米グーグルは開発者向けイベント「Google I/O 2016」において、同社は組み立て式スマートフォン「Project Ara」の最新情報を公開すると共に、正式名称を「Ara」として2017年にも一般販売することを明らかにしました。
発表によると、開発者向けには2016年第4四半期にも提供される見込みであり、ソフトウェアのAPI仕様だけでなくハードウェアに関しても技術公開することで、独自のスマートフォンを組み立てることが出来る点が特徴です。
組み立て式スマートフォンのProject Ara自体は2013年の時点で発表されていたものの、しばらく大きな動きがなかったことから自然な形でフェードアウトしていくとの見方もありました。しかしながら、今回、Google I/O 2016という開発者に対して強くアピールをする意味合いがある会場において開発者に訴求することで、Araコミュニティの活性化を促し、Ara自体の可能性を各デベロッパーが広げていくことを促進することに繋がると思われます。
[Ara]
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サイト管理と記事の執筆を担当しています。ガジェットなら何でも食べる雑食。メーカーや技術方式にこだわらず、いろいろな製品をタッチ&トライ!
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