【モバマス】小梅 「幸子ちゃんは総選挙」 美玲 「誰に入れるんだ?」
小梅 「いいからいいから」
幸子 「シンデレラ選挙ですよね?それはもちろん、一番カワイイこのボクに入れます!」フフーン
美玲 「うん。嘘は言ってないみたいだ」カチャカチャ ピッ
幸子 「なんですかその機械?」
美玲 「ああ、これは晶葉が作った嘘発見器だ」
幸子 「また晶葉さんは変なものを・・・」
美玲 「嘘を発見すると音が鳴るんだ。そしてこれのすごいところはな・・・例えば小梅」
小梅 「なぁに?」
美玲 「昨日の晩御飯はハンバーグだったよな?」
小梅 「そうだね」
ピーピーピー
幸子 「あ、鳴りましたね」
美玲 「小梅けっこう冷静に答えたろ?それでも嘘だと見抜かれるんだ」
幸子 「なるほど」
幸子 「なんでしょう?」
小梅 「好きです、結婚してください」キリッ
美玲 「!?」
幸子 「はい!?な、なんですか急にっ///。ボ、ボクがカワイくて結婚したいのは分かりますがさすがに気が早いといいますか小梅さんもまだ13歳ですしもっとよく考えてっ・・・///」アタフタ
小梅 「ところで幸子ちゃんがさっき飲んでたのって緑茶だよね?」
幸子 「は、はい///。それが何か・・・って、え?」
美玲 「・・・・なるほど。幸子がこんなに動揺してるのにこの機械反応しないな。実際幸子がさっきまで飲んでたのは緑茶だし」
幸子 「こ、小梅さん!からかわないでくださいよ、もう!///」
小梅 「ご、ごめんね。こう言えば幸子ちゃん動揺するかなって思って。・・・・えっと、うん、ほ、ほんとにそれだけだから、うん///」カァ~
美玲 「(あ、これ遅れて恥ずかしくなったやつだ)」
小梅 「う、うん///」
幸子 「それでえっと・・・なんでそんな機械まで使ってボクのシンデレラ総選挙の投票先?が知りたいんですか?」
小梅 「・・・・火のないところに煙はたたない」
美玲 「・・・・始まりは小さな炎だった」
幸子 「え、なんですかこれ?なんか始まりましたかこれ?」
小梅 「ある芸能人が言った、『シンデレラ総選挙?幸子ちゃんはもちろん自分に全投票じゃない?』と」
美玲 「別の人が言った、『いえいえ、幸子ちゃんはああ見えて仲の良い子に投票するかもしれませんよ?』と」
『誰に入れるんだろうねー』『まゆちゃんとか?仲よさそうだし』
『紗枝ちゃんも仲いいって聞いたよ~』『自分に入れつつ同い年の子に入れるんじゃない?』
小梅 「ほんとに何気ないトークから始まった。幸子ちゃんは自分に入れる、友達に入れる、142sに入れる、後輩に入れる、先輩に入れる・・・」
幸子 「軽っ!それ多分指令じゃないですよ。興味半分ですよ絶対」
小梅 「内容によっては今度のクイズ番組で使われるらしい」
幸子 「それ多分アレですよ。幸子ちゃんは A.自分に全部入れる B.半分友達に入れる C.○○ちゃんに多く入れる、みたいな三択問題に使われるくらいですよ」
美玲 「インタビューの内容によってはオンエアされないらしい」
幸子 「完全に興味本位じゃないですか!じゃあその嘘発見器は・・・」
小梅 「これを晶葉さんに言ったら「面白そうだな」って作ってくれた」
幸子 「そういう人でしたね晶葉さんは」
美玲 「幸子は自分と自分以外の人に入れるのか?」
幸子 「まぁそうですけど」
小梅 「・・・ほんとみたいだね」
美玲 「幸子のことだから全部自分に入れてもおかしくないと思ったけどな」
幸子 「まぁ、仲の良い人やお世話になった人には入れるようにしてますね」
小梅 「わ、私にも入れてるの?」
幸子 「もちろんです!まぁ、できるだけボク以外の人には偏らないように入れてますが」フフーン
小梅 「ふふっ、ありがとね。私も幸子ちゃんには入れてるから」
幸子 「当然です!みなさんも可愛いですがやっぱりボクが一番カワイイので!」
美玲 「まぁ、それでこそ幸子って感じだよな」
幸子 「ふふーん、ありがとうございます。あ、もちろん美玲さんにも入れてますからね。いつも仲良くしてくださっているので」
美玲 「ん?そ、そっか。あ、ありがとな///」
小梅 「(不意打ちで赤くなってる美玲ちゃん可愛い)」
美玲 「じゃ、じゃあ次からは具体的な数字を聞いてくぞ」
小梅 「うん。幸子ちゃんは自分(=幸子ちゃん自身)に200票以上入れるの?」
幸子 「ふふーん、もちろんです!まぁ、ボクのカワイさは200票入れても足りないくらいですけどね!」
ピーピーピー
小梅 「あ、鳴った」
美玲 「嘘が含まれてるんだな。実際200票も入れるのは難しいんじゃないか?」
幸子 「そ、そうかもしれませんね。ボクは忙しい身ですし・・・」
小梅 「幸子ちゃんは自分に100票以上入れますか?」
幸子 「はい!ですが一番カワイイボクに100票はちょっと少ないかもしれませんね!」
ピーピーピー
小梅 「鳴ったね」
美玲 「そんなに幸子って忙しいのか?ログインボーナスの投票券ももらえないのか?」
幸子 「そ、そういう日もあるかもですね」
小梅 「・・・・」ジー
美玲 「・・・・」ジー
幸子 「な、なんでしょうその目は?」
美玲 「こ、小梅、それはちょっと極端すぎないか?」
幸子 「当然入れますよ!ま、まぁボクくらいカワイイと自分で入れなくてもファンの皆さんの投票だけで上位になっちゃうかもしれませんね!」
ピーピーピー
小梅 「・・・・」
美玲 「・・・・」
幸子 「えっと、その・・・」
小梅 「幸子ちゃん幸子ちゃん」
幸子 「な、なんでしょう?」
小梅 「あのね、実はそこに置いてあるカメラでインタビューの様子を撮ってるんだけどね」
幸子 「あ、はい」
小梅 「多分これオンエアできないからね、私たちにだけこっそり幸子ちゃんの投票先聞かせてくれない?」
美玲 「ウ、ウチも気になる!てゆーかほんとに幸子は総選挙に参加するのか?」
幸子 「そ、それは・・・」
小梅 「あ、待ってね。ちょっとカメラ止めるから」ヨイショ
プチッ
幸子 「~~という感じですね」
小梅 「・・・・」
美玲 「な、なるほどな」
幸子 「はい」
美玲 「や、やっぱり幸子は自分に一番多く投票するんだな」
幸子 「もちろんです!皆さんには悪いですがやっぱりボクが一番カワイイので!」フフーン
美玲 「お、おう(音鳴らないし素で言ってんだろうなぁ)」
美玲 「もう嘘発見器は切っとくな」カチッ
美玲 「うん?」
幸子 「気のせいでなければ小梅さん、なんだか怒ってませんか?」
小梅 「お、怒ってない・・・よ?」ムスー
美玲 「(怒ってるというか拗ねてるというか・・・)」
幸子 「な、なにかボクが気に障ることを」アセアセ
小梅 「そーいうのでは・・・ないけど」ムゥ
美玲 「(いやまぁ無理もないと思うけどな。幸子の選挙の投票先・・・)」
美玲 「(ウチと小梅を含む事務所のアイドルほとんどに一票ずつ入れて幸子自身には二票・・・って!!)」
美玲 「(いやこれはオンエアできないだろ。世間の幸子のイメージは自分に全ぶっぱだ。まぁ本人は本気で自分に多く入れてるつもりだけど)」
幸子 「さ、さすがに皆さんの2倍の票はやりすぎましたかね?」
小梅 「・・・・むぅ」
美玲 「(拗ねてる小梅可愛いけどそこじゃないぞ幸子)」
小梅 「・・・・・・・・うん」コクッ
美玲 「(可愛い)」
幸子 「(可愛い)」
美玲 「まぁそうだよな。幸子、プライベートどころか1回も共演したことない人にまで入れてるし、その人たちと同じってのは・・・(実はウチもモヤモヤしてるし)」
幸子 「お、応援もかねてといいますか、お話したこともあるので。本当は小梅さんたちにはもっと入れたかったんですが投票券が・・・」
美玲 「ああ・・・。まぁ幸子そんなにゲームやらないしな」
小梅 「わ、わかってるけど・・・わかってるけど、その、ちょっと悔しい」
幸子 「す、すみません。ボクも頑張って投票券集めてみますので」
小梅 「!そ、そういうのはいいっ!幸子ちゃんも忙しいしそこまで無理強いしないから」
幸子 「そ、そうですか?」
コメント一覧
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- 2016年04月21日 23:44
- はいはい幸子が一番可愛いよ可愛い可愛い(りーなちゃんに入れます)
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- 2016年04月21日 23:55
- 嘘発券機は止めたが、つまり録画は止まっていない
さあ、全て放送するのだ