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めぐみん「見た目は大人、頭脳も大人。その名は名探偵めぐみん!」|エレファント速報:SSまとめブログ

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めぐみん「見た目は大人、頭脳も大人。その名は名探偵めぐみん!」

1: ◆xW69XHZIXl2A 2016/04/16(土) 21:48:22.23 ID:6JEwm6x50

※アニメ未登場キャラが多数登場します。
 ネタバレはないつもりです。





???「ど、どうしよう!ダクネスが『お金を払うから殴ってくれ!』って、お願いしてきたから『ゴッドブロー』をくらわせたら死んでしまったわ!」

ギャーギャー

???「誰か来る!?」

???「し、証拠を隠滅しなきゃ……そうだわ!事故に見せるようにすれば!」



2: ◆xW69XHZIXl2A 2016/04/16(土) 21:50:07.47 ID:6JEwm6x50

 
  *  *  *


ガララッ


めぐみん「アクアー。最強の大魔法使いが帰りましたよー」

カズマ「なんだよ……それ」

アクア「二人とも大変よ!」

カズマ「……また厄介事か?正直、聞きたくないんだが」

アクア「ダクネスが……ダクネスが死んじゃったの……」

「なんだってー」



3: ◆xW69XHZIXl2A 2016/04/16(土) 21:51:36.06 ID:6JEwm6x50

 
  *  *  *



めぐみん(警察が調べた結果。近くにバナナの皮が落ちていたので、バナナの皮で滑って死んだという事に……)

めぐみん(……)




めぐみん(いや、おかしい!)

めぐみん(この事件はおかしいです!紅魔族の高い知性が言っています!)

めぐみん「カズマ!」

カズマ「ん?どうかしたのか?」

めぐみん「これは事故じゃありません。殺人事件です!」

カズマ「なに!?」

めぐみん「すぐにみんなを集めてください!あと警察も!」

カズマ「わかった!」



4: ◆xW69XHZIXl2A 2016/04/16(土) 21:52:30.42 ID:6JEwm6x50

 
  *  *  *



カズマ「みんなを連れてきたぞ」

めぐみん「カズマ、ありがとうございます」

アクア「だ、誰が犯人なの!?」

ちょむすけ「にゃーん」

ルナ「私忙しいんですけど……」

ウィズ「お祭りみたいで楽しいですね♪」

エリス「ははははは…………はぁ……。なんで私ここにいるのでしょう……」

アイギス≪エリス様ーーーーっ!エリス様ーーーーっ!くんかくんか!≫

バニル「フハハハハハハハハハハ。見通す悪魔、バニルの名に賭け宣言しよう。犯人はそこの殺人女神である」

アマリリス「バニル様。こんなところで会うなんて、奇遇ですね」

サキュバス「バニル様!誰ですか!この女は!」



5: ◆xW69XHZIXl2A 2016/04/16(土) 21:53:53.88 ID:6JEwm6x50

リーン「ちょ、ちょっと!なにをするんですか!」

ダスト「おい、てめぇ!俺の仲間に何をしやがる!」

テイラー「魔王軍幹部とはいえ許さないぞ!」

キース「おぉ!舐めてんのか!?てめぇ!」

ベルディア「ち、違う、君のパンツの中に俺の頭が入っているかもと思って、パンツの中をまさぐろうとしただけで……ち、違う!確かに舐めたい気持ちはあるが、痴漢なんて不埒な行為をするはずがなかろう!騎士に誓って!」

魔王「ベルディア……お前……」

ウォルバク「はぁ……」

シルビア「まったくあんなのが幹部だなんてね……」

ペイン「魔王様の護衛で来たんだが……ここはヤバいな」

ノス「いいから、俺達で盾になるぞ!」

ロギア「ああ!ノスの言う通りだ!」

ブラッド「ん?なんだなんだ?なにかの祭りか?」

ロザリー「ま、ま、魔王軍の幹部がいるわ!?」

カミラ「ひ、ひぃぃ。なんで魔王軍幹部の方々がなんでここに!?」

ゼスタ「魔王軍幹部……じゅるりっ」

セシリー「入れる穴があればオークだろうが魔王ですらも食べる! 凄い! ゼスタ様! 素敵! マジ引退して!」

セレナ「アクア様ばんざーい」

ミツルギ「アクア様ばんざーい」

ギル「うわあああ!アクシズ教徒だ!」

ゲイン「逃げましょう!ゲイン!」

マモン「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!アクシズ教徒が何でここにいるんだよ!!」

クレメア「キョウヤ!?キョウヤが変になっちゃったよぉぉぉぉ」

フィオ「くぅっ、キョウヤを洗脳するなんて……アクシズ狂団なんてところなの!」」

ハンス「はぁ……色んな意味でアクシズ教団は厄介だな」



6: ◆xW69XHZIXl2A 2016/04/16(土) 21:54:46.47 ID:6JEwm6x50

ゼル帝「ぴよっ!?」

こめっこ「今晩わ、親子丼」

ホースト「おい、ガキんちょ。そんなの食ったら、魔力が多すぎて腹壊すぞ」

アーネス「ホースト……。今のあなた、まるで保護者のようね」

ひょいざぶろー「母さん。今晩は鶏の丸焼きだな♪」

ゆいゆい「いえいえ、焼き鳥もいいと思いますよ♪」

ふにふら「ひぃぃっ。上位級の悪魔!?」

どどんこ「さ、さすがめぐみんの妹ね……。普通に接してるわ」

ぶっころりー「我が名はぶっころりー。アークウィザードにして上級魔法を操る者……。紅魔族随一の靴屋のせがれ、やがては靴屋を継し者……!そこの悪魔!退治してやる!」

そけっと「ぶっころりー。私の占いではあなたはフルボッコにされるわ」

ぷっちん「ふっ、ぶっころりーに良い所を持っていかれたな。私は隅に隠れて……陰からぶっころりーの勇士を見る事にしよう」

ちぇけら「しまった!せっかくの名乗りを上げるチャンスを逃してしまった……。さすがだなぶっころりー!」

あるえ「ん?ゆんゆんがいないみたいだな」

ねりまき「ゆんゆん……」



7: ◆xW69XHZIXl2A 2016/04/16(土) 21:55:19.16 ID:6JEwm6x50

セドル「ララティーナ……まさか死ぬなんてな今度は俺がお祈りをしよう」

ヘインズ「ララティーナ……今度よかったら一緒のPTに……いや、やっぱりないな」

ガリル「ララティーナ……もし、また会うことがあったら、酒を飲もうな」

セナ「ララティーナ卿……なぜこのような事に……」

のりす「ララティーナお嬢様……」

イグニス「ララティーナ……親不孝ものめ……」

エステロイド(ララティーナ(笑))

やすな「異世界だよ!ソーニャちゃん!」

ソーニャ「帰るぞ!バカ!」

バルター「惜しい人を亡くしました……」

エイブラム「私を知らな人はBD1巻を購入しましょう」


イリス「ここがお兄様が暮らしている屋敷……はぅ……」

クレア「アイリ……イリス様!?何をうっとりした顔をしているのですか!?私達の愛の巣は別の所に……いえ、失言でした。さあ、もう満足したでしょう?ほら、あちらこちらに危険人物がいるのです。帰りましょう!」

レイン「逃げましょう!ここはヤバいです。あと、その隣の女もヤバいです!逃げましょう!」



8: ◆xW69XHZIXl2A 2016/04/16(土) 21:55:53.29 ID:6JEwm6x50

 
  *  *  *


めぐみん「とりあえず、みんなには帰ってもらいました」

カズマ「そうだな。それがいい」

目暮「めぐみん君。こんな時間になんの用だね?」

高木「お子様はもう寝る時間だよ?」

めぐみん「ふふふ。おかしな事をいいますね?私はこう見えて14歳、結婚できる大人ですよ?おい、そのお子様とは誰の事か詳しく聞こうじゃないか!」

カズマ「めぐみん。抑えてくれ。ほら、言いたいことがあるんだろ?」

めぐみん「そ、そうでした。ゴホン。高木刑事。鑑識の結果は出ましたか?」

高木「えーと……『女神の怒りと悲しみを乗せたパンチで殴られた形跡が……』って出てるけど……。ま、まさか!?」

目暮「もしかして!?」

めぐみん「ええ!バナナの皮による事故?いいえ、これは立派な殺人事件です!」

目暮「!?」

高木「そうだったのか……。ダクネスさんの血で、拳を真っ赤にしていたアクアさんが発見されていたけど……。まさか殺人だなんて……」



9: ◆xW69XHZIXl2A 2016/04/16(土) 21:56:22.81 ID:6JEwm6x50

目暮「これは大変な事だ。まさか殺人とは……。い、一体犯人は誰なんだね!?」

めぐみん「落ち着いてください。警部。今から高い知性を持つ私が事件を解決します」

カズマ「さすが、めぐみんだ!」

めぐみん「まずはダクネスの右手を見てみてください」

高木「こ、これは……血文字が書かれている!?」

アクア「え!?そんな場所に血文字が!?わ、私としたことが見落としたわ……」


カズマ「『縛られたい』って書いてあるな……うん。見なかったことにしよう」

めぐみん「いいえ、カズマそれはいけません。これはダイニングメッセージなのですから!」

カズマ「なんだってー!?」

目暮「台所のメッセージ?」

めぐみん「ダイニングメッセージも知らないんですか?これだから素人はいけませんね。素人は置いておいて。次にダクネスの顔を見てみてください!」

高木「これはアへ顔!?」

カズマ「気持ちよさそうな顔だ!」

めぐみん「そうです!ダクネスは気持ちよく死んでしまったようです!」バーン

目暮「なるほど……さすがめぐみん君だ。推理の道筋が完璧だ」

アクア「さすがめぐみんね!そうよ。ダクネスは私のゴッドブローをくらって、すごく気持ちよさそうにしていたわ!」



10: ◆xW69XHZIXl2A 2016/04/16(土) 21:57:27.11 ID:6JEwm6x50

めぐみん「ええ。これで犯人がわかります。さすがダクネスです」

カズマ「……なんだと!?」

高木「!?」

アクア「……」ドキドキ


めぐみん「犯人はクリス!あなたです!」

クリス「え!?あたし!?」

カズマ「どういうことだ!?なんで親友のクリスが!?」

めぐみん「私、知っているんですよ!クリスが捕縛スキル……バインドを使えるってことを!!!」

クリス「なっ!?」

高木「なるほど、ダイイングメッセージの『縛られたい』……バインドスキルなら縛ることが出来るって事か……」

クリス「よく考えてよ!あたしはダクネスの親友だよ!なんで親友を殺さなきゃいけないのさ!?」

カズマ「動機か……。なぁ、めぐみん。動機がないと思うぞ」

めぐみん「ふふふふふ。私、知っているんですよ?」

クリス「!?」

アクア「さすがめぐみんね!なんでも知っているわ!」



11: ◆xW69XHZIXl2A 2016/04/16(土) 21:58:36.43 ID:6JEwm6x50

めぐみん「先ほど、あなたは『あたしはダクネスの親友だよ!』と言いましたね!ということは、あなたは知っていますよね?ダクネスの性癖を」

クリス「う、うん。まぁ……」

カズマ「ほほう。それは聞き捨てならないな。ほら大きな声で言ってくれ。そうしないとクリスの立場が大変な事になるぞ」

クリス「っ!?」

目暮「答えられないのか?これは怪しいな……」

クリス「言うよ!言うから!」


クリス「ダクネスはその……縛られたり罵られたり蔑まれたりされながら、エッチな事をされるのが好きな性癖だよ……」

カズマ「顔真っ赤でもじもじ言うクリス最高!ごちそうさまでした!!」

クリス「あとで絶対に仕返ししてやる……ぐすっ」


めぐみん「そう彼女の言う通り、『縛られたり』するのが好きなんです!」

高木「ま、まさか!?」

めぐみん「そう彼女は親友です。ダクネスは彼女に『親友のお前にしかお願いできないんだ……。お金は払う!だから私を縛って痛い目にあわせてくれーーー!』と頼んだのでしょう」

カズマ「なるほど、筋が通っているな」
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    コメント一覧

      • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年04月16日 22:45
      • 何故か不安になる
      • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年04月16日 22:59
      • キャーヒスイチャーン
      • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年04月16日 23:06
      • コナンも真っ青の迷推理でした(小並)
      • 4. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年04月16日 23:11
      • >スレタイ
        大松「どっちも子供だぞ」

    はじめに

    コメント、はてブなどなど
    ありがとうございます(`・ω・´)

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