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久米田先生が本気でラブコメ描いた『かくしごと』第5回
コメント(3)
2016年04月23日
『かくしごと』 第5回
はやいもので久米田先生の新連載『かくしごと』も5回目です。
楽園連載の『スタジオパルプ』、スタジオパルプ連載の『なんくる姉さん』の原作(作画ヤス)、そして月刊少年マガジンで連載されている『かくしごと』と連載3本を抱えています。昨年に比べると久米田ファンにとっては嬉しすぎるってもの。売れっ子ですね!
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第5回は「週刊かくしごと」の第24回「かけごと(RUN)」、第25回「筋描時」、第26回「漫画の実情と筋肉」、第27回「アイドルをさらせ」、第28回「ならいごと」、第29回「そうだんごと」、第30回「まつりごと」、「あとがき」が収録。やっぱり、月刊誌だと週刊連載に比べてボリュームがありますな。
ズバリ、第5回目の内容を述べるとラブコメでした!
姫ちゃんの学校で運動会が開催されるので付け焼刃で身体を鍛えるかくし。自分は出場予定はないけど、急遽出場を要請された時を想定して筋トレします。そこから、漫画家あるあるネタを交えてテンポ良くギャグを展開する中でイベントは起こります!
イベント
家に帰ると見知らぬ女子高生がいました。
しかもアイドル志願だと言います。タイミング良くかくしは「アイドル志願の女子高生キャラ」を漫画に出そうとしておりその手の女子高生のココロを知りたかったかくしはグッドタイミングでした。
アイドル志願の女子高生は自分の夢をまわりから「ムリムリ」「バカじゃないの」などと言われて誰もきちんと話を聞いてくれません。かくしは「良かったら聞かせてくれないか?」と真剣に話を聞いてあげます。漫画のネタの為に話を聞いたわけだけど、当の女子高生は「この人、私の話を真剣に聞いてくれる」と感動するのであった。
すると~すると~こうなりました!
千田奈留
はい一丁上がり!
デレた。
「あの人大人だ…大人の男の人だ」と赤面し完全に恋する乙女の反応をするのでした。まずはアイドル志願の女子高生・千田奈留が陥落!電光石火の早業と言っていいでしょう。登場してわずか5ページ後にはもうデレてました。
さらにだ。今回の『かくしごと』は次々と女性をオトしていきます。
まるでご都合主義の美少女ハーレム作品のようにです!
運動会でお弁当が必要ということで料理教室で学ぶようになり、そこで料理のクッキングアドバイザー汐越洋先生に母親の大きさの存在を痛感しているだの料理上手な女性は素敵だの述べて、「汐越先生がお母さんだったら子供は幸せでしょうね」と言い放つのでした。
汐越洋
はい二丁上がり!
口説かれていると勘違いした汐越先生は早速デレます。初登場して次のページにはもうデレていました。その籠絡速度は光の如しである。名前が「塩コショウ」って、素晴らしいネーミングセンスですね。
さらにさらに!
姫ちゃんとお花屋さんへ行けば…。
お花好きな母親とか良いよなと独り言をつぶやき、メガネっ子の花屋さんは何やら勘違いをしてしまいます。そして姫ちゃんが見当たらくなり、急いで探そうとするかくしは、購入した花を花屋さんに渡すのででした。「これもらってください」と。
購入し渡した花はスプレーマム。
花言葉は「あなたを愛してます」。花を受け取った店員は…?
城路久美
はい三丁上がり!
花屋の店員さんも陥落である。
名前がジョウロを組むでジョウロクミのセンスも素敵。
すさまじい勢いで次々と女性をデレさせるかくし。
なんとまだ続きます。サラリーマンと誤魔化す為に着用していたスーツが売られてしまい、白いモーニングコートを着用するはめになってしまいます。帰路途中で都合良く六條先生と出会います。
かくしは運動会で、他の家庭には母親がいるのに父親だけでは姫ちゃんに寂しい思いをさせてしまうのではないかと考えるのでした。そんなわけで六條先生にその事を相談してみます。
家族には母親が必要だと思うんです
はい四丁上がり!
六條先生はプロポーズされたと勘違いするのでした。
いやはや素晴らしい展開ですね。ホップ、ステップ、クワドラプルアクセルジャンプで次から次へと女性たちのハートを射止めていきます。最高難易度のジャンプをいとも簡単に繰り出すかくし。何というラブコメ展開なのでしょうか。
そんなわけで、運動会前に完璧なハーレムを完成させます。
美少女わんさかラブコメって、短時間でハーレム基盤を作らきゃいけないので、かなり無理を通して強引に話を進めますね。違和感とか不自然とかを勢いで突破します。その勢いが凄まじいです(褒めてます)。
はてさて。次々とヒロインのハートを射止めたかくし。
運動会当時にどうなったのかといえば…こうなりました!
完成図
やったね!
姫ちゃんお母さん沢山だよ!
下手なハーレムラブコメも裸足で逃げ出す見事な展開だったのではないでしょうか。六條先生のヤキモチっぷりは、そのうちヤンデレ化するのではないかと期待不安もありますが。
うむ。実に頬を緩ませながらニヤニヤできる内容であった。その上でギャグもニヤリであり、二重の意味で頬が緩んでしまったぜ。今回登場したヒロインたちは一発ネタなのか今後も登場して六條先生(と墨田羅砂)を巻き込んで修羅バトルを繰り広げるのか。
実は私は久米田先生の描くハーレムラブコメを皮肉りつつハーレムラブコメやるのが大好きだったりします。思い返せば『かってに改蔵』も『さよなら絶望先生』もハーレムラブコメと言えなくも無いですしおすし。
しかし、お母さんわんさかを当の姫ちゃんが「お父さんと2人きりも良かったな」と呟いたのはとても感動的でしたね。
・゚・(ノД`;)・゚・ 姫ちゃん…ええ子や…
ハーレムラブコメやって最後はグッとくる話で絞める。
読んでて最後はウルッときちゃったよ。毎度毎度「あとがき」の親子愛はまた別格で良いすな。『かくしごと』5回目も大満足でした。まる。
ズバリ、第5回目の内容を述べるとラブコメでした!
姫ちゃんの学校で運動会が開催されるので付け焼刃で身体を鍛えるかくし。自分は出場予定はないけど、急遽出場を要請された時を想定して筋トレします。そこから、漫画家あるあるネタを交えてテンポ良くギャグを展開する中でイベントは起こります!
イベント
家に帰ると見知らぬ女子高生がいました。
しかもアイドル志願だと言います。タイミング良くかくしは「アイドル志願の女子高生キャラ」を漫画に出そうとしておりその手の女子高生のココロを知りたかったかくしはグッドタイミングでした。
アイドル志願の女子高生は自分の夢をまわりから「ムリムリ」「バカじゃないの」などと言われて誰もきちんと話を聞いてくれません。かくしは「良かったら聞かせてくれないか?」と真剣に話を聞いてあげます。漫画のネタの為に話を聞いたわけだけど、当の女子高生は「この人、私の話を真剣に聞いてくれる」と感動するのであった。
すると~すると~こうなりました!
千田奈留
はい一丁上がり!
デレた。
「あの人大人だ…大人の男の人だ」と赤面し完全に恋する乙女の反応をするのでした。まずはアイドル志願の女子高生・千田奈留が陥落!電光石火の早業と言っていいでしょう。登場してわずか5ページ後にはもうデレてました。
さらにだ。今回の『かくしごと』は次々と女性をオトしていきます。
まるでご都合主義の美少女ハーレム作品のようにです!
運動会でお弁当が必要ということで料理教室で学ぶようになり、そこで料理のクッキングアドバイザー汐越洋先生に母親の大きさの存在を痛感しているだの料理上手な女性は素敵だの述べて、「汐越先生がお母さんだったら子供は幸せでしょうね」と言い放つのでした。
汐越洋
はい二丁上がり!
口説かれていると勘違いした汐越先生は早速デレます。初登場して次のページにはもうデレていました。その籠絡速度は光の如しである。名前が「塩コショウ」って、素晴らしいネーミングセンスですね。
さらにさらに!
姫ちゃんとお花屋さんへ行けば…。
お花好きな母親とか良いよなと独り言をつぶやき、メガネっ子の花屋さんは何やら勘違いをしてしまいます。そして姫ちゃんが見当たらくなり、急いで探そうとするかくしは、購入した花を花屋さんに渡すのででした。「これもらってください」と。
購入し渡した花はスプレーマム。
花言葉は「あなたを愛してます」。花を受け取った店員は…?
城路久美
はい三丁上がり!
花屋の店員さんも陥落である。
名前がジョウロを組むでジョウロクミのセンスも素敵。
すさまじい勢いで次々と女性をデレさせるかくし。
なんとまだ続きます。サラリーマンと誤魔化す為に着用していたスーツが売られてしまい、白いモーニングコートを着用するはめになってしまいます。帰路途中で都合良く六條先生と出会います。
かくしは運動会で、他の家庭には母親がいるのに父親だけでは姫ちゃんに寂しい思いをさせてしまうのではないかと考えるのでした。そんなわけで六條先生にその事を相談してみます。
家族には母親が必要だと思うんです
はい四丁上がり!
六條先生はプロポーズされたと勘違いするのでした。
いやはや素晴らしい展開ですね。ホップ、ステップ、クワドラプルアクセルジャンプで次から次へと女性たちのハートを射止めていきます。最高難易度のジャンプをいとも簡単に繰り出すかくし。何というラブコメ展開なのでしょうか。
そんなわけで、運動会前に完璧なハーレムを完成させます。
美少女わんさかラブコメって、短時間でハーレム基盤を作らきゃいけないので、かなり無理を通して強引に話を進めますね。違和感とか不自然とかを勢いで突破します。その勢いが凄まじいです(褒めてます)。
はてさて。次々とヒロインのハートを射止めたかくし。
運動会当時にどうなったのかといえば…こうなりました!
完成図
やったね!
姫ちゃんお母さん沢山だよ!
下手なハーレムラブコメも裸足で逃げ出す見事な展開だったのではないでしょうか。六條先生のヤキモチっぷりは、そのうちヤンデレ化するのではないかと
うむ。実に頬を緩ませながらニヤニヤできる内容であった。その上でギャグもニヤリであり、二重の意味で頬が緩んでしまったぜ。今回登場したヒロインたちは一発ネタなのか今後も登場して六條先生(と墨田羅砂)を巻き込んで修羅バトルを繰り広げるのか。
実は私は久米田先生の描くハーレムラブコメを皮肉りつつハーレムラブコメやるのが大好きだったりします。思い返せば『かってに改蔵』も『さよなら絶望先生』もハーレムラブコメと言えなくも無いですしおすし。
しかし、お母さんわんさかを当の姫ちゃんが「お父さんと2人きりも良かったな」と呟いたのはとても感動的でしたね。
・゚・(ノД`;)・゚・ 姫ちゃん…ええ子や…
ハーレムラブコメやって最後はグッとくる話で絞める。
読んでて最後はウルッときちゃったよ。毎度毎度「あとがき」の親子愛はまた別格で良いすな。『かくしごと』5回目も大満足でした。まる。
月刊少年マガジン 2016年5月号 [2016年4月6日発売] [雑誌]
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講談社 (2016-04-06)