アップルの中の人はけっこうプリキュアを知っているようです
ぶっちゃけありえな~い!
って思いますよね。いや、僕も最初はそう思いました。これといった根拠はないのですが、「あのアップルがプリキュアを知っているだなんてありえない」と。
ことの発端は日常のなかのワンシーン。皆さんもよくあるかと思いますが、何気なく「キュアビューティ」と検索したくなった時のことです。いつもと違ったのは日本語入力を「Google日本語入力」からMac標準の「日本語」キーボードへと変更していたこと。
Mac標準の日本語キーボードには「OS X El Capitan」から、入力した語句を自動的に予測変換する「ライブ変換」機能が搭載されています。たとえば、どんな風に変換されるかというと……。
こんな感じです。
長文を入力する際でも、入力していくと同時に変換が行われていきます。前後の文脈も理解して変換されていくようで、変換精度はかなり高いです。
柔和な言い回しが苦手なところがあったり、わざとココはこう言いたい!という時もあったりするので、僕は常用していませんが、その時はたまたまこのMac標準の日本語入力を有効にしていました。そして……
ライブ変換で予想入力される「キュアビューティ」。えええええ!お前知ってんの!?
意外な出来事に思わずフリーズしてしまいました。ビューティなだけに。しかし、実は過去にビューティさんのことを調べていて、それを学習していたのかもしれません。そこで、一度学習をリセットしてみました。
日本語入力の設定から「学習変換」をリセットします。では……本当にMacのライブ変換はプリキュアに詳しいのか?いざ検証!
何でしょう、この好き嫌いがはっきりしている感じ。
同じシリーズの中でもスラスラと変換されるキャラもいれば、全く違った変換になるキャラもいます。動画には収録されていませんが、スイート勢の「北条響」、「南野奏」、「黒川エレン」までは完璧で「調べアコ」とアコちゃんは失敗していました。
フレッシュ勢もまた、「桃園ラブ」や「蒼乃美希」はスラスラと変換するくせに、「山吹祈」、「東説な」と残り2人はNG。謎です。
なお、44人全員の変換結果をまとめた表が以下になります。
正答率は「20/44」。ここ数年の新しい子たちはあまりよく知らないようです。しかし、変身後のプリキュア名に関しては完璧でしたし、動画にも収録しましたが、プリキュアの必殺技の口上も変換キーなしで自動的にライブ変換してくれたのは正直びっくり。
さて、ではGoogle日本語入力様は?というとこんな感じ。
「37/44」というさすがの正答率。しかし、こちらも最近のプリキュアは苦手なようです。「白雪姫」はもうしょうがない……。
というわけで、アップルの日本語入力はそれなりにアニメなどにも精通しているようです。変換せずにプリキュア名や必殺技をダダダダダ!と打ち込みたい場合は、アップルの日本語入力が便利で、プリキュア変身前の名前を正しく入力したいときは、Google日本語入力をどうぞ。
ATOK……は申し訳ありません、持っていないため調べられませんでした……。
source: OS X El Capitan, Google日本語入力, YouTube1, 2
(キュアコグレ)
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