73 名前:名無しの心子知らず[] 投稿日:02/03/10(日) 02:07 ID:h3HUX1Ob
娘がはじめて喘息で入院にしたとき。
その病院は完全看護なので、面会は午後の3時~と言われた。
翌日大量の入院荷物を両手にさげ、少し遅めの3時10分ごろ、病室に到着した。
室内からは、娘の悲しそうな泣き声。
どうやら私の来るのを待ち侘びてたみたい。
看護婦さんがすかさず私を見つけて『○○ちゃんママ来たよ~』といい、
続いて『ほらぁ~、お手手の時計さんと同じになったら、ママ来たでしょう?』
と娘に話しました。
ふと見ると、娘の左手首には看護婦さんがボールペンで書いてくれた時計の絵が。
針は丁度3時を指しています。
ママこない~、ママこない~、と泣いてばかりの娘に
看護婦さんが考えた苦肉の策なのでしょう。
その気遣いにありがたいなぁと思うと同時に
自分の左手に書かれた時計の針の形と、
ベットの真後ろに掛かってる本物の時計の針の形を
見比べ続け、朝からずーーっと私が来るのをこの子は待ってたんだなぁ~
と思うと、切なくて、申し訳なくて、泣けてきてしまいました。