The Nationalは7日(現地時間)、BlackBerryのCEOジョン・チェン氏が、年内に2機種のミッドレンジ級Androidスマートフォンを発売する計画を明らかにしたと報じています。
チェン氏がThe Nationalに対して語ったところによると、「BlackBerry Priv」の主なターゲットであるエンタープライズ層から、「700ドル(約7万6000円)という価格設定は高過ぎであり、むしろ400ドル(約4万3000円)程度の端末が望ましい」という声が多く寄せられたとのことです。
そのため、同社はミッドレンジ級の端末に注力する方向に舵を切ることを選び、具体的な時期についての言及は避けられたものの、年内にさらに2機種のミッドレンジ級Androidスマートフォンの発売を計画しているといいます。
またチェン氏は今回、今後も「BlackBerry 10」のソフトウェアアップデートの提供は続ける一方で、同OSを搭載する新型端末を登場させる計画は存在していないことを明言しています。
なお、同氏はスマートフォン事業の展望について語る中で、今後も継続していきたいという意志はあるものの、同事業の黒字化が達成できなければ撤退も辞さない構えであることも示唆しており、どうやら依然として予断を許さない状況にある模様です(過去記事)。
[The National via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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