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【名無しの鬼女】 さんありがとうございます!

[投稿日時] 2016年04月20日 13:53
■体験談

大昔の私の黒い話だけど、最近フラバして苦しいので吐き出したい。閲覧注意。

大昔に私は結婚してたのだが、夫が今で言うDV男だった。
結婚した途端「釣った魚に餌やらない」と生活費はギリギリしか渡してくれず、ちょっとでも赤字になると殴る蹴る。当然私の小遣いはゼロ。結婚前の私の貯金は取られた。だからお洒落も気晴らしも出来ず。
今でなら夫有責で離婚と動けたかもしれないが、当時は離婚女性は理由はなんであろうと色眼鏡で見られる時代。しかも夫は外面は良いから誰も私の話を信じてくれず「ちょっと怒られた位で~」と諌められるのがオチ。私も結婚を機に仕事を辞めてしまったから、離婚後の生活が不安で夫にくっ付いているしかなかった。離婚に対する知識が無かった。







下手に病気にもなれず、相当熱とかが出ないと医者にも行かせて貰えない(お金は余分に無いし保険証も夫が管理してて勝手に行けない)
一度私がインフルエンザに罹った時、相当悪化してから医者に行ったから夫にも感染した。それがきっかけで病気になれば即医者には行っていい事になったが、感染する恐れのある病気の時は治るまでの間私は車の中で寝起きさせられた。その間家の中には全く入れず家事が出来ないので、病気が治れば凄まじくなった家の中の掃除や山の様な洗濯が待っていた。幸い私は体が丈夫だったからそう頻繁にはなかったが。
ある時私はインフルエンザに感染した。お決まりで車の中に布団・簡易トイレ・パン等の食べ物(水は庭にある水道から)・薬、そして夫のメモ書き(完治した時に私がやるべき事が事細かに書いてある。時々夫から窓に追加のメモが貼られる)を車中に持ち込み私は治るまでひたすら寝る。

夜中にふと目が覚めた。高熱でぼーっとした目で家を見ると明かりがついていた。「(夫は)まだ起きてるのか」と思ってまた寝た。次は窓を叩く音で目が覚めた。叩いているのは警察だった。
夫はコろされていた。浮気相手に刺されたそうだ。
私が車中で療養中、浮気相手が家を訪問。夫とケンカとなり、激昂した浮気相手が夫を刺した。刺し所が悪くて夫は即シ。夫の悲鳴を聞いたお隣の人が通報し駆けつけた警官に浮気相手は逮捕された。
それから私は婚姻終了の手続きをして一人になった。両親兄弟は既にいないし夫との間には子供もいないから天涯孤独。でも結婚している時よりはずっと幸せ。自分で考えて好きなようにお金を使えるってなんて楽しいんだろう。猫を貰ってきて家族として暮らす、それだけで幸せ。でも時々当時のチまみれの玄関の情景が頭をよぎって苦しくなる。夫の呪いかな。

実は夫の浮気には前から知っていた。しかも一人じゃなくて私が知ってるだけで3人(実際はもっといたらしい)。そのうちの一人が私に身を引くよう迫ってきた。これを聞いた時私はもうどうでも良くなって「貴女以外にも夫にはお相手(浮気相手)はいますよ。まずその人たちと話し合ったらどうですか?」私がした事はそれだけ。夫を問いただす事もせず黙って後は普段通りにやり繰りに頭悩ますだけの毎日。そしてあの時はやってきた。
私が車に寝泊まりしている時に浮気相手がやって来たのは本当偶然。あの場にいたら私も刺されてたかも。でもあの時刺されても良かったかもなと思う時がある。病んでるのかな。


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