【艦これ】深海提督「とことんゲス野郎」
このスレの続編…というか単に世界観が一緒です
上記スレの艦娘とかがちょろっと出てくる予定がある程度
重巡ネ級(以下ネ級)「戦う意味…ですか」
深海提督「そうそう」
重巡ネ級「恨み、怨念、憎しみ…そういった負の念から生まれたのが私達深海棲艦です
理由を挙げればキリがないかと思いますが…コレといったものは思いつかないですね」
深海提督「んー、やっぱその程度だよなぁ」
ネ級「そういう提督はどういうお考えで?」
深海提督「俺か?んー、俺はなぁ」
ネ級「はぁ…」
深海提督「あ、俺が元人間だって話はした事あったっけ?」
ネ級「いえ、初耳です」
深海提督「そっかそっか、んでよ、昔はこれでも海軍の士官学校でも1、2を争う優秀な生徒でな」
ネ級「…我々への指揮の手腕からすると妥当かと」
深海提督「素直に褒められると気持ち悪ィ」
ネ級「その頃から性格はお変わりないのですね」
深海提督「まぁそんなに誉めんなよ、そんでまぁ演習中にちっと砲塔にイタズラしたら人死に出しちまってさ」
ネ級「…それはまた」
深海提督「そんでまぁ責任取らされて処刑食らって、気付いた時にはこうやってこの椅子に座ってたってわけ」
ネ級「…成る程、元々死人だから顔の半分がガイコツなのですね」
深海提督「まぁねー」
深海提督「悪気しかなかったし腹ん中大爆笑よ」
ネ級「そうだと思いました」
深海提督「…俺っちそういう返し好きよ?その調子で行こう」
ネ級「善処します」
深海提督「まぁ要するにこの性格はマジで深海化して気が狂ったとかそういうわけじゃないのを解ってほしいわけ」
ネ級「はぁ」
ネ級「ご友人だったのですか?」
深海提督「いんや、俺と首席を取り合ってたいい子ちゃんでいけすかねぇ熱血野郎」
ネ級「それは提督とは気が合わなそうで」
深海提督「だろ?」
深海提督「ん?今ので全部だけど解んなかった?」
ネ級「はぁ…つまり、『人が嫌がるから嫌がらせでやっている』と?」
深海提督「ビンゴビンゴー♪」
ネ級「…とんだゲス野郎ですね」
深海提督「だからそんなに誉めんなって」
深海提督「ギヒッ」
戦艦レ級(以下レ級)「ウィーッス!戻ったゼー!」<バーン!
深海提督「おーお帰りレ級!どうだ!?今回はどれだけ壊した!?」
レ級「数えてネー、チ級に訊いテー」
雷巡チ級(以下チ級)「レ級殿だけの戦果ではありませんが…中破7隻、大破19隻、轟沈5隻に、その他艦載機や敵設備を数えるのが追いつかない程…といった所であります」
深海提督「おー流石俺のレ級ー!やるねぇ!」(なでなで!
レ級「キシシッ!ダロー!?」
レ級「キシッ!オレも提督好きダゼー!言う通りにしとけバ何デモ気持ちよークブッ壊させてくれるシなぁ!!」
深海提督「ギヒヒヒヒッ!」
レ級「キシシシシッ!」
レ級「オウヨ!もうマブダチよ!」
深海提督「犬と飼い主だろー?」
レ級「ワンワン!ガブー!」
ガキィン!ブチィッッ!!
深海提督「ギヒッ、おいおい人の手急に噛み千切んじゃねーよ」
深海提督「まぁそうなんだけどな?」<ピタァッ!
レ級「キシシッ!イイねぇバケモンっぽくテ!」
深海提督「実際俺ちゃんゾンビだしバケモンだかんなー、ゲッゲッゲッゲッゲ」
レ級「ケッケッケッケッケー!」
チ級「は、レ級殿の活躍により地上の艦娘共にはくれてやっておりません」
ネ級「そう、引き続き哨戒をお願いするわ
よろしいですね提督?」
提督「だってよ、まだ壊せるぜレ級?」
レ級「オウオウ楽しみだネェ♪」
ネ級「レ級も来た頃はここまでじゃなかったのだけどね、いつの間にか笑い方まで真似するようになって…」
深海提督「気が合っちまったんだからしょーがねーじゃんよ」
レ級「キシシッ!この笑い方気持ちイイシナ!」
ネ級「私は彼らを"悪影響コンビ"と呼んでいるわ」
チ級「それは言えてますな」
深海提督「どーせ一回死んでんだから怖ぇモンねえしイイじゃん別に?」
レ級「ソウソウ、小難しク考えル奴がバカなんだゼ」
レ級「キシシッ!」
深海提督「ギヒッ!」
ネ級「戦艦棲姫様達がここへ来られるそうです」
深海提督「げっ、面倒くせぇ
レ級ー、入り口に軽く姫クラス噛み砕けるくらいのトラバサミ仕掛けといてー」
レ級「そんなモンネーヨ」
深海提督「だよねー」
深海提督「鬼クラスならまだしも姫クラスとなると俺の指揮下じゃねーし」
レ級「姫クラスって提督ヨリ偉いんダッケ?」
深海提督「まぁ俺は立場が違うから一概にゃ言えねーんだけどさ…どっちにしても俺の部下にはなんねぇってわけ」
ネ級「この人自分の思い通りにならない物嫌いですからね」
深海提督「俺より偉い奴なんぞ絶滅すればいい」
ネ級「新たに誕生した『姫』級の実戦訓練、といった所です」
レ級「ナンでウチで?こんな教育にヨロシクナイ奴が仕切ってんのニ」
深海提督「てめぇも似たようなモンだろ」
ネ級「どっちもどっちですよ悪影響コンビ」
深海提督「おうおう、レっきゅんのおかげだぜー?」
レ級「誉メテ調子ニ乗らせようとしてンなー、効果抜群だゼー?」
ネ級「…まぁ、要するにここが一番都合が良いんですよ」
深海提督「そっかそっかー、それじゃあもてなしてやんねーとなー、ギヒッ」
深海提督「これはこれは戦艦棲姫様、お変わりないようで
よくぞこんな辺境へいらっしゃいました、ギヒッ」
戦艦棲姫「…貴方も相変わらずね、その下卑た笑い、虫酸が走るわ」
深海提督「ゲッゲッゲ、そりゃあどうも」
戦艦棲姫「本当は貴方に会わせるのは嫌なんだけど…駆逐棲姫、出て来て」
駆逐棲姫「……ドウモ、」<ひょこっ
深海提督「!!」
駆逐棲姫「……?」
深海提督「………」<ニタァ
駆逐棲姫「……!」<ササッ!
戦艦棲姫「あらら」
深海提督「ギヒヒッ、そう怖がんなってお嬢ちゃん?」
戦艦棲姫「ともかく、私達はこの駆逐棲姫に2、3回実戦を経験させたらすぐに出て行くわ、こんな場所には1秒だって長居はしたくないもの」
深海提督「じゃあ最初から来んじゃねーよ」<ボソッ
戦艦棲姫「聴こえているわよ?」(にこっ
深海提督「聴こえるように言いましたから」(ニタァ
深海提督「どうぞどうぞ我が基地の精鋭達を存分にお使い下さい
なぁに心配は要りませんよ、私のように優秀な者ばかりですから」
戦艦棲姫「そうね、悔しいけど貴方は優秀だわ
だからここへ来たの、貴方の性格を除けばここは本当に理想的な基地だもの」
深海提督「おおベタ褒めじゃないですか!これは光栄ですお姫様」
戦艦棲姫「チッ、行くわよ駆逐棲姫」(くるっ
駆逐棲姫「……それでは、」(ぺこり
戦艦棲姫「そこのチ級、私達の部屋へ案内しなさい」
チ級「は!只今!」<ササッ
ネ級「怨念に満ちた良い目をしてい
コメント一覧
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- 2016年05月21日 23:30
- とっとこハム太郎だと思ったら違った
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