MMD研究所は3月29日~31日に『2016年タブレット端末に関する定点調査』を実施し、その結果を発表しました。調査方法はインターネットを介したもので、対象者は20歳以上の男女6497人。
続いてタブレット端末所有者を対象に、所有しているタブレット端末をたずねたところ、「iPadシリーズ」が46.7%と首位、「Nexusシリーズ」が11.1%、「Xperia Tabletシリーズ」が8.0%と続きました。このトップ3の順位は2014年、2015年の同調査と変わっていません。
タブレット端末を購入した時期に関しては2015年と回答した人が最多で(30.7%)、男性31.6%、女性29.2%と、男女ともに購入時期は同様の傾向にある結果となっています。
タブレット端末非所有者には、タブレット端末を購入したいかどうかをたずねました。「購入したい」(8.7%)、「やや購入したい」(19.5%)と回答した計28.2%の人が、購入の意向を見せています。2014年、2015年の同調査結果と比較すると、購入意向は年々減少しています。
iPadの人気が依然として好調な一方で、タブレット端末の所有率は去年に比べて減少したことが浮き彫りになった今回の調査。アップルは12型/9.7型iPad Proを新たに投入するなか、タブレット市場が再び盛り上がりを見せるのかにも注目です。