黄金比(Golden Ratio)とは縦と横の比率が1：1.618の数学的な比率のことですね。レオナルド・ダ・ヴィンチの描いた「モナ・リザ」、葛飾北斎「富嶽三十六景（ふがくさんじゅうろっけい）神奈川沖浪裏」、TwitterやAppleのロゴデザインなども黄金比が用いられているといいます。(wiki)

また、フィボナッチ数列とは１，１，２，３，５，８，13・・・・・・と続く、前の２つの数を加えると次の数になる数列のことで、自然界に多く存在してます。(wiki)

ベネズエラ建築家、イラストレーターであるRafael Araujo(ラファエル・アラウージョ)さんはこのフィボナッチ数列と黄金比を考察したイラストレーションを描いており、その描いたイラストレーションが塗り絵になっています。
オウムガイの渦巻き構造や蝶の羽ばたく際に見られるプロポーション、葉、結晶などを図面のように描いています。この塗り絵集は発売するためにアメリカのクラウドファンディングkickstarterで資金が募られています。

最近、書店などで大人用の塗り絵が多く発売されていますが、こういったただ塗るだけでなく、美しさの考察を追体験できる塗り絵は他になさそうですね。素晴らしい。

以下はすでに着色されらイラストです。

無着色のイラストは以下。