戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://rss.rssad.jp/rss/artclk/T7he30zk4qYy/737d0256f8160135cb225b37e82dd16b?ul=weDIILKAA.9YxhqpSCUkYF65PkAWJXevE2NujPdrVTY.LSe.k9rEto.rQXxliC0U4G35RKUpZgWTHDU2VLp.Drz92cBYt6Zccvf3Nx15cinTOz_UB


どう使うかはあなたの想像力次第!な変幻自在ソファー : ギズモード・ジャパン

どう使うかはあなたの想像力次第!な変幻自在ソファー

2016.04.14 23:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


ベッドにする? テーブルにする? うーん、それとも…。

ときには座り、ときには横になり、またときにはコンピューターやもしかしたら飲み物を置く場所にしたり、たんなる家具のひとつなのに、今あげた要求を全て満たし、私たちの生活に欠かせないものとなっているもの。それはソファーです。そしてこの形態を変えることができるソファーは、通常の椅子の形だけでなくカウチ、ベッド、そしてテーブルにまで形を変えることができるのです。しかもなんとその操作方法はご自分のiPadで数フリックするだけ!

この変幻自在なソファーの名前はLift-bitといって家具会社VitraのデザイナーCarlo Ratti氏によってデザインされました。Ratti氏はこのソファーを初の「デジタル変形ソファー」と呼んでいるようです。ものすごく複雑なもののように聞こえますが、作りはいたってシンプルで、単純に布張りされた六角形のスツールが電動の作動装置に取り付けてあるだけで、そのおかげでアプリを使って数秒で高さを上げたり下げたりできるというわけです。一度そのスツールたちを集合させてそれぞれの高さを調節しさえすれば、あとはこのソファーが持つ無限の可能性を体感できるようになります。



もちろん、La-Z-BoyやIKEAのマットレスなど、居眠り用にぴったりな形に変わるものはすでに存在していましたが、それらは邪魔なレバーが付いていたり動かしたあとに居心地悪い歪みができてしまったりしていました。しかも基本的に可能な形はベッドが椅子だけ。

一方このソファーだったら一部のパーツをカスタマイズすれば、パーティーのときはリビングルームに最適なカクテルを置く用のテーブルを作ったり、友達が帰った後は映画を見るのに最適な1人でこもる用の場所に変えたりと自由自在です。こういうソファーってよくレストランやホテルのロビーで見かけませんか? そのときのシチュエーションによって席の形をフレキシブルに変えられるっていうのがそういった場所に合ってるのかもしれませんね。


160411Lift-bit01.jpg

160411Lift-bit02.jpg

160411Lift-bit03.jpg


このアプリを使うにはいくつか最適化させるためのセットアップが必要ですが、それさえすればあとは想像力に任せた快適なソファーライフが手に入ります。実際にどんな風にソファーが動くのかウェブ上でいろいろ試してみることができるので、さまざまな配置をデザインしてみたり、それぞれのスツールの高さをちょっと変えてみたり、遊び感覚で確認することもできるんです。クリエイティブ心さえあれば、高さを絶妙に合わせて巨大なイースターエッグだって作れてしまいます。まあ、きっと誰も座れないのでソファーとしての役割は果たしませんが…。ここで、先週このLift-bitがお披露目された、ミラノで開催された巨大家具展からの画像をいくつか載せておくので、どんな可能性を秘めたソファーなのかはこちらからご覧ください。


160411Lift-bit04.jpg

160411Lift-bit05.jpg

160411Lift-bit06.jpg


source: Lift-bit via Designboom

Alissa Walker - Gizmodo US[原文
(SHIORI)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
・関連メディア