DigiTimesは6日(現地時間)、台湾TSMCが米アップルの次々世代SoC「A11」プロセッサの設計を完了させつつある見込みと報じています。
業界筋がDigiTimesに明かしたところによると、「10nm FinFET」プロセスで製造される予定のA11プロセッサは設計の最終段階に突入しており、2017年第1四半期中にサンプル品の出荷が開始される見込みとのことです。
また今回、早ければ2017年第2四半期中に小規模な量産を開始し、翌四半期には本格的な製造が開始されるほか、A11チップ総生産量のおよそ3分の2は、TSMCによって製造されることになるとの予測も明らかにされました。一方で、TSMCはこの件に対して一切の言及を行わないという旨の声明を発表しています。
なお、A11プロセッサが搭載されるであろうiPhoneシリーズは、フォームファクタの刷新を含む大規模な変更が行われ、その正式名称も「iPhone 7s」ではなく「iPhone 8」となる可能性が指摘されていますが、残念ながら今回、その件に関する情報は確認されませんでした。
[DigiTimes via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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