Ars Technicaは28日(現地時間)、米国のスタートアップ企業Obi Worldphone製の新型ローエンドスマートフォン「MV1」が、英国市場において5月中に発売されることを伝えています。
Obi Worldphoneは、かつて米アップルにてCEOを勤め上げたジョン・スカリー氏を含む数名によって共同創立された新興企業です。既に昨夏には、「SF1」および「SJ1.5」という2機種のAndroidスマートフォンを発表しています(過去記事)。
同社製端末のデザインはかつてアップルのデザイン部門においてトップに君臨していたロバート・ブルーナー氏が手掛けているとのことですが、このMV1もその例外ではありません。SF1と同様に輪郭部分だけ浮き出たような奇抜な造形のディスプレイと、マット調のパールホワイトで彩られた筐体とが特徴的に映えます。
以下は、MV1の主なスペック。
OS | Cyanogen 12.1.1(※Android 5.1 Lollipopベース) |
ディスプレイ | 5.0インチ HD(1280×720)IPS液晶ディスプレイ |
SoC | Qualcomm 1.3GHz駆動 32-bit クアッドコア Snapdragon 212 |
RAM | 1 / 2GB |
ストレージ | 16GB |
メインカメラ | 約800万画素 OmniVision OV8865(LEDフラッシュ) |
フロントカメラ | 約200万画素 |
ネットワーク | Bluetooth 4.1 Wi-Fi 802.11 b/g/n |
ワイヤレス | 2G / 3G / 4G LTE / VoLTE |
バッテリー | 2,500mAh |
その他 | microSDカードスロット(最大64GB) デュアルSIM機能 |
外形寸法 | 145.6(W) × 72.6(D) × 8.95(H) mm |
本体重量 | 149g |
スペックを見る限りでは、Android OSベースのカスタムOS「Cyanogen 12.1.1」を搭載している点を除き、至って平凡なローエンドモデルとなる模様です。NFC通信機能も非搭載ではありますが、将来的にObi Worldphoneから登場する端末には、同機能が実装される予定であることも明らかにされました。
なお、MV1は英国市場において5月中の発売が予定されており、販売価格はおよそ120英ポンド(約1万9000円)になるとのことです。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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