米グーグルは13日(現地時間)、「Android N」開発者向けプレビュー版の第2版を正式にリリースしました。
先月上旬、開発者向けプレビュー版のAndroid Nが初めてリリースされましたが(過去記事)、およそ1ヶ月間におよぶフィードバックを受け、多くのバグ修正と機能追加などを実現した第2版の提供が開始されました。
第2版における最大の変更点は、オープンソースのローレベルグラフィックAPI「Vulkan API」を新たにサポートした点が挙げられます。グーグルによると、従来的なOpenGL ESを利用したアプリケーションと比較した際に、大幅なパフォーマンス向上を実現させるとのことです。
また、ランチャーアプリがショートカット機能をサポートしたことにより、ユーザーは使用頻度の高いタスクなどのショートカットを、1つのアプリにつき3~5種類まで任意で設定可能となりました。
新たに追加された絵文字の一例
さらに、Unicode 9の新しい絵文字もサポート。従来の絵文字よりも、さらに “人間らしさ” が増したデザインへと変更されているほか、全く新しい絵文字も追加されています。
そのほか、第1版で報告されていたWi-Fi接続およびマルチウィンドウ機能における不具合を含む、多くのバグも修正されました。
なお、Android Nは、グーグルが5月18日から20日にかけての開催を予告しているGoogle I/Oにおいて正式発表され、今夏中にも正式リリースを迎える見通しです。
ソーシャルシェア
著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
コメント投稿