コンボイ「我らのイイトコ」メガトロン「悪いトコ」
正宗『サイバトロン基地前に並び立つコンボイとメガトロン達!彼らの目的は一体、何なのだろうか!』
コンボイ「デストロンの諸君、よく来てくれたな」
スタースクリーム(以下、スタスク)「ヘッ、俺たちを基地まで呼び寄せるたぁどういう風の吹き回しだコンボイ?降伏宣言ならいつでも聞いてやるぜ」
メガトロン「それとも、いつぞやの如く決闘でもする気か?」
サウンドウェーブ(以下、音波)「周リニハ罠ガ仕掛ケラレテイル様子ハナイ。メガトロン様、ヤルナラ今ダ」
コンボイ「まあ落ち着いてくれ皆。私は戦うつもりなど毛頭無い。今日は、デストロンとサイバトロンの関係を変えるかもしれない重要な事を持ち掛けに来たのだ」
メガトロン「重要な事だと?」
メガトロン「何を抜かすコンボイ!貴様の甘っちょろい考えをワシが受け入れるなど永遠にありえんわい!」
スタスク「その通りですぜメガトロン様!この宇宙はおr…あなたが支配すべきですよ!」
コンボイ「そういう態度が問題なのだ。この戦争が始まって以来何百万年という時が過ぎたが、これ以上の戦いは無駄な犠牲を生むだけだ」
コンボイ「そこでサイバトロン、デストロンの両代表がお互いの長所と短所を見つめなおし、真の平和に向けて努力出来る場をここで設けたいと思う。指導者がまともになれば、下の者も自然と己を変えてくれるだろうしな」
コンボイ「では・・・時にスタースクリーム。お前はメガトロンに何か言いたいことは無いのか?」
スタスク「・・・実はたまに物凄く回りくどい作戦をやらされるんだ・・・」
メガトロン「なっ!ワシの計画にケチを付けるのかスタースクリーム!」
コンボイ「とまあこんな形で部下もお前に言いたい事が色々あるだろう。デストロンの体制維持の参考にもなるかもしれんぞ」
メガトロン「フン、そこまで言うなら乗ってやろうではないか!2人とも来い!」スタスタ
コンボイ「協力感謝するぞメガトロン。私が案内しよう」
音波「ソノ必要ハナイ。コンドルガヨク侵入シテイルカラ、基地ノ内部ハ手ニ取ルヨウニ分カル」
コンボイ「そうか・・・」
正宗『そして、基地内部!』
アイアンハイド(以下、IH)「デストロンだ!デストロンが来たぞ!」ジャキッ
マイスター「武器を下ろせアイアンハイド。私たちの仕事は戦闘じゃない、話し合いだ」
IH「ああ、すまないマイスター。奴らの姿を見るとついカッとなってしまってな・・・」
メガトロン「随分と物騒な出迎えだな、え?部下にもっと冷静になるよう躾けておけコンボイ」
コンボイ(お前の部下にもな)ボソリ
スタスク「今何か言ったか?」
コンボイ「いや、何も」(お前の事だよ)
コンボイ「この会議の目的は各々の長所と短所を客観的に書き出し自身の、果てには関係改善に役立てていく事だ。その事を忘れないでほしい」
スタスク「能書きはいいから早く始めろよ!書き出すって、まさかTFサイズの紙と鉛筆でも用意してんのか?」
IH「馬鹿言え。お前の目の前にあるテレトラン1に入力し、テレトラン1が読み上げるという寸法だ」
マイスター「入力は原則として一人ずつ、公平性を保つために覗き見は厳禁だからね。何なら私が操作方法を教えようか?」
スタスク「わ、分かったよ!一人で出来るから邪魔すんな!」
コンドル「ギャースッ!!」
音波「コンドル、俺ノ評価ヲ見テコイ。良ケレバ見逃シテ良シ。余リニ悪ケレバ、ソイツヲスクラップニシロ」
IH「おいそこ!何をやっている!」ジャキッ
スタスク「今だ!テレトラン1に介入してサイバトロン基地を占拠してやる!」
マイスター「させんぞ!」ガシッ
スタスク「うおあっ!?」
ワーワー ギャーギャー
コンボイ「全員静かにしろ!あと良い所もちゃんと書くんだぞ!」
コンボイ「・・・えー、ではこれから結果を発表する」
コンボイ「その前に分かっているとは思うがこれはあくまで性格の、ひいてはサイバトロンとデストロンの関係改善の為であってケンカを売る会ではない。だからあまり敵意は持たないでくれ」
メガトロン「分かっておるわいそんな事!いいからさっさと読み上げんか!」
コンボイ「了解した。ではテレトラン1、まずは言いだしっぺの私の悪い所から始めてくれ」
テレトラン1「コンボイ司令官ノ悪イトコ、『怒リッポイ』、『脳筋』、『スグ崖カラ落チル』」
コンボイ「ふーむ、そんなに私は直情的だったのか?」
IH「デストロンの事となると怒りっぽくなるのはお互い様ですよ、司令官」
マイスター「使命感溢れるのは結構ですが、司令官として冷静になってくれると嬉しいですね」
コンボイ「ハハハ、次からは気を付けるよ」
スタスク「崖から落ち易いのはサイバトロン全員に言えるんじゃねぇか?ま、俺は飛べるから関係無いがな」
メガトロン「貴様は被弾率の高さをどうにかしろ」
コンボイ「うっ!?」グラリ
マイスター「だ、大丈夫ですか司令官!?」
コンボイ「あ、ああ。何故か分からんが、私のスパークを揺さぶるような衝撃が走ってな・・・」
IH「コンボイ司令官に唇なんて付いてないぞ・・・?マスクに覆われていて口さえも見えないのに」
スタスク「コンボイにあんな弱点があったとはな。メガトロン様、一体誰が知ってたんでしょうね?」
メガトロン「さあ?」ニヤニヤ
コンボイ「!? 誰だ!こんな事を書いた奴は!」
IH「お、落ち着いてください司令官!」
マイスター「そうですよ司令官!TFのテーマは『君が選ぶ、君だけのヒーロー』!誰が主役だなんて関係ないじゃないですか!」
コンボイ「いやいやTF世界では基本私が主役だろう!BWでも第一話からそう書いてある!私を差し置いて誰が主役になれるというのだ!」
????「オイラがいるよ司令官!」
コンボイ「お前はアドベンチャー二期まで待ってろ!」
コンボイ「むっ・・・すまんな、メガトロン。私とした事が取り乱してしまった」
スタスク「それに主人公がトレーラーってのも変な話だよな。やっぱ銃やトレーラーより、格好いい戦闘機が主役に似つかわしいんじゃねぇか?」チラチラ
音波「スターセイバートカカ?」
スタスク「そういう事じゃねぇよ馬鹿」
コンボイ「少し癪に障る意見もあるがこんなものか。ところで『死んでも生き返る』は私の力ではないと思うのだが」
IH「いえ、生き返って続編で出番が貰えるだけでも十分恵まれた長所ですよ・・・」←ザ・ムービー死亡組、2010で出番無
スタスク「そうかあ?」←ザ・ムービー死亡組だが2010で主役回2つ、BWとキスぷれにも出演
IH「そうだよ!!お前が異常なだけだ!」
マイスター「ええ、いつでもどうぞ?」
テレトラン1「マイスターノ悪イ所、『影ガ薄イ』、『コレトイッタ活躍ガ無イ』『オ飾リ副官』」
マイスター「うっ!耳が痛い言葉だなぁ。私に耳は付いてないがね」
IH「確かにマイスターが副官らしい所を見せたのは、数回くらいしか無いんじゃないか?」
マイスター「面目ないね。だが、私の本業は工作員だ。工作員が目立ってしまっては困るだろう?だから敢えて目立ないようにしている、私なりの工夫さ」
スタスク「そんな調子だと、いつかコンボイにクビにされちまうかもなぁ?」ニタニタ
コンボイ(さっきから発言全てがブーメランになっている事に気付いているのか?)ヒソヒソ
メガトロン(それが分かる奴ならワシは苦労せんわ)ヒソヒソ
音波「ツイデニ言ウナラ俺ニモ出来ルゾ、ドウナンダ?」
マイスター「そうかもしれないが、私は車に変形出来るからね。機動性で勝負すればいいのさ」
音波「ウム・・・強イ」
マイスター「次で最後かな?はてさて、何が飛び出してくるかな」
テレトラン1「『一人ダケMP出テナイ』」
マイスター「・・・」
IH「そ、そうだマイスター!俺だってつい最近になってやっとMP化されたんだ!いつか出番はやって来る筈だぞ!うん!」
マイスター「ありがとうアイアンハイド・・・だが私の場合はその望みは限りなく薄いだろうさ・・・ 大人の世界は怖いからね・・・」ズーン
スタスク「ま、嘆いたって何にもならねーよ。むしろ出来の悪い立体化が出てない事を有り難く思う事だな」
メガトロン「成程、貴様が言うと説得力があるな」
スタスク「?何のことですメガトロン様?」
音波「・・・MP-03」ボ
コメント一覧
-
- 2016年04月23日 23:49
- イボンコペッタンコ、イェーイ!
-
- 2016年04月24日 00:01
- MPラチェット、変形は複雑だけど中々出来がいい。サウンドウェーブと同じぐらいの大きさだった。フェイスは常に笑顔にしてます。
スポンサードリンク
ウイークリーランキング
最新記事
アンテナサイト
新着コメント
LINE読者登録QRコード
スポンサードリンク