2016年04月15日 20:05
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今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その12
- 739 :名無しさん@おーぷん : 2016/04/15(金)03:52:34 ID:AIR
- いつも一人でお昼食べてるような文学少女が修学旅行で豹変した話
俺の高校は進学校だったせいか、下らないイジメなんかは無かった
その代わり内向的だったり内気な子は構われもせず一人で居ることが多かった
俺のクラスにも一人そんな女子がいて、本ばっかり読んでるからより孤立してた
外見に気を使うような子ではなかったから制服も規定通り着こなしててもっさりしてたし、
髪も腰まで伸ばして縛ってるようなタイプだったけど
顔立ちは整っていてかなりの綺麗好きだったし、嫌われてたりしたわけではないので
二人組作ってーと声をかけられた時は適当に人を見つけるのがうまかったし、
一人余るときは自分から「私余ります」と言えるような、気軽なぼっちだった
イベントでも常に控えめ、目立つことを極力避けてたようなその女子が修学旅行で豹変した
場所は沖縄
班別でインストラクターについてまわり、海辺の生き物を観察しふれあう
ウニやヒトデ、カニやなまこ、いろんな生き物がいた
インストラクターが触ってもいいというが、女子をはじめ男子まで「えぇ・・・」とドン引き
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- そんな中、体操服を極力上まで引き上げた文学少女が躊躇なく海に入り、片っ端から鷲掴み
つつくとかそんな予備動作なしに、いきなりがっつりガシッと!
「これナマコですか!?私初めて触りました!
骨無いんですよね、生きたタコとかイカより軟体ですね!まるであれみたい、海綿体!」
文学少女の手には両手に収まりきらない大きさのワームっぽい茶色のナマコ
「皆さわる?プニプニだよ、柔らかいよ、かわいいよ?」
近づいてくる文学少女に女子は本気の絶叫を上げて逃げ惑う
男子、海綿体発言に少し親近感を持つものの見た目のグ○テスクさに戸惑う
「あれ、なんかプパ(ROの敵キャラ)みたいだったのにビローンって伸びてきた」
ナマコは懸命に無邪気な少女の手から逃れようと3倍ほどの長さにまで伸びて懸命に動いていた
・・・伸びるとさらにキモい
「伸びると弾力なくなってくる。なんか伸び切ってのびしろ無いような感触。
水に戻すとまた丸くなるのかな?」
ナマコを海水に戻し、縮まっていく体を観察
さらに口と思しき部分で砂を動かし何かを食べてるのを観察
それを詳しく実況してくれたがそれ以前のことが衝撃的すぎて頭に入ってこなかった
その後もありとあらゆるものを鷲掴みして俺達の前に運んでくる
俺たちはレポートを仕上げるために彼女の持ってくる海の生き物たちを撮影するのだが、
キモくてあまり近づけない
結果、俺達の班は文学少女が変な生き物を持った写真集が出来上がった - 740 :名無しさん@おーぷん : 2016/04/15(金)03:53:46 ID:AIR
- ウニは海の中に入ると触手を出して引っ付く、海から出ると触手が引っ込む
ヒトデは中央部に胃があるので触るとヌルヌルする
足一本千切れても千切れた足は一応生きてるが、多分小さすぎて再生はできなくてそのうち死ぬ
とか何か色々文学少女が実践交えて見せてくれたけど、
足一本千切れて落ちてるヒトデも平気で触ってる姿は俺達には刺激が強すぎた
やっと生物観察が終わり、海での自由時間がやってきた
やっと開放されたと思っていたら、女子の集団から叫び声がした
びっくりしてそちらの海に近づくと、両手に何か長方形の、複数の出っ張りを持つ黒い塊を持つ文学少女
「海の底の岩にひっついてたの!これ硬いのにナマコなんだって!」
海中メガネをつけて文学少女の足元を覗いてみると、三メートルほどの深さでよく見えない
この深さをす潜りしてナマコをとってきたらしい
両手にナマコを持ってるのに、両足でスイスイと器用に浮いていた
女子から捨てろ捨てろと散々言われ、仕方なさそうに海にお返ししていた
その後文学少女は足の付かない深さの海を一人です潜りしながら堪能
疲れないのか聞いたら体を水面にぷっかりと浮かせ「こうやったら休めるよ?」と親切に教えてくれた
俺は背泳ぎはできないんだが・・・
皆海遊時間に皆すっかり水着焼けしてたが、
文学少女はずっと潜ってたのでそれほど焼けなかったらしく、ビキニのあとがない!と騒がれていた
翌日からは海ではなく、シーサー作り体験とかあったが、その頃には文学少女はいつも通り戻っていた
でも修学旅行から文学少女は皆から一目置かれるようになり、周りがよく話しかけるようになって、
いつの間にやら女子みんなと話てる姿も見られるようになった
伸ばしっぱなしの髪も女子たちが結ってたりして、
その年の文化祭では「オチョウ夫人」とかいう派手な見た目にされていた
修学旅行の時も文化祭のときも文学少女は全力で楽しんでて、青春してたなーと今すんごい羨ましい
今になってナマコの触り心地が気になって仕方ない - 741 :名無しさん@おーぷん : 2016/04/15(金)07:20:49 ID:QQU
- >>740
文学だけでなく、
事典も好きで読んでたのかな
本の知識がリアルになって嬉しいのが
伝わってきた
こういう青春の一頁な話、好きなので
書いてくれてありがとう
コメント
な、ま〜ん(こ)
なんやこの日記帳は…
一人しかナマコに触れないとかナマコメンタルな奴揃いのクラスだったのか
いつも一人でお昼食べるのはただのぼっちだろ
>プパ(ROの敵キャラ)
綽名はねこにゃーでいいだろもう
俺のナマコも触ってほしい
わりと不思議なんだが、ナマコやヒトデってどん引きしたり逃げたりするほど普通は気持ち悪いものなの?
子供の頃水族館で触らせてもらった時は楽しかった。
ゴキやムカデなら気持ち悪いのは分かるんだけど
下に見ていた相手が人気者になって悔しいって話?
文学少女のナマコに対する姿勢は確かにアグレッシブだが、
他の全員が腰が引けてるってのが解せない
ずいぶんと軟弱な子が揃ったものだね
毒や害がないなら、せっかくの機会なんだから触るよねw
沖縄の生物なんてあんまり触る機会ないんだしさ
ナマコを持てるってだけだろ
そこまで衝撃か?って内容だったが、
とりあえず「そんな彼女のギャップから何となく気になる存在になり今では俺の嫁です(なんか臭い現在のエピソード付き)」という展開にならなかったので許したw
安定の黒髪ロング
春日歩さんかな?
文学少女っぽい文章だ
まるで文学少女()の考えた妄想を読んでしまったような恥ずかしさがw
あれ、今は俺の嫁です、の一言がないの?
面白く読んでおけばいいのに、なんでみんなケチつけてんの?
※18
話が面白くなかったからじゃない?
これ文学少女作だろ
セリフのとことか、筆乗りすぎて・・・
海綿体の感触が知りたいならフニャフニャ状態のちんこ触れば良いんじゃない?
女が書いたっていうのがすぐわかる文章だ
どうでもいいくだらない事の描写が細かいとか唯一の自慢であろう部分を盛ってまで美化して書くあたりのあざとさとかね
読んでるこっちが恥ずかしくなった
文学少女=報告者本人なんだろうね。
学生時代に周囲からこう見られていたかったっていう願望。
妄想臭いとは思うけど、そうでないと信じたいね
だってこんなことを想像して書きたくなるなんて、現実には相当寂しい人生送ってるってことでしょ
心が痛むわ
※24
いじめへの華麗な復讐系とかね・・・ああいうのマジできつい。
ナマコって哺乳類の筋肉と違って外側の表面だけを硬化させて緊張させるから
内側はふにゃふにゃなんだよ。ナニがそそりたつのは内側が充血して怒張してるわけだから
どっちかといえば昆虫に近い
こんなんされたら五秒で惚れるわ
というかシャツの裾を目一杯上げた時点で惚れる
ケチつけてる奴らが哀れに見える
近くに遊べる川もないような内陸育ちには海の生き物たちに縁がなさすぎてキモいらしいね
調理する魚さえ触れない奴がいるんだもの
ナマコ触りたかったら普通にスーパーで売ってるだろ。
※25
あるある……
それまでは「遠巻き」ぐらいだったのがこれでさらにドン引きされて本格的にぼっちに
なる展開かと思って心配したわ。平気で触るまではともかく気持ち悪いっていってる人達に
見せにくるのはやりすぎだし嫌がらせか「私すごいでしょアピール」と思われても仕方ない。
こういうので引かれるときってこの女の子がいないとレポート出せなかったから助かったとか
関係ないんだよね。
周りの人たちも受け入れてくれるいい奴だったんだな。…それか妄想か。
文学少女が自分で書いた文章なんじゃないかな。
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