政務活動費の用途に数々の不正が見つかり、「詐欺罪」などに問われている元兵庫
県議・野々村竜太郎(49才)被告に懲役3年が求刑されました。
画像:【号泣する野々村竜太郎・元県会議員】
これまでの裁判では記憶障害の可能性をアピールし、
「収支報告書に虚偽記載し、政活費の返還を免れたことは決してございません」
「記憶にございません。覚えておりません」
などの供述を約90回繰り返してきた野々村被告。
25日、神戸地裁で論告求刑公判が開かれ、検察は反省の色がみられないとして、野々村被告を
「誠に大胆不敵な手口」
「相当悪質な犯罪」
と断罪。
懲役3年を求刑しました。
果たして、実刑なのか執行猶予がつくのか、裁判所の判決に注目が集まっています。
なお、法廷で野々村被告は
「国民の皆さまを裏切ってしまい、心から謝罪申し上げます。
今後は1人でも多くの方の役に立つ人間になり、人に迷惑をかけないことを誓約します」
と涙声で語りました。
あまり反省しているようには見えませんね。