The Wall Street Journal Chinaは15日(現地時間)、米アップルと韓国サムスンの間で、AMOLEDパネルの供給に関する契約が締結された模様と報じています。
The Wall Street Journal Chinaによると、この契約においてアップルは、累計1億枚もの5.5インチAMOLEDパネルの製造をサムスンに委託したとされており、契約の有効期限は3年間になっているとのことです。
また、同パネルの製造は2017年5月より開始され、同年の秋頃に登場する予定の「iPhone 7s」シリーズより採用が開始される見込みとされています。
パネルの供給パートナーに関しては、サムスンのほかに韓国LGやジャパンディスプレイ(JDI)、台湾AUO、シャープなどの名前も過去には候補として挙げられていますが、現時点ではサムスンが最大の供給者となる公算が大きいようです。
なお、既に多くの情報筋やアナリストによって、将来のiPhoneに有機ELディスプレイが採用される可能性が指摘されていますが、その時期については2017年とする情報もあれば、2019年以降を予測する情報もあるなど錯綜している状況にあります。
今回の情報で言及されたのは、「iPhone 7s Plus(仮称)」に採用されるであろう5.5インチパネルについてのみであり、「iPhone 7」にもAMOLEDディスプレイが搭載されるかどうかは分かっていません。もしかすると、4.7インチパネルの製造についてはサムスン以外の企業に委託されるのかもしれません。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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