92280044月11日放送のTBS「直撃!コロシアム!!ズバッと!TV」。医師50人中46人が「袖の下」をもらったことがあると回答。袖の下を容認するかのような内容に医療関係者らから批判が殺到。



問題の番組


がんの「名医」たちの情けないほどの倫理観のなさ

「直撃!コロシアム!!ズバッと!TV」 第1回目は、「がんの名医50人」に「直撃質問」するという内容でした。

「袖の下をもらったことがあるか?」という質問に、46人もの「名医」がもらったと回答していました。中には、看護師や職員、他の患者の目があるので、お礼の手紙を渡すふりをして、封筒の中に現金を入れてほしい、その方が受け取りやすいからと、堂々と答えていた「名医」、

こっそりと現金の入った封筒をカルテの間に挟んでくれという「名医」、白衣のポケットに突っ込んでくれという「名医」、研修医のときに15万もらって、上司に相談したら「もらっとけ」と言われた「名医」、聞いているうちにだんだん腹が立ってきたとともに、情けなく思ってきました」

こちらの医師も苦言


50人のがんに携わる医師結集

「かりに公務員たる医師がこのような現金をもらっていたとしたら、これは立派な収賄罪です(渡した患者は贈賄罪)。公務員でなくとも、もらった袖の下を税務申告するはずはないでしょうから、テレビの電波をつかって日本中に「私は脱税しています」と自白しているようなものです。いずれにせよ、医師の倫理としてどうでしょうか」・・

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