Xperia Blogは29日(現地時間)、GFXBenchベンチマークのデータベース上に、4.6インチディスプレイを搭載したソニー製の未発表端末のデータが登録されていたことを伝えています。
「F3216」のスペック情報
今回、GFXBenchのデータベース上に、それぞれ「F3216」と「F3311」というモデルナンバーを持つ小型スマートフォンの情報が確認されました。パネル解像度こそ異なるものの、両端末ともに4.6インチディスプレイを搭載し、SoCには台湾MediaTek製のチップを採用、主にカメラ性能に注力されているように見受けられます。
より高性能な端末となるF3216は、MediaTek製のミッドレンジ向けオクタコアSoC「Helio P10(MT6755)」を搭載。フロントカメラには競合を圧倒する約1600万画素センサー、メインカメラにも約2100万画素を誇る高画素センサーが実装されるなど、他に類を見ないコンパクト端末として開発されている模様です。
「F3311」のスペック情報
一方でF3311については、全体的に “F3216の低スペックモデル” といった印象。F3216がフルHD(1920×1080)解像度のパネルを採用していたのに対し、F3311ではHD(1280×720)解像度にグレードダウンしているほか、SoCに関してもローエンド向けクアッドコアSoCの「MT6735」に変更されています。
メインおよびフロントカメラには、全体的なスペック水準と照らし合わせると高性能さが際立つ約1300万画素と約500万画素のセンサーが採用されているものの、RAMやストレージ容量については、それぞれ1.5GBと16GBという非常にローエンドモデルらしい控えめな数字となりました。
なお、現時点では、両端末の正式名称や登場時期などについては一切判明していませんが、そのスペックなどを見る限り、おそらくは新興成長市場への投入を前提とした端末として発表されることになりそうです。
[GFXBench[1]、[2] via Xperia Blog]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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