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NECも参戦する第2回国際ドローン展が明日から幕張で開催、次世代モビリティや駅と空港の設備機器展も併催 - Engadget Japanese


昨年5月、日本初のドローン専門展示会として開催されたドローン専門展示会「国際ドローン展」が、今年は明日となる4月20日(水)から22日(金)まで開催されることになりました。会場は千葉県の幕張メッセ。名称はストレートに『第2回 国際ドローン展』。

同展は、現在でも希少なドローンの専門展示会。主にビジネスユーザー向けの専門性の高い展示となります。主催は前回に引き続き、専門性の強い展示会の多く手がける一般社団法人 日本能率協会。入場登録料は3000円ですが、事前登録者(原稿執筆時ではまだ可能です)は無料となります。

第2回 国際ドローン展

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同展の特徴の一つが、特設会場を設けたドローンの飛行デモンストレーション。同展は専門色が強いため(当然ながら)単に飛行させるというだけでなく、業務用ドローンを使い実際の業務に即したデモとなるのが特色です。

現在公開されている中だけでも、災害対策への活用事例として注目される「インフラ点検のデモ」や、測量業界などで注目される「自律飛行による三次元マッピングデモ」といった、ドローンの活用事例として注目される事例が予定されています。

さらにブース展示のメーカーも、注目される企業が初参戦。一例としては、NECが「社会インフラ整備事業に向けたドローン利用システムの提案事例」や「橋梁・トンネル等の劣化診断のための打音検査機を搭載したドローン」「映像・電波・音響などのセンサーを用いる不正ドローン検知システム」のような、Engadget読者であれば興味を惹くであろうシステムの展示を表明しています。

また、インプレスが「ドローンと全産業をつなぐ専門メディア『ドローンビジネスジャーナル』イベント限定版の無料配布を実施」と称して出展するあたりも気になるところ。

本誌にとって同社はPC WatchやケータイWatch、デジカメWatchなどを中心に、ライバル兼戦友(とも)的な関係でもありますが、「インターネットマガジン」など、市場が確立しつつあるタイミングでの専門メディアで知られる企業。それだけに同社の専門メディア創刊は、日本のドローン市場に与える影響という点からも面白そうです。

講演では、22日(金)に開催される「ドローンセッション」が注目。国家戦略特区としてドローンを活用する千葉市長の熊谷俊人氏によるセッションをはじめ、航空法改正後の無人航空機の安全ルールに関する講演、ドローンの普及とともに安全利用が求められる電波利用についてのセッションなどが開催されます。



加えて今回は、同時開催されている展示会も特徴の一つとなっています。理由は、ドローンとの親和性が強いジャンルの展示会が複数開催されるため。

その代表となるのが、初開催となる(いわゆる)パーソナルモビリティユニットや超小型車両の展示会『次世代モビリティ展』。同じく初開催となる駅と空港の施設や設備に関する展示会『駅と空港の設備機器展』なども、かなりジャンル的は親和性が高そうなところ。さらにこれらの展示会は、事前登録も共通で相互入場も可能となっています。



ほかにも、IoT関連の技術やサービスの専門展示会「第2回IoT Tech』、メカトロニクスやエレクトロニクスの要素技術、設計分野の展示会『TECHNO-FRONTIER 2016』といった、他ジャンルながらEngadget読者であれば興味が深そうな展示会も併催となります(こちらは事前登録が別系統ですが、相互入場は可能です)。

なお、昨年5月に開催された第一回では、小泉進次郎 内閣府大臣政務官(当時)が来場。ドローンの体験操縦を行った後、日本国内でのドローン産業育成などについて語るという一幕もありました。本誌でもレポートしておりますのでご参照ください。

動画:国際ドローン展を小泉進次郎政務官が視察、ドローン初体験『可能性広げたい』

ドローン初体験の小泉進次郎政務官『ゼロリスクはありえない』(発言全文)

このように、第2回となる国際ドローン展は同時開催される展示会も含めて、ビジネス色とテクノロジー色の双方を強めたような印象。まだ数少ない専門展示会というだけでなく、出展メーカーなどからも注目できる内容となりそうです。
NECも参戦する第2回国際ドローン展が明日から幕張で開催、次世代モビリティや駅と空港の設備機器展も併催
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