韓国サムスンは28日(現地時間)、27日から28日にかけて開催したSamsung Developers Conference 2016(SDC 2016)において、今年9月に「Tizen OS 3.0」を正式にリリースする予定であることを発表しました。
サムスンによると、Tizen 3.0においては、新たにOSの64-bit化が図られるほか、最新のローレベルグラフィックAPI「Vulkan」および4K(3840×2160)解像度のディスプレイをサポートするとのこと。また、マルチユーザーや音声操作、統合型セキュリティソフトなど、多くの新機能が実装されることも予告されました。
今回、詳細な発表日については明らかにされませんでしたが、9月と言えば世界最大級の家電製品見本市として知られるIFA 2016が開催される月でもありますが、同イベントはTizen 3.0をリリースするタイミングとしてはまさにうってつけと言えるかもしれません。
なお、IFA 2016では、Tizen OS搭載スマートウォッチの最新モデル「Gear S3」や、「Samsung Z」シリーズの次世代モデルの発表なども行われる見込みです。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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