暴力団慈善的なボランティア活動をする理由が明かされています。

画像:【山口組の代紋】
山口組の代紋
https://ja.wikipedia.org/wiki/山口組

震災時に炊き出しをすることで知られる暴力団「山口組」。

最近では本家と神戸山口組に別れ、各地で抗争が始まっていますが、先ごろ発生した熊本の

大地震直後にもいち早く現地を訪れ、カップ麺や水、毛布などを配布しているとのこと。

暴力団に詳しい元兵庫県警刑事の飛松五男氏によると

「6代目山口組、神戸山口組を問わず山口組には義侠心を重んじる伝統がある。
戦前の人手が足りなかった頃は積極的に港湾事業に取り組み、戦後の混乱で警察や行政が弱体化していた時代は“自警団”を結成し、神戸の闇市を警備した歴史があるからです。
“混乱期こそ自分たちの腕の見せどころ”という自覚があるので、反射的に被災地に向かうのでしょう。ヤクザを美化するわけではありませんが、長年にわたり培われてきた彼らの支援技術は、きめ細かく丁寧です。
阪神大震災の時は糞尿にまみれた仮設トイレをピカピカに磨き上げ、炊き出し料理の味はプロの料理人も顔負けでした」

昔ながらの”任侠心”で行動する者もいる一方、

支援活動を通じて何らかの見返り、つまりシノギを求めるのもまた、山口組の伝統です。
震災直後の窮地に炊き出しなどでお世話になった人たちにすれば、何らかの形でお礼のひとつでもしたくなる。それが人情というもの。
役所が直接、暴力団に公共工事を依頼することはありませんが、下請け、孫請けなどの工事を受注することは十分あるでしょう」

暴力団は東日本大震災後にも復興事業に絡み、違法な派遣労働や貸付金の詐取などをシノギ

としていたことが明らかとなっています。

(参考:http://news.livedoor.com/article/detail/11447406/)

不思議に思っていましたが、こういった狙いもあるのかもしれませんね。Rolling Eyes