AppleInsiderは11日(現地時間)、米アップルから2017年に登場する次々世代iPhoneシリーズにおいて、フォームファクタの刷新を含むメジャーアップグレードが図られる見込みと伝えています。
AppleInsiderによると、Daring Fireballの記者として知られているジョン・グルーバー氏が、同Webサイト上に公開したアナリストのベン・トンプソン氏との対話記録の中で、2017年に登場する次々世代iPhoneシリーズにもたらされる変化について、アップルの内部情報筋を通じて新たな情報を得たことを明らかにしたとのことです。
次々世代iPhoneシリーズにおいては、正面部は完全にディスプレイに覆われ、Touch ID(ホームボタン)、フロントカメラ、スピーカーはすべてディスプレイに埋め込まれる形で実装される模様です。
また、今年登場予定の次世代iPhoneは、背面部に搭載された帯状のアンテナが廃止されている点を除いては、「iPhone 6s」シリーズと非常に似通ったデザインになる見込みとされています。
正面部が全面ディスプレイに覆われたiPhoneのコンセプト画像
なお、過去にもiPhone 7シリーズがマイナーチェンジモデルとして登場し、iPhone 7s(iPhone 8?)において大刷新が図られる可能性は指摘されていましたが(過去記事[1]、[2])、一方で先日には、アップルCEOのティム・クック氏が、iPhone 7シリーズに「現在は必要だと思われていないものの、生きる上では必要不可欠になるもの」が実装されることを予告しています(過去記事)。
さらに、世界的に著名なアナリストのミンチー・クオ氏は、2017年には5.8インチディスプレイを搭載した「iPhone Pro」なる最上位モデルが登場する可能性についても言及しており、既に今年および来年のiPhoneを巡る情報は錯綜している状態にあり、より決定的な証拠を伴った情報がリークされることに期待したいところです。
[Daring Fireball via AppleInsider]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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