92530632011年から韓国・ソウルで3店舗を展開していた一風堂(力の源カンパニー)が今年2月末日、すべての店舗でのれんを下ろした。予期すらしていなかった撤収に、在韓日本人はもとより、一風堂ファンの韓国人の間で「なぜ?」「どうして?」と戸惑いと衝撃が走った。



韓国の総合複合企業とライセンス契約を結び、2011年5月、ソウルきっての流行スポット江南に1階はラーメンダイニング、2階はバーという瀟洒な作りの第1号店を華々しくオープンさせ、「毎日行列ができていた」ほどの人気店に。


韓国の一風堂


どうして閉店してしまったのか。一風堂の広報は、「閉店はライセンス契約満了に伴うもの」と説明する。「あくまでもAKグループとの契約終了に伴うビジネス判断からです。今回は離れましたが、AKグループとは今でも友好な関係を保っています」とのこと。AKグループ側からも似たような説明が返ってきた。


撤退した韓国1号店の店舗跡


しかし、外食業界に詳しい韓国の記者はこう解説する。「外国の有名ブランド店と契約した際、そのブランド店らしさを保つために店舗デザインからインテリア、スタッフの教育まで相当な経費がかかります。

一風堂も人気はありましたが、ライセンス料がやはり相当負担になったと言われています。その分利益が出ていたかというとそうではなかったようで、ブランド価格を押してまでの経営には至らなかったというのが大筋の見方です」・・

詳細は(source: 東洋経済オンライン - 一風堂ラーメンが韓国から突然撤退した理由

中国 成都の一風堂