbX0
~~~~~~
他にもいろいろな出来事や噂があるけど、どの話もだいたいの共通点は、
放送室に女がでて、顔をみちゃいけない。
とりあえず、犠牲になった可能性のある人の話と、助かった人の話と、救済方法の話、
という訳で選んで書いてみた。
これからも、周りに変人扱いされない範囲で、地道に情報集めて行くつもり。

正直、B君から聞いた話は、小学校の時の俺のトラウマだし、
噂にある程度一貫性があると、その放送室の女が本当にいるみたいで、怖くてしょうがなくなる時もあるけど、
なぜか【窓ガラス破壊事件】のB君の話を聞いた時から、ずっと興味が尽きない。
近々、「ある年度の卒業アルバムに【放送室の女】が写っている」って言われている、
その卒業アルバム(70年台のもの)を近所の人にみせてもらう予定。
では失礼しました。



399: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:56:49 ID:uq8
こないだ彼女と待ち合わせしてたらさ、時間になっても来ない
んでなんだよもーとか思ってたらさ、横断歩道の向かいで携帯耳に当てて喋ってるのが見えたわけ

喋りながらでもこっち来れるじゃん?
待たされてるしさ、とにかくはよ来い!って意味も込めて思いっきり手振ったんだよね
でも、なんか様子がおかしい

まず無表情
顔はこっちを向けてて、手を振り返しはするんだけど、謝るような仕草も表情もない
それになんか目も合わない
あるじゃん?こっち見てるんだけど虚ろっていうかさ
なんていうか…反射で手を振り返してるだけ、みたいな

なんだ?とか思ってさ、いい加減腹たったんで向こうに渡ろうとしたわけよ
そしたら丁度通話が終わったみたいでさ、耳から離して画面いじって、こっち見たんだよね
無表情なままで

その後が意味わかんないんだけどさ、地面に携帯置いたんだよ
はぁ!?と思ってたら、顔上げたんだけどさ、すげー表情豊かなわけ
んでごめーん!みたいなさ、愛想笑いあるじゃん?気まずい時の苦笑い
そんな感じの顔で青になった横断歩道渡ってきたの

こっちは前後の行動の意味がわからなさすぎるしムカつくしでさ、とりあえずなんの電話であの態度なんだよ、って尋ねたわけ



400: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:56:54 ID:uq8
「ごめんごめんwあれはね……あれ?」

だって
なんか本当に誤魔化そうとしてるわけじゃなくて、いきなり何してたかわかんなくなった、って感じの雰囲気
しきりに
「あれ?電話してたよね?あれ?誰だっけ?」
って本人がすごい困惑してる
その時点で少し背筋が寒かったんだけどさ、
俺が携帯拾ってきなよ、履歴みたらわかるでしょ、って言ったらさ、一瞬で表情が消えたの
さっきの無表情に、一瞬で戻って、

「そうだね、鳴ってるし」

って言ってさ
聞こえるわけないじゃんね?
車ビュンビュン走ってる、幹線道路を挟んだ向かいだよ?

普通に、本当に超自然に道路に向かって歩いてったよ

救急車来たくらいかな、親御さんに連絡!って思い立ってさ
彼女の携帯の事思い出して、拾いに戻ってさ
電話帳じゃなくて履歴を出したの
最後の履歴、朝の俺との電話だった

でさ、なんで今こんな話してるのか、って事なんだけどさ

これ先々月の話でね、もう49日も終わってんだよね
だけどさっき彼女の携帯から着信あってさ
怖くて取れないから、聞いてもらいたかったの
そんだけ



404: 名無しさん@おーぷん 2016/04/07(木)23:59:28 ID:dgs
>>400
ヒエッ…



405: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:00:28 ID:QLZ
732 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/03/11(金) 00:53:36.97 ID:zj8VpoKj0.net
スーパーマーケットの夜間警備をやっていた頃の話です。

時間についてはそれどころじゃなかったので覚えていません。それほど恐ろしかったです。
その日は先輩二人と警備室で休憩をしていました。そのうち一人、Aさんは仮眠をとっていました。
僕が監視カメラの映像を見ていると、二階の衣服売り場の天井のダクトが外れ、何者かが侵入する映像が移りました。
ラーメンを食べてるもう一人、Bさんに、ちょっと見てきますと言って無線機を持ち、二階へと向かいました。
そのスーパーはちょっと大きめで、しま〇らとかマツ〇ヨとかが入ってるもので、二階建てでした。
エスカレーターは止まっているので非常階段から二階に上がり、中に入ると酷い有様でした。
片っ端から衣服のハンガーが倒され、シャッターが破壊されていました。
「ひっでぇな……」
なんてありがちなセリフを呟きながら、無線にて先輩にありのままの現状を伝え、不審者をカメラで探すよう頼みました。
「誰だ!出てこい!」
何度も問いかけながら僕はライトを持って二階を隅々まで探しました。しかし、不審者の気配はありません。
一階に行ったか。
非常階段から行こうかと思いましたが、店内のエスカレーター脇の階段を通りました。
案の定エスカレーターの通行禁止の柵がなぎ倒され、本の棚がひっくり返されていました。
すると、魚類売り場の方からバタタンという音が。それとほぼ同時に無線に先輩達からの慌ただしい声が聞こえてきました。
『まずいぞ。奴は泥棒じゃねえ。何が目的だ?』
「どうしました?」
『さっきから両腕振り回したり四つん這いになったりで明らかに挙動不審だ。ちょっとヤバイ奴かも知れん。
 今奴は厨房(肉や魚をさばくところです)に入ってった。
 警察にも電話入れたからちょっと先行っててくれ。くれぐれも気をつけろよ』
「分かりました」
いわゆるマジキチというやつだろう。
僕は小走りで厨房へと向かいました。
ライトを構え、ゆっくりと厨房のドアを開けました。



406: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:00:43 ID:QLZ
733 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/03/11(金) 00:54:30.09 ID:zj8VpoKj0.net
「誰だ!バレないとでも思ったか!警察が来るぞ!」
返事はありません。あちこち探しましたが、本当にいません。
確かにここにいるはずが。
すると無線がけたたましくなりました。
『おわっ……(ノイズ)……おい、聞こえるか!?返事してくれ!……(ノイズ)オッオッオッ』
「どうしました!?」
『オッオッオッ……(ノイズ)……ドアを叩いてるのはお前か!?』
「違います。僕は厨房です!」
『……(ノイズ)笑えない冗談はやめろ!』
「だから冗談じゃありませんて!」
僕は厨房から出て、近場の監視カメラに手を振りました。
『オッオッオッ……マジかよ……奴が…オッオッオッ…俺達の……オッオッオッ……警備員室のドアを叩いてる……?』
「なんですって?」
僕は走って店内から警備員室の方へ走り、少し遠くで観察しました。
確かに、暗くて良く見えませんが、何者かが警備員室の前で荒ぶっています。ドアを叩く音が響きます。
それと、「オォッオォッオォッオォッオォッオォッ」という低い声。息継ぎするまもなく続きます。
さすがにそれをライトで照らす根性はありません。
『危険だ。君は何もしなくていい。とりあえず待機しよう。もう少しで警察が来る。何とかして戻ってきてくれ』
「分かりました」
踵をかえし階段を駆け上がります。
瞬間、警備員室の前の音のパターンが一瞬変わった気がし、嫌な予感がして二階の物陰に隠れました。
予感は当たり、奴が僕の後を付けてきました。
「オォッオォッオォッオォッ」
非常灯の明かりに照らされ、奴は酷く痩せてるように見えました。しかし、やたら脚が太く見えました。
「オォッオッオッオ」
奴はまた下へと降りていきました。



407: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:01:01 ID:QLZ
734 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/03/11(金) 00:57:01.08 ID:zj8VpoKj0.net
「ダメですね。気配を察知して付いてきます。足の速さ的にも外ルートだとそっちに着くまでに僕が追いつかれます」
『そうか……音で何とかならんか?』
仮眠をとっていたAさんでした。
「音ですか?」
『ゲームよくやるからね。現実でも通用するかどうかは分からないけど』
「音……よく無線の音聞かれませんでしたね。僕の声も」
『君の無線機をインカム外して大音量にして、少し離れたところに置いてよ。
 無線機置いたらなんか合図して。1分後に大声出すよ。それで引き付けてみよう。
 奴が釣れたらこっちのドアまで来て。5回叩いたら入れてあげる』
「策士ですね(笑)分かりました」
僕はちょうど店の中央、文房具売り場の床に無線機を置き、階段横のスペースに隠れました。
そこで近くの監視カメラにOKサインを出しました。腕時計で1分を数えます。



408: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:01:22 ID:QLZ
735 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/03/11(金) 00:57:47.20 ID:zj8VpoKj0.net
移動に30秒。
あと30秒。
「オォッオォッオォッ」
え?
奴が真正面のレジのところを激しく腕を振り回して歩きます。
15秒。
マジでか
奴の腕がレジスターを粉々に壊します。
10秒。
来るな。
奴がこちらへ歩いてきます。
5秒。
奴が僕の目の前で止まります
気付かないで。
0秒。
『うわーーーっ!』
無線の声を聞きつけ、奴は恐ろしい程早く方向転換し文房具売り場へと走り出しました。
その時一瞬目が合いました。黒目の面積がとても広くて恐ろしかった。
僕は猛ダッシュで警備員室へと走りました。警備員室のドアは酷く凹んでいました。
遠くでバキッと音がします。あの声も聞こえます。
「オッオッオッ」
急いで5回叩きました。
先輩は僕を引きずり込み、またドアに鍵をかけました。
僕は泣いていました。号泣でした。

その後警察が到着し、奴を探しましたが既にどこかへ行っていました。
初めは信じてくれませんでしたが、店の荒れ模様と監視カメラの映像を見て、信じてくれました。
店の復旧には多額の費用がかかったそうです。
ちなみに奴はまだ捕まっていません。



409: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:01:44 ID:QLZ
737 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/03/11(金) 01:13:19.02 ID:TqZVWX0m0.net
>>735
ほんのりじゃなくてめっちゃ怖いよ
結局何者なのかは分からないままなの?
>>735は何者だと思う?
顔は人間だった?やっぱり障害者なのかな


739 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/03/11(金) 01:27:45.66 ID:0k36ky290.net
>>735
>ちなみに奴はまだ捕まっていません。

シャレになんねー!
いやそれマジで何県よ?


740 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/03/11(金) 01:31:06.80 ID:zj8VpoKj0.net
>>737
少なくとも目、鼻、口があったので人間の顔ではありました。
はっきりとは見えませんでしたが。
目は死んでました。

>>739
栃木です。



410: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:02:04 ID:QLZ
750 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/03/11(金) 12:51:51.23 ID:yvb4QpOh0.net
ウータン、結構たくましいし手の力なんてすごいから・・


751 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/03/11(金) 19:33:01.55 ID:f/8Tj6tw0.net
>>750
パジャマでしたよ


752 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/03/11(金) 19:44:07.99 ID:f/8Tj6tw0.net
>>746
まぁ基本的に見回りは交代でしたから。Aさんも仮眠をとっていましたし。
たまたまBさんが見回りから戻ってきたところで全員警備員室にいましたから。
話には出てきていませんが、インフルエンザで欠勤したCさんという方もいらっしゃいます。



411: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:02:19 ID:QLZ
757 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/03/11(金) 22:16:06.45 ID:TqZVWX0m0.net
>>752
パジャマを着てたってことは養護施設などから脱走したのかな

ところで侵入経路や現場検証とかしなかったの?
天井のダクトって言うのは通気口のこと?
よく映画なんかで人が這いつくばってるけど、実際は狭いから無理だと思う
点検口なら通れるけど天井裏を歩かなきゃ無理だし、そもそも歩くのも厳しい


758 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/03/11(金) 22:28:11.44 ID:UYByc2dx0.net
>>757
侵入経路の現場検証には立ち会っていませんでしたが、Bさんから通気口からだと聞きました。
皆さんが言ってるとおり、小さい子供でも通るのがやっとという程の狭さでした。
警察との監視カメラの映像や事情聴取で分かったことだそうですが、
関節の動き方からして骨折及び脱臼が疑われたそうです。
骨を折ってでも通気口を進むとかどこのサンタナだよって話ですが、障害者のバケモノだったら平気でやりそうですね。



412: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:03:52 ID:QLZ
773 :本当にあった怖い名無し:2013/05/29(水) 11:22:12.55 ID:2AE97QjK0!
うちは母子家庭だった。母ちゃんは地元のスーパーのパートさんで、一人で俺を育ててくれてた。
親父が何してた人だったかは知らないけど会った記憶もない、
気が付いたら古い小さな集合住宅の一室で母ちゃんと二人暮らしてた。
俺は重度の小児喘息の持ち主で、毎晩寝入りばなと夜明けの体温と空気の温度差が激しくなる頃に発作が出て、
吸入器をくわえさせられ、おさまるまで母ちゃんが背中をさすってくれていた覚えがある。
時々泡を吹いて息が出来なくなって、でも母ちゃんがそんな俺を抱えて救急病院までタクシーで行ったこともあった。


774 :2:2013/05/29(水) 11:26:09.42 ID:2AE97QjK0!
とある、まだ小学校に上がる頃の日、
自分の激しい咳で目が覚めて、母ちゃんが部屋の電気つけて、俺はあまりの息苦しさと咳の激しさで意識が飛んだ。


それから暫くしてある日、家族で隣の市の有名な祭りを見に行こうという話になった。
俺と両親、それに4歳になったばかりの悪戯な妹と4人で車に乗り込んだ。
土曜の午後をお祭りを見て楽しみ、日も落ちたので帰ろうとなった。
高速に乗る前に、何か夜食べるものを買って帰ろうと、高速入り口近くのスーパーに車を止めた。



413: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:04:16 ID:QLZ
776 :3:2013/05/29(水) 11:32:01.30 ID:2AE97QjK0!
妹がうきゃーと店内に向けて走り出したので、両親はおいおいと追いかけた。
俺はもう小学生だったので、自分の食べるものを選ぼうと惣菜コーナーへ行ってみた。
すると三角巾をつけたおばさんが値札のシールを張り替えてる。
俺は何気にその横顔を見て、はっと気付いた。
・・・・・・母ちゃん・・・?白髪交じりの疲れたおばさんがこっちを見た。
母ちゃん・・・?自分の状況を理解出来ず声を出せないでいると、おばさんは大丈夫?と言う顔で笑った。
母ちゃん?俺だよ、名前なんだったっけ?あなたの息子です。背中をよくさすってもらってた。


777 :4:2013/05/29(水) 11:34:56.16 ID:2AE97QjK0!
でもこれどう言おう?なんて言えば伝わるんだろう?分からないままあうあうとしてた。
おばさんは、どうしたの僕?迷子?おばさんはしゃがみ目線を合わせ聞いてきた。
懐かしい顔が目の前にあった。何年も会いたかった母ちゃんの顔が。
子供心に、いいんだ今の世界がどう混乱しても、母ちゃんにお礼言いたい、背中さすってもらいたい、
ただ、母ちゃんありがとうと言いたい、と覚悟を決めて、呼びかけようとした時に、不意に後ろから抱きつかれた。
「お兄ちゃん~いた~」
驚いて振り向くと、妹が無邪気な笑みで笑いかけてきた。


778 :5:2013/05/29(水) 11:37:46.43 ID:2AE97QjK0!
その後を両親がきて、「食うもん何か選んだか?」と父さんが聞いてきた。
母ちゃんは「あら見つかった?良かったね」と笑い、立ち上がり両親に会釈をすると奥へ消えて言った。
お母さんが頭をくしゃっと触り、お菓子も買っとこうかと言った。
俺は母ちゃんの消えた方を見送りながら、「うん、そうだね」と答えた。


全て実話です。前世ってあるんだなと思った出来事でした。その人とはそれきり会ってません。
高校生になった頃、スーパーへ行ってみましたが潰れてなくなってました。



416: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:05:15 ID:QLZ
940 :1/3:2012/01/05(木) 07:07:02.27 ID:y3lA+qPO0
小学生の頃の冬の話。

母親は台所で料理してて、俺はテレビを見てた。
インターホンが鳴って、母親が出た。どうやら父親がいつもより早く帰ってきたらしい。
手が離せないからと言われ、俺は玄関の鍵を開けに向かった。
廊下の奥からドアを叩く音と、「寒いー早く開けてくれー」という父親の声が聞こえた。
小走りで廊下を駆けて、玄関を開けた。
父親の顔をした羊が俺の目の前にいた。


941 :2/3:2012/01/05(木) 07:11:38.76 ID:y3lA+qPO0
ドアを閉め一目散に逃げたが、
母親は父親が帰ってきたと思っているので、なかなかリビングに来ない父を迎えに玄関へ行った。
鍵が開いているのに開けてくれと言ってるのを不審に思ったのか、母親はドアスコープから外を見た。
途端に悲鳴をあげ、俺を抱えてリビングへ逃げた。
急いで父親の会社に電話を掛けると、父親は会社にいるという。
玄関の外の声は確かに父親だったのにだ。



417: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:05:31 ID:QLZ
942 :3/3:2012/01/05(木) 07:13:51.64 ID:y3lA+qPO0
何分経ったかわからないが母親と抱き合ってじっとしていると、再びインターホンが鳴った。
母親の尋常でない慌てぶりと、ドアの外に何かいるという事を聞いた父親がどうやら通報したらしく、
警察の人が来ていた。

玄関口で警察と話していると、父親が慌てて帰ってきた。
警察は「また不審者が来たら迷わず通報してください」と言って帰った。


943 :4/3:2012/01/05(木) 07:16:10.35 ID:y3lA+qPO0
母親の話では、マンションの廊下を羊が埋め尽くしていて、中には俺や母親の顔をした羊もいたらしい。
父親の声を使ってドアを開けさせておいて、我が家を乗っ取る計画だったのかと思った。
うちの家族だけでなく、廊下を埋めるほどの羊がいたということは、
ほかの住人は既に入れ替わっていて、羊の家族と過ごしているのかもしれないと思った。

思い出して怖くなったので書いた。



420: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:06:37 ID:QLZ
794 :本当にあった怖い名無し:2011/05/09(月) 22:21:55.73 ID:3/2kub8d0
知らない番号から電話が来て、おばさんの声で『鈴木さん(仮名)?』って聞かれた。でも自分は田中(仮名)。
「いいえ違います」って答えたら、『じゃあ誰?』って言われて、
びっくりしたし少しイラッときたから、
「誰って言いませんよ。しかもいきなり失礼じゃないですか」って言ったら電話切れた。

なんだろうと思ってたら、数日後にまた知らない番号(多分↑の時と同じ番号)から電話。
出てみたら、また同じおばさんが『鈴木さん?』って聞いてくるから、
「違いますよ」って言って切って、その番号拒否した。

そして一週間くらい経ってから、今度は別の知らない番号から電話。
最近変なの多いなと思いながら、とりあえず無言で出たらあいつ。
『鈴木さん?鈴木さんでしょ?』って、謎に嬉しそうに言ってきた。
もう気持ち悪いし無言で切る。
そしたら、今度はすぐにかかってきた。
驚いたけど、いい加減腹が立ったので、注意しようと思って出た。
『あっ鈴木さん?鈴木さんだね?』
また謎に嬉しそうな声。
「ちゃんと見てかけて下さい。違いますって。何回もしつこいですよ」って怒りながら言ったら、
そのおばさんが男みたいな低い声で、
『うん、だって田中だもんね』って言ってきて電話切れた。

すごく怖くて、その後しばらく電話来るたびにビクッてした。



422: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:08:18 ID:QLZ
303 :1/6:2010/09/15(水) 12:40:48 ID:2wgnOYMq0
自分が勤めている会社の事業所は結構な田舎にあって、自分はそこから徒歩15分ほどの独身寮に住んでる。
先週、同じ寮に住む35歳の先輩(Aさんとする)が亡くなって、葬式があったんだが、
Aさんと同期の先輩(Bさんとする)から聞いた、その死に関する話が自分的に洒落にならなかった。

そもそも、死に方が普通じゃないんだ。
事業所から寮へは、
事業所の裏門を出て住宅街を抜け、県道に出て少し歩いてからまた細い道に入るというルートなんだが、
その県道に直交して小川が流れていて、帰宅途中で橋を渡ることになる。
Aさんはその橋の下の浅い川に転落して、死んでいたということだ。
橋と言ってもちっぽけな橋で、歩道の欄干から川面まで、せいぜい3~4メートル程度。
足から飛び降りれば怪我すらしない高さだが、Aさんは頭から転落し、川底に頭を強く打って死亡したらしい。
現場には争った後もなく、自殺だとしてもそんな場所を選んで自殺するとは考えにくい。
また、遺書などもなかったらしい。
警察としても事件性があるという判断はしなかったようだが、どうにもおかしいと思っていた。

住んでいる町から30キロほど離れたAさんの実家で、行われた葬式はつらいものだった。
35歳の一人息子を亡くしたご両親の様子はもう、見ていられないものだった。
また、車に乗せてくれたBさんも、Aさんとはとても親しかったそうで、本当に悲しんでいた。
自分は正直、Aさんとは個人的なつきあいはほとんどなかったのだが、
ご両親やBさんを見ていると、胸が詰まってつらかった。

そして、葬式の帰りのこと。
Bさんはなんだか精神的に参っているようで、自分が運転を代わろうかとも思ったんだが、
「大丈夫だ」とのことで、行きと同じく運転してもらっていた。
しかし、途中、Bさんは不意に車を路肩に停めて、嗚咽し始めた。
「Aは殺されたんだ」
えっ?と言葉に詰まっていると、Bさんはぽつりぽつりと話し始めた。



424: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:08:40 ID:QLZ
304 :2/6:2010/09/15(水) 12:41:30 ID:2wgnOYMq0
事の起こりは、Aさんの死から2週間ほどさかのぼる。
その日、AさんはBさんや他の仲の良い同僚と、
事業所の正門前にある飲み屋で、11時過ぎまで楽しく飲んでいたらしい。
おひらきになって、飲んでいたメンツはタクシーやら代行やらで帰宅し、
Aさんは徒歩で事業所を通り抜け、裏門を出て事業所裏の住宅地ににさしかかった。
田舎なので街灯があまりない暗い道を歩いているとき、ふとAさんは違和感を感じてある家の塀を見た。
塀の上に顔だけ出して、Aさんを見ている人間がいた。
思わず立ち止まってしげしげと眺めると、それは40ぐらいの女だったが、その表情が異常だった。
ニヤニヤといやらしい笑いを浮かべて、Aさんを見ていたらしい。
Aさんは、なんだこいつ?と思ったが、その家に住む精神を病んだ女なのだろうと判断して、
興味を持たれても困るので、目を合わせないようにして、その塀の脇を抜けて行った。
塀から数メートル離れてから振り返ると、女はやはりAさんに向けてニヤニヤ笑いを浮かべ続けていたそうだ。
Aさんはせっかくの楽しい気分も台無しになって、胸糞の悪い思いで帰宅した。

週明けにAさんから話を聞いたBさんは、「関わり合いにならないように気をつけろよ」と助言して、
その話はそれっきりになったはずだった。

しかし、四日後、Bさんは切迫した顔つきのAさんから、帰社後に例の飲み屋で話を聞いてくれと持ちかけられた。
何か尋常じゃない雰囲気を感じたAさんは、
その日に済ませたかった仕事を翌日に回して早めに帰社し、飲み屋へ向かった。



426: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:08:58 ID:QLZ
305 :3/6:2010/09/15(水) 12:42:13 ID:2wgnOYMq0
「何があったんだ?」
「あの女がまたいた!ニヤニヤと俺を見てやがった」
「どこで?」
「東京だ。山手線に乗っていたら、
 反対側のホームの人混みの中で、ゴミ箱の向こうから顔だけ出して、また笑ってやがったんだ」
話によると、日帰り出張の帰りの電車の中でそれを見たらしい。
電車はもう動き始めていたため、どうすることもできなかったとのことだ。

Bさんはここにいたって、Aさんが何か精神を病んでいる可能性を疑ったらしい。
その精神異常者の女がAさんに執着したとしても、部外者にAさんの出張日程や出張先など分かるわけもなく、
尾行していたとしても、Aさんがいつごろそこを通るか、どの車両に乗っているかなどを、
考えて先回りするなど不可能なはずだ。
その女はAさんの幻想なんじゃないのか。
「お前、何か悩んでいるんじゃないのか?」
しかし、Bさんがそう聞くと、Aさんはその女のこと以外に悩みなどないと言う。
実際、Aさんは仕事も充実し、プライベートでもとても楽しそうにしていたそうだ。
Bさんは訳が分からないながらも、
「とにかく、そいつを見つけても危ないから近寄るな」としか言えなかったという。



427: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:09:13 ID:QLZ
306 :4/6:2010/09/15(水) 12:42:55 ID:2wgnOYMq0
しかし、さらにその数日後、Bさんもそれを見てしまうことになる。

その日、Aさんと一緒に、事業所の正門の近くにある中華料理屋に、昼食をとりに向かっていたときのこと。
突然Aさんが立ち止まり、無言で前方を指さした。
Bさんがそちらを見ると、いた。
数十メートル向こうの家の塀の上に、こちらをニヤニヤと見ている女の顔。
無性に人をいらつかせるその笑顔を見ながら、Bさんは数秒間固まっていたが、
急にムラムラと怒りがこみ上げて、Bさんはそいつを問い詰めてやろうと走り出した。
しかし、女はすぐに顔を引っ込めてしまい、その敷地に無断侵入して裏まで探したが、
もうどこにも姿は見えなかった。

女が実在することが分かって、Bさんも対処を考えたが、
ストーカーとして警察に通報しようにも、何も立証するものがない。
どうしたものかと数日考えていたところ、夜自宅にいるときに、突然Aさんから電話がかかってきた。
『助けてくれ!あいつは人間じゃない!』
「どうした!?何があった?」
『あいつが俺の部屋に来たんだ!』
「マジか!?今どうしてるんだ?」
『外に出た。お前の家に泊めてくれ!』
「分かった、ローソンのとこで待ってろ」



428: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:09:36 ID:QLZ
307 :5/6:2010/09/15(水) 12:43:44 ID:2wgnOYMq0
Bさんは奥さんにそのことを伝えてから、
ケータイでAさんと話し続けながら車に乗り、県道沿いのローソンに向かって車を走らせた。
道中、何があったかについて、Aさんから聞いた話は次の通りだった。

Aさんが帰宅して風呂に入り、Tシャツに半パンで部屋に戻り、
ベッドに腰掛けてメールを見ようとケータイを手にしたとき、それが目に入った。
ジャケットやシャツなどを掛けているハンガー(平行な棒に洋服をかけるようなもの)の服と服の間から、
再びニヤニヤ顔だけを出していたそうだ。
しかし、並んだ洋服の下に見えるはずのそいつの下半身が見えない。
それにビビリながらも怒りの方がまさって、Aさんは「てめえ!」と叫びながら脇の洋服をどけた。
そこには顔しかなかった。ニヤニヤと笑う女の顔だけが空中に浮いていた。
転がり出るように部屋を出て、手に持っていたケータイで、とにかくBさんに電話をかけたのだという。

そして、そこまで話したところでAさんは突然黙った。
「…おい、どうした?」とBさんが聞いたとき、
『うおおぉぉぉぉぉっ!』という叫び声と激しい衝撃音を最後に、Aさんは何も言わなくなった。



429: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:09:53 ID:QLZ
308 :6/6:2010/09/15(水) 12:44:44 ID:2wgnOYMq0
激しい胸騒ぎを憶えつつ、Bさんは車を飛ばしてコンビニに着いたが、Aさんの姿はそこにはなかった。
車においてあった懐中電灯を手に、走り回って周辺を探したところ、
例の橋の歩道に落ちているケータイを発見し、
まさかと思いながらその下の川面に懐中電灯の光をあてたところ、倒れているAさんを見つけたという。

駆けつけた警官にも、その後の事情聴取や現場検証でも、Bさんは何度もその一部始終を話したが、
取り合ってはもらえなかったそうだ。(むしろ疑われたようだと言っていた)

その女の正体も全く分からないし、なぜAさんがそんな目に遭ったかも全く分からない。
その女を見てしまったBさんも、同じ目に遭わないかが心配でならないが、今のところ大丈夫のようだ。
それにもまして怖いのは、自分の住んでいるこの建物にそいつが来たらしい、という話だったりする。
今のところ何も見てはいないが。



437: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:17:30 ID:QLZ
339 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/12/23 13:09
今の家に引っ越してくる前はもの凄い田舎の村に住んでいた。
周りを山に囲まれ大きな川もいくつもあって、ほとんど外界の人が来ることは無かった。

ある日、学校から家に帰ると、父親がちょうど出かけるところだった。
長靴にカッパズボンと明らかに普通の格好でなかったし、もの凄く険しい表情をしていた。
そんな父が何故出かけるのか気になり、長靴をはこうとしている父に「どうしたん?」と聞いた。
すると父は、「ヒロちゃんが川で遊んでて行方不明になった」と険しい顔で言った。
ヒロちゃんというのは、近所の子供で3歳くらいの年だ。
家のすぐ近くに川があり、母親と一緒に水遊びをしていたらしい。
母親が家の電話に気づき、「川から上がって待ってなさい」と言って家に戻ったらしい。
そして戻ったときには、既にヒロちゃんの姿は無かったということだ。
川は岸側の方は基本的に緩やかだが、真ん中はかなり流れが強い。
流されて下流の方に行った可能性があるということで、捜索隊として行くということだった。
それだけ言うと父は、「行ってくる」と言って行ってしまったが、
自分もヒロちゃんの事はよく知っていたし、ここから川まで歩いて2分程ということもあり、
手伝いに行こうと思い長靴を履き川へ向かった。



438: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:17:52 ID:QLZ
340 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/12/23 13:11
川へ着いてみると、既に何人もの大人が川に入り探していた。
砂利の所で母親が座り込んで泣いているのが見えた。
とりあえず下に降りて、父を見つけて一緒に探すことにした。
確かに浅いところは流れが緩いが、真ん中の方に行くとさすがに高校2年生の自分でも足をとられそうになるくらいだった。
「これはもう助からないんじゃないか・・・」と考えてしまうほどだった。

そんな中でもしばらく探し続け、空も薄い灰になり日も沈み掛けたその時、
「おい、何か流れてこんか?」と一人の男が言った。
自分も目を凝らして見ると、確かに何か黒い物が上流からこちらに向かって流れてくる。
「何だろう」と見ていたが、近くに来るにつれそれが何だか分かり背筋が凍り付いた。
仏壇が流れている。
どんどんこちらの方に流れてくるが、見れば見るほど不気味で、少し小さくボロボロになっている。
タイミングがタイミングだけに全員動けなくなってしまった。
数秒の沈黙の後、おもむろに村長だった人が口を開いた。
「ヒロちゃん、神様に連れていかれちゃったのかもしれんね」
その言葉を聞いた私はさらに気味が悪くなってしまった。

ヒロちゃんの遺体は、3日後にもっと下流の方で発見されたが、腐敗が酷くまるでボロ雑巾の様だったらしい。
それにしても気になるのはあの仏壇の事だが、
後日、上流の方に行ってみたがそこは民家も一つもなく、ほとんど人の立ち入れないような険しい崖になっていたらしい。
その日も誰かがそこに行ったという話は全く聞かないし、それじゃあいったい誰が?ということになるが、それは分からない。



458: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:31:04 ID:QLZ
470 :本当にあった怖い名無し:2006/12/12(火) 23:39:48 ID:dYOO0/mT0
夜に自室の2Fで、一人で本読んでたときのこと。
実家は立てた場所が悪かったのか、ラップ現象が絶えんかった。
自分は単に家鳴りだと思ってたんだが、その日はポスターが鳴ったのでおかしいなぁと思っていた。
そのうち外で階段を上ってくる足音がして、兄貴が帰ってきたんだと思った。
けど、階段の足音がいつまで経っても止まない。
さすがに3分も経たないうちに不振に思って、ドアを開けて外に顔をだした。
階段には、困った顔をした見知らぬお姉さんが立っていた。
「あ、○○さん(兄貴)いますか?」
自分はとっさに、ああ兄貴の彼女かなと思って、「まだ帰ってないですよ」と告げた。
「そうなんですか」と、途端にお姉さんはしょんぼりした顔になって、階段を引き返していった。
また兄貴は変な人と付き合ってるなーと部屋に引き返したんだが、ふと気づいた。
兄貴は出張中で、帰ってくるの二週間先なんだよ。
彼女だったらそれくらい知ってるはずじゃないか?
どうして自分は、それまで兄貴が出張なのを忘れてたんだ?
「帰ってくるまで、待たせてもらってもいいですか?」
背後から声がして、気づいたら朝だった。



459: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:31:24 ID:QLZ
471 :本当にあった怖い名無し:2006/12/12(火) 23:40:22 ID:dYOO0/mT0
目が覚めてから、あれは夢だったのかなーと思ったら、携帯に兄貴から連絡があった。
出たら、『幼馴染が亡くなったから、焼香だけでも換わりに行ってくれないか』って連絡だった。
今思うと変な話だって思うんだけど、仕方なく制服着て、頼まれた住所に行った。

普通、お通夜のある家って、近くになると看板とか立ってるはずなのに、それがなくておかしいなと思った。
住所の家まで来ても受付も何もなくて、兄貴が住所を間違えたんだと思って携帯をだしたとこで、
玄関から出てきたおばさんに声をかけられた。
「○○くん(兄貴)?」
「あ、○○の弟です」と答えると、
「○○くんはもう学生じゃないものね」と笑って、おばさんは家に招き入れてくれた。

聞くと、亡くなった幼馴染の家には違いないんだが、亡くなってもう5年経ってて、葬式には兄貴も参列したという。
仏壇に手を合わさせてもらったけど、写真は見たことない男の人だった。



460: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:31:58 ID:QLZ
472 :本当にあった怖い名無し:2006/12/12(火) 23:40:57 ID:dYOO0/mT0
兄貴にどういうことか電話をかけようと思って、おばさんと少し話をしていたら、母親から電話が入った。
兄貴が出張先で事故に巻き込まれた、という連絡だった。
おばさんに挨拶そこそこに飛び出して、母親との待ち合わせ場所の駅で落ち合って、
そのまま兄貴の出張先に向かった。

思ったより早くついたけど、兄貴は乗用車の中に閉じ込められてて救出が遅れたらしく、生死の境を彷徨ってた。
医者にも覚悟してくださいって言われた。

母親を支えながら廊下のベンチに座ってる間、なんか変な足音に気づいた。
まだ明るいうちだったから、病院の待合なんて人いっぱいるから、足音なんて普通なんだけど、
何故だかその足音だけ変なんだよ。
そのうち、聞きなれた音だからって気づいた。実家の階段を上る音だって。
目の前に、家でみたお姉さんがいた。
「まだかなまだかなまだかな」と繰り返し呟くお姉さんをみて、こいつが原因だととっさに思った。
自分はそいつを睨み付けて、「どっかいけ!」と心で呟いた。
そしたら声がやんで、女の目だけがぐるんて動いてこっちをみた。
顔がぜんぜんうごいてないのに、眼球だけ、ぐるん、て。
さすがにここでとんでもない相手だと気づいて、背筋が凍った。



461: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:32:10 ID:QLZ
473 :本当にあった怖い名無し:2006/12/12(火) 23:41:29 ID:dYOO0/mT0
どうしたらいいのかわからず、しばらく女とにらみ合ってた。
そしたらまた、とんとんとん、て別の足音がして、そっちに視線を向けて、
次に女に視線を戻したときには、女の姿はなかった。
どうしたんだろうと思ったら、今度は目の前に兄貴と同じ年くらいの男の人が立ってた。
「あいつに、『苦労かけるな馬鹿野郎』っていっといて」
というと、コブシでとんとんと二回、自分の頭をこついて消えた。
亡くなった兄貴の同級生の顔だった。

兄貴は無事目を覚ました。
あとで聞いたら、兄貴は自分に電話をしていなかった。
着信履歴みたら、確か兄貴から電話があった記録がなくなっていた。

自分が体験した不思議なことを話したら、兄貴は泣いた。



464: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:35:36 ID:QLZ
111 :変電所 1/3:2013/10/17(木) 01:53:33.11 ID:vyb2a1lW0
昔、電力会社の下請けで作業員してたんだけど、その時に聞いたちょい怖な話。
書き溜めたんで投下します。
特定避けるために、少しフェイク入れてます。


前提知識として、各家庭に電力を配る配電用変電所ってのは小規模で無数にあるから、普段は人がいないんだよね。
しかも、建物はコンクリートの打ちっ放しで、築30~40年のものがゴロゴロ。
薄汚れてるし、建物内も暗くて、サイレントヒルの廃病院みたいな雰囲気。
特に地下変電所とかは、真っ暗な中で電灯点けながら進まないといけないから、何もなくても怖い。
だから、普段でも一人で作業するときは結構不気味なんだよね。俺怖がりだし。



465: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:35:48 ID:QLZ
112 :変電所 2/3:2013/10/17(木) 02:00:34.88 ID:vyb2a1lW0
そんなわけで、飲んでるときに「変電所にまつわる怪談とかないんですかw?」ってふざけて聞いたら、
社員と別な下請けの人がこの話を教えてくれた。

某都市部の地下配電用変電所(具体名は伏せるけど実在の変電所)には、年に一度「命日」と呼ばれる日がある。
その日は、停電とかの緊急事態じゃない限り作業は禁止されている。
なんでかっていうと、その「命日」には死亡事故が何度も起きてるから。
しかも、どの事故も、『本来作業場所じゃないところに入りこんで死ぬ』という奇妙なものばかり。



467: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:36:01 ID:QLZ
113 :変電所 3/3:2013/10/17(木) 02:02:42.61 ID:vyb2a1lW0
いつからか「命日」があるのかわからないし、そもそも誰の「命日」なのかすらわからない。
古い社員で知ってる人はいるけど、教えてもらえないらしい。

ちなみに、下請けの人は自分しかいないのに、エレベーターが勝手に違う階に移動してた、
ってことを何度も経験したとかなんとか。
その地下変電所は今でも現役で、「命日」による作業中止も未だに続いてる。


114 :変電所 追記:2013/10/17(木) 02:04:48.20 ID:vyb2a1lW0
あ、具体的な事故書き忘れた。
通信回線の工事に行ったのに高圧変電器に触れて感電死とか、
工事監督の準備ための現地調査に行ったのに、工事区画以外の階段から落ちて滑落死とか。
そんなんばっかだったらしいです。



469: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:36:49 ID:how
もう2~3年以上前になるかしら

以前行き付けだったゲーセンは何故か知らないが必ず10時に閉店してた。
元々寂れたゲーセンじゃなかったし、大学の近くだったせいか、夜でも客は常に居た。

それでも店の親爺はわざわざ客を追い出してまで(勿論、相手がドキュソだったりしても)10時には必ず店を閉めていた。

行き付けだったせいか俺はその親爺と知り合いだった。
(といっても街で会ったら軽く挨拶する程度だけど)

ある日、俺が19XX(なかなか終わんないのよね、これ)やってる時に、おやじが店を閉めると言い出した。
俺「何でいつもこんな早く閉めるんだよー」

無言でシャッターを閉め始める親爺。
周りの奴はぶつくさいいながらも店を後にして行く。
むかついた俺はそんな親爺を尻目に1人ゲームを続けた。
「終わったら帰るからもうちょっとやらせてくれよ」とかいいながら。

しばらくして面クリアのデモの最中、ふと後ろを見ると、様子が変だ。
そこのゲーセンの扉はガラス張りなんだが、
その扉にぴったり張り付いてこっち見てる奴がいる。

シャッターしめた筈なのに。

驚いて動けない俺の横で、親爺が言う
「こんくらいの時間になるとな、たまにああいうのが見えちまうんだ、ここは。」

俺は親爺と二人裏口から店を出た。
そこの店はその後も代わり無く営業してる。



477: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:40:55 ID:QLZ
669 :亨 :03/02/11 23:22
母から聞いた自分が生まれる前の話。
家を増築することになったのですが、大工さんに怪我や病気が頻発してなかなか工程が進まず、
なにかあるかもと、お坊さんに見てもらったそうです。
すると、「中学生くらいの子供が怒っている」とのこと。
実家の前には踏切があるのですが、以前そこで事故で亡くなった子だそうです。
そこで御祓いをする事になり、亡くなった子の両親にも来ていただいたそうです。
しかし、その霊は思念が強すぎて成仏は難しいとの事。
とりあえずは怒りもおさまったし、ご両親についていくから大丈夫という事になったそうです。
その後特に問題は発生せず、無事増築は終了しました。

最初この話を聞いた時は恐かったですが、その後何もなかったので、しばらくしてほとんど忘れていました。



479: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:41:12 ID:QLZ
671 :亨 :03/02/11 23:40
自分が中学生になり、中間テストの勉強のため夜更かししてました。
時計を見ると既に深夜2時をまわっていました。
そろそろ寝るかなと、電気を消し床につくと、
「トントン」とドアをノックする音がしました。
てっきり親が様子を見に来たのかと思い、返事をしようとしたんですが、声が出せませんでした。
それどころか、身動きひとつできなくなっていました。
金縛りに遭うのはこれが初めてだったので、なにが起こったのか全くわかりませんでした。
「トントン…トントン」
ノックはまだ続いてます。
すると、少しずつノックの調子が変わってきました。
「トントン…トントンッ…ドンドン…ドンドンッ……ドンッドンッドンッ!」
そして…
「亨~…亨ぅ~…とぉおぉるぅ~!とぉおぉるぅぅぅぅ~!!」
という不気味な叫び声が、激しくドアを叩く音と共に聞こえてきたんです。
僕はそこで気を失ってしまい、気づくと朝でした。
その朝、家族にその話をしても、誰も部屋には行ってないと言われました。



481: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:41:24 ID:QLZ
678 :亨 :03/02/11 23:55
それから、自分の部屋では不思議な事が起こるようになりました。
金縛りにはしょっちゅう遭い、変な声もしばしば聞こえるようになりました。
ドアに背を向けて昼寝している時に、首筋に氷をつけられた感触があり、
びっくりして振り返ると、青白い人の形の輪郭のみが見えるという事もありました。

さすがに耐えられなくなり、親になんとかしてくれと頼み、お坊さんを呼ぶ事になりました。
そして自分の部屋をみてもらったところ、
「血だらけの子供が、ドアの前ですごい形相で立っている」と言うのです。
またあの子が帰ってきていたのでした。
とにかくその場で御祓いをしてもらい、後日、その子の親のところへ報告に家族で出向きました。



482: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:41:42 ID:QLZ
681 :亨 :03/02/12 00:17
僕は初めて会うそのこの両親に挨拶し、事の全てを話しました。すると…
「あなた、亨君ていうの…。うちの子間違えてしまったのね…」
「えっ…?どういう事ですか?」
「うちの子が事故に遭った時、友達もその場にいたの。その友達が亨っていう子なの。
 その子の話によるとね、うちの子、線路に足が挟まって身動きできなかったんですって。
 それで亨君に何度も助けを求めたんだけど、もう遮断機も降りていて、恐くて動けなかったんですって。
 亨君、お葬式の時泣きながら私に謝ってくれたの。
 私は『あなたが悪いわけじゃないから気にしないで』って言ったんだけど、
 あの子が最後に言った言葉が忘れられないって。
 『亨ーっ!どうして助けてくれないんだーっ!友達だと思ってたのにーーっ!』って。
 あの子きっと、あなたを友達の亨君と間違えて、あなたの所にいったんだわ。
 背格好も似てるし、ちょうど同じ年だし…。
 ごめんなさいね、迷惑かけて…」
その話を聞き、恐さよりも悲しくなりました。

その後、ご両親と共に本物の亨さんが家まで来て、もう一度御祓いの儀式を行ないました。
本物の亨さんは涙を流して謝っていました。
それからは何事も起こらなくなりました。



483: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:41:55 ID:QLZ
684 :亨 :03/02/12 00:28
長文、駄文失礼いたしました。
以上が僕が中学時代に起こった出来事です。
僕にとっては恐い話というより悲しい話なんですが、ここには合うかなぁと思って書きました。

本物の亨さんは、この件があるまでは現場にきた事はなかったのですが、
それ以来、毎年命日にお参りしにきています。



493: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:48:35 ID:QLZ
98 :本当にあった怖い名無し:2007/09/05(水) 23:23:53 ID:XurkwOIH0
私が昔住んでいた大阪S市では、奇妙な噂が流れていました。
以下がその内容ですが、何せ10年も前の話なので、記憶が定かではありません。

『夕方から夜にかけて、ナチスの腕章をつけた少年が街を徘徊している』
『その少年と目が合うと、警棒を持って追いかけられる』
『片足が義足であるというのにすごいスピードで、自転車で全力疾走しても追いつかれそうになった』
『いつも3匹~5匹くらいの犬を連れている』
その噂の共通点は、確かこんな具合だったと思います。

当時は学校の怪談ブームで、口裂け女などが流行っていたので、
恐らくその類の物だろうと、私は内心バカにしていたのですが、
この噂が一気に現実味を帯びた事件が、一度ありました。
記憶力の良くない私でも、この出来事は鮮明に覚えています。

その日は中学一年生の丁度今くらいの時期で、残暑でとても蒸し暑い夕方でした。
私は部活が終わってから、教室に忘れ物を取りに行ったか何かで、
いつも一緒に帰るグループとは別れ、1人で下校していました。
下校途中、私たちの間で『大東の坂道』と呼ばれていた、暗く細長い坂道に差しかかった時です。
向こうから歩いて来る、異様に細長い人影が見えました。
あっ!やばい。
私は瞬間的にそう思いました。
何故なら、その人影は5匹の犬を連れているのです。
しかし前述のとおり、私には怪談の類をバカにしているところがあり、
また、少年時代特有の好奇心から、歩みを止めず進んでいきました。
さすがに直視する勇気は無かったので、俯きながら歩いていきました。

そして、坂も中腹くらいに差しかかった時です。
突然前方から変な音が聞こえました。



494: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:48:50 ID:QLZ
99 :腕章の少年:2007/09/05(水) 23:28:54 ID:XurkwOIH0
その音は、「サバンッ、サヴァンサヴァンッ」とでも表現すればよいのか、とにかく奇妙な音でした。
突然そんな音がするものですから、私はついつい首をあげてしまいました。
そして、見てしまったのです…。その腕章の少年を。
その少年は年のころは、僕と同じくらいに見えましたが、異様に顔色が青白く、頬はこけ、
露出している腕は白く枝のように細いのです。
しかし、その腕にはしっかりと…例のナチスドイツのハーケンクロイツの腕章が巻かれていました。
また、噂どおり足は義足の様でした。
そして何より印象的だったのは、少年の鋭く異様な光を帯びた眼光でした。
そこで私は、しまった!と思いました。少年の鋭く光る目を見てしまったからです。
その瞬間、彼の目が一瞬白眼になったように見え、頭上に上げた左手には警棒が握られていました。
私は振り返ると、全力で大東の坂道を駆け上りました。

この坂道は全長40メートルほどの急な坂道で、
腕章と目が合った位置から坂を上りきるまで、20mほどありました。
その20mほどを全力で走っている間、後ろから「サバンッ サバンッ サバンッ」という音が聞こえてきます。
それはどうやら、腕章の連れている犬?が、(今思うと、それが犬だったのかどうか定かではありません)
吼えている鳴き声のようでした。
その証拠に、音は幾つも重なって発せられ、徐々に近づいてくるのがわかります。
私は当時陸上部に所属し、学年でも3本の指に入るくらいの俊足だったのですが、
「サバンッ」の音は近づいてくるばかりです。
冷汗まみれで半泣きになりながら、急な坂道をとにかく全力で走りました。
わずか20mほどの坂道がとても長く感じられました。

そして、「サバンッ」の音が本当に間近、つい足元から聞こえてくるくらいのところで、
なんとか坂を登りきったのです。



495: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:49:03 ID:QLZ
101 :腕章の少年(ラスト):2007/09/05(水) 23:31:43 ID:XurkwOIH0
大東の坂道を登りきったすぐ横には小さな商店があって、私は半泣きになりながらそこへ駆け込みました。
その店には、いつも寝ている役立たずの番犬がいました。
しかし私が店に入った瞬間、「キャンキャンキャン」と激しく吼えまくっていたのが鮮明に聞こえてきました。
店主のおばちゃんは僕の様子を見ると、「会ってもうたんやな…」とため息混じりにつぶやくと、こう続けました。
「もう大丈夫や。“あれ”は動物見るとしばらく来えへんから。
 兄ちゃん運動やってるやろ?
 あぁ…やっぱり、運動やってる子はよく狙われるんや。
 まあ安心し。一度会ったら明日以降はもう大丈夫やから。
 ただ今夜だけは気をつけて。
 部屋の窓は絶対閉めとくんやで。もしなんかペットを飼ってるんなら、今夜だけ外に出しときや。
 あれは動物がおると何もしてこうへんから。
 それと、帰るんなら今の内うちやで。さ、はよし」
こういうと私を外に連れ出し、坂道の下まで一緒に来てくれました。
そして、「なるべく急いで帰りよ」と付け加えると帰っていきました。

私はまた半泣きになりながら、大急ぎで家に帰りました。
そして親が止めるのも聞かず、普段座敷犬として飼っている犬のトシヒコを家の外につないでおきました。

そしてその晩。
私は部屋の戸締りをいつもより厳重にと、雨戸を閉めている時です。
すぐ近くの近所で、例の「サヴァンッ」の声が聞こえたのです。
そして、トシヒコが必死に吼えている鳴き声も聞こえました。
その夜はほとんど寝付けず、夜通し電気はつけっぱなしでした。

以上が、腕章の少年にまつわる私の体験した話です。



500: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:51:56 ID:QLZ
844 :本当にあった怖い名無し:2014/02/22(土) 05:17:20.88 ID:hK56R+JMO
祖父から聞いた町長の話。

数年前に、俺の住んでいる町の町長が「年齢的にもうキツい」って言って任期を満了して辞めた。
辞めた町長は、まだファミコンが発売されてないような時代からずっと町長をやってた超長期政権だった。

小さい町とはいえ、なんで1人の人間がそんなに長期に渡って政権を維持出来るかというと、
任期満了で町長選挙しようぜ!ってなっても、毎回毎回他の対立候補者が出てこないから。
どうして候補者がいないかというと、
たまに立候補する人が出ると『何故か』その立候補した本人や身内、支援者に不幸が訪れるから。
具体的には、
【候補者自身が交通事故で障害が残るほどの重症】
【候補者の身内が謎の転落死したり突然行方不明になる】
【支援者の店が謎の出火】
【支援者の会社の社用車のタイヤが全部バースト】
↑これだけだと、『辞めたくない現任町長がヤクザ雇って候補者に嫌がらせをしてる』って感じになるけど、
【立候補者が衆人環視の中、1ダース程の野生のトンビに襲撃され重症】
【立候補者宅に雷直撃で全焼】
【立候補の息子(30)が突然発狂→入院】
【雪が少ない年に、立候補者の支援者の工場だけにピンポイント積雪&暴風→工場が(物理的に)潰れる】
祖父曰く、「2つの意味でツいてる」。

ちなみに町長としては優秀だったらしく、
彼の任期中に『村→町』になったり、世界的有名企業の誘致で税収や人口が文字通り桁違いになったりした。



503: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)00:52:17 ID:KqK
ある女の人が猫を飼っていた。それはそれは可愛がって飼っていたそうだ。
だがある時猫は病気に罹り、どんどん弱っていった。
女の人は必死に看病をしたが、もう老年だった猫はとうとう死んでしまった。
女の人はとても落ち込み、食事も喉を通らないほど衰弱してしまった。
そんなある日、女の人が猫との思い出に浸っていると、視界の端を何かが横切った。咄嗟にそちらの方向を向いたが、そこには何も居なかった。
だが女の人は直感的に、あれは亡くなってしまった猫が会いに来てくれたんだと感じたそうだ。
その後も視界の端に何かが映ることが度々起こった。そのうち何かは寝ている女の人の上に乗ってきたり、ニャアニャアと鳴いたりとするようになっていった。
女の人はなんとか猫を一目見ようとしていたが、どうしてもそれは叶わなかった。
ある夜、女の人が寝ていると金縛りにあった。そしてそのうちに、お腹の辺りに重さを感じたのだった。
女の人は、猫が来たと思い、なんとか目を開けようと必死に金縛りに抗った。
ニャアニャアと鳴き声が近づいてくる、顔のすぐ近くに吐息がかかった時、女の人は目を開けることに成功する。

そこには、血塗れの赤ん坊がいた。

愕然とする女の人に向かって赤ん坊は「ニャア」と泣いた。



561: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:12:53 ID:QLZ
保守がてら怖い話をコピペしていくンゴ
601 :本当にあった怖い名無し:2010/01/23(土) 17:23:07 ID:ooJkCqxI0
洒落にならなければいいんよねぇ?

俺の甥(13)が、1年とちょっと前、目の前で電車に飛び込んで亡くなった。
その時点で洒落になんないけど、そのあとよ。
遺書が部屋から見つかって、イジメを苦に自殺したみたいだけど、遺書の裏にこう書いてた。

『◯◯◯◯(俺の本名)が、寂しい』

洒落にならないってか、意味分からない。
意味を教えて欲しい。
いろいろ考えたけど、腑に落ちなさ過ぎて、怖い。
洒落にならないですよね。

というか、こんなところに書いていいのかな。
道徳的?に。

終わりです。



562: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:14:08 ID:QLZ
703:本当にあった怖い名無し:2010/02/16(火) 04:39:41 ID:jZoC6XSv0
つい先日ガチで怖い目にあった。
ちなみに自分は大学生で、
昔都内なのに築50年くらいの立派な日本家屋に住んでた幼稚園生の頃に、
毎晩のように金縛りに遭ってた(嫌ではなかった)以外、何の霊経験もないし、幽霊見ることもないです。

1月の終わりの日曜だった。
彼女とのデートが成功裏に終わり、テンション高めで帰宅した。
俺は今アパートの二階に住んでるんだが、そこに洗濯物を干せる程度のスペースのベランダがある。
帰ってすぐに風呂行って寝ようと思ったんだけど、
ふと窓の外のベランダに目を向けたら、見た目普通のおばさんがいたわけね。
スーパーの安売りだったり八百屋の軒先にいそうな、至って普通の。
ただ表情は、最初から最後まで無表情だった。何の感情も読み取れないくらい。
まぁ自分の部屋だし明らかにおかしいんだけど、テンション高いせいか、
窓開けておばさんに「何してるんですか?何か用でもあるんですか?」って言っちゃったわけ。
対応ミスったwwwとか思いながら何言おうか考えてたら、
そのおばさんが、急にグッと俺の腕を掴んで来て引っ張ってきた。
意味わかんなくて何も言えずた、その場から動かないくらいに抵抗してた。

それで、なんとなく瞬きしたんだよ。
そしたら、おばさんの後ろにある光景がとんでもない事になってた。
いつもなら、アパートの2階から前の道路が見えるんだけど、なぜか知らんマンションのベランダになってる。
それも、十数階建てのマンションの高い位置のベランダ。
自分の部屋はいつも通りなのに、おばさんがいるベランダからが異常だった。



563: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:14:20 ID:QLZ
704:本当にあった怖い名無し:2010/02/16(火) 04:41:14 ID:jZoC6XSv0
知らない町並みが見えるんだけど、特に何も動いてなくて音も何もしない。
風とか空気の流れ(エアコンの室外機とか換気扇とかの、人工的な風みたいな?)も一切感じられない。
なんだか、目の前のおばさん以外が写真みたいだった。

んで、さすがにヤバイというか怖いと思ったんで、おもいっきしおばさんに掴まれた腕引っ張った。
すると、別におばさんの力が増して引きずり込まれるわけでもなく、あっさり手が離れて、
気づけばベランダの異常も元に戻ってた。
で、時計を見たわけ。
俺が帰ってきたのは10時28分だったんだけど、(帰ったら時計見るのが習慣なので間違いない)
事が過ぎてからなんとなくもう一度時計みたら、見た瞬間に27分から28分に表示が変わった。(デジタル時計ね)
どう考えても一連の出来事は数分間あったはずなのに、なぜか時間が進んでないどころか若干戻ってる。
時計が壊れてるわけでもない。マジで背筋凍った。

まぁ話はこれくらいで、あれからしばらく経つけどおばさんに再び会うこともないし、
日常で不幸があったとか、なんとなく調子が悪いみたいなことも全くありません。
大家さん(親戚)には話すべきなんだろうか・・・

あのおばさんとあのベランダ。あれは誰でどこだったんだろうか。
そして、俺んちのベランダはどこへつながっているんだ・・・



564: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:20:54 ID:QLZ
973 :可愛い奥様:2006/06/01(木) 18:34:37 ID:ivT+ax5s
ここで書こうかどうか迷ったけど、書く。

知り合いの旦那が失踪して居なくなった。
原因はよくわからない…。

聞いた話、その奥さんが言うには、旦那失踪当日に届いた血まみれの手紙。
その日の朝に新聞を取りに行ったら、ポストに入ってたらしい。
宛名が旦那宛て、直ぐに旦那を叩き起こして見せたら、
中身を見る前に真っ青に青ざめて、何を聞いても答えてくれなかったそうです。
警察にも失踪届を出してるけど、まだ見付からない…。
何が怖いかって言ったら、警察の方にもこの事を言ったけど、取り合って貰えなかったと…。

旦那が失踪して10日位たったある日の朝、
旦那の両親の位牌(旦那の両親は他界してる)が、縦にまっ二つに折れていた事。
その次の日には、奥さん宛てに例の手紙。
手紙は、直ぐに警察呼んで見て貰おうと思ったら、突然燃え…。
警察も、突然燃えた手紙に驚いていたみたいだが、
悪質な悪戯で手紙に燃える様に仕掛けがあったと、無理矢理つじつまを合わせたみたい。

結局、旦那は見付からない。
奥さんは精神的におかしくなり、奥さんの実家のある街の病院に入院だそうです。

その奥さんの友人から聞いた話です。
最近、その友人が激痩せし、連絡つけても体調が悪いからって直ぐに電話を切られるし、
正直自分にも不安になって来た…orz

後から、友人の旦那さんから電話を貰って、
激痩せの原因は、肝臓が悪くて激痩せしたと連絡貰ったけど…。

友人の旦那さんも、例の失踪事件の事を凄く気にかけてました。



572: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:32:35 ID:QLZ
717 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/05(日) 04:19:23.03 ID:mSkkyoiX0.net
32歳の独身・一人暮らしの女友達が経験したほの怖。

彼女は70代の元恩師に2年以上ストーカーされていた。
恩師は60代の時に奥さんと死別して一人暮らし。
身バレするといけないので詳細は省くが、
いろいろ手段を講じるうちに恩師の付きまといは無くなり、
ホッとしていたある日、友達は見知らぬ中年女性にピンポンされた。
聞けば、恩師と離れて暮らしていた一人娘さんとのこと。
娘さんは恩師が突然亡くなったこと(死因はぼかして言わなかったそう)を告げ、
「生前お世話になったので、父の形見を受け取って欲しい」と小さな紙袋を差し出し、
戸惑う友達を尻目に家には上がらずさっさと帰って行った。
仕方なく紙袋を開けてみると、小さな茶筒。
蓋を開けると、赤いマジックで『永遠に一緒ダヨ』と書かれたメモ。
さらに茶筒の中蓋を開けると……なんと白い骨。
友達は思わず悲鳴をあげてしまったそうだ。

「あれは先生の字じゃない。書いたのは娘さんだと思う」と、あとで友達は言っていた。
友達は恩師にかなりきつい拒絶のメールや手紙を何通も送っていたので、
恩師の死後にそれを見つけた娘さんが、納骨前の遺骨の一部を自分に渡して嫌がらせしたのではないか、と。
娘さんの連絡先も恩師のお墓も分からないので、
友達は田舎の親に事情を話して上京してもらい、遺骨の供養を託したという。
「怖くて調べる気にならないけど、もし先生が自殺だったら、娘さんは父親の復讐のつもりだったんじゃないかしら」
遺骨を部屋に置いていた間は物凄く怖かったと、友達は青い顔をしていた。



573: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:35:13 ID:QLZ
697 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 09:10:26 ID:sIMI8QeB0
去年の暮れ、会社に1通の手紙が着た。
編集プロダクションに勤めている俺への、名指しの手紙だった。
中を読むと、自分のエッセイを読んで添削して欲しい事、
そして、執筆指導をして欲しい事の2点が、主な内容だった。
奥付(本の最後の出版社や発行者、編集者などの名前が載ってる部分)で名前でも見たんだろうかと思いながらも、
初めての事態に少々不信感を抱きながら返信。
持ち込んでくれれば読むが、その後も個別に指導を続けるのは無理である事をしたためた。

その翌日、宅配便の担当者から、宛先に該当する人がいないとの電話を受けた。
その言い回しに若干違和感を覚え、詳しく聞いてみると、その宛先は北関東にある刑務所だった。
同封されていた返信用封筒に記されていた住所をそのまま書いたのだが、意外な展開に戸惑い、
差出人の名前で検索すると、傷害事件で逮捕された男の名前だった。
収容された場所がそこであることは、ネットで調べた限り確かな様だったが、
既に出所している人物だったため、誰かの嫌がらせの線をまず疑った。



574: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:35:34 ID:QLZ
698 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 09:31:04 ID:sIMI8QeB0
改めて封筒を見てみると、2つの事に気がついた。
・封筒に書かれていた差出人の住所と、返信用封筒に書かれていたそれが違う場所である事。
・封筒と便箋に使われていたペンが別物である事(筆跡は見た限りでは同一の様)。

2つ目の意図・意味は上手く推測できず、とりあえず誰かにからかわれたような気になり、
よせばいいのに、封筒の方の住所へ改めて返信をする事にした。
正直怒りの気持ちもあったが、恐怖もあったため、そういう気持ちは表さず、
形式通りのビジネスレター的な書き方にした。

その4,5日後、返信が届いた。
封筒の裏を見ると前回と同じ住所。
あの受刑者と同じ名前で届いた事に少々怯えつつ封を開き、次の文を見て血の気が引いた。
『○○○は、もう3年も家に戻っておらず捜索願を出しているのです。
 もし居場所をご存知ならお願いですから教えて頂けませんでしょうか。』
ネットで見た限りでは、言い渡された刑期と確定判決の出た時期から考えて、出所は去年の夏辺りのはずだった。
特赦・恩赦・仮釈があったにしても3年前は早すぎる。



575: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:35:50 ID:QLZ
699 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 09:41:31 ID:sIMI8QeB0
3年間服役していて家にいないのであれば、それを捜索願出す訳も無いし、
もし仮に親が知らないうちに息子が服役してたにしても、
その捜索願を受けた警察側で彼の現状は分かるはずだと思った。

同姓同名の別人なのか?それとも他の理由があるのか?
ここで終わらせたい気持ちと真相を知りたい気持ちに揺れて、
俺は手紙に書かれていた電話番号にかけてみる事にした。
固定電話で市外局番を見る限り、送り元の住所と一致していたし、
恐らく母親だと思われる書き手の文は、嘘には思えなかった。

聞きたい事は大きく3つ。
・息子さんは過去に傷害事件(実際は併合罪であったが詳細は省く)で服役していたのか。
・もしそうなら出所はいつだったか、また、3年より前の足跡は把握しているのか。
・彼は文筆活動を志している人間だったのか。
いきなり不躾な質問揃いだったが、こっちも片足突っ込んでるので知りたい気持ちが強かった。

予想通り年配の女性の声が聞こえ、そして質問をぶつけてみた。



576: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:36:09 ID:QLZ
700 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 09:53:17 ID:sIMI8QeB0
『○○○は大人しい子で、そんな暴力沙汰なんて考えられません・・・。
 3年前と言いましたが・・・いなくなったのに気づいたのが3年前なんです。
 ずっと家に篭りっきりの○○○が、部屋の前に運んだ食事に手をつけなくなり、
 そういうことは・・・時々はあったのですが・・・それが続いて、
 思い切って部屋を覗いてみたらいなくなってて・・・。
 学生時代の連絡網、全員に電話してみたんですけど、誰も知らないって・・・
 頭のいい子ですから、作文は好きでしたし成績も良かったので、
 小説は・・・部屋の中を見なかったので分かりませんが・・・
 いなくなって・・・やっと○○○のお友達から手紙が着たと思ってお返事しましたのに、
 暴力事件だなんて酷すぎます!』

もちろん、こちらの経緯と、お聞きしにくい事ですが止むを得ずと言う旨は伝えたのだが、
徐々に声が上ずってきていた。
非礼を詫び、私も真相が知りたいのですと食い下がり、手紙が本人の物であるかどうか見てもらう話をつけた。

その住所は都内だったため、その週の土曜に俺はすぐにそこを訪れた。
声のヒステリックさとはイメージの違う、意外と普通の40後半ぐらいの女性がドアを開けてくれた。



577: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:36:25 ID:QLZ
701 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 10:02:56 ID:sIMI8QeB0
応接室に通され、そこで手紙を見せる。
「○○○の文字です・・・。でも返信用封筒が刑務所の住所だなんて・・・私にも分かりません・・・。
 でもあの子はおとなしい子ですからその人とは違うんです・・・」
その後続いた会話での彼女の弁を信じるのなら、
○○○とは高校卒業後引きこもるようになり、大人しく優しく、でも人を怖がって、
彼女ですら部屋には入れたがらなかったという人らしかった。
20後半の年齢は、ネットで調べた受刑者の物と一致していたが、それには触れられなかった。

「マスコミの方なら○○○の居場所を調べられるんじゃないんですか??
 お願いします。もう一度会わせて謝らせて下さい、お願いします」
急に目をむいてそう言いはじめた彼女に、自分には一般人ができる事しかできない事を前置きした上で、
分かった事があったら連絡致しますと伝えた。

「○○○さんの部屋、もしよろしければ見せて頂けませんでしょうか?」
恐る恐る聞いてみた。
彼の記した別の文章があれば、自分で筆跡を照らし合わせる事もできるし、
何かしらのヒントがあるかもしれないと思ったからだ。



578: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:36:40 ID:QLZ
702 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 10:11:17 ID:sIMI8QeB0
一瞬躊躇いの表情を浮かべはしたが、
「はい・・・そうですね・・・でも○○○には内密にお願いします」
そういって彼女は2階へと俺を促した。

確か3部屋あった2階は、どの部屋もドアが閉められていて、廊下は薄暗かった。
一番奥の部屋へと通された。古い箪笥と押入れがあるだけの部屋だった。
何も無いじゃないか。
引きこもりと聞いて想像していた、PCや本で埋もれた部屋とはあまりに違い、思わず尋ねた。
「ここが○○○さんのお部屋なんですか?」
「いえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの・・・・・こちらが・・・・」
彼女が指差したのは押入れ。その時点で体が震え出したが、その後ふすまを開け声が出そうになった。
彼の部屋は押入れでもなかった。
押入れの中には、宗派は分からないが、恐らく仏教系のお札があちこちに貼ってあった。
血の気が引く思いで彼女の一歩後ろからそれを眺めていると、彼女が言った。
「この・・・天井裏が・・・○○○が好きだった部屋なんです」



579: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:36:57 ID:QLZ
704 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 10:23:07 ID:sIMI8QeB0
彼女は懐中電灯で押入れの天井を照らすと、天板の1枚を押し上げた。
その板だけ張り付いたお札が切れていた。
「どうぞ・・・・」
覗く様に促される。
俺は逃げ出したかった。
でも、既に理解不能な状態と、展開に頭がついていけてなく、
今思うと朦朧としたような形で押入れに入り、その天井の穴に顔を入れた。

人が住んでいたのだから当然なのだろうが、天井裏のスペースにも小窓がついていることに驚いた。
薄暗い。けど見える。
後ろで何かが動いた気配がした。
慌てて振り返ったが何もおらず、彼女は押入れの外にいる。
霊感などは全く無い自分だから、恐怖から来る幻覚だったのだと思ったが、それでも震えは強くなった。

何かに押されるようにして完全に『部屋』に上がり、見渡してみた。
小学校の教科書、テディベア、外国製らしい女の子の人形、漫画が何シリーズか、
その辺りが置かれていたのは覚えている。



580: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:37:40 ID:QLZ
705 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 10:34:58 ID:sIMI8QeB0
机や椅子の類はなく、収納家具もなく、ただ床に物が置かれているだけ。
求めていた彼の直筆の物は無いようだった。
急な頭痛と吐き気があった。
とにかくここは何かおかしい。彼女も普通では無い。
正直、後ろから彼女が奇声をあげて襲ってくるのではないかと言う妄想すら頭を過ぎったし、
『部屋』にいることに限界を感じた。

お礼を言って、天板を戻す時に手が滑り、板が斜めにハマった。
それまで気づかなかった板の上側が目に入った。
木目ではなかったと思う。爪?彫刻刀にしては浅く線も歪んだ彫り・・・
引っかき傷のようなものが見えた。
少量の嘔吐物が口まで上ってきて、それを無理やり飲み込んだ。

「今日はありがとうございました」
本来なら、何か分かりましたらお伝えしますと繋げるべき挨拶も、繋げる気がしなくなっていた。

1階も、今思えば応接間以外のドアは閉ざされていたし、
その応接間も、恐らく元々2部屋だったのものを、リフォームで1部屋にしたような広さだったが、
中央にアコーディオンカーテンが引かれていて、半分は見えなかった。
その日は、そのまま帰り酒を煽って寝た。



581: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:37:59 ID:QLZ
706 :本当にあった怖い名無し:2010/03/16(火) 10:44:59 ID:sIMI8QeB0
何一つ解決していないし、気になる事もあの家にまだあるけど、もう行く気がしない。
去年の12月にあったこの事が今でも怖い。

彼女からは1月に1通だけ手紙が着た。
年始の挨拶ではなく、もう一度来て今後のお話をしませんかと言う内容と、
○○○さんが中3の頃にイジメにあい、それでも元旦に親戚で集まった時に皆と話して元気になって、
卒業、進学できた事から1月は好きな月なのです、というエピソードが添えられていた。

嘘ではあるが、転勤の可能性をほのめかして、今後余り力になれない事をお詫びする文面で返事を出し、
それ以来は何も無い。

訪問した際に渡した名刺が非常に悔やまれるし、その辺で歩く時も必要以上に周囲を気にしてしまう。
名前を出す仕事をしてる人は、本当に気をつけて下さい。
真相がはっきりしないままの長文にお付き合い頂きありがとう。



583: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:40:17 ID:QLZ
190 :本当にあった怖い名無し :04/08/06 10:52 ID:ZqaX10hk
亀レスになるが、俺も一度死んだことがある。
これだけだとただの電波なので、詳細を説明する。

小一の頃、夏休みが終わり二学期がはじった。
運動会やら遠足もあったし、毎日普通に生活してた。

ところが、12月のある日のこと。
その日天気がとても悪く、(俺の住んでいたのは当時香川だったんだけど、雨がほんと少ない)雷もすごかった。
信じられないことに、なんと雷が俺の家に落ちた。
その時、一緒に家にいた姉(当時17)と俺は、火事で死んでしまった(と思われる)。

そして、それから俺と姉は真っ暗な空間にいて、俺は何がなんだかわからなかった。
しかし姉が、「死んでしもたけん、やり直しするやろ?」と意味不明なことを言う。
俺はとりあえず、「うん」と返事をした。
すると、そこは自分のベッドのうえ。
しかも何故か、そのときは夏休みであるという認識までできている。

それからまた俺は、二学期の生活を過ごした。
はじめはぼけーっとしていて誰にもこの話をできないし、(してはいけないと思っていた)
そのままの生活をつづけた。

それから俺が中一になったころ、そのことを思い出し、勇気をだして姉にその話をした。
すると姉は「もうその話はえーやろ」と半笑い。
つられて俺も「そやな」と笑って普通に返した。

これはどー考えても夢ではない。
上で誰かが地震で死んだとか書いていたが、そのレスとほぼ一緒。
さっきそのレス読んで、何故だか涙がでた。
同じ経験をした人がいるという恐い反面、うれしい思いと神秘さで・・・



597: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:54:08 ID:QLZ
530 :本当にあった怖い名無し:2010/07/22(木) 01:22:38 ID:Py3Z2MhG0
おおいさんの話

おおいさんってのが何者なのかわからんけど、俺の地元のコンビニバイトの間ではかなり有名。
「おおいさんって名乗った客が来たら目を合わすな」
っていう先輩からの指示を受けてコンビニでバイトをしていた俺は、
それを数日間は覚えていたものの忘れてしまってた。
3ヶ月ぐらいたって結構慣れてきたときに、後輩が入ってきた。
後輩に仕事を教えて、結構楽できるようになった。

その後輩と二人で夜勤に入った日に、バックで俺はタバコを吸いながら廃棄予定の弁当を食べてた。
その時に防犯カメラの映像をみると、3人の中学生ぐらいのガキが立ち読みしてるのみで、
後輩はレジの前で、注意深くそいつらの動きを監視してた。万引きを防ぐ為に。
俺も3つある切り替えボタンを操作しながら、店内の様子を見てた。
すると後輩が、いきなりレジの前で誰もいないのにペコペコしてる。
何をしてるのか不思議に思っていると、バックに居る店員を呼ぶブザーを押した。
瞬時に俺は、『あ、万引きしたな』と察して、バックから出て行くと、レジの前におじさんが立っていた。



598: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:54:23 ID:QLZ
531 :本当にあった怖い名無し:2010/07/22(木) 01:23:23 ID:Py3Z2MhG0
万引きの合図の後に来た客かな。と軽く考えつつ、「いらっしゃいませー」と大きな声で言うと、客がいきなり、
「こんにちはー、おおいさんです」と言い出した。
何言ってんだ?とは思うものの、後輩が手招きをしてくる。
近くまで行くと、
「おおいさん。出ましたね。店長が言ってた人ですよ。目をあわすなって」と言われて急に思い出した。
幸いおおいさんは、俺が後輩に呼ばれるまで後ろを向いてたので顔は見なかったが、
おおいさんは、
「えっとねー、マイルドセブンとー、あとー、このガムとー、から揚げ頂戴ー」と言って来た。
レジ打ちを後輩がしてる間に、俺はタバコを取ってから揚げをとって袋づめした。
するとおおいさんは、
「あとねー、どっちかの命ちょーうだーい」と冗談で言って来た。
こわ!と思いつつ、
「申し訳ございません、当店では取り扱っておりません」と頭を下げて、冗談を受け流すように言った。
すると、
「あそこの3人のうちの一人でいいよー。いのちちょうーだーい」と言い出した。
厨房3人は聞こえてないのか、雑誌を読みながらガヤガヤしてた。



599: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:55:30 ID:QLZ
532 :本当にあった怖い名無し:2010/07/22(木) 01:24:07 ID:Py3Z2MhG0
俺と後輩はどうしていいのか分からずに、困ったなぁとお互いを見ながら、
「申し訳ございません、彼らは商品ではございませんので」と言うと、
おおいさんは笑いながら、
「ははは、じゃぁ、全部もーらーおっと」と言って、お金と変な針金細工を三つ置いていった。

次の日、店長と俺より前に入ったパートのおばちゃんにその話をしたら、
「なんてことを。おおいさん、何か置いてった?」というので、預かり品としておいた針金細工を持ってきた。
「これはおおいさんが次来たら返しなさい」ということなので、
それをバックに持っていって、分かりやすい位置に置いていた。

それから次の夜勤の日。
バックから涙目で後輩が出てきた。何事かと聞くと、針金細工がウネウネと動いているという。
そんなバカな話あるかwと見に行くと、3つともまるでミミズが這うかのように動いていた。
それは数日、しかも夜のみ動いた。他の夜勤の先輩達もそれを気持ち悪がった。



600: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:55:54 ID:QLZ
533 :本当にあった怖い名無し:2010/07/22(木) 01:25:55 ID:Py3Z2MhG0
数日後に、一つのウネウネがピクピクと動きを弱めだした。
その日、近くの交差点でバイクと車が衝突事故を起こし、中学生が一人死亡した。
ニュースにもなったのだが、
車の運転手は、暴走行為をしていたバイクの前に誰かが立ったので、
バイクが急ブレーキをかけてこちらに突っ込んできた、と言っていた。

次の日の夜、先輩と店長が夜勤の日、おおいさんがきた。
それをきっかけに細工3つを返して、「もうしわけございませんが・・・・・・」と説明し返した。

その時の先輩の話では、おおいさんは少年の首を持って入ってきたらしい。
店長もそれを見てびびっていたらしい。
店長に言われてバックに針金細工を取りに行った先輩は、カメラに映る少年の体のみをみたらしい。
体はレジの前の下を、何かを探すように撫でていたらしい。
そして、カメラには店長以外には映ってなかったらしい。

他のコンビニで働いてる友人や、2時までやってるレンタルビデオ店でバイトしてる友人も、
おおいさんの話を知っていた。
どこのコンビニとかでも、こういう話ってあるのかね。



601: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:56:14 ID:QLZ
536 :本当にあった怖い名無し:2010/07/22(木) 01:56:02 ID:6UNmT21aO
乙!>>530
なぜか『おおいさん』と読んだとこカラ寒気が‥
その人、今でも居るの?
つか‥に ん げ ん なの?


537 :本当にあった怖い名無し:2010/07/22(木) 02:03:13 ID:Py3Z2MhG0
>>536
今でも居ると思うよ。
コンビニの店長とかは、今でも行った時に挨拶したりバックで話たりするし、おおいさんの話もするしね。
「この前きてさー」とか。

他にもおおいさんの話聞いた事ある人いるのかな。
誰も顔見たこと無いから顔は判らないんだけど、後ろ姿はふつうのおっさんなんだよなぁ。
この話聞いた友人は、「俺ならみるねw」とかいうけど、絶対見れないと思う。
普通に声が高くて気さくな感じなんだけど、背筋から這い上がる怖さなのよね。
「おおいさんでーす」って言われた瞬間の声とか思い起こすと怖すぎるんだよね。
寒々しいというかなんというか。

見れないようになってるのか、顔は見れないんだよね。
店長が言うには、
「俺は一回、防犯カメラでおおいさんをビデオに録画した事あるけど、顔は見れなかった。
 昼間来てたんだけど、回りの人は気づいてないんだよなぁ」
と言ってったよ。

怖すぎ。おおいさんってなんだよ・・・。
名前の由来も、自分で言ってるだけってので意味があるのかないのか・・・。



602: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:56:29 ID:QLZ
538 :本当にあった怖い名無し:2010/07/22(木) 02:07:34 ID:Vm28FbbcO
>>530
明日深夜にセブンのバイトが入ってる俺は見るべきじゃなかった


539 :本当にあった怖い名無し:2010/07/22(木) 02:17:35 ID:Py3Z2MhG0
>>538
コンビニバイトしてたらわかると思うけど、客来たからって全員の顔見ないよね。
いらっしゃいませーって言うぐらいで。だから大丈夫。
「おおいさんでーす」って言われたら、とにかく目を(まぁ、顔をだね)見なければいいらしいから、
忙しい振りしてさっさとレジ打ちして、幾らですって言いながら頭下げとけばいいと思う。

最初、おおいさんが来るまでは、ヤクザか何かの取立てかと思ってたんだけどなぁ。
とりあえず、明日はがんばれ。



603: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)09:58:15 ID:QLZ
64 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :2001/08/14(火) 16:24
私の兄の話。

私の兄は神奈川県の某老人病院で看護士をしている。
その病院では、夜中に誰も乗ってないエレベーターが突然動き出したりなど、
いかにも病院らしい芳ばしい話がよくあるとの事。
その兄が今迄で一番怖かった、という話。

その日、兄は夜勤で、たまたま一人でナースステイションで書類を書いていた時、
ふと視界のすみの廊下で、人影がふらふらしているのが目に入った。
その時兄は、入院している患者が夜中に便所にでもいくのだろう程度に思っていたらしい。
だが何時迄たっても、視界のすみでその人影は廊下をふらふらとしている。
ちらりと目をやると、どうやら髪の長い、浴衣を着た若い女のようだ。
きっと昼間寝てしまい眠れなくなってしまったのだろうと、書類にまた目をもどしたその瞬間、
『そんなわけないッ!!』と、咄嗟に頭の中で兄は考えた。
この病院は老人専門の病院だ。若い女なんかが入院してるわけがない。
同じ夜勤の看護婦ならナース服を着てるから一目でわかる。
危篤の患者の家族だとしたら、自分のところにも連絡がきてるはずだ。
第一今晩、危篤の患者などいやしない。
では一体!?
と顔をあげたその目の前、鼻先がくっ付かんばかりに女の顔があった。
長い髪、血の気のない無表情な顔、何も映っていない瞳。
その瞳と目が合った瞬間、兄は踵を返し、
後ろを振り返る事なく一目散に他の階のナースステイションに駆け込んだ。
怯え慌てふためいてる兄の様子を見て、その階の看護婦はまだ何も言って無いのに一言。
「そのうち慣れるわよ」
其の時兄は、女の方がよっぽど肝がすわってると思ったそうだ。

因に病院と女の因果関係は、結局判らずじまいだそうだ。



609: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)16:33:45 ID:how
このスレは終わらせないで


「ブラジル」にいる虫の話。
ブラジルには、人の肉に寄生して成長した頃になると飛び出してくる
「バルベーロ虫」という虫がいる。
これは実際にブラジルの空を飛びまわってる虫である。
この虫は、日本で言う蚊と同じように、人の腕に止まって、針を出して、血を吸う。
ただ、蚊と違うのは、同時に卵を産み付けるというところだ。
普通、蚊に刺されたことに気付かないように、この虫に卵を生みつけられてしまった
ことに気付かない人は多い。
そのまま放置しておくと、そのうち腕がむくむく膨らみ、色づいてくる。
その状態になるともう手におえない。
膨らんできたら、数日で虫が飛び出してくるのだ。
そして、その虫が飛び出してきた時、その腕の持ち主は一生消えない傷を負うことになる。
バルベーロ虫はもちろんその腕の肉を食って成長したのだから、丸まるとしたえぐり傷ができるのだ。
深いえぐり傷と、その傷の周りの青紫の変色を持った腕・・・。悲惨だ。
この虫が日本にいなくて良かった・・・。



611: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)16:39:09 ID:how
6月の半ば頃の話。
当時俺はバイク買ったばかりで、大学が終るとしょっちゅう一人でバイクに乗ってあちこちを走り回っていた。
その日も特にする事がなかったので、次の日休みという事もあり神奈川方面へ結構な遠出をした。



612: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)16:40:20 ID:how
で、その帰り道、たしか夜の12時過ぎくらいだったと思う。
道とかも適当で、標識を頼りにあまり車通りの多くない道を世田谷方面に向かって進んでいると、
急に前を走っていた車が急ブレーキを踏んで蛇行し、ガードレールにぶつかった。
目の前で事故を見たのは初めてだったのでかなりびっくりしたが、そうも言ってられないので、
ひとまずバイク路肩に停めて車のほうへ駆け寄った。
車の窓から中を覗き込むと中には女の人がいて、両手でハンドルを持ったまま頭を項垂れてガタガタ震えている。
え?これヤバくね?と思い、とりあえず窓越しに「大丈夫ですかー?」と声をかけたのだが、女の人から返事は無い。
結構パニック気味だった俺は、ここで警察に電話しないととふと気付いて110番をした。

警察を待っている間、俺が何度か「大丈夫ですかー?」と聞いていると、女の人はやっと車から降りてきた。
見た感じ怪我は無さそうだが、顔色は真っ青で何かぶつぶつと呟いている。
少し呟きが気になったので、「どうしたんですか?」と口元に耳を近付けると、
震えた声でとんでもない事を呟いていた。

「子供轢いちゃった…子供轢いちゃった…子供轢いちゃった…子供轢いちゃった…」
俺はかなりギョっとした。
事故の瞬間を見てはいたが、子供なんていたか?記憶を思い返しても道路に人影があったようには見えなかった。
慌てて道路の方を振り返ったが、どこにも子供の姿はない。
俺は女の人を路肩に座らせて、あちこち歩いて見て周ったのだが、子供なんてどこにもいない。



613: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)16:41:53 ID:how
そうこうしているうちにパトカーがやってきて、警官が2人降りてきた。
警官に俺が事情を話し、警官もかなりあちこち探してみたのだが結局子供はいなかった。
俺も色々事情を聞かれたのだが、少なくとも俺は、
女の人の乗る車が急ブレーキを踏んでガードレールにぶつかったところしか見ていないし、道路に人影も見ていない。
俺は自分の記憶にあるとおり警官に伝えた。
再度警官が女の人に事情を聴きに行き、俺もいっしょに聞いていたのだが、
女の人が言うには、急に道路わきから子供が飛び出してきて、衝突する音も聞いたという。
でも、現実にはどこにも子供の人影は無い。

警官の一人がパトカーに戻り無線で何か話し始め、
もう一人の警官が女の人に、怪我はないかとか痛い所はないかとか聞いていたとき、
急に女の人が道路わきにあったカーブミラーを見て、
ぎゃあああああああああああああああ
と物凄い絶叫を挙げた。

びっくりして、俺と色々聞いていた警官もカーブミラーを見た。
カーブミラーには俺が一番手前に、歩道の路肩に女の人が座り、その横に警官が屈んでいたのだが、
女の人と警官の後ろ、本来誰もいないその場所に子供が写っている…
年は4歳か5歳くらい。ちょっと良いところの幼稚園児が着る様な服を着て、無表情に鏡越しに俺たちを見ていた。
俺と警官はたぶんほぼ一緒に後ろを振り向いたと思う。
しかし、そこには誰もいなかった。
もう一度ミラーのほうを見ると、そこには俺たち3人しか写っていなかった。



614: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)16:42:41 ID:how
女の人はこれで完全にパニックになって、とても話が聞けるような状態ではなくなってしまい、
警官が呼んだ救急車でそのまま運ばれていった。
そして、俺には一応あとでまた事情を聞くかもしれないと住所や電話番号を聞き、
最後に「ああいうのはさっさと忘れたほうが良い、気にしないほうが良いよ」と言ってきた。
が、そう言っている警官もかなり顔色が悪かったが…

その後、警察からは特に連絡など何もなかったので、
申し訳ないが後日談とか真相とかいわくとか、そういうのは全く解りません…
以上で俺が体験した話は終わりです。



617: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)16:47:46 ID:how
ちょっと前のことだが、JR新小岩駅のホームで変な男を見た。
サラリーマン風の男が、
「僕の腕知りませんかー」「僕の腕知りませんかー」
と甲高い大声を上げながら、ホームを行ったり来たりしている。
ちらほらとまばらにいる他の乗客は無視しているのか、男を見ようともしない。
左右どちらだったか思いだせないのだが、男は片腕がないようだった。
スーツのアームホールがひらひらとたなびいていた。
男から目を離し携帯を見ている間にどこかにいってしまったのか、男の声は聞こえなくなった。



618: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)16:48:17 ID:how
電車到着の放送が流れ、ホームに向き直すと、
耳元で「知りませんかあ?」。
男の顔が俺の顔のすぐ横にあった。
俺は腰を抜かしそうになった。
パァーッと警報が響き、直後に電車がホームに入ってきた。
よろめいた俺は白線の外に出てしまっていたようだ。
一瞬のことだった。
しかし、消えてしまったかのように男はいなくなっていた。
男の吐息が耳元に残っている。絶対に気のせいではない。

回りの視線がちょっと気になったので、電車は一本見合わせた。
ホームをよく見て回ったが、男の姿はなかった。
以来その男は見ていない。



619: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)16:58:51 ID:how
警官をしている友人が、数年前に体験した話。

そいつは高速道路交通警察隊に勤めているんだけど、ある日、他の課の課長から呼び出されたんだって。
内容を聞くと、一週間前にあった東北自動車道の事故の詳細を知りたいとのこと。
その事故ってのは、一家四人が乗った自動車が、平日の深夜に中央分離帯に激突して、
全員死亡した事故の事だったらしい。
事件のことを少し詳しく話すと、
高速を走行していた長距離トラックから、××インターチェンジ付近で乗用車が燃えているって通報があって、
夜勤で待機していた友人が現場に直行したんだけど、
友人が到着した時には、既に乗用車の中にいた人は全員黒こげになって死んでたんだって。
その後、身元の特定と検死が行われて、歯の治療記録から、死んだのは東京西多摩地方に住んでいる家族だってのがわかった。
死んだのは加藤正さん(仮名)とその妻の恵美、長男の正一、長女の恵那の四人。
アルコールが検出されたとか、見通しの悪い場所だったとかの、
事故を起こすような要因は見つからなかったんだけど、特に不審な点もなく、そのままハンドル操作のミスによる普通の事故として処理されたんだって。

それで友人も、「特に何の変哲もない事故でしたよ」ってよその課の課長に言ったらしいんだけど、
その課長が、実は…て言って、呼び出した理由を話してくれたんだって。



620: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)17:01:29 ID:how
その話によると、昨日の夜に少年が東京の○○市にある警察署に訪ねてきて、
「僕が死んだとニュースでやっていたのだけど、僕はいったい誰なのでしょうか?」って言ったらしい。

少年の話をまとめると、一昨日の朝に朝寝坊して起きたら、家に家族が誰もいない。
どこかに行ったのだと思い、そのまま気にも留めていなかったが、夜になってもだれも帰ってこないし連絡もない。
心配になって警察に連絡したが、子供の悪戯だと思われたのかすぐ切られてしまった。
祖父母や親戚に連絡してみたが、誰も連絡を受けていないと言われた。
そのまま朝まで待っていたが、つけっぱなしのTVのニュースから、自分も含めた家族全員が死んだことになっていると知った。
そんなことはないはずなので、詳しく知りたくて訪ねて来た、とのことだったらしい。
その話を聞いた友人は、その事故の資料を改めて提出したんだけど、
見直してて不思議なことに気づいたんだって。
家族の歯科治療記録との照合で、父親、母親、長女は間違いなく本人だって判明したんだけど、
長男は頭部の損傷が激しく、照合ができなかったと記録に書いてある。
しかも、家族は青森近くで事故を起こしたんだけど、
両親は中部地方出身で東北に知り合いはいないことが、その後の調査で明らかになっていた。
その当時は、旅行にでも出かけた際の事故って事になったんだけど、どうにも不自然なことが多すぎる。
それで友人は、資料を提出してから数日後に、例の課長に事件の進展を聞いてみた。
すると課長は、口ごもりながらこう答えたらしい。



621: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)17:02:09 ID:how
例の少年は、身体的特徴や見た目は死んだ長男によく似ていたが、歯形が違うため別人だと思われる。
そのことを告げると少年が錯乱したため、心療内科のある警察病院に搬送した。
その後の調査で事故死した家族の家を調査したが、事故後誰かが住んでいた形跡はなかった。
そのことを告げると、少年は完全に精神に異常をきたしてしまったため、
結局どのこの誰だか分らず今も病院にいる。
もう済んだ事だから、今後かかわらなくていい。

友人はそこまで話すと、最後にこう言った。
黒コゲの死体は本当は一体誰で、自称長男の少年は一体誰なんだろうな?
それと、あの家族は何で平日に、誰も知り合いのいないところに向かっていたんだ?
俺は思うんだ。
あの家族は何かから逃げてたんじゃないかって。
何から逃げてたのかはわからないけどな。



659: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)20:37:41 ID:how
友達の卒業アルバムを見ていたら、ある男子の顔写真が
目にとまった

特に気にしてなかったけど、違うページに写ってる集合写真や
ちーさくしか写ってない写真でもすぐにその子だけ見つけてしまう
「ねぇ、この子さ・・・」って友達に言いかけたら
「その子、病気で亡くなっちゃったんだ」って返事が来て驚いたそして数年後
彼氏の家で古いアルバムを見ていたら同じように気になる人を
見つけた
なんでだろう、そのページを開くとその人だけ浮き出て見えるんだよね
聞いたらその人も写真を撮った数年後に急逝していた
実は彼氏には言ってなかったけどもう一人浮き出て見えた人がいた
それは後に彼氏の奥さんになった人
今まさに持病をかかえているらしい
奥さんが死んで私と結婚してくれるのかな、と考えてる自分が
一番こわい



660: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)20:39:23 ID:how
俺の友達なんだけどさ、車を盗んで売って金儲けしてんだ
その日も、車を停めたおっさんがコンビニでトイレを借りてる隙に車を盗んだ。
いつも通り中古車販売店に持っていったんだけど、これは買い取れないって言われた
「なんでだよ?」って友人が聞くと、店員が後ろのトランクを開けて指をさすんだ
友人がトランクの中を見ると、全身をガムテープでぐるぐる巻きにした女性が入っていたんだ。
店員は「これはヤクザの車だね。こんなヤバい代物無理に決まってる」って言って店を閉めた。

友人は怖くなって、近くの知り合いの警備員が働く仕事場に車を乗り捨てた。
実際に顔を見られたわけもないから車さえ捨てれば大丈夫だと思ったらしい。
でも数時間後、友人はめっちゃくちゃ涙と汗まみれになって車を置いた警備員
のとこに涙顔で走ってきて乗り捨てた車について知らないか聞いてきた。

「ヤクザの情報力マジやべぇぇぇ!」
「今、家にヤクザ来てんだよぉぉぉぉおおお」
「家には親もいるしよぉぉぉぉお!車返してくれぇぇぇぇえええ」

でも知人の警備員は車は返したけど、女性は返せなかった。
何故なら警備で巡回したときに車を発見し、トランクに入ってた女性を既に逃がしちゃってたんだ。

友人はその後、行方不明になった。



685: 名無しさん@おーぷん 2016/04/08(金)23:58:24 ID:QLZ
288 :237:01/11/19 23:16
幼稚園のころ、一歳違いの弟と近所の公園で遊び、家に帰る途中の出来事。
その日、なぜか弟は足がのろく、何度も先にいってしまいそうになった。

やがて自分と弟との距離は、50,100メートルとあいていった。道は長い直線。
母親に『弟を責任もって連れて帰ってきて、誘拐とかあると怖いから』と言われていたので、
自分は後ろを振り返り、弟の姿を確認しつつ歩いていたのだが、距離は不思議に広がるばかり。

ついに、その道を大きく曲がって、自分一人家に着いてしまった。
すると、テレビの前で弟がねっころがっているではないか。
状況が飲みこめず、もう一度長い直線の道までひき返したが、すでにそこには弟の姿はなかった。
川をはさんでいるので、弟が近回りしたとはとても思えない。心配してずっと見てたし。
だから、テレビの前の弟を、本当の弟だと考えることにした。

今考えれば、遊んでいた弟はどこにいってしまったのだろう。気になる。



686: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:01:30 ID:5gb
543 :可愛い奥様:2007/09/22(土) 09:53:27 ID:Q2rzyein0
大学のときに死んだ祖母が、よく小額(と言っても三十万とか五十万とか)のレベルで宝くじを当てていた人で、
親に内緒でお小遣いとか貰って旅行に行ったりしてました。

そんな感じで相当な小金もちだったはずの祖母だったんですが、
突然死んだ時は悲しいと同時に、親戚連中の遺産の取り合いとかそういうのを軽く想像してしまって、
かなり欝になりました。
ところが、蓋を開けて見たら親戚連中、遺産を取り合うどころか、
「これはお前が持っておけ」だの、「いやいやこれはアンタの所の取り分だ」だの、互いに形見の押し付け合い。
金銭も含めて、祖母が持っていたものは出来る限り受け取りたくないという雰囲気でした。
うちの親なんか早々に相続放棄してたぐらいだし。
正直、あって困るものでもないんだから、受け取っておけばいいのにと思ってましたが、
どうしても受け取れない(受け取りたくない?)理由が、親を含め親戚たちには何かあるようでした。



687: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:01:38 ID:5gb
544 :543:2007/09/22(土) 09:54:24 ID:Q2rzyein0
当時は相続税とか、そういう税金関係の負担が重いからだろうと勝手に思っていましたが、
その後の三回忌で近所に住むおばさんが、
「過ぎた幸運は身を滅ぼすって、ばあちゃんにはあれほど言ったのに」
と、ぼそりと言うのにちょっと水を向けて見ると、
どうやらばあちゃん、宝くじを当てるのに何かおまじない?だか占いだか、そんなのをやってたらしい。
その中には、ただのおまじない程度じゃすまないものもあって、(なんか生き物を殺す系のものとかもあったようです)
おばさんと母の兄=長男が叱っても意に止めない。
うちは地元でも古い方の家で、氏神さんとも結構な関わりがあったから、
絶対いつか祟られると、皆余計怖かったようでした。

なのでばあちゃんが死んだときも、うちの母含め親戚連中は皆、「バチが当たった」と思ったそうです。
遺産も「穢れたお金だから」と言う理由で、皆が受け取るに受け取れなかったとか。
「ああいうお金は身を滅ぼすのだから、身につけてはいかんのよ」と溜息をついたおばさんに、
そのお金で旅行したり服買ったりして遊んじゃったことがありますとは言えませんでした。

それ以来、ばあちゃんのご利益を期待して毎年買ってた宝くじから、なんとなく遠ざかってしまいました。
蓄財はやっぱり堅実な手段が一番だなと、今は思ってます。



688: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:03:12 ID:5gb
518 :本当にあった怖い名無し:2009/10/07(水) 22:29:27 ID:lcbz4kC60
深夜仕事から家に帰ってたら、変な人がいたな。
髪がまるで貞子みたいに長く前髪が顔を隠していて、格好も貞子みたいな白いだぼだぼの服。
そんな人が電柱に寄り掛かり、辺りを見回している。
俺は見た瞬間回れ右して立ち去ろうとしたら、その女異常に速い歩きで俺に近づき、
「私の子供知らない私の子供知らないねえ知らない?」と言ってきた。
俺はめちゃくちゃビビり、「知らない知らない警察に言え」と喚いても、女は「子供知らない」の一点張り。
俺はもう適当に、「あっちの一キロ先の公園にいる!」と叫んだら、
女は「本当に本当に」と言いながら公園に向かった。

俺はその後すぐその場を離れたが、何か女に悪い事したかなと思いながら歩いてたら、パトカーに遭遇。
手をあげ声あげたりしてパトカーを止めさせ、降りた警官に先程の事を話し、
精神が壊れた女を保護してやって下さいと頼んだ。
警官は俺の話を聞いた後、凄く真剣な顔で俺に、
「忘れろ。それに関わるな。明日からは今から言う道で帰れ」と言って、地図を書いて俺に渡した。
なにこの展開と思ってたら、もう一人の警官が青ざめた顔で俺に、
「二度と夜は今日通った道で帰るな」と厳命した。

俺はその日以来、警官に教えられた道しか帰らないようにしている



694: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:10:50 ID:5gb
125 :じいちゃんの話1/6:2007/03/09(金) 00:53:01 ID:5h1m6kWX0
これは俺が10年以上前に体験した話。

当時僕は田舎にある実家に住んでいた。
実家は古くから立つ日本家屋ではあったが、あたり一面に田んぼがあるほどのド田舎という以外は、
ごく普通のどこにでもあるような家だ。
大学も卒業したというのに、仕事も見つけずだらだらと過ごす毎日。
親には毎日のように非難を浴びせられていたが、じきに呆れられ、殆ど放置された状態になった。
今思うと、人生で一番最低な時期だったと思う。

ある日、蝉の声を聞きながら、いつもの様に縁側でぼーっとしているときだった。
「マサ」
名前を呼ばれて振り向くと、縁側を隔てたすぐ横の部屋ににじいちゃんが立っていた。
よれよれのランニングシャツに、らくだ色の腹巻と股引き。
漫画から飛び出したような、まさに『じいちゃん』的な格好をいつもしている。
このじいちゃんは昔から俺に様々な体験をさせやがった人で、正直只者ではない事はガキの頃から知っていた。
じいちゃんは俺の向かい側に腰掛けた。
「お前、就職せんのんか?」
「するよ、近いうちに」
「はっ、嘘をつけ。一生親のすねかじりになるつもりじゃろうが?」
「ばれた?」
「おいマサ、この田舎には、本当に必要とされとるやつかバカのどっちかしか住んどらん。
 お前はどっちでもないから遠方へ出て働け」
「なんじゃそらvv」
「お前の為に言っとるんじゃ」
その時のじいちゃんの目が異様に怖かった。
話してる声はいつもの優しいじいちゃんなのに、今まで見たことないくらい鋭い目が俺の間抜け面を捕らえた。
その時はまだ、じいちゃんの言いたいことがわからなかった。



695: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:11:06 ID:5gb
126 :じいちゃんの話2/6:2007/03/09(金) 00:57:20 ID:5h1m6kWX0
その日の夜、夕飯を食べ終わって、俺は居間でソファーに腰掛け、
アイスクリームを頬ばりながら巨人戦をみていた。
「マサ」
またじいちゃんが話しかけてきた。相変わらず昼間と同じ格好をしている。
「何、どうしたの?」
本当は巨人戦に集中したかったが、以前この人に反抗して痛い目を見たので穏やかに返事をした。
「お前に話さんにゃいけん事があるんじゃ」
そういうとじいちゃんは「よっこらしょ」と言って俺の横に座り、語りだした。
「お前にこの家の秘密。教えちゃる」
「家の秘密?」
「この家の天井から、お前たまに変な物音がするって言っとったやろ?」
「…ん、ああ、まぁ…」
俺はこの家に生まれてから、何十回と天井から物音を聞いていた。
ありきたりなんだが、誰かが全力ダッシュして天井のありとあらゆるところを走り回ったり、
(かなりの大音なんで、ガキの頃はビビッてた)
風鳴りのような低いうめき声を聞いたり、
「オン△※@:ギョウ~…」とか、変なお経みたいな声が聞こえたりしていて、
それは当時もまだ続いていた。
でも、遭遇するのはいつも俺一人の時で、両親にこの事を話しても相手にしてくれなかった。
じいちゃんは例外だったが。
「それがどうかしたん?」
内心ドキドキしながらじいちゃんに尋ねた。
「あれなぁ、天井裏に祀っとるんよ」
「…何を?」
じいちゃんは「あ」と何かを言いかけて止めた。
「あ゛~名前いったらいけんけぇ…」
「いや、何それ?ちょっと、俺それだめじゃわ、確実にヤバイじゃん」
その時、小動物が持つのと同じ、鋭い『危険察知スイッチ』がビンビンに反応した。
「まぁ、こっち来いや」
じいちゃんの手にはいつの間に持ったのか、懐中電灯が二本握られていた。
じいちゃんは満面の笑みを浮かべている。



696: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:11:23 ID:5gb
127 :じいちゃんの話3/6:2007/03/09(金) 00:59:15 ID:5h1m6kWX0
すでに俺は冷や汗をかいていた。目的地に運ぶ足は重い。
20年以上住み慣れた家だというのに、半端じゃない心霊スポットに連れて行かれている感覚だった。
心の準備をさせてくれと、巨人戦(例の如く30分延長)を見終わってから行動し始めたので、
確か時計の針は9時半を回っていたと思う。
両親は朝早く仕事があるからと、すでに寝室で寝息を立てている。
いい気なものだ、息子はこれから死にに行く覚悟でいるというのに。
俺達二人は、元居た場所から縁側を通りまっすぐ伸びる廊下を歩いていた。

「ここじゃ」
じいちゃんは俺の前でピタリと止まり、右側にあった襖を開けた。
ここは、俺が小学低学年の頃まで使っていた遊び部屋。
ファミコンしたり、戦隊ものの人形を持ち込んだりして遊んでいた、非常に懐かしい場所だった。
今は物置と化している。
すると俺はあることに気付いた。
「じいちゃん、……あれ…」
俺が指差す方向には、漆塗りでもされたような真っ黒い二枚の木戸があった。
俺の記憶では当時そんなものはなくて、ただの白い押入れの襖のはずだった。
あまりの異様さに心臓が動きを早める。
「お前がここを使わんようになってすぐ、やり変えた」
じいちゃんは当たり前の様に言って、震え上がる俺を尻目に木戸に手をかけた。
ゴゴ、ズーっ。
という音と共に木戸が開いた。中は真っ暗で何も見えない。俺は急に気分が悪くなってきた。
その事をじいちゃんに訴えたが、一言「そのうち慣れる」と言われ無視された。
(じいちゃんは絶対に鬼だと、以前にも増して憎しみを抱いた俺)
おもむろにじいちゃんは懐中電灯をつけ、押入れの天井を照らした。
「マサ、見てみ」
じいちゃんは俺の腕を掴んで、無理矢理中を覗かした。
そこには、また不自然に黒く塗られた正方形の扉があった。



697: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:11:39 ID:5gb
128 :じいちゃんの話4/6:2007/03/09(金) 01:08:14 ID:5h1m6kWX0
俺達はその扉から天井裏へと侵入した。
最初はじいちゃんを押し上げて、次に俺がその空間に入った瞬間、
先程とは比べ物にならないくらいの吐き気と悪寒に襲われた。
空気が重いなんてもんじゃない。ヤバイ。
これ程まで命の危険を感じた事がないくらいヤバイ。
汗が干上がり、口の中がパサパサに乾く。
どう考えても尋常ではない空間。こんなところで平気な顔をしているじいちゃんが凄いと思った。
「じ、じいちゃん…。俺だめ、もうだめ、ホンマ勘弁して…っ」
いい年こいて、俺はじいちゃんに泣きすがった。
「駄目じゃ、お前はきちんと見とけ」
じいちゃんは昼間に見た時以上に厳しい顔をしていた。
じいちゃんが何を考えているのかサッパリ分からない。
俺をこんな所に連れてきやがって、本気で殺す気だと心の中でじいちゃんを殺人者呼ばわりした。
とにかく落ち着こうとゆっくり息を吸って、むせた。
当たり前だがここは埃だらけ、深呼吸なんてすればむせるに決まってる。
周囲を見渡せば、築90年の家の骨組みがあらわになっていた。
適当に懐中電灯を振り回していると、光の円の端にチカッと光るものが見えた。
なんだ?と思いもう一度その方向に光を当てると、あった。
神棚のような、でも何だか少し様子が違う。
よく分からないが、祠のようなそんな感じのものが、異様なオーラを出して佇んでいた。
「じいちゃん、あれ何?」
俺の唇は震えて、まともに呂律が回らないのを必死にこらえた。
「あれが物音の原因よォ」
じいちゃんも祠に光を当てた。
が、急にじいちゃんは驚いた顔をして、俺から懐中電灯と奪い取ると二つともスイッチを切った。
目の前は闇に包まれた。



698: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:12:04 ID:5gb
129 :じいちゃんの話5/6:2007/03/09(金) 01:10:28 ID:5h1m6kWX0
あの顔からすると、じいちゃんはかなり焦っている。
「じいちゃんっ?」
俺は暗闇とじいちゃんの焦りの表情を見て、半ばパニックに陥っていた。
「しっ、黙っとれ!」
じいちゃんが小声で、強く俺に言い聞かせた。
「マサ、今から出口に行く。それまで息止めぇよ」
「はっ?息と、止めるっ?」
「ええけぇ早よぉせえ!出口に着くまであれから目を離すなよ!」
あれとは祠の事、だが訳が分からない。何故息を止めながら祠を見て出口まで向かうんだっ?
その時はパニくりながらも言われたとおりにした。
この時は暗闇に目も慣れてきだしたから、大体の輪郭は見えている。
息を大きく吸い込んで(もちろん途中でむせた)すぐ、異変は現れた。
祠の扉から、変な影の様な物がニュルっと出てきた。
『それ』を見た俺の動きは一瞬にして固まった。もう思考回路はショート寸前。
よく見るとそれは人の形をしていた。暗闇よりも暗い色。動きは鈍い。
左右に揺れたり、突然倒れたかと思うと、四つんばいになって蜘蛛みたいな動きをしたり、
俺の文章力では表しきれない程気持ち悪い動きをしていた。
初めて見る『それ』は、恐怖どころか興味を抱かせた。
だが、危険なものに変わりはない。明らかにこの世のものではなくて、俺の脚はがくがく震えていた。
『それ』から目を離せないでいると、じいちゃんが俺の服の裾を引っ張って、出口まで後ずさるように促した。
幸い奴は、こんな近距離に居る俺達に気付いていない。
多分息を止めるように言ったのは、こいつに気付かれない様にする為だったんだろう。
俺達はなるべく足音を立てずに出口にたどり着いた。出口からそっと降りる時まで奴から目を離せないでいた。
奴が動くたび、天井裏で不気味な足音がなり続けていた。



699: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:12:16 ID:5gb
130 :じいちゃんの話6/6:2007/03/09(金) 01:19:49 ID:5h1m6kWX0
俺は部屋に足をつけた瞬間、じいちゃんを置いて居間まで猛ダッシュした。
電気をつけて、テレビのスイッチを入れて、
ついさっきまで居た異次元ワールドから俗世間へと、必死になって逃げ込んだ。
すぐにじいちゃんが居間にやってきた。
「見たろう、凄かろうがアレ」
じいちゃんは俺の怖がる姿を見てご満悦という表情をした。
あんなものを見せられた俺はたまったもんじゃない。
あれに気付かれてたら、絶対に命の保障はなかった。
間違いない。絶対そうだ。
「何なんよあれっ!じいちゃんホンマ何がしたいん!?」
興奮した俺は、切れながらじいちゃんに言った。
「がはははっあれな、先祖に恨みを持っちょる霊で、
 わしも詳しくは知らんのんじゃが、
 あまりにも危ないけぇって、ウチの先祖(霊媒師?)が祠に祀って、あれを天井裏に閉じ込めとっての、
 黒い襖は結界みたいなもんよ。
 安全の為に、近くのお寺さん(神社だったかも?)に頼んで作ってもらった。
 名前言ったらいけんのは、名前を聞いた人がアレに憑かれるからなんじゃ」
憑かれる…(=死と隣り合わせ)想像を絶する言葉に、俺は気が遠くなった。
しかし、そこで疑問が生まれた。
「…でもじいちゃんは、名前聞いとるんじゃろ?それでなんで無事なん?」
「秘密」

その後何度も理由を聞いたが、何も教えてくれなかった。



700: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:12:28 ID:5gb
31 :じいちゃんの話6/6+α:2007/03/09(金) 01:23:29 ID:5h1m6kWX0
翌日朝、俺はまた縁側に居た。
昨日の事は夢だったのではないか?多分そうだ。ウチにあんなものがあるわけがない。
そう言い聞かせようとしていた矢先、じいちゃんがまた俺の向かい側に座った。
あまり見たくない人物だというのに。
「おはよう、じいちゃん」
とりあえず挨拶をした。これで昔かたぎの人だから、挨拶には五月蝿い。
どんなに不機嫌でも挨拶はしなくてはならない。
「おう、おはよう」
じいちゃんも笑顔で返したが、じいちゃんは俺を見るなり両膝に両手を置いた。
そして、
「○○○○○」
?今、じいちゃんは何を言った?
「じいちゃん?」
「○○○○○」
俺はすぐにその言葉の意味が分かった。
間違いない、『アレ』の名前だ!
俺が記憶のブラックホールへ投げ込もうとしていた昨日の事が一気に蘇った。
夢などではない。
それどころかこの基地外爺は、俺に『アレ』の名前を言いやがった。 
「お、分かったか?安心せぇ、この家におらんかったら憑かれんけぇ。
 あれはこの家からはでられんのんよ」
などと呑気に笑い続けた。

その後すぐに東京で仕事を見つけて、あの家を出たのは言うまでもない。


133 :じいちゃんの話6/6+α2:2007/03/09(金) 01:24:12 ID:5h1m6kWX0
長文・駄文失礼しました。落ちも微妙ですみませんorz
ちなみにじいちゃんは、その二年後に亡くなりました。
嫌だと思いながら、仕方なしに葬式に出るため実家に帰りましたが、別に何も起こりませんでしたよ。
多分じいちゃんが、俺を家から追い出すために嘘をついたんだと思います。



704: 名無しさん@おーぷん 2016/04/09(土)00:18:33 ID:5gb
403 :本当にあった怖い名無し :2009/04/03(金) 09:11:11 ID:izdGgRdHO
昔、エレベーターの点検員をしていた時の話。

駅前のお客の雑居ビルに、先輩と2人で向かった。
とりあえず管理人に挨拶して、各階のドア前に点検中の札はって点検開始。
ピット(空洞)内の底面を掃除しようとして、
エレベーターを2階に移動させ(箱をどかし