9253326現在の水素ブームは、平成１９年に日本医科大の太田成男教授（細胞生物学）の研究チームが「水素ガスが有害な活性酸素を効率よく除去する」とする論文を「ネイチャー・メディシン」発表したことがきっかけとされる。



このうち、最もよく見かける水素水は、水素ガスが溶け込んだ水のこと。飲料メーカーは「今のところ効果は分からないが、人への研究がいろいろ進んでおり、素材としての価値が高い」と説明、売り上げも好調という。

水素水は医薬品ではないので、健康や美容への効果をうたうことはできない。だが、ネット上には「がんが好転した」「ダイエットにいい」「口臭予防になる」など、さまざまな効果があることをうたったサイトが多数存在する。


最近の水素水ブーム


こうした中、明治大の石川幹人教授は、水素水（活性水素水、電解還元水）に美容や健康への効果があるかを評定。「疑似科学である」と結論付け、運営するサイト「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」に１月、公表した。


水素水で悪玉活性酸素を撃退！



石川教授は、「今話題の水素水の多くは、電解還元水のことで、かつてアルカリイオン水と呼ばれたもの」と指摘。「キャッチーな『水素』という言葉をつけることで、売り上げを回復しようという意図が見えたから」と説明する。

つまり、中身は変わらないのに、一時期を経て、同じ「水」が名前を変えて売られ、あたかも新しい「水」として注目されているのが実情だ・・・

詳細は（source： 産経ニュース - 話題の「水素水」　かつてブームを巻き起こした「あの水」と同じだった…）

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水素水（アルカリイオン水・還元水）の実験