ディケイド「ここが這いよれ!ニャル子さんの世界か」
両作品を見返していたら書きたくなったので書きました
ディケイドは最終回後、ニャル子さんは原作完結前の時系列です
一部オリジナルのパワーアップフォームが登場します
士「どうやら新しい世界に来たようだな」
夏海「なんでしょう、この背景ロール。黒っぽくて、なんかお化けみたいなのがいて不気味です」
ユウスケ「そして士のそのスーツ、なんなんだ」
士「どうやら…教師みたいだな」
ユウスケ「教師か、また高校生じゃなくてよかったな」
夏海「あれは傑作でしたね」
士「五月蝿いぞ、ナツミカン」
夏海「夏海です。とりあえず学校にでも行ってみましょうか」
真尋「おはよう」
ニャル子「おはようございます。真尋さん」
クー子「おはよう、少年」
ハス太「おはよう、まひろくん」
シャンタッ君「みー」
頼子「おはよう、ヒロ君」
ニャル子「…というわけで、これはかなりまずい事態ですね」
クー子「うん、地球に悪の手が伸びている」
真尋「……」
クー子「蹂躙されて黙っているわけにはいかない」
真尋「………」
ニャル子「厳しい戦いになるかもしれません」チラッ
クー子「人は愛と勇気というナイフを持った戦士だから戦わずにはいられない」チラッ
真尋「………母さん、今日の朝ご飯なに?」
真尋「なんだよ、またくだらないことなんだろ」
ニャル子「違いますよ、大事件なんです」
真尋「大事件?」
クー子「実はS級の宇宙犯罪者として指名手配された男が、地球に逃げ込んだらしい」
真尋「もうこんな時間じゃないか、早く朝食食べないと」
ニャル子「真尋さん、少しはちゃんと聞いてくださいよ」
余市「おはよう、八坂君」
真尋「おはよ、余市。あれ、まだ先生来てないのか?」
余市「うん、どうしたんだろうね」
ハス太「あ、誰か来たみたいだよ」
余市「誰だろうね、見たことない先生みたいだけど」
士「俺は門矢 士。臨時教師としてきた」
田中「門矢先生、いつもの先生はどうしたんですか」
士「さあな、知らん」
カシャ
真尋(知らんって大丈夫かあの教師。というかなんで写真撮ってるんだ)
真尋「またこれかよ」
ニャル子「どうしたんですか、真尋さん、ああ、また紅王症候群ですか」
ハス太「まひろくん覚えてないの? 門矢先生の授業凄かったよ」
クー子「とくに『俺の美技に酔いな』って決め台詞がかっこ良かった」
真尋「決め台詞があるってどんな授業なんだよ」
ダァーン
見張り1「ぐはぁ」
見張り2「な、なんなんだお前は」
仮面ライダーシザース「……」
鳴滝「ふははは。この檻か、見つけたぞニャル夫」
ニャル夫「お前は…誰だ」
鳴滝「そんなことより、ここから出たくはないか?」
ニャル夫「出たい!ここから出てニャル子に復讐をぉ!」
鳴滝「わかった、出してやろう。そのかわり私のいうこときいてもらおう」
ニャル夫「ああ」
鳴滝「やれ、シザース」
仮面ライダーシザース「………」
バキィドコォ
鳴滝「さて、せっかくだがこの世界にいるディケ―」
ニャル夫「ハ、ここから出れば貴様に用はない。くらえ」
ドーン
仮面ライダーシザース「馬鹿な!私は…絶対生き延び―」
シュウウウ
ニャル夫「待っていろニャル子!今こそ復讐のときだ!」
鳴滝「ハアハァ、クソ。おのれディケイドオオオオォ」
士「で、なにか分かったのか」
夏海「私のほうは特には」
ユウスケ「俺のほうも有力な情報は」
士「いったい俺はこの世界で何をすればいいんだ」
夏海「まあ、そんなに焦らずに―あれ?ここさっきまでこんなにも暗かったですか」
士「たしかにおかしいな」
夏海「つ、士君。あ、あれ」
ナイトゴーント「ウボァー!」
士「ようやくお出ましか」
士「変身」
『カメンライド ディケイド』
ニャル子「真尋さん、真尋さん。ゲームセンターに寄って行きましょうよ」
真尋「駄目だ、母さんが夕食つくって待ってるんだから」
ニャル子「ようやくニャルライジングが地球でもできるようになったというのに…」
?「ウボァー!」
真尋「何だ、今の鳴き声」
ニャル子「ナイトゴーントのようですね。行ってみましょう」
真尋「ナイトゴーントと……なんだあのピンクの奴は。クトゥルー神話じゃなさそうだけど」
クー子「ニャル子…あれはもしかして」
ニャル子「ええ、あいつは」
真尋「知ってるのか」
ニャル子「はい、私も忘れかけていましたけど、今朝話してましたでしょう。S級の宇宙犯罪者として指名手配された男が地球に逃げ込んだらしいと」
真尋「まさか」
ニャル子「そうです。あいつこそS級指名手配犯、悪魔ディケイドです」
真尋「DK堂? あのケーキ屋?」
ニャル子「真尋さん、DK堂ではありません。ディケイドです」
ナイトゴーント「ぐぁあ」
ディケイド「ふん」
『アタックライド スラッシュ』
ナイトゴーント「♯$%&:@!?」
ディケイド「ふう」パンパン
夏海「やりましたね、士君」
ニャル子「待ちなさい、ディケイド」
ニャル子「何をわけのわからないことを。ハス太くんは真尋さんを守ってください、クー子はあのディケイドの仲間を」
ハス太「わ、わかった」
クー子「了解」
ニャル子「変…身」
ディケイド「変身だと」
フルフォースフォーム「私、参上」
フルフォースフォーム「私に質問をしないでください。そして悪魔ディケイド。さあ、あなたの罪を数えなさい」
ディケイド「ここでも悪魔扱いか。それにしてもさっきからどっかで聞いたような台詞ばっかりだな」
フルフォースフォーム「喰らいなさい。私の宇宙CQCを」
ディケイド「しかたない。手早くやるか」
『カメンライド カブト』
真尋「姿が変わった!?」
ニャル子「姿が変わったところでどうということはありません」
ディケイドカブト「変わったのは姿だけじゃないぜ」
『アタックライド クロックアップ』
ニャル子「クロックアップですか、ならばこちちも」
ディケイドカブト「クロックアップについてきている」
バキィ
ディケイドカブト「おい、そこだけはやめr…ぐおお」
ユウスケ「大丈夫か、士。くそ、俺も」
ユウスケ「変し-」
ドン
クー子「あなたの相手は私」
ユウスケ「き、君は?」
クー子「答える義理はない。私の宇宙CQC百式」
ドン ドン
ユウスケ「ぐおぉ」
『カメンライド ヒビキ』
『アタックライド オンゲキボウ レッカ』
ディケイド響鬼「はあ!」
ゴオオオ
ニャル子「この程度の炎、いつもつきまとわれている変態の炎に比べれば生温いもんです」
ディケイド響鬼「効いてない!?」
ニャル子「今度はこっちから行きますよ。私の宇宙CQC七百五十三式」
真尋(いったいいくつまで増えるんだ、あいつの宇宙CQC)
ニャル子「ニャル子・ジャッジメント」
バッシュウウ
ディケイド「おあああ」
士「うう」
ニャル子「か、門矢先生!?」
ユウスケ「士!」
クー子「どういうこと?」
ハス太「?」
真尋「このタイミングで臨時教師なんて変だとは思ってたけど、またこういうパターンかよ」
夏海「士君、しっかりしてください」
ハス太「ねえ、ほんとに門矢先生が悪魔ディケイドなの? とてもそうは見えなかったんだけど」
ニャル子「そんな筈は、たしかに課長の指示が」
ニャル子「あ、課長。丁度聞きたいことが、ディケイドの件なんですけど……いやDK堂じゃなくて……え、そんな指示だしてない……え、ええええ」
真尋「どうした、ニャル子」
ニャル子「大変です、ニャル夫に…もとい野良ニャルラトホテプが脱獄したそうです」
真尋「ニャル夫がか」
ハス太「ニャル夫?」
真尋「ニャル子のあに―」
ニャル子「私とは一切関係のない野良のニャルラトホテプです。」
クー子「前に幻夢境を襲った張本人」
真尋「……あれ?前にも脱獄しなかったか。なんか女装させられたような嫌な記憶が」
ニャル子「何の事ですか?真尋さん、融合係数でも高くなっちゃったんですか」
ニャル子「そうでした、課長はそんな指示は出していないと言ってましたし」
真尋「それってつまり」
クー子「何者かが、課長に成りすまして私たちを利用しようとした」
ハス太「いったい誰が?」
真尋「それを考えるのは一度家に帰ってからにしよう。まずは門矢先生を」
士「俺は大丈夫だ、こういうのには慣れて……ぐあぁ」
ユウスケ「士、無理するな」
夏海「士君、もしかしたらこの人達何か知っているかもしれませんし、お言葉に甘えていきましょう」
コメント一覧
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- 2016年05月07日 22:53
- おのれディケイドァ!
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- 2016年05月07日 23:31
- 案の定ライダー側ばかり下げてるな
やっぱりライダーネタに擦り寄るようなのはダメだな
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- 2016年05月07日 23:33
- ライダー厨と遊戯王厨みたいなネットイナゴよりマシ