The Korea Timesは25日(現地時間)、中国Xiaomiによって開発された低価格端末向けSoCが、2016年5月中に登場する見通しと報じています。
Xiaomiのサプライチェーン筋がThe Korea Timesに明かしたところによると、この自社開発SoCは「Rifle」という開発コードネームが与えられており、英ARMがライセンス提供するIPコアに基づいて設計されており、5月中に開催されるイベントにおいて正式に発表される見通しとのことです。
また、The Korea Timesは今回、低価格スマートフォン市場自体が、より優れたソフトウェアとハードウェアの両立を追及する方向にシフトしつつあるとの見方について、匿名の市場アナリストの見解を引用する形で言及しています。
残念ながら今回、Rifleの詳細なスペックなどについては明らかにされなかった一方で、先日には、Xiaomiがローエンドおよびミッドレンジ向けSoCの2種類を開発している可能性も指摘されました(過去記事[1]、[2])。
なおRifleは、まず同社製の低価格端末「Redmi」シリーズに搭載され、2016年後半以降に登場する見込みとされていますが(過去記事)、もしかすると5月のイベントにおいて新型端末も同時に発表されるかもしれません。
[The Korea Times via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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